RS ATOH -10ページ目

今年もよろしくお願いします。

遅くなりましたが、

新年あけましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い致します。

 

本日から仕事始めです。

と言っても、今日は時短営業で明日は今年最初の定休日ですけどね。

 

さて、年末にオーダーいただいた作り物始めていきます。

 

 

難しい作り物ではないです。

アルミ製のラックです。

切り出しや、罫書には少々手間がかかりますが、

水平、垂直、直角をしっかり出して溶接していけば問題なく作れる物ですね。

とまぁバイク屋らしくない仕事始めの絵ですけど。

今年もバイクの仕事頑張りながら、作り物のブログを書いていこうと思います。

 

 

今年もありがとうございました

こんにちは。。。

今年も残すところ数時間になりましたね。

コロナ、戦争、色々な物の値上げ。

来年はどうなるのでしょうか?

と言っても、私はこの仕事を続けていくしかないのですがね。

 

たいした作り物ではないですが、本年最後も作り物で締めたいと思います。

 

 

100均で売っている灰皿(右)塗装は依頼者様がされています。

寸法等はこちらを参考に左側が作った物。

 

 

100均の物だと鉄(ブリキ?)製なので錆びますので、錆びない素材ということで

鉄ではなく、ステンでもなく、勿論アルミでもないです。

依頼者様が指定された訳じゃなく私が勝手にガーン

t0.8の板材から制作です。

酸化させてしまっていますので、マフラーや配管等製品の場合はNGな溶接ですね汗

製品として販売する灰皿ではないので勘弁してもらいました。

 

それとこちらは私が使おうと思って作った物。

 

 

いわゆるペール缶

これを切った貼ったして・・・

 

 

ペール缶は上側が広くて下に向かうにつれ細くなるので、中間を切って

上下をくっつける事が出来ないので、持ち手も外して移設。

上端面は寸法的にいい塩梅の所を切って補強的に被せ。

溶接はTigですが、ペール缶の板厚が実測で0.3mmぐらい。

初期電流でも溶けていなくなりそうなので、アークを飛ばした瞬間から

状況を判断して進めないといけないのでかなり集中力が必要で・・・汗

穴も開けてしまいましたが、自分のだからと考えず開いた穴を埋めるのも

練習練習と言い聞かせてあせる

出来上がった物を仲間が見て一言

100均で似たようなもの買ったら笑い泣き

捨てるペール缶なので材料費は¥0ですけどね。

作ってみたい、溶接してみたいってことなんですよね。

じゃあ¥100で同じもの作ってくれますか?

って言われたら、100均で似たようなもの見つけてください。

って私も言いますけど。

 

ということで今年もバイクネタ少なく、更新頻度も低いブログに

お付き合いいただきありがとうございました。

新年もすでに作り物の依頼があるのでそちらからになりますかね。

 

それではみなさん良いお年をお迎えください。

 

                 RS ATOH

 

 

 

 

 

 

ディスプレイスタンド・・・?

こんにちは。。。

 

今回も過去に作った物です。

まずは依頼者様より提供していただいた写真からどーぞ。

 

 

 

 

 

 

ご覧の通りサーフボードに店名をラッピングして、自転車にセットした看板のようなものです。当然ですが私が作ったのはボードでも自転車でもないですけど。

ただ、ボードを自転車にセットすると、ボード側に倒れてしまうとのことで、

転倒しないようにするための作り物です。

 

一日に何度も動かすことはないとの事でしたが、セットするのが面倒なのもどうかと思いどうにかこうにか知恵をだしてみました。

 

とりあえず

 

 

 

こんな物つくりまして、サイドスタンドをパッチン錠でとめてしまおうと。

鉄パイプφ30にサイドスタンドの軸径に合う中子のカラーを両端ツバ付きでジュラコンで制作。

中子は後に形状変更していますが汗

割ってパッチン錠を取り付けるベースと蝶番を鉄パイプ外周に溶接。

丸パイプなので色々厄介汗

 

それからベースのイメージを

 

 

サイドスタンドの軌道を避けるラインで。

余談ですが、私が作りたいのは90°が三つある五角形。

五角形の内角の和は540°

540-90×3=270

90°以外の2か所の角度を決めるのですが、

その角度の和が270°になっていないと90°が3か所の

五角形が出来ません。

えらそうに言っていますが、こういった事って忘れてしまっていますね汗

小学校で習うことでしょうか・・・?

 

うんちくはさておき、決めた角度・寸法に材料をカットしていきます。

ちなみに材料は鉄角パイプ19×19 t1.6

 

 

このパッチン錠のベースを作るのが一番大変でした。

 

 

サイドスタンドの角度に合うようにカットした角パイプに溶接。

 

 

後ろタイヤをこの中に落とし込んで、サイドスタンドを出すと

作ったサイドスタンドのクランプの位置にくるように。

 

 

Lアングルをこんな感じに付けてあるのですが、角パイプの端面の角度を

出すのに悩みました。悩んでる時間があるぐらいなら違う方法にすればいいのですが、性格的にこうしたいと思うと意地になってきます。

 

前タイヤはハンドルをガッチリじゃないですが固定できるように

 

 

 

Lアングルと鉄の角棒で少々重さをだしました。

 

 

 

 

お気づきの方もいらっしゃるでしょうね。

要らない所に溶接箇所が・・・笑い泣き

依頼者様の了承のもとに端材を有効活用させていただいています。

今回も重心と言うか、どこにどんな感じで重さがかかってくるのか?

各部の寸法のいい塩梅は・・・?色々悩みました汗

色々悩んでこの出来栄えかよ・・・って言う方がいるのも承知してます。

 

塗装は依頼者様の方で。

依頼者様の写真で見ると、変わった感じの塗装施されていますね。

角パイプのエンドには塗装後にエンドキャップを取付てもらっています。