灰皿?灰皿スタンド?
こんにちは。。。
朝晩はだいぶ冷え込むようになってきましたね。
季節の変わり目は体調に気を付けたいですね。
さて、今回も表題の通り作り物ネタです。
依頼者は毎度の方です。
以前に私からバイクのマフラー使って灰皿作りませんか?
と提案していたのですが、今回、お客さんが使えそうなマフラーを
中古で購入してくれたので制作にかかりました。
メーカーの純正マフラーですね。
とりあえずエンドを切り飛ばして中を確認。
それなりに空間があるのでここはそのまま使う方向でいきます。
そしてマフラーを直立させるのですが・・・
毎回ですが、こういった作業が1人だとなかなかじれったいです。
だれかにちょっと持っててと言えないのが
台座の角パイプは溶接仮付け状態。
長手側の横棒の位置も塩梅の良い位置にしたいので、
変更もできるように。
サイレンサーの垂直が概ね出たので(目測で)
支えの支柱の制作です。
マフラーに元々ある車体への取付ステーを使うので、
どういう感じの振りにするか色々悩みます
私なりに考えた振りを角パイプを曲げて作ります。
砂曲げです。
奥に写っている針金みたいなのが曲げ位置確認用の物です。
正直言って上手くいきませんでした
今回は申し訳ないのですが、このまま使わせていただきます。
あくまで支えなので、絶対的な強度が必要とは思われないので。
見た目はごめんなさいですけど。
先ほどの立ててあるマフラーに合わせながらカットしたり
必要な物を作っていきます。
溶接は今回はMigで
フランジも留められるように。
旋盤で丸棒ひいて、中央にタップたて
角パイプ端面は丸棒に合うようにえぐり加工。
マフラーは外せます。
これでマフラーを立てる事は完成しましたが、
まだ肝心な灰皿部分があります。
どう作ろうか考えながら、サイレンサー径を測ったりしていたのですが、
この寸法だと市販の灰皿で合いそうな感じがしたので、
お客さんに寸法伝えて100均で買ってきてもらいました。
100円では私には作れません
サイレンサーに小加工でほぼぴったりと入りました。
サイレンサーも一部カットしましたが。
上蓋は100均の灰皿に付いていた物に切り飛ばした元々の
サイレンサーエンドを色々やって取付。
ツマミを作って、チェーンは蓋の脱落防止と、外して使うものなので
外した後に置いておく場所に困らないように。
盗難防止にも(盗む奴はいない)。
寸法上少しかさ上げしたいのと、見た目(見えないところですが)
良くするためにサイレンサーの内部に
3つのパイプの付き出し量は同じです。
鉄の板材丸く切り出して
留めていません置いてあるだけです。
今回、お客さんが見つけたマフラーのサイレンサー部が偶然にも
100均の灰皿が使える状態だったのは良かったです。
あの部分を100円のコストでは私には出来そうにないので。
屋外で使用する物ですし錆などでリペアするにも100円で
できますからね。