ロックベーシスト 西本圭介 -178ページ目

ロックベーシスト 西本圭介

テクニカルベーシストとしてベース・マガジンでも紹介 / ディープ・パープルのグレン・ヒューズ達と共にヨーロッパ11カ国を周り、また巨匠ビリー・シーンと共にKoRnのドラマー[レイ・ルジアー]のリズム隊として登場。


前回の続きです。

 

自動翻訳が進化すると、レッスンは確実に海外勢に奪われる。

 

しかもアメリカ人やイギリス人とかではなく、フィリピン人やインド人の講師に取って代わられる可能性が高い。

 

安価な人件費なわりに圧倒的にスキルの高いミュージシャンが多いからだ。

 

もちろんアメリカはすでにミュージシャン飽和状態なので、通信レッスンだったら日本人に教えたい人も山程いるだろうし、出稼ぎも吝かではないという人も多いだろう。

 

現時点のネット環境では、通信レッスンというのはミュージシャンにとってはまだまだ現実感が薄いだろうが、うちの子達は東進衛星予備校で勉強していたんだけど、通信で録画された授業を見て勉強することには、今の子達はたいして抵抗感はないだろう。

 

 

 

近い未来にはビデオコンテンツを使った音楽教室が一般的になり、当面は日本人講師に需要があるだろうが、自動翻訳が進化し、日本人に外国人コンプレックスが無くなってくる時期になると、コンビニの店員に日本人をほぼ見ない都心部のような状況になるだろう。

 

 

しかしながら、まだまだ楽器やボーカルを習うには対面レッスンが必要であるというアドバンテージがある。

 

画面からは感じ取れない音圧とか、空気感とか、そういう部分ではまだまだテクノロジーではカバーができないからだ。

 

ただ、30年前の僕が今のようなテクノロジーを想像できなかったように、あと10年後なんて全く想像できない。

10年後には対面レッスンと差異の無い環境になる可能性も十分ある。

 

いずれにしても、テクノロジーが進化したときに生き残るのはITに対して好奇心旺盛で貪欲な人だ。(と思う)

 

今だと笑える話だが、ハーレーダビッドソンを乗るような所謂バイカーという人達が携帯電話(ガラケー)が主流になった当時。

 

「バイカーたるもの、こんな携帯電話に縛られているよーじゃ駄目じゃ」と言う美学みたいなことを振りかざして、頑なに拒んでいた人が散見された。

でも今、ガラケーすら持ってないような、そんなバイカーがおるかいの〜😂

 

ガラケーからスマホのときも頑固に拒否っていた人が一杯いたけど、今それをいうとちょっと恥ずかしい。

 

僕が初期型のMacBookを自前で買って学校(職場)に持っていったとき、上司にすごいバカにされた。

コンピュータは遊びのツールみたいに当時は思われた。

PCを導入しても頑なにワープロを使っている人達。

 

でも、今パソコンでメールできんやつは社会人として通用できん。

あのとき頑なにワープロ使っていた人達はなんじゃったんかいの...。

メール添付すればいいのにFAXを要求する人とかね...(苦笑)

 

こういう時代の流れを見てきて、今 鼻で笑うようなことこそ、10年後には現実になる予感がする。

 

とくにVR バーチャルリアリティーは圧倒的に進化するから、これに対して心構えしなくてはならない。

 

 

ライブも現実のライブハウスには行かず、バーチャルリアリティーで演奏して、お客さんも仮想現実で観覧してお金を払うようになるだろう。

 

今、ストリーミングでライブ中継をみる感覚が更に本当に客席にいる感覚になれるようになる。

 

そういうバーチャルリアリティー世界になった場合に本当に演奏できるというスキルが必要なのだろうか?

 

お金を払ったら、誰でもミュージシャンになれ(体験でき)て、なおかつベーシストのスキルを有償でアップグレードできるようになるのでは。

 

ジャコ・パストリアスのプラグインを買うと、即興演奏の思考回路や演奏スキルも手に入るとかね。

 

恐らくAIがミュージシャンの演奏の癖や知識などを解析して、アドリブもできるようになるはず。

 

 

そういう未来が来たときにミュージシャンは何をするのだろう。

 

恐らくAIが自由に作れる音楽や作品といったパーツを並べて商品化しやすく整理するコーディネートの仕事ではないか!?

 

恐らく精度が高く凄すぎるAIの演奏をもっと下手っぽくしないと「らしくない」というような、楽器でいうとエイジング加工、ジーンズのダメージ加工のような、意図的に品質を落とすためのテクニックが人間に求められるだろう。(と思う)

 

特に音楽においては完璧すぎるものはヒットしない。

 

荒削りだったり、下手っぽさやガムシャラさのような不完全さという部分が人の心を打つ。

 

ワビサビといっていいかな。

 

今後、若いプロミュージシャン予備軍は何をすべきかと言うと、過去のヒットソングを聞きまくることだ。

 

ジャンルを問わずヒットしてきたものを聞くことで、不完全さや意図してできないこと。

 

不完全さや失敗、ミスの美学を研究するべき。

 

AIが進化したときに必要とされるミュージシャンは完璧なものにダメージ加工が施せるコーディネート力。

 

僕はそう思っている。

 

続く

 

今日は20年後のミュージシャンの世界はどうなっているのかを考えていきたいと思っている。

 

ここから書くことは僕が考えていることで、予言でも研究発表でもない。

神経質な人は読まないことをオススメする。

 

 

さて、僕は音楽教育分野で20年以上携わっているので、20年前と今とで大きな変化を感じる。

その一つは少子高齢化というヤツだ。

 

明らかに高校生の数が減っている。

20年前は教室にパンパンで2クラス運営していたギタークラスも今は両手で数えられる位しか学生がいなくなった。

 

写真はイメージです。

 

ミュージシャンの仕事といっても幅が広く、ローリング・ストーンズやポール・マッカトニーのような人達と一般的な職業ミュージシャンを同列に語っても意味がないので、楽器でそこそこに生活をしていけるような普通のプロミュージシャンに的を当てて考えてみたい。

 

その中でレッスンによる収入は結構な高いポジションにあることはミュージシャンに限らず、クラシック系楽器や声楽家、ダンサーなども同様だと思う。

 

この少子化というのは、結構大変なことであり、20年後、いや10年後までに多くが失業すると考えている。

 

これは高みの見物で評論家のようなことを言うわけではなく、自分自身に降りかかると思って考えているのだ。

 

今、僕は49歳、10年後59歳だ。

60歳だと一般的には定年という年齢。

今の健康寿命だと全然教えられるという気持ちはあるが、そもそも子供が少なくなる。

 

 

少し、話を外らせるが、実は子供が少ないとネガティブなことばかりを言っているが、実はバンドという趣味の人口自体は減っていないと思っている。

 

自分の子供達に聞いても、高校の軽音楽部の所属数は僕たちの若い時よりも多い。

 

高校生の軽音楽部の大会に行っても、減っているという印象は受けない。

 

少子化だが、僕たちの青春時代80年代よりも、楽器をやること、ボーカルをやることの敷居は下がって、趣味人口は増えている。

 

一因として、楽器がとても安い。

このことで、楽器を買うのに一世一代の説得を親にするということはなくなったからだ。(多分)

 

高校では軽音楽部を不良の集まるクラブというイメージを払拭するために、高校野球みたいな部活にしようという動きがある。

 

このことによって、親御さんも楽器をやることが不真面目みたいな印象はなくなったことで、楽器をやる子達は増えた。

 

しかし、プロを目指す子は劇的に減っている。

 

少子化による減少よりも、若者がプロを目指さなくなったということが、さらに今後追い打ちを掛けてくると予想される。

 

 

話を戻して、プロ養成校の学生が減っているかということを考えたい。

 

なぜ、若者はプロを目指さなくなったのかということの一つに、YouTubeを始めとしたSNSの発展がある。

 

もともと僕もプロになりたくてベースを始めたのではない。

 

女の子にモテたい。

人気者になりたい。

が大きな動機だ。

 

今は別にバンドを組んでライブハウスにブッキングされなくても、一人で楽器を弾いたり、歌ってみたで注目される。

 

ライブハウスに出るよりも効率的に人に伝わる。

 

ライブハウスで10人の前でやるよりも、ネットに投稿して多くの人のいいねをもらって、コメントもらえるほうが手っ取り早い。

 

僕も今18歳だったら、ネットを駆使してベース演奏を投稿して人気者になるだろう。

しかも検索ヒットをさせるには、自作曲よりも人気曲を弾いてみたするほうが理にかなっている。

 

趣味として見た場合に楽器や歌をやることでの発表の場が増えたことは喜ぶべきことであり、まだまだ楽器が絶滅したり、音楽そのものが衰退することはないと思っている。

 

しかし、CDというコンテンツもすでに飽和気味だ。

 

昨今のボヘミアン・ラプソディのブームで分かる通り、すでに人類は必要に十分な曲のカタログを持っている。

 

僕も新譜を探すよりも過去の名曲を発掘することで十分楽しめている。

 

レコード会社としても、十二分にある過去のカタログを再販するほうが効率的で利益も高いのではないかと考えているだろう。(多分)

 

 

趣味人口は増えたがプロ予備軍は減っている。

 

レッスンもプロ養成校よりも、趣味に特化したプライベートレッスンに需要が固まると予想される。

 

ただ、そこにも課題がある、ネットの進化によって、今後は通信教育が主流になるはずだ。

 

すでにYouTubeのコンテンツで学んでいる人も少なくないが、将来的にはさも対面でレッスンしているように感じられるVRバーテャルリアリティを駆使したテクノロジーが現れる。

 

それにより、別にお互いにどこかに移動して習うという必要はなくなる(はず)。

 

これにより、ITに明るいミュージシャンは生き残れる確率は上がる。

 

今現在、ホームページも持っていない、SNSはたまにしかやらないというミュージシャンはITに精通しよう。

 

近い将来、可愛いキャラが教えるVtuber(Vチューバー)講師が増えるだろう。

この技術に先乗りできれば、僕が50歳後半になっても、こんなかわい子ちゃん(死語)のふりをしてやり続ければいい。

 

 

ただ、人間が作成して行うレッスンもいずれはAIに取って代わられる可能性も高い。

 

そもそも、人間がレッスンのコンテンツをも作らない時代。

 

世界中のベース講師のノウハウを蓄積したAIが現れると 、国境関係なく、仕事を奪われる。

 

 

ここまでくるとSFっぽいので、このあたりにしておくが、非常に現実味があるのは自動翻訳だ。

 

すでに無料アプリで翻訳はかなりの精度。

数年でイヤホン型の翻訳機も一般化するだろう。

 

自動翻訳の進化でやばいのは、教育という観点では海外が何年もリードしているからだ。

 

英語圏には、日本の楽器YouTuberの比ではない登録者数を持つレッスンYouTuberがいる。

 

彼達が自動翻訳を使い、VR技術を使って対面レッスンできれば、確実に日本のレッスン生は取られる。

 

もちろん逆の場合もあり得るが、現時点でのネットを駆使した活動のポテンシャルが違いすぎる。

 

僕の考える20年後のミュージシャンは世界中で少子高齢化により、レッスン生の奪い合いになる。

 

もともと登録者の多いレッスンYouTuberのほうが資本があるので、後発組は歯が立たない。

 

僕は50歳近く、そんなに切迫した状況ではないが、今からプロを目指す若い世代は一刻も早くITを駆使できる環境を作る。

 

将来はどうなるかわからんが、とりあえず現状ではパソコンは必須。

 

動画の簡単な編集とアップロードを習慣にしておいたほうが良い。

 

続く

こんにちは。

15日ぶりのお休みで広島に帰ってきました。

流石に2週間こえて働き詰めはきつい。
卒業式や入学式の準備シーズンなので仕方ないけどね。

 

 

で、広島に帰ってきて、天気もいいしXS650チョッパーを走らせることに。

 

服装も極厚防寒着でなくても走れる良い季節。

 

自宅からガススタまで2~3分走ってガソリン給油。

 

久しぶりのせいか、ガソリンをタンクから溢れさせてしまった...(汗)

 

いかんいかん、久しぶりすぎてダサいことになっとるの。

 

ガススタを出て、ちょっとの信号待ちでいきなりプスン....とエンスト

 

 

その様子は動画を見ていただければわかります。

 

 

SNSの投稿の反応にはSOLATO 太陽石油のガソリンが駄目なんじゃないかという指摘もありました。

 

僕はあんましコダワリがなくて、エネオスでいれたりSOLATOだったり、たまたま通りがかったとこで入れている。

 

これまでSOLATOで入れることもあったし、前回はエネオスで、2リットルくらいのエネオスのガスと混ぜたから、もしもSOLATOが多少粗悪だったとしても2~300メートルの走行で突然エンストはしないだろう。と思う。

 

原因として、止まった直後にフューエルホースのフィルターのあたりが空気が溜まって、キャブにガスが落ちていなかった。

 

恐らく、久しぶりに乗ったので、ホースに空気を大量に噛んでいたこと。

 

そして、ガソリンをタンクいっぱいにしたので、空気が抜けなくなって、さらにガスがキャブに行かなくなって、突然エンスト。

 

その後、フューエルホースから空気を抜いてガスが流れることを確認したが、そこで掛からないからとチョークを引いたことで更にプラグを被らせたかもしれん。

 

またプラグもそろそろ寿命だったかもしれん。

プラグを抜いて確認してもガスで湿っていなかったし。

 

キックを踏んでも多少火花が飛んでいる感じはあったので、電気系が死んだとかではないというのは直感でわかった。

 

結果的に休憩を入れながら50回くらいキック踏んで掛かった。

 

なんとか、そこから2分くらいのお好み屋さんには行けた。

 

お好み焼き 福の神

http://www.fukunokami99.com/

 

超美味しい地元産の牡蠣が乗って1300円。

超リーズナブル。

 

そして、ここからの帰路でまた信号待ちでエンスト。

 

路肩でキックして掛かって帰れたけど、今まで信号待ちでエンストなんかしなかったので、解せない。

 

ガスが流れているとすると、プラグが駄目なんかな。

 

検証してみよう。

 

 

自宅に戻って

 

 

ノーマルタイヤに交換

 

結局今年の広島でスノータイヤが必要なことあったかな。

暖冬というけど、昔みたいに積もらなくなった。

地球大丈夫かいの。

 

 

 

でベースレッスンしての広島での休暇。

 

明日は晴れてバイク乗れるかな。

 

今日はこの辺で。

 

こんにちは。

⇓この記事が思いの外、拡散されているようでありがとうございます。

ブログやSNSをやっていますと、リア充ネタや食い物ネタよりもこういう感じの「物申しますネタ」のほうがお好きみたいですね!

 

ネット探してみましても、「専門学校駄目じゃ!!」と書く卒業生や中退者、部外者というのはよくいます。

 

ただ、「卒業してよかったです!(^^)」と書く人は稀です。

大多数は卒業して良かったと感じても「良かった」とこれみよがしには書かない。
だから専門学校ネガティブ情報のほうが独り歩きするものです。

 

僕は少し専門学校生のことを辛口では書きましたが、自分の息子も姉妹校の専門学校に入れているくらいなので、食べずに不味いと書くようなクレーマーみたいな輩とは違います。

 

image
写真はイメージです。

 

うちの次男は早稲田大学生ですし、娘も専門学校ではなくて大学を目指す派。

 

だから一人の父親という立場でも、子供達がやりたいことをサポートしたい。

それが専門学校だろうと大学だろうと僕には差別とか区別はありません。

 

結局はその子次第だからです。

名門大学にいってもクソのような輩はいます。

 

そういう意味で前回は目的意識を持とうということについて話しをしました。

 

そして意外にも反響があったのは

「本を読もう」と提唱したことです。

 


写真はイメージです。

 

これまで長い間教えてきて、理解力が高い人というのは基礎学力が高い人です。

実は高校の各地の軽音楽コンテストでもトップは進学校がしめています。

これは隠しようのない事実なのです。

 

しかし進学校出身のミュージシャンが後世に残るプロになったかは話は別。←そこは勘違いしないでほしい。

 

単純に楽器をマスターする、音楽理論をマスターすることに置いては「地頭の良さ」みたいな部分は関係がある。

 

ただ、クリエーターとして「地頭の良さ」だけが左右するかというと、動物的な感とかアーティスト性のような「空気感」みたいな要素やベンチャー精神などもいるのでそこは勘違いしないでほしい。

 

地頭が良いとか云々は一旦忘れていただいて、純粋に初心者が音楽理論を覚えたいならば、音楽理論書を何度も読み返せばいいだけだ。

ポケモン図鑑を子供が擦り切れるまで読み返すことと同じことをすればいいだけなんだ。

 

だって音楽で生きて行きたかったら音楽理論をポケモンと同じくらいに好奇心持てないといかん。

持てないなら、そんなに音楽は好きではないということだ(その可能性が高い)。

 

いや音楽は好きだけど、プレイヤーになることにそんなに興味が無いと行ってもいいかもしれない。

 

僕はマクドナルドハンバーガーが大好きだ。

でも、それを調理することは全く興味ない。それと一緒かもしれない。

 

とはいえ、プロミュージシャンを目指したい子が音楽理論が好きとは思えないし、それは仕方ない。

 

だって実際に面白く書いている音楽理論書はないからだ。

文章も説明もつまらん。

誰か小説のように面白い理論書を書いてほしい。(自分で書けよという話ではあるが)

 

だからこそ想像力がいるのだ。

 

僕が小説やビジネス書を読んだほうがいいと提唱しているのは、まず本を読むということに慣れないといけない。

そして、はじめて小説を読むと初めは辛い、ツマラナイと感じるはず。

映画やユーチューブをみたほうがいいと感じる。

 

なぜなら、文章を読んで脳が風景や情景を想像する力がついていないから。

だから読んでも初めはつまらなく感じる。

 

しかし、読むことに慣れると、むしろ映画よりも想像力が掻き立てられて面白いと感じるようになる。

また映画では再現が難しいことも小説ならば可能だ。

 

そうやって読むことになれておかないと、本を読むことが不得意な人がいきなり音楽理論書を読むと寒気しかしないだろう。

 

だから、プロミュージシャンになりたい若い子は今のうちに本を読む習慣をつけたほうが良い。

 

文章を理解する訓練をしておいたほうがよい。

 

間違いなくベースを教えていて理解力が低い子は僕が言っていることを理解出来ない。
言葉からその奥にある真意を読み解け無いのだ。

 

昨今のわかりやすい問題は。

例の「相手の選手を潰してこい!!!」問題だ。

 

潰してこい! 
は潰すくらいの気迫で挑んでこいを短縮した言い方であろうと僕は理解出来るが、最近は理解できない人が増えたのだろう。

それは文章を読んで、その奥にある真意を読み解く訓練をしていないからだ。

 

image

 

ましてやミュージシャンのようなクリエーターを目指すのであれば、言葉の読解力はスポーツマンよりも必要であろう。

 

ということで、これからプロミュージシャンを目指す若者くん達は本を読んでほしい。

 

特にボーカリストに強くオススメしたい今日このごろです。

 

今日はこのへんで

 

僕はプライベートでベースレッスンを行っている。

今回は初心者で受講を悩まれている方向けに記事を書いてみた。

読みたい方はここをクリックして。

 

 

現在、僕は名古屋スクールオブミュージック&ダンス専門学校で教務部長を務めている。
学校では管理職なので、最近はベースレッスンは定番では行っていない。
アンサンブル指導やデビュー指導、必要に応じたプライベートベースレッスンサポートなどはやっているけどね。

 

だから今僕が純粋に教えているのはプライベートベースレッスンだけなのだが、専門学校生のスキルと知識の伸び率、成長率について改善の余地があると最近思っている。

 

なぜ、そう思うようになったかというと、プライベートレッスン生の伸び率がかなり高いからなんだ。

 

例えば。

 

中年のお父様が初心者で入会して約1年で20回程度受講。
現在はスタンダードジャズでウォーキングベースが弾けて、現在はコード弾きもできるようになっている。

 

ある20代前半のOLさんは、月2回くらい通って2ヶ月くらい。

初心者で入会されて、現在は自分のやりたい曲のコード譜をネットで検索したりして自分で作って持ち込み。

僕が添削しているけど、間違いなく写譜できるようになり、コード譜を見て曲が弾ける。

 

中年の女性の方も入会して今2回で、全くの初心者がネットに転がっているコード譜を見て好きな曲を白玉で弾けるように。

 

 

逆に専門学校生くんで1年でスタンダードジャズのウォーキングができる子が何人いるじゃろ。

 

コード弾きできる子何人いるじゃろ。

コード譜を初見で何人が弾けるかな。

 

これは由々しき問題なのだ。

 

自分が運営をしているので、各講師のカリキュラムやティーチングについては問題ないと思われる。

 

これは専門学校生とプライベート生という意識の違いによる部分が多いのではないかと考えるようになった。

 

どちらも学費を払っているが、月に換算しても専門学校生はプライベート生の約10〜15倍の費用を払っている。
もちろんその分のコマ数と設備、サービスがあるので当然ではあるのだが。

 

しかし、その学費を多くが保護者さんが支払っている。

または建て替えてもらって有利子の奨学金で卒後自分で支払うので、授業が一個一個お金を払っているという実感がない子達が多いのかもしれない。

 

プライベート生は毎月自分の財布から支払うので、学ぼうという意識が高い。

 

専門学生は一回一回の授業が自分の財布から5000円(←例えばという値段)を払ったと思ったら一所懸命になるだろうが、そういう意識がどうしても薄くなる。

コスト感覚は別に薄くてもいいが、この授業から学び取ろうという意識まで薄くなるとマズイ。

 

次に目的意識がプライベート生は高い場合が多い。

目的意識はプロになることに限らず。

この曲が弾きたい! 

バンドを組んでいて、ライブが何時何時にあるので、絶対に弾けるようにならないと周りに迷惑をかける。

 

というような引剥詰まっている面がプライベート生は多い。

だから、月2回通っても成りたい自分のイメージがあるから上達するわけだ。

 

専門学生が目的意識が低いと言っているのではない。

 

もともと目的意識があったのに在学中に焦点がボヤケてくるのだと思う。

 

入学時はただ単にベースがうまくなって格好良いと思われたい。

それが、デビューをしなければならないに変わり、その漠然とした目的が強迫観念に変わる。

 

大好きなジャンルとか曲とかあるのに、「これをいうと先生や周りがダサいと思われる」というように、好きなことを開き直って言えない、やれないような雰囲気。(全くそんなことはないのに)

 

おそらく、いろいろな雑音とかで目的意識が薄くなることが問題であるように思う。

 

プライベート生は辞めたくなったらやめる。

僕は引き止めないし、続けるさせるためのレッスンをしない。

 

大手はグレードやいろいろなテクニックで続けさせるようなレッスンを展開している。僕は生涯教育みたいなやり方はしない。

 

専門学校生はカルチャースクールではないので、学校に入学した以上、やめたいときに自分勝手に辞められない。(実際は辞められるが) だからある種、高校のような雰囲気になってしまうのかもしれない。

 

自分が高校生の頃を思い出して、すべての授業をプロになるためにと思って、真剣に学ぼうとしたか、と言われるとNO!!!!

 

専門学校、すなわち職業訓練校も一歩間違えると義務教育のような雰囲気になり、高校のように普通に楽しく通っていて、恋愛して卒業したら自動的に何かになるような錯覚を与えるのだ。

 

専門学校は違う。職業訓練校だ。

ここに来て卒業したことでは何の成果にもならない。

 

自分が学ばなければ、学ぼうとしなければ何もならない。

 

要するに手に職をつけないと意味ないのだ。

 

 

しかし、昨今
ただ学生くん達に学べ!!!

と叱咤激励しても駄目だと思う。

だからここに書いていて、ここを読むような真剣な子たちには伝わればいいと思っている。

 

僕は学生くん達に今一度、目的意識を明確にしてほしいんだ。

 

まずは自分が専攻する楽器やボーカルを上手くなろう。

ぶっちゃけこれしかなくないかと思う。

 

だって、下手より上手いほうがいい。

まずは楽器やボーカルを自由に使えるテクニックを学ぼう。

ジャンルや趣向がどーたらとかどうでもいい。

テクニックがないのは、潰しが効かん。

あればあるほどいいので、深く考えずにテクニックを学ぶべき。

テクニックというと速弾きとすぐ勘違いする人がいるが、そういう意味ではない。速く弾けるにこしたことはないが、広い意味でのテクニックだ。

 

目的意識がまだ固まっていなかったら、何になりたいとか、どうやって食っていこうというのは二の次でいいと思う。

 

まずは歌本でコード譜だされて、演奏するで!
と集められたら演奏できるような知識とスキルがあればエエと思う。

 

その曲が好きか嫌いかはあとの話で、音で会話できんかったら、職業にするとか以前の問題。

 

僕だって、まだまだベースを自由に弾けない。

YouTubeに出てくる死ぬほど速くビバップとか弾けるベーシストみたら死にたくなる。

だけど、僕が思うテクニックとか上手さというのは、ポピュラーミュージックにおいて必要な領域でという意味。

どのへんまで必要なんすかね〜と思う人は僕に相談しに来てほしい。

 

話は長くなったが、まあっここまで読める人は問題ないと思う。

 

僕が思うにベースを教えて理解力が高い人は本とか読む人。

小説を読む人。映画とかよく見る人。

 

要するに集中力が必要なこと。

2時間映画に集中するのはYouTubeを垂れ流して見ているより集中力と想像力必要。

 

すごいオチになるけど、ベースを上達したい人は小説を読むといい。

ビジネス書を読むといい。

 

YouTubeでアクロバットみたいなベーシストを見まくる暇(俺もだけど....汗)があったら、映画見たほうがいい。

 

全ては自分の脳が制御したり制限することであるから。