「フィルムネガとRawデータ」
ネガフィルム(もしくは)ポジフィルム、オリジナルプリントは、
それを撮ったフォトグラファーの創作の証であり、
著作権を証明するものです。
これまで撮った作品をずいぶん整理しましたが、
私の周りにはネガ、ポジを入れたボックスや、
オリジナルプリントが積んであります。
なんとなく、今までの自分の人生の証でもあるし、
時間の蓄積を感じる確たるものでもあるのです。
しかし、デジタルデータの場合は?
敢えて言えばRawデータがそうでしょうか?
DVDROMかハードドライブに記憶された無機質なデータは
単なる0と1の集合体であり、
あっという間に100個はコピーできてしまう
軽い存在にしか思えません。
私は写真の世界に入る前(約25年ほど前)は
コンピュータのプロフェッショナルだったので、
コンピュータに適した世界と、そうでない世界は
本能的に分かるつもりです。
デジタルカメラも初期から接してきましたが、
ルーティンでこなす仕事であれば、
これほど便利なものはありませんが、
自分を表現するものとしては
あまりに、軽いのです。
最近、フィルムが復権してきたとか
特に、写真学校の生徒さんとか
デジタル時代に育ってきた若い方に
夢中な人が多いと聞きます。
とてもその気持ちが分かります。
原始人が岩壁に絵を描いたのと同様、
描いたという実感のあるネガフィルムという物体が
手元にないと落ち着きません。
再び2眼レフを持ち出そうと思っています。
不便を承知で、撮って、
自分で現像しよう。
そう思うと、再び、元気がでてきました。
IDMark3レポート、フィルムの良さ等々
キヤノンIDMark3の新機能で、他にない優れものは、
Small Rawデータモードで保存できるという点です。
通常Rawデータは、フルサイズであることが多く、
仕事(印刷物)で扱いが小さく大きなデータが必要でない場合でも
仕方なく、フルサイズで撮っていたものです。
しかし、IDMark3のスモールRawは、フルサイズの1/4。
6.8MBです。
350dpiでのサイズは、長辺が約15cm。
雑誌等の仕事で、細々としたプロセス写真を撮るには最適です。
低圧縮のjpgで撮るという選択肢もありますが、
画像処理を施すことを考えるとjpgは絶対にNGです。
ウェブ用にとった72dpiのデータが
そのまま印刷物にも使えると思っているクライアントが多いので、
私は、ウェブ用限定だと分かっている仕事でも
必ずRawデータで撮っています。
その場合、すべてフルデータで保存していると
結構恐ろしいものがあるので、
この1/4サイズのSmallRawデータ保存のオプションは
実にありがたいのです。
ところで、最近再びフィルム撮影に注目しています。
やはり、作品や作品的な仕事には、
フィルムでないと表現しきれない部分があります。
時々、過去に撮ったブローニー~8×10のポジやネガを
眺めることがありますが、
やはり違うのです。
銀塩の等高線のような連続線は滑らかで饒舌そのもので
平面のみのデジタルでは再現不可能な深さがあります。
通常の仕事はデジタルで十分ですが、
自分の魂を込めることができるのはフィルムでしょう!
お世話になっているプロ用の機材屋さんが
「またフィルムで撮る人が増えてきたんですよ。」
と語っていました。
また、
ファッションの分野では
未だに、カラーネガ+プリント納品が多いとか。
フィルムファンが増えて、一日でも長く、
フィルムメーカーさんには、
フィルムの製造を続けてほしいと切に思っています。
Small Rawデータモードで保存できるという点です。
通常Rawデータは、フルサイズであることが多く、
仕事(印刷物)で扱いが小さく大きなデータが必要でない場合でも
仕方なく、フルサイズで撮っていたものです。
しかし、IDMark3のスモールRawは、フルサイズの1/4。
6.8MBです。
350dpiでのサイズは、長辺が約15cm。
雑誌等の仕事で、細々としたプロセス写真を撮るには最適です。
低圧縮のjpgで撮るという選択肢もありますが、
画像処理を施すことを考えるとjpgは絶対にNGです。
ウェブ用にとった72dpiのデータが
そのまま印刷物にも使えると思っているクライアントが多いので、
私は、ウェブ用限定だと分かっている仕事でも
必ずRawデータで撮っています。
その場合、すべてフルデータで保存していると
結構恐ろしいものがあるので、
この1/4サイズのSmallRawデータ保存のオプションは
実にありがたいのです。
ところで、最近再びフィルム撮影に注目しています。
やはり、作品や作品的な仕事には、
フィルムでないと表現しきれない部分があります。
時々、過去に撮ったブローニー~8×10のポジやネガを
眺めることがありますが、
やはり違うのです。
銀塩の等高線のような連続線は滑らかで饒舌そのもので
平面のみのデジタルでは再現不可能な深さがあります。
通常の仕事はデジタルで十分ですが、
自分の魂を込めることができるのはフィルムでしょう!
お世話になっているプロ用の機材屋さんが
「またフィルムで撮る人が増えてきたんですよ。」
と語っていました。
また、
ファッションの分野では
未だに、カラーネガ+プリント納品が多いとか。
フィルムファンが増えて、一日でも長く、
フィルムメーカーさんには、
フィルムの製造を続けてほしいと切に思っています。
トヨタが怪しい
アメリカ合衆国の独立系評価機関による、自動車信頼度で、
トヨタの3車種が平均以下の評価を受けたとか。
ちょうど同じ日、トヨタは14万台のリコールを発表しました。
クオリティがブランドのトヨタにとって、
これは結構まずい傾向ではないのか?と考えています。
また、参戦数年にして、まだ一度も結果を出していないF1。
ホンダ、フェラーリ、メルセデスが、輝かしい黄金時代を誇るのに対し、
表彰台にすら上がれないトヨタは、
ブランド的にも技術的にも、イメージダウンは免れないと思います。
それから、
トヨタ北米の社長がヘッドハンティングされたりで、
良くないことが続いています。
これだけ続くということは、やはり何か問題があると考えるのは当然で、
「やがてトヨタもGMと同じ運命を辿ることになるだろう」
という欧米を中心にした、トヨタに対する見方も
現実味を帯びてきます。
トヨタや多くの企業は季節労働者や派遣社員を使って
人件費の圧縮を進めてきましたが、
その結果、国民の購買力や購買意欲は著しく低下し、
ガソリン高騰も手伝って
国内の新車販売台数は下降が止まりません。
21世紀には巨大な組織は滅びていく運命にあるような気がします。
IMB、GMの聚落がそれを予言していると思います。
トヨタの3車種が平均以下の評価を受けたとか。
ちょうど同じ日、トヨタは14万台のリコールを発表しました。
クオリティがブランドのトヨタにとって、
これは結構まずい傾向ではないのか?と考えています。
また、参戦数年にして、まだ一度も結果を出していないF1。
ホンダ、フェラーリ、メルセデスが、輝かしい黄金時代を誇るのに対し、
表彰台にすら上がれないトヨタは、
ブランド的にも技術的にも、イメージダウンは免れないと思います。
それから、
トヨタ北米の社長がヘッドハンティングされたりで、
良くないことが続いています。
これだけ続くということは、やはり何か問題があると考えるのは当然で、
「やがてトヨタもGMと同じ運命を辿ることになるだろう」
という欧米を中心にした、トヨタに対する見方も
現実味を帯びてきます。
トヨタや多くの企業は季節労働者や派遣社員を使って
人件費の圧縮を進めてきましたが、
その結果、国民の購買力や購買意欲は著しく低下し、
ガソリン高騰も手伝って
国内の新車販売台数は下降が止まりません。
21世紀には巨大な組織は滅びていく運命にあるような気がします。
IMB、GMの聚落がそれを予言していると思います。