ブログ小説新章・Midnight-Jab:ゼロ-07話「ゼノの名」 | ゆっくり☆一緒に☆NGS☆【仮】

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ブログ小説の最新章を書きました☆

 

前回は・・・kill-0047(恋華)型のアンドロイドが、除闇のいる秘密組織に襲来した話だねw

 

はーい・・・皆さんのコメントの疑問・・・

まずは、機動戦艦ビック☆バターで除闇と戦線をくぐった恋華は・・・

どれよ?どこに居るの?(まだ居なかったりしてwあはははw)・・・と混乱者多数・・・

ハイ!今回の見所は、「あの恋華」探しも含まれてますw

ぶっちゃけ・・・ヒントは、今後描かれる「ギン録」で、チムール博士が皆さんにヒントをくれます・・・そのチムール博士の言葉をヒントに予想してくださいw

お見逃し無くw

 

 

01除闇録http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12227128737.html

02蓮牙録http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12227484718.html

03http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12227943114.html

04http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12228393693.html

05http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12229024510.html

06http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12229862742.html

まだ見ていない方は、是非読んで見てください☆

 

Midnight(ミッドナイト)とは・・・深夜を指す英単語です。

アナザー小説では・・・ここでは、「この世の闇」を指すと略してください。

 

Jabとは、ここの小説では漢字でこのように書きます⇒邪舞。

邪舞・・・払光牙の略少を意味する言葉であり・・・

この小説の主人公、除闇が使う、必殺の退魔術です。

 

つまりMidnight-Jabとは、この世の闇を退魔術を使いく者・・・除闇を意味する言葉です。

 

 

◆前回のあらすじ・・・

秘密組織 -蝶- にkill-0047型のアンドロイドが2体も襲来!どうやら、両方とも相当の強さを持っている・・・迎え撃つ、除闇、静琉、羅華瑠だったが・・・緑の髪をしたkill-0047がKILL SYSTEを発動した。

 

 

 

◆本編

ディクシィの両目が赤く光ったか・・・どうやら、一番厄介な予想が当たっちまった・・・・

このディクシィもKILL SYSTEMを持っている・・・・つまり、金髪ちゃんも持っているだろう・・・あのビッグヴァーダーにいた恋華が使う切り札にした最大の武器・・・

KILL SYSTEMを発動すると、相手に攻撃を先読みしたり・・・攻撃力、防御力、素早さ全てのパラメータにブーストがかかる・・・

仕方ない・・・体力や霊力は消耗するけど・・・黒狼を召喚してディクシィを迎え撃つ事を決めて・・・印を切った。

 

その時、予期しなかった援軍が来た。巨大な飛行要塞ヴァーダーソーマである。

 

ゴォォォォォォォォォォォォ

 

 

しかし、ヴァーダーソーマ・・・・はどっちの援軍だ?kill-0047の方か?

中から、二人降りてきたぞ・・・

 

「こ・・・これは、一体??・・・・戦闘中?」

ヴァーダーソーマから銀髪の若い男性と小柄な軍服姿の女性が降りてきた。

 

 

   

「見ての通りだ・・・気遅れすると・・・死ぬぞ・・・ゼノ=スカイブレイド」

小柄な女性は、高圧的な言い方で若い男性へ忠告した。どうやらこの二人の間柄は、上下の階級がある関係らしく・・・女性の方が上官のようだった。

 

ゼノ=スカイブレイド

「はい!!」

 

 

除闇

「・・・・・・・・・・・」

「こちら、和平条約同盟の帝國軍・・・グラス・サン=マイハート曹長である。」

 

※グラス・サン=マイハート⇒(略)グラサン

※ゼノ=スカイブレイド⇒(略)ゼノ

 

 

ゼノ

「え・・・曹長に昇進されたのですか?」

 

グラサン曹長

「あぁ・・・昨日な・・・」

 

除闇

「同盟軍・・・か・・・確かに和平条約結んでるしな・・・そいつはありがたい・・・」

どうやら、ヴァーダーソーマから出てきた二人は、除闇の援軍に来たらしい。

 

グラサン曹長

「私は、別件でこちらへ来たのだが・・・・・・・・そこのkill-0047型、イレギュラー(欠陥があり、危害を加えるアンドロイド)タイプか?」

 

除闇

「あぁ・・・なんか玉を奪還だとか・・・俺を襲うとか・・・・物騒な連中でしてねぇ・・・お巡りさん・・・なんとかしてよ・・・」

 

グラサン曹長

「了解した・・・」

グラサン軍曹は、隠し持っていたショットガンを緑の髪のディクシィと金髪の恋華の足元目掛けて1発ずつ発砲。

 

ディクシィ

「な!!」

 

金髪の恋華

「きゃあ・・・」

ディクシィと金髪の恋華の右足は足首から吹っ飛した。片方の足を失った2名はそれぞれバランスを崩して転倒した。アンドロイドであるハズの二人の脚を一撃破壊するこのショットガンは並みの威力ではないようだ。

 

除闇

「容赦無いな・・・オマエ・・・」

圧倒的な火力の武器で直ぐに、2体のアンドロイドの動きを止めたグラサンに向けて・・・少し引いた除闇。

 

グラサン曹長

「よし、拘束して帝國本部へ連行する・・・警告だ。暴れるな・・・」

グラサンが手錠をかけようとすると・・・ディクシィは激しく暴れた。

 

グラサン曹長

「これ以上暴れると・・・公務執行妨害として、この場で銃殺するぞ・・・」

グラサン軍曹は、高火力のショットガンをディクシィの眉間に当てた。アンドロイドとはいえ、頭部に入ったマイクロチップを焼けばその戦闘機能は完全にストップしてしまうのだ。このショットガンを持ったグラサンの容赦しないやり方ディクシィと金髪の恋華は、手錠を賭けられた。

 

グラサン曹長

「イレギュラーハンティングは、我々の任務だ・・・ゼノ=スカイブレイド、よく覚えておけ・・・」

 

ゼノ

「はい!曹長・・・」

 

除闇

「ゼノ・・・??」

 

グラサン曹長

「あぁ・・彼の名だ・・・スカイブレイド!アンドロイドをヴァーダーソーマへ収容し、厳重に見張るように量産機に伝えて置け!それが、終わったらヒューミートをここの管理室に運べ・・・」

 

ゼノ

「はい!了解であります!」

 

除闇、脳裡に伝説のレジェンドアークス、六亡均衡のゼノが思い浮かんだ。

 

ゼノ(伝説のレジェンド)

かつてアークスという組織がさかえていた時代

士官候補生から頂点である六亡均衡まで上り詰めた男。

その不屈の生き様は、歴史に残り・・・多くの将兵達を魅了した。

 

 

 

グラサン曹長

「ゼノ=スカイブレイド。彼は、かつての英雄と同じ名だ・・・名前が同じというだけなら、それほど大きな問題にはならないんだが・・・彼自身の実技試験の結果が非常に良かったんだ・・・それを良く思わない連中が居てな・・・ゼノと他の士官候補生の間に距離が出来てしまったんだ。」

 

除闇

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

グラサン曹長

「彼もまだ16歳だ・・・周りの陰口に耐えるだけの心の強さまでは、持って居ない・・・すまないが、しばらく彼をここに置いて貰えないか?・・・士官学校の講義が始まれば、筆記試験やレポート提出に追われ、陰口の暇さえ無くなると思うのだ・・・・」

 

除闇

「あぁ。解かった!ゼノ君の身柄はこちらで暫く預かろう・・・・ってか・・・アイツ・・・ここの管理室の場所解かってるのか??」

除闇は、ゼノの管理室の場所が解かるか心配になり、小走りで向かったが・・・・

 

 

グーグー

 

 

 

除闇

(やばい・・・うわ、まだ昼飯食ってない・・・マジ腹減った・・・)

除闇は、立ち止まりお腹をさすった。

 

 

ポカ=☆

 

銀色のアルミホイルが拳大の大きさにグルグル巻きにしてあるのが、飛んできて除闇の頭に当たった。

 

除闇

「痛て!」

もう一つ飛んできた・・・が二つ目が来る事は何故か予想出来たので、素早くキャッチした。

 

除闇

・・・・・・・・グラサン曹長・・・?」

銀紙のボールが飛んできた方向には恋華が居る・・・と一瞬錯覚してつい、恋華の名前を呼びそうになってしまった。

 

http://ameblo.jp/rum-xxx/entry-12223886992.html参照

 

 

「誰だよ!銀紙のボール投げた奴は?・・・・!!」

銀紙のボールが飛んできた方向には恋華が居た。

 

 

「恋華!・・・・オマエか?これ投げたの・・・・」

 

 

「お腹空いてるんでしょ?・・・・食べていいよ・・・」

 

 

俺は、一瞬中学時代の修学旅行に行った時の事を思い出した。

 

グラサン曹長

「その腹の音・・・空腹なのだろう?・・・・・食べろ。ウチの管理課の岩瀬さんが握ったモノだ。」

 

除闇

「え??・・・岩瀬さんって・・・ウチの実家(ハランデイイ寺)の隣村に済んでたおばさん?・・・」

 

グラサン曹長

「アハハハハ・・・・まぁ・・・良くある名前だろう・・・気にするな・・・握り飯2個は多いか?除闇は、痩せ型にしては大食いと聞いていたが・・・旧使用名、邪武乃タロウだったな・・・帝國のアーカイブにそれくらいは載ってるぞ・・・」

 

ゼノ

「ただいま戻りました」

グラサン曹長と除闇が話している間に、ゼノが戻って来た。

 

ゼノ

「・・・2体のイレギュラーのアンドロイドは、ヴァーダーソーマのアンダマンチウム制の檻に入れて、4体の量産機に見張らせました。ヒューミートの方は、静琉さんが一緒に運んでくれました。管理室で書く書類は羅華瑠さんが纏めてくれました。」

 

除闇

「アイツら良い奴だろう?・・・俺が、初めてここに来たときも・・・俺を受け入れて居くれたんだ・・・やっぱり、初めての場所って不安だろ?・・・歓迎してくれるのって・・・ホントにありがたいよな・・・」

 

 

 

ゼノ 

「・・・・えぇ・・・受け入れてもらえる事は・・・とっても良いと思いますよ・・・」

 

「オイ!・・・アイツ・・・ゼノっていう名前らしいぜ・・・」

「え・・・あの伝説のゼノと・・・何か関係あるのかな?」

 

「オイ・・・アイツ・・・体力測定の結果トップの数字だぜ?」

「うわ・・・やっぱ、あの噂は本当なんだぜ・・・伝説のゼノのクローンって噂」

「いや・・・俺は、ドーピング説を信じるね・・・きっと薬やってるぜ・・・アイツ」

 

ゼノは、陰口に負けまいとひたすら鍛えたが・・・その結果が裏目に出てしまい・・・

周りからさらに距離が遠くなってしまった。

 

ゼノは、少し帝國で陰口を耳にした事を思い出し・・・暗い表情になってしまった。

 

除闇

「オマエは、ここに居ろよ!・・・まぁ、ここはゾンビいっぱい居るけどさw・・・オマエを悪く言う奴は、いねぇよw」

 

ゼノ

「え・・・ゾ・・・ゾンビ・・??」

 

うがぁぁぁぁぁ

 

ゼノには、先程、ヒューミート(ゾンビのエサ)を運んだ際の匂いが少しついてしまい・・・その匂いにつられてゾンビが2体やってきた。

 

ゼノ

「ひぃぃぃ・・・もしかして、俺のエサと思われてるの?」

 

グラサン曹長は、直ぐにショットガンを出して、2体のゾンビに一発ずつ頭を目掛けて発砲した。2体のゾンビのは頭を飛ばされると、そのまま崩れた。

グラサンは、ショットガンをゼノに渡した。

 

グラサン曹長

「これを、くれてやろう・・・・安全装置を外して、レバーを手前に引く・・・やってみろ」

 

ゼノ

「はい!」

ゼノは、言われたとおりに、ショットガンの操作を行った。

 

グラサン曹長

「よし、そこの倒れたゾンビの腕を狙ってみろ・・・引き金を引け!」

 

ゼノ

「はい!」

倒れたゾンビの腕は、木っ端微塵に吹き飛んだ・・・それだけではなく・・・地面に大きな穴があいた。

 

ゼノ

「ぅおおおおお・・・すげぇ・・・」

 

グラサン曹長

「チムール博士が考案した特別高火力のショットガン・・・対アンドロイドライフルとも呼ばれる・・・kill-0047型の金属の骨格も・・・豆腐の様に破壊できる・・・・実弾は大きいので合計6発しかトリガーに入らない。それは、ゼノ・・・お前にやろう・・・」

 

ゼノ

「あ・・・ありがとうございます!やったぁ!!」

少し暗かった表情が明るくなった。

 

除闇

「なぁ・・・それ6発しか入ないんだろ?・・・弾」

 

グラサン曹長

「そうだ・・・そして、今回は予備を持ってきていない・・・」

 

ゼノ

「いえ!それでも、まだ残りの弾は3発あります!」

 

除闇

「3発??・・・・いや・・・その・・・」

 

ディクシィの右足に1発目・・・ (残り5発)

金髪恋華の右足に1発・・・   (残り4発)

ゾンビ2体にヘッドショット1発づつ・・・(残り発)

倒れたゾンビの右腕に試し撃ち1発・・・(残り発)

 

 

ゼノ

「よし!残り3発大事に使います!」

 

除闇

「あのさぁ・・・・・」

除闇が何かを言おうとしたときに、グラサン曹長に服を引っ張られた。

 

グラサン曹長

(用は気の持ちようだ・・・・・皆まで言う必要は無い・・・・)

と口止めされた。

 

 

 

こうして・・・残りの弾を込めたショットガンを心の支えに・・・ゼノ=スカイブレイドは、-蝶- でゾンビの世話役兼、門番の役をこなす日々が始まった。

 

 

次回・・・ギン兄さんのファンの方・・・お待たせしました!

 

除闇録、蓮牙録・・・と記録シリーズの続く中

ギン兄さんに視点で語られる・・・「ギン録」 書いちゃいますw

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけの話w

金髪恋華

「ねぇ・・・そこのカッコイイお兄さん・・・私達の事逃がしてくれないかな?」

 

ディクシィ

「なぁ・・・頼むよ・・・逃がしてくれたら・・・今度、良い事してあげるよ・・・・」

ゼノ

「駄目です!貴方達は、罪を償ってもらいます!帝國で裁判にかけられるべきです!」

ゼノは、そう言うと見張りに量産機を4体を配置して去って行った。

 

ディクシィと金髪恋華が、帝國へ届けられた頃・・・・

 

帝國には・・・

忍び寄る影が・・・

「まったくもぉ・・・あのコ達は・・・だらしないね」

 

「私の出番のようだね・・・」