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やっぱり、ベルギーに住んでるんだからバレンタインのプレゼントは「男性から女性へ」よね!?・・・と、
プレッシャーをかけて(?)、前日の13日に連れて行ったもらったレストランは、とあるシェフのお勧め。
 
「教えてあげるのはいいけど、みんなに知られたくないんだよね~」と、言いつつも、お店の名前も道順も
ちゃんと紙に書いて教えてくれました。

結果から言うと、かなり!相当!大大大満足~♪で帰ってきたので、シェフへの敬意を表して(?)お店の
名前等々は、ここに書くのは控えます。(ただし、ミシュランの星が付いているので本を見れば載ってます)
 
シェフには一応教えてもらったものの、直前に先日の事故でナビを壊してしまっていたので、住所等を
念のため再確認すべくガイド本をめくっていると・・・あれ?ゴーミヨでは、かなり高得点。

他の一つ星のレストランよりも飛び抜けて点数が高い!(ちなみに、二つ星よりも上でした!) 
いや~。さすがにシェフのお勧めだけある!と、夫ともどもかなり期待が高まります。
 
が、当日は、さすがベルギーって感じの霧雨交じりの濃霧。視界は10mもないくらいです。
 
そんな中、最短で行けばたぶん1時間強で着く場所にあるこのレストランに、迷ったり引き返したりしつつ
1時間半ちょっとかけてようやくたどり着きました。
 
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田舎だよ・・・とは聞いていましたが、想像以上のド田舎。
 
途中、この先に民家はないだろう・・・と思うような、ろくに
舗装もされていないようなあぜ道も通り、かなり不安な
思いもしましたが、やっと霧の中にぼんやりとお店の
明かりを見つけた時は、かなりホッとしました~。
 
蔦に覆われた小さなドアを入ると・・・あや?満席!?


まだまだ欧州時間のディナーには早かったのですが、ここは、オーベルジュと言うこともあり、たくさんの
先客が。しかも、いい感じのほろ酔いのおじ様も^^ベルギー人のおいしいものへの嗅覚、恐るべし!
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昔風の太い梁がむき出しの天井や、
レンガを白く塗った壁、あちこちに
灯されたゆらめくキャンドル・・・

なんだか、何かもが温かくて、
こんな田舎の割には(←失礼!?)
モダンでおしゃれな内装だけど、
寛げる・・・と言うかなんと言うか

・・・本当に居心地のいい素敵な
レストラン。

クロスやナプキンのベージュも
真っ白な薔薇もとっても上品♪
 
中庭に面したテーブルに案内され、まずはアペリティフとアミューズ♪
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ずら~っと並べてみましたが・・まず、アペリティフ。私はいつものごとくロゼのシャンパーニュ。
夫は、事故後で慎重になっていることもあって、ノンアルコールのカクテル。色がとっても綺麗☆

このカクテル(写真の緑色とオレンジ色のもの)、緑色の液体をオレンジジュースで割ったものなんですが
相当ツボにはまったらしく、何度もおかわり。最後には、この緑の液体の名前まで聞いて帰ってきました。
(もちろん、お店で探して買ってきましたよ。家でも毎日のように飲みまくり、ボトル、既に2本目・・・。)
 
あ、アミューズたち。さらっと説明しますね。
最初に出てくるのが、カクテルと一緒に写っている試験管に入ったバジルのスープとイベリコサラミの
クルスティヤン。トマト風味の小さなフィナンシェの上にはおいしいバジルのペースト。うまいっ!

続いては、細長いお皿にずらずらっと並んだ、小さな素敵なお皿たち。
塩加減が最高なフォアグラの下には、人参のジュレみたいなやさしい味のプルプルしたもの(?)。
帆立の殻に乗せられたセロファンの包みの中には、プリップリのムールとお野菜。スポイトに入った
サフランのソースをかけていただきます。ふんわり軽いジャガイモのピュレや根セロリなどなど、
一つ一つにすごく手間がかかってそうなお料理。ほんっとにおいしい。

また、ココのパンは絶品!多分、これまでに行ったレストランでも1・2を争うほど超~おいしい!
お料理が入らなくなるのが嫌で、出来るだけパンには手を出さない私が、欲望に耐え切れず(笑)、なんと
4~5個は食べたと思います。(小さいピストレですが。バジル・黒ゴマ・白ゴマ・芥子の実・・・本当に美味!)
 
パンだけでも買えるなら、1時間かけてでも買いに来ます!(残念ながら販売はしてませんが・・・)

さて、一品目。(お料理名、と~っても長いので、以降かなり省略して書きます・・・)
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『Langoustine croquant de Foie d'oie』
 
ほんのり温かいお野菜の上のラングスティーヌは
プリップリ。さらにその上のパートフィローは
パリッパリ!食感が楽しい~~^^
 
そのパリパリの間には、塩加減もちょうどいい、
おいし~いフォアグラが挟んであります。
 


後からかけるソースは、コンソメダブル。いや~、めっちゃ美味しいやんっ!って、ついつい関西弁に
なっちゃうくらい美味。(周りに関西弁スピーカーが多いもので・・・)
 
夫はこの後、コンソメダブルにハマり、夕食にリクエストする日が、いまだに続いています(笑)

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続いては、大好きなホタテ♪
『Noix de coquille Saint-Jaques,
mousseline de Pomme de terre』

滑らかなじゃがいものピュレに、ルッコラ、トリュフ
ホタテ、子牛の足のコロッケ、と段々に重ねてあるだけ
なんですが、相当おいしかった!
 
クレソンのエスプーマがまたまた絶品!う~ん❤幸せ♪ 
 
 
 
イメージ 6『Ventre de Bar,Sushi de Thon』
メニュー見た時に、なんかいや~な予感、したんですよね。
フランス料理屋さんでお寿司ってあんまり当たらないし。
 
でも!これは予感が外れました。
寿司・・・と名前を付けるのはどうかと思うけれど、
細かく切ったマグロを、薄切りのマグロで巻いて
お寿司に見立ててあったんですよ。
で、ワサビのソルベを添えて。(これ、早速真似しました。)
 
メインの鱸は、もう文句なくおいしく、プリプリ&ふっくら。
 
めちゃめちゃおいし~~~っっ!添えてあるのは、千切りの絹さやともやしのソテー。
ソースもお醤油の泡々だし・・・すっごく日本っぽい!一皿でした。

イメージ 7これは、ア・ラ・カルトの一品。
コースとは別に追加でオーダーしたのですが、シェフが
「他のお料理とかぶる」し「コースでおなかいっぱいになる」
と、少しだけサービスで出してくださったもの。
 
う~ん。こう言うところが素朴感があっていいよね~♪
儲けに走ってないというか。親切~^^
 
そうそう、ここのシェフ、結構忙しそうにしてるんだけど、
オーダーも取りに来るし、挨拶にも来るし、デセールの
サービスにも来ました!気さくなおじさんって感じですが、
とっても親切でおもしろい。ホスピタリティに溢れてます!
 
お料理の方ですが・・・ううう・・・うまいよ~~ぉ^^
たっぷりのキャビアの塩気で食べる灰色海老とピュレ。
この下にはウズラの卵の温泉卵が隠れてます。天才~!!

[[attached(8,left)]『Pigenneau d'Anjou』

アンジュ産の子鳩ですね。
鳩は、好きな食材の一つでは
ありますが、ここのは格別。
 
ヨーロッパに来てから食べた
鳩の中でもかなり上位。
多分、ミッシェル・ゲラールで
食べて超~感激した、極上の
鳩と並びますね。
 
と~~~っても柔らかくて、
癖がなくて、めっちゃ優しい味。
これ、お箸でも食べれそう。
 
 
 
食べにくいけれどおいしい骨付きの部分も、食べやすい大きさでちゃんと味わえました。

いつもなら、もうかなりおなかいっぱいで、デセール完食出来るかなぁ~?って感じの時なんですが・・・

・・・いや、正確にはこの日もそうだったんです。もうおなかいっぱ~~~い♪って。
 
が。   が!    が!!!!!   遠くからほのかに漂ってくる、す~~っごくいい香り。


この香りの元は・・・フロマージュ!!

ほんと、普段ならデセールのためにチーズはパス!ってところなんですが、なぜかこのチーズの香りに
すっごく刺激されて、食欲が回復しちゃいました。
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さらに、チーズ用のガルニチュール(付け合わせ)が並べられ、
生のフルーツを食べてたら・・     完・全・復・活!!(笑)
 
我ながら、現金ですね~。でも、こんなことは、今まで一度も
経験したことがなかったんですが。
 
ここのシェフ、魔術師!?って思っちゃうくらい、嘘みたいに
おなかがすっきり落ち着いてしまいました。
 
コースにフロマージュはついているけれど、デセール用に
パスしよう・・・と思ってたのに、前言撤回!食べます!
イメージ 10そして、やってきました
フロマージュたち。
 
凄い充実ぶりです。
30~40種類はあるでしょうか?
 
どれもいい感じに熟成されてて
目移りしちゃいますが、特に
おいしそうなのを幾つか選んで
いただいてきました。
 
この時に出されるチーズ用の
パンがまたまた絶品!!
ほんと、パンだけでも売って
ほしい・・・
 
 
そして、デセール♪
『Parade de nos desserts』と名付けてあるだけあって、怒涛のパレード!
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一番最初にソルベ(orグラス)を出してくれるので、おなかもお口もさっぱり。
 
そしてメインのデセールの前にプティフールが出されます。
マカロン、カヌレ、ココナッツのケーキ、そしてプチりんご飴も。かわいい~~&おいしい~~~^^
 
最後にやってきた大物デセールは、見た目がちょっと重そう。結構食べてるからキツイよなぁ~
・・と思いながら戴いてみると・・・あらら、さっぱり美味しいじゃないですか!
 
一番下にはちょっとだけソテーしたパイナップル、アーモンドの飴がけ、マスカルポーネのアイス・・・と
重ねてあって、チョコレートのソースorパッションフルーツのソースで。ああ・・・うますぎる・・・・はぁ。

なんだか、もうため息が出ちゃうような美味しさで、幸せな4時間強を過ごしてきました。

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ちょうど日付が変わる頃、食べ終わった私たちに
メートルさんが、「お店からのプレゼントです」・・と
近くの街にあるショコラアルティザナルの小さな箱を
くださいました。(プラリネ2粒入り。)
 
 
いや~・・・とってもとっても失礼だけれど、こんなド田舎で出されているとは決して思えないような、
洗練された素敵な素晴らしいお料理を堪能できました。本当においしくて、大感激です。
 
教えてくださったシェフには、再度、感謝感謝。
おかげさまでとっても幸せなバレンタインになりました❤ ありがとうございました♪