「メゾソプラノとルネッサンス歌曲」

クラシックの声楽の世界ではソプラノがスターです。
しかし、私はソプラノよりちょっと低いメゾソプラノが好きです。
中でも贔屓の歌手は、イタリアのチェチリア・バルトリ。
最近太ってきていますが、なかなかの美形です。
イタリアは不世出のメゾ、ジュリエッタ・シミオナートをはじめ、メゾの宝庫です。
さて、なぜメゾが良いのかというと、
実力派のメゾは音域が抜群に広いのです。
バルトリのルネッサンス歌曲のDVDを持っていますが、
モンテベルディの、
上はソプラノから下はテナーの音域を自由自在に歌っています。
ソプラノだとこうはいきません。
ルネッサンスやバロックの歌曲はもともと女性が歌っていなかったのです。
歌っていたのは、カストラート。去勢された男性歌手が歌っていたのです。
カストラートはバリトン~メゾソプラノの音域を自由自在に操って歌っていたと言います。
ですから、男性の音域までカバーできないとルネッサンスの歌曲は歌えません。
ですから、メゾの登場となるわけです。
ルネッサンスは歌曲の宝庫です。
ほとんどが、宗教曲か世俗歌(マドリガル)ですが、
古典派、ロマン派より、はるかに親しみ深く、
クラシックの幼児教育を受けて、クラシックが大嫌いになった私が、
再び、クラシックを聴くようになったのも、このルネッサンス歌曲のおかげです。
普段はジェームス・ブラウンやバディ・ガイを聴いている私ですが、
リズム&ブルースを聴いたあとに、
自然に聴けるのがルネッサンスの歌曲です。
「龍之介」
というのは、実は、私が飼っていた文鳥の名前です。
そう、バナーとプロフィールの写真が龍之介です。
今年、七夕の翌日に、13歳で☆になってしまいました。
文鳥としては、とても長生きでした。
私が離婚したころに、貰われてきました。
苦労?を供にしたせいか、思い入れも特別です。
こうしてブログのトップに飾っておくと、
毎日会えるようで、不思議な気持ちになります。
高村光太郎が文鳥の木彫りを残しています。
今にも動き出しそうなその木彫りを
妻の智恵子は愛し、いつも身に着けていたといいます。
畳が良く似合う、日本的な鳥だと思います。
そう、バナーとプロフィールの写真が龍之介です。
今年、七夕の翌日に、13歳で☆になってしまいました。
文鳥としては、とても長生きでした。
私が離婚したころに、貰われてきました。
苦労?を供にしたせいか、思い入れも特別です。
こうしてブログのトップに飾っておくと、
毎日会えるようで、不思議な気持ちになります。
高村光太郎が文鳥の木彫りを残しています。
今にも動き出しそうなその木彫りを
妻の智恵子は愛し、いつも身に着けていたといいます。
畳が良く似合う、日本的な鳥だと思います。
「南仏の思い出」
少し前の話ですが、南仏のプロバンスにある、
仏料理界の巨匠、アラン・デュカスのレストランへ取材のため出かけました。
その当時、病床にあった私の父の急死を成田の出発ロビーで知ったのですが、
弟にすべてを任せ
スタッフにはないしょでロケに出かけました。
精神的にとてもまいってしまいましたが、
とても思い出深い旅になりました。