☆☆ EL CELLER DE CAN ROCA:Girona 2008.02.29
今回のジローナ訪問の目的は、ずばり!レストラン★ ご飯を食べるためだけに、飛行機に乗ってわざわざ行くって・・・^^; って感じですが、今回みたいに、飛行機が往復一人5000円程度なら、パリまで行って高い駐車場代を払って高~いディナーを食べるよりも断然お得感があります。 で、飛行機でひとっ飛びで行ってきたのは・・・ ☆ EL CELLER DE CAN ROCA ☆ 昨年のレストランランキングベスト50では、一気に10ランクUPして11位につけた、勢いに乗っているレストラン。 シェフは長男、ソムリエさんが二男、そしてパティシエさんが三男・・・と言う仲良し三兄弟のお店。しかも、それぞれの道でスペインでもトップクラスの実力者揃いだそうで・・・すごいですね~。(うちの息子たちにも見習ってほしいわぁ~ そしたら、毎日おいしいものが食べられそう♪)市街からはちょっと外れた住宅街にあるお店、とても古そうな邸宅と、モダンで後から建てたであろうガラス張りのダイニング。門から入り口までの大理石と芝生のお庭も素敵だし、ガラス越しに見えるサロンのこれまた素敵なこと! 真っ白なお部屋に配された紫のソファーがすっごく上品。サロンの手前にはウェイティング・バー、奥には、シガー・バーもあり、なんだか「お・と・な~♪」な空間。(私、めっちゃ場違い・・・^^; )アペリティフには、オリジナルのカヴァを。アミューズは・・・鱈のチップス&パリパリのお煎餅みたいなもの(何だったんだろう?)そして、いろんな味付けのクルジェット(ズッキーニ)。 見た目も素敵だけど、本当に美味!特に鱈のチップス、最高♪ 今回、何を食べるか相当悩んだんですが、またしても「一番安いコース+アラカルトで追加」・・・と言う形をとりました。ここからは、テーブルに移動して・・出始めのプチ・ポワ(グリーンピース)とミントの相性、ばっちり!茶碗蒸し風のアサリもいい香り~♪ロゼのカヴァは、ソムリエのお兄さんのお気に入りの1本だそう。とってもきれいな色で、私もすごく気に入りました。ワインクーラーもおしゃれ☆Huitres au Cava Agusti Torello, gingembre, curry et cumin (2006) カヴァのボトルを半分に切ったお皿の中身は、一口で食べると、噛むことも難しいくらい大きな牡蠣。そこに、シュワシュワのカヴァをたっぷり注いでもらって、いただきます。 こんなに大きな牡蠣なのに、嫌な臭みもなくてほんとにほんとにすっごく美味~♪Timbale de foie gras et pomme a l'huile et vanille (1996) この素敵な盛り付けのフォアグラはパリパリの飴でコーティングされたリンゴで包まれていて、見た目も味もかなり素敵☆Parmentier d'homard aux trompettes de la mort (1988) ぷりっぷりのおいしいオマールには「死のトランペット」と言う名前のまっ黒なキノコを細かく刻んだソース。 キノコの香りに負けないくらいのオマールの風味が素晴らしいっっ!Foie gras chaud aux roses, litchis et sorbet au Gewurztraminer (1998) こちらもフォアグラ。 パリパリのバラの花びらが素敵です~♪ お味の方ももちろん!絶品。 ライチとフォアグラって相性がいいんですね。今度真似してみなきゃ!!Graniteと~~~~っても濃いお酒のグラニテでお口直し。 飲めない人はこれだけで酔いそう。グラニテ・・・とは言いつつ、クリームみたいにとっても滑らかでした。Cochon de lait iberique confit avec poire a l'estragon, pamplemousse et ficoide glacial (2007) イベリコの乳のみ子豚は、グレープフルーツと合わせてありました。 グレープフルーツの酸味のおかげか、見た目ほどくどくなくて美味しくいただけました。Steak tartare de veau, nougat a l'oignon, glace a la moutarde et jeu d'epice (1998) いや~。何もかもおいしい!しか書けなくて、本当に語彙の少なさを実感してますが、このタルタルもまた絶品!な美味しさ。 真ん中に埋め込まれたマスタードのアイスクリームも上に載ってる玉葱のパリパリもすご~~~く効いていて、こんなにおいしいタルタルは初めて!ってくらい美味★Riz au perdrix et a la seiche (1999) 山ウズラ。すっごくコクがあって風味があっておいしい~♪ ジビエなので多少なりとも癖があると思うんですが、それを感じさせないおいしさ。 さらに、上に載ってるイカとの相性がめっちゃ絶妙! ううう~~~うますぎ・・・。 デセールは・・・ 三男クンのお得意だという、香水とのコラボもの。コースのデセールから、わがままを言って変更してもらいました。 それぞれに、香水を含ませた三角錐型の紙が添えられていて、香水の香りを嗅ぎながらデセールを味わう・・と言う趣向。 さて、どんなデセール・・・? Adaptation du parfum Eternity de Calvin Klein Creme de vanille, basilic, gelee d'erable, gelee de fleur d'oranger,granite de mandarine et glace a la bergamote こちらは、カルバン・クラインの「エタニティ」をイメージしたもの。 黄色やオレンジのフルーツがめちゃめちゃ美し~~っ★Adaptation du parfum Angel de Thierry Mugler Creme de caramel, chocolat, gelee de violette, et bergamote et glace des fruits rouges avec la vanille こっちは、ティエリー・ミュグレーの「エンジェル」。 いや~香水なんかイメージしてなくっても、十分素敵だしおいしそう♪実際おいしかったし^^ しかし・・・面白いこと考えますよね~。でもこれが、驚くほど香水の香りがピッタリで、なんだか笑っちゃいました。 しかも、どちらもち~~~ゃんとおいしくて、思わず顔がにやけちゃいます。もちろん、プティフールも手を抜いてません!数は少ないけれど、厳選してきちんと作りました!・・・って感じの5種類。う~ん、美味なり~~♪ コーヒーを戴きながら幸せ~~~・・・と浸っていると・・・急に雲行きが怪しくなり、嵐のような激しい雨!このお店、三角形の中庭をガラスで囲んだような作りになっているのですが、そのガラスの壁の周囲からものすごい雨漏り~~!!! スペインではめったにこんな雨は降らないのか、お店の人たちも「何事!?」って感じで、驚いてました。こんな雨が降るなんて想定して建ててないんだろうな・・(笑)お店を出る時にもかなりの雨でしたが、傘をさしてタクシーまで送ってくださったので私は濡れずに済みました。でも、傘をさしかけて送ってくれたお兄さんはびしょびしょ~!ごめんなさい・・・一緒に歩いてる時に、濡れますよ・・・って一応声をかけたんですが、「私はいいので・・・」と、頑なに傘には入ろうとなさいませんでした・・・。ちゃんと教育されてんのね~ 実はこの日、慌てて帰ったこともあってコートをクロークに忘れて来てしまい、夕方取りに行ったのですがレセプションのお姉さんもメートルのおじさんもとってもにこやかで親切でした~。しかも、ちらっと見えたクロークの中、忘れ物のコートやマフラーにクリーニングの袋がかかってました!ちゃんとクリーニングに出して保管しておいてくれるなんてびっくり! お料理もサービスもとっても良かったんですが・・・唯一の欠点は、フランス語を話せる人があまりいないこと。いや、フランス語が理解できる訳ではないんですが、お料理に関してだけを言えば、食材とか調理方法はフランス語の方がまだわかるんですよ。(フランス料理だし。) 最初に手渡されたメニューも英語だったのですが、悲しいかなほとんど理解できず、フランス語のものと取り替えてもらいました。 そのあとは、サービスのお兄さんもとっても気をつけてフランス語でお料理の説明をしてくれるんですがお互いに十分ではない言語なので、説明も理解もたどたどしくて・・・ ミシュランの調査員、現地の人を配してるって言いますが、やっぱりフランスの本ですからね~。しかも・・ジローナってフランスの国境から近い。お客さん、かなりの割合でフランス人だと思います。 星が一つ増えるか否かの壁は、実はフランス語だったりして・・・なんて思うくらい、お料理とサービスは大満足でした!もちろん、お値段も。パリの星付きと比べたら申し訳ないくらい、相当お手頃。しかも、飲み物が安い!アペリティフにいただいたオリジナルのカヴァは、なんと3杯づつは飲んだのにチャージされておらず、テーブルで頼んだロゼのカヴァは、30ユーロ以下。リオハのワインも格安! そうそう、最初の牡蠣のお料理に使われていた面白い形のボトルに入ったカヴァ「クリプタ」も、泡系ワインリストのいちばん上に載っていましたが・・・なんと!先日ワイン屋さんで購入した金額よりも10ユーロも高くなかったんです。これには驚き!相当良心的な価格設定ですよね。さすがスペイン♪