「スカーリング?」
水球では、
巻き足とスカーリングで水に浮かんでいます。
自分にとってはこのことは、
歩くときに、足の動きを意識しないのと同じで、
あまりに当然のことだと思っていました。
で、
スカーリングは、長い間、
水球で浮かぶときに使う
水球独特のテクニックだと思い込んでいたのです。
ところが、
マスターズに参加したら、
なぜかスカーリングの練習があるのです。
何でだ?思ったら、
クロールのキャッチのときに、
手の平を返してスカーリングの状態を作り出すのですね。
この年になって初めて、
クロールのフォームを意識して練習するようになって、
初めて知ったこのテクニック。
知らなかった自分がちょっと恥ずかしい!
水球をやっていた学生時代には、
体力任せで、風車のように手を回転させるような泳ぎでも、
100mを58秒前後で泳げたので、
フォームやテクニックを追求するといったことは、
ほとんどありませんでした。
しかし、クロールは奥が深い(当たり前か?)!
このテクニックを知ってから、
劇的にクロールが楽になりました。
歳をとって体力がなくなると
頭を使うようになるものだと納得。
泳ぎを考える、イメージするようになったのは、
マスターズを始めた今年初めからです。
今日、スカーリングの練習がありましたが、
キャッチをイメージしながら、
集中して練習することができました。