整理棚
こんにちは。。。
相変わらずの残暑ですが、秋が短く冬がやってくると寒さは例年以上だとか
と、長期予報で言ってましたね
今回も作り物ネタで、外したパーツ等少し整理するために棚を制作してみました。
何故かというと・・・
頼まれ仕事の裏方作業ですが、預かる時にはバイクの状態ですが、
エンジン、車体、ブレーキ、等々とバイク一台ほば部品単位になるほどばらします。
当然元通りに組み上げてバイクにします。
なので、外した部品が店の中あちこちに・・・
これらを置いておく分には全く構わないのですが、
前から少々煩わしい思いをしていたのが・・・
こちら。
転がるものなので妙なところには置いておけないので、
このように立てかけているのですが、当然使いたい機械などある場合に
あっちにコロコロ。あっちで使いたいものがあればこっちにコロコロ
特に作り物など始めると色々な機械を使ったり色々なもの出してきたりなので
だいぶ煩わしくなってきたので保管場所を作ろうと。
棚みたいな感じで作ろうと思い場所の選定です。
毎度ですが床面積は広がらないので空間を探します。
そしてここを狙うことに
旋盤、ボール盤、弓鋸盤と壁の間の空間。
壁は当然動きません。
旋盤も基本的には動かせません。
ということで壁と旋盤との間に入ればいいので壁(実際にはLアングルが飛び出している)と旋盤との距離を測って・・・と簡単に出来そうですね。
大きく作らなければ確実に収まります。
でも今回はこの弓鋸盤もこの位置に置いておきたいので、
壁と旋盤の間に入って、尚且つ弓鋸盤もかわす。
という寸法になります。
狙えそうな寸法が出ましたので
材料の切り出し寸法等間違えないようにメモ程度のお絵かきしておきます。
今回の材料は、鉄角パイプ40×40 t1.6
なので内寸と外寸で80mm違いますので、そういった勘違いが私はやらかしがちなので・・・
途中の写真ほとんどなく一気にこんな感じのところまで。
でかい定盤がある訳でもなくこの大きさになると一人だと水平、直角出す養生に時間がかかります。
左右の立ち上げの高さが違うのは後程。
角度切りしてあるのは・・・何となくしてみたかったから
切り出しが面倒になるのですがね
溶接はMigで。
キャスター付けて完成。
天板は暫定状態ですが。
二段目は後から考えて作ったので天板は貼っていません。
脱着式。
Lアンと角パイプで簡単に。
外した時に邪魔にならないように置き場は・・・
脇に旋盤で作ったフックを溶接。
こんな感じ。
さて、狙った通りに収まるでしょうか・・・
一安心。
作った棚も弓鋸盤も各々単独で出し入れできました。
全体的な収まりも
まぁこんな感じで。
ボール盤を奥にすればと思う方もいるかと思いますが、各々機械の置いてある場所は、使用頻度なども考慮して配置しています。
実戦投入・・・
立ち上げの高さ違いの理由はこれです。
向かって左にはすでに棚が下がっていますので。
決まったサイズのタイヤラックを専用に作るのであれば、もっと気の利いた
作り方はあると思います。
私の店の場合はタイヤとてサイズは色々ですし、そもそもタイヤラック作って
タイヤしか置けないのも使い勝手は悪いです。
途中で二段目を作る事にしたのも少しでも物を置けるスペースを作りたかったので
脱着式にしてタイヤも置ける、タイヤが置いていないときは二段使いも出来る。
とまぁ自己満足な作り物でした。
キャブレター分解
こんにちは。。。
だいぶ秋の気配を感じるようになってきましたが、日中はまだまだ暑い時間帯がありますね
さて、表題の通りの記事なのですが、年数が経っているバイクはこういった
事があります。
という一例をあえて記事にしてみました。
4サイクルV型2気筒250ccのバイクです。
メーカーや車種はご想像で。
分解して清掃や部品のチェックをしていくわけですが、
#1、#2のパーツが入れ替わったれしないように確実に整理しながら分解していきます。
まぁこんなことは一般の方だろうが、バイク屋さんだろうがやっていると思いますが、
分解していく途中でこのキャブは今回初めて分解されるのだろうか?
それとも過去に何らかのことをされているのだろうか?
そういった事も確認しながら作業します。
で、今回のキャブは以前に分解の作業をされていることが確認できました。
そうなると以前の作業が確実なものなのかどうかしっかり確認していくことになります。
キャブが2個以上の場合はジェッティングが違っている場合があります。
今回のようにV型なら前側と後ろ側、インラインなら#1・#4と#2・#3
とか。
先ほど言った通りパーツが入れ替わったりしないように整理はしていきますが、
そもそも入れ替わっていたらそのままもと道り組み上げても正しいものにはなりませんね。
今回はM/JやP/Jは同じでニードルとニードルジェット(名称はメーカー間でも色々な言い方しています)が前後(#1と#2)のキャブで違うのを資料から確認しました。
はい、見事に互い違いで組み込まれていました
写真からブリード孔4つと太い針が後ろバンク
ブリード孔2つと細い針が前バンクが正規。
ここを互い違いに組んではダメですね。
セットで作用しているところなので。
セットは正しくて前後違いだったら?まぁそれでもダメですけど。
やられた方の作業レベル、知識がなんとなくわかったのでさらに細かく確認しましょう。
フロートアームのピンです。
潰れて変形していますね。
このピンは軽圧入どころか指でつまんで抜き差し出来るものです。
なのに工具を使ってしかも変形するほど。
おそらく長期保管とかでキャブ内のガソリンが腐ったり水分で錆が発生して
固着が酷かったのを頑張って外したのでしょう。
そういった場合フロートバルブも固着して外れなくて、無理やり外して
フロートアームを曲げてしまうケースが・・・
写真でもお分かりになれますね。
油面を調整するための部分なので実油面とれば多少の違いはあるかもしれませんが、ここまでの違いは出来ないと思いますので。
それから
P/J
サイズがあっていない工具だったのでしょうか?
なめていますね。
こういった感じで中途半端な技術や知識で作業されると
私は疑わしきは罰する(交換)という考えで作業せざるを得ないです。
料金的にはお客さんに負担をかけてしまいますが。
今回の車両は中古で購入されたものなので、このキャブをいつ、誰が行った作業なのかは不明です。
キャブレターは非常に精密なものです。
ボディはアルミですし、ジェット類は真鍮製がほとんどですので、
キャブ掃除とか言って針金(鉄)など固いものでボディの穴やジェット類を
ゴリゴリやれば負けるのは柔らかい方です。
ほんの少しでも穴径が変わったりするだけで調子は出なくなっていくと思います。
色々書きましたが、私はお金を頂いて仕事でやっているわけですから
しっかり作業するのは当然と言えば当然なのですがね。
給油口
こんにちは。。。
暑い日が多いですね
今週も暑い日が続きそうです
作業は暑い日にはあまり気が進まない溶接です。
まぁ溶接を仕事にしている方は暑いとか言ってられないのでしょうが。
内容は燃料タンクに給油口の取付(溶接)です。
取り付けるタンクの面が平でなくて、取り付ける給油口とのクリアランスが
多いのと、タンク(厚)と給油口(薄)の板厚が違うので少々ビビります。
ギャップ大、板厚違いは私には難儀です。
なので、点付けでなるべく追い込みます。
気が付けば点付けで一周しそうな
本付けはパルスをつかいました。
今回は知り合いからの頼まれごとなので、万が一やらかしたら
ごめんね~で勘弁してもらおうかと
当然ですがタンク内は綺麗に洗浄してきてもらっています。
少しでもガソリン臭したらアーク飛ばせません。
塗装等の仕上げはご自身で。