「〜べきである」
「〜でなければならない」
という考え方が私たちを支配しがちです。
もちろん、楽器がなる仕組である物理としての条件には「〜べきである」は存在します。例えば
「クラリネットの音が鳴るにはリードが振動しているべき」とか。
しかし、練習方法や計画についてはどうでしょうか?
ストイックなだけが正しい練習の手段ではない
私たちはついストイックな人の姿に心打たれ憧れがちです。
「こう練習すればうまくなるのか!」
「こうやんないとトップにはなれないのか!」
でも、ちょっと立ち止まって考えたい。
それ、隣の芝ってこともあります。
その人にはマッチしても私にはマッチしないかもしれません。
リアルな人生と練習の両立するには
仕事をし、家事をし、子育てをし、介護もしています。地域活動の当番もあるし、他にも好きなこともあります。
誰1人として同じような人生を歩んではいないし、性格も好みも得意なことも違います。違って当然だし、だからこそのこの世の中が成り立っています。
体調も個人で差があります。女性の場合は特有のホルモンバランンス変化によって日々の集中力にも差がでます。月経の周期により、お腹が痛くて楽器が吹けない日も定期的に確実にやってきます。
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「とにかく、どうやったら簡単になるかしか考えてない!」(`・ω・´)キリッ
【ブログ紹介】【練習は苦しくて辛くて苦労した方が上達する?】
誰にでも上達する素質はある
ちなみに、私は、真面目だけれど面倒臭がりなタイプです。
それでも、私にあったやり方、私が練習している自分が好き!私かっこいい!というやり方にハマれば、私のペースで上達していけますし、実際、それが起こっています。
留学から帰ってきて数年経ちますが、確実に学生時代より上達しています。
なにより大切な事実は
どんな方にも上達する素質はある
ということ。
それには、自分にあったやり方を見つけ出し、選択するのがコツ。
上達にも多様性がある
実験もたくさんしましょう。失敗したらそれでOK。
それが自分には合わないということがわかるので、意味があるのです。
上達にも多様性があるのです。
世の中には
「○○っていう練習方法がいい」
「△△がうまくなりたいならこの教則本がいい」
なんて情報が溢れています。
Youtubeみればワンポイント解説動画もごまんとあるし、クラリネットの先生も星の数ほどいます。
だからこそ、自分に合う方法、考え方、メンタリティが大切。
- 自分に正直に
- よく観察する
- よく実験する
- 相談できる人がいる
こんなことを意識しながらコツコツ参りましょう!
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