『第47回 ふれあい書道展』の結果です! | りゅうちゃん2(ryuchan2)『独学書道』のブログ ~Japanese Calligraphy~

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2013年から数十年ぶりに書道を再開し、主に書道展出品を通して、モチベーションを上げながら、独学で書道の勉強をしています。本ブログは、自身の成長の記録や振り返り、また多くの皆さまの参考になればと思い、発信しています。
どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m

先日〔7月21日(金)〕、全国書画展覧会主催『第47回 ふれあい書道展』の結果通知が届きました。


本展は、夏と冬の年2回開催され、私は、「第27回展」から出品していて、今回展で 連続21回目 の出品になります。

 

連続して出品できない書道展もある中ですが、何とか続けて出品できています。

 

初めて出品した「第27回展」の結果をいただいた時は、まだブログを始めていませんでしたので、以下第28回展のブログ記事です。2014年3月の記事で、久しぶりに見て懐かしく思いました。独学で書道を再開してから、まだ1年ほどしか経っていない時期です。

 

 

 

私の場合、本展への1回分の出品が終わると、そこから時間を見つけながら半年かけて、いろいろな題材の練習をしています。ただし、それぞれの題材を書く枚数は、いつも少ないですが…。

 

そして、良さそうなものを書き溜めおき、その中から作品を選んで、次の回に、その作品を出品していますので、あまり労力を要していません。

 

ただ、このやり方が良いのか悪いのかは分かりませんが、私の場合は、このような感じで出品しないと、絶対に長続きしません。ですので、これからも無理せず、このような形で出品していけたらと思います。

 

 

本展はどなたでも気軽に出品できる書道展で、すべての作品に賞がいただけます。ですので、私のような独学で書道をしている者にとっては、作品の評価が、今後の作品づくりなどに大変役立っています。ここ最近、私は1回展につき、10点前後の作品を出品して勉強しています。

 

1作品300円の出品料で、1人何点でも出品でき、すべての作品において、画像入りの素敵な賞状がいただけます。流派などにはとらわれない厳正な審査をしていただけますので、個人出品の方にはよいと思います。

 

全国書画展覧会事務局の方々にも、大変親身に対応していただけ、ホッとできるとても温かい書道展ですので、ぜひ皆さまも出品してみてください。

 

 

なお、審査員の先生方は、日本書字文化協会 主催の書道展や 日本武道館 主催の書道展などの審査員も務めておられるので、私は、こちらでも大変お世話になっています。

 

 

 

 

そして、今回展の出品総数は 18,364点 で、夏としては、過去最高の出品総数だったようです。

 

 

本展の詳細は、コチラ をご覧ください。

 

 

褒賞は以下になります。

 

<特別賞>(各4名・計40点約0.2%

◎広島県知事賞

◎広島県議会議長賞

◎広島県教育委員会賞

◎中国新聞社賞

◎熊野町長賞

◎熊野町議会議長賞

◎熊野町教育委員会賞

◎熊野商工会長賞

◎熊野筆事業協同組合理事長賞

◎ふれあい書道展審査長賞

 

<筆都大賞>約200点約1.2%

 

<ふれあい賞>約10~15点

◎シルバー賞(高齢者:主に90~100歳以上)

◎キッズ賞(幼児)

 

<入賞>

○特 選

○奨励賞

○敢闘賞

 

褒賞の詳細は、コチラ をご覧ください。

 

 

本展での自己最高賞は、第29回展での「広島県議会議長賞」で、前回展までに特別賞は、10回 受賞しました。

 

 

 

次に、今回展に出品した作品10点(条幅3点、半紙7点)です。今回展は、臨書作品を多く(8点)出品しました。

 

【条幅】

左端から、臨・褚遂良「雁塔聖教序」、臨・張継「楓橋夜泊」、臨・米芾「張季明帖」

 

 

【半紙】

左上端から、臨・空海「風信帖」、臨・王羲之「蘭亭序」、臨・緒遂良「枯樹賦」、臨・「木簡(居延漢簡)」

 

左下端から、臨・「五鳳二年刻石」、創作・古楽府より「萬物生光輝」、写経・「妙法蓮華経」

 

 

 

 

 

それでは、今回展の結果です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ※出品番号9・10は、本名で出品番号したので、空欄にしました。

 

今回展での自己最高賞は、特別賞「熊野町議会議長賞」(上位約0.1%です。同賞の受賞は、今回展で3回目になります。

 

 

また「第42回展」から今回展まで、連続6回の特別賞受賞になり、特別賞は、今回展で 計11回目 の受賞になります。次点の「筆都大賞」は、8回 受賞しています。

 

特別賞作品は、臨・褚遂良「雁塔聖教序」です。この題材は、特に線質がとても難しく、なかなかその線が出せません。

 

今回の作品も、線質が何か重々しくなり、作者褚遂良の線質とは、少し違う感じです。

 

落ち着いた柔らかな線の中にも、軽快で弾みや緊張感のある線質が特徴ですが、今のところ、私がそのように書こうとすると、全体的に弱々しい作品になってしまいます。

 

法帖や素晴らしい書家の先生方の作品を鑑賞して、さらに勉強したいと思います。

 

本展の特別賞は、大変狭き門での受賞ですので、とても大きな自信と励みになります。

 

他作品は、「特選」7点「奨励賞」2点になります。「奨励賞」は、「傷根流血」と「五鳳二年」で、他は、特別賞を除き、すべて「特選」でした。

 

こちらも、平均的に高い評価をいただきましたので、これからの勉強に生かしたいと思います。

 

 

独学で書道を再開してから、今年で早10年が経ち、最近、少しずつは実力がついてきているのかなぁと思います。

 

しかし、自信を持って、自分独自のオリジナル作品を書くところまでは、まだまだ至っていませんので、これからも、日々勉強していきたいと思います。

 

 

本展は表彰式はありませんが、展覧会は以下の会場と日程で開催されますので、お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

 

○場所:熊野町民会館ロビー

 〒731-4214 広島県安芸郡熊野町中溝1-11-2

 

○日時:令和5年8月12日(土)~17(木)の6日間、午前9時~午後4時45分

 

幼児の皆さんから、ご高齢の皆さままで、幅広い年齢層の素敵な作品が、軸表装して展示されています。

 

今回展は、特別賞40点、筆都大賞212点、ふれあい賞(シルバー大賞9点、キッズ大賞3点)の 計264点 が展示されます。

 

 

それでは、この度も大変お世話になりました審査員の先生方をはじめ、全国書画展覧会事務局の皆さまに、心から感謝申し上げます。本展への出品のおかげで、とても楽しく書道の勉強が続けられています。また、次回展でもお世話になると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

<追伸>

また、いつもの出品作品郵送封筒です。相変わらず、封筒へ直にサッと書いていますが、最近、あまり曲がらず、まあまあな感じで書けてるようになりました。

 

 

自己流ですが、これも細字の勉強に役立っています。

 

最近、郵便局の職員の方に、この封筒の文字を何度か褒められました。大人気ないですが、とても嬉しかったです(^^)