で、課題の分離について書いたのですが
今日はその続編を。
お母さんが子どもの近くにいると
つい手や口を出して干渉しがち。
そこで立ち止まって考えるのです。
「この問題は子どもの課題?親の課題?」
もしそれが、子どもの課題
つまり
子どもが乗り越えるべき問題だったり
子ども自身が取り組もうとしていることなら
子どもに任せて最後までやらせてみる。
親は極力口出しや介入をしない。
それが課題の分離の基本的な考え方。
でね、これをやろうとすると
子どもが何かしようとする
↓
親、「ここは課題の分離だから…!」
ぐっとこらえて見守る
↓
子どもが何かを終えた、できた
↓
親、「よくできたね!」と褒める
この「よくできたね!」が
クセモノなんですよ、これが。
子どもが小さい(幼稚園〜小学校低学年くらい)
なら、「できたね!」「やれたね!」
とお母さんが喜んでくれるのは
めっちゃ励みになります。
けれど、思春期入り口の
小学校高学年以降は
親の反応も少し変えていく方がいいかなと。
よくできた、は結果にフォーカスした言い方。
宿題をやった
テストで○○点取った
絵が上手に描けた
試合で勝った、活躍した
…などなど。
もちろん、その瞬間は
「できたね、やったね!」って思うから
その言葉、出ちゃってもいい。
でも、そればかりだと
子どもは「できた!」「終わった!」
とある程度の結果を見せないと
お母さんに認めてもらえない。
…って考えてしまうかもしれないのです。
特に、段々と自分や周りのことが
見えてくる思春期以降だとね。
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じゃ、どうすればいいの?
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私は
「子どもが一生懸命(または苦労して)取り組んでいた過程」
にフォーカスするのがいいなと思っています。
宿題やったね
↓
自分で時間を決めて始めたんだね。
〇〇点取れたね
↓
毎日夜遅くまで頑張ってたよね
絵が上手に描けたね
↓
描いてる時めっちゃ集中してたね
試合で活躍したね
↓
思いっきりやったのが良かったんだね
…などなど。
私たち大人も
「毎日ご苦労さま、ありがとう」
って誰かに言われると嬉しいじゃない?
子どもも同じだよね。
自分がやろうとしてる
課題や問題を取り組むのを見てくれて
「頑張ったんだね」
って言われたら、すごく嬉しいし
心の底からチカラが湧くんじゃないかなぁ。
課題の分離って
課題を自分と相手、親と子どもに分けて
ハイおしまい、ではないと思うの。
(ていうか、そうしちゃったら体の良い放置かなと)
課題は分けるけれど
そこで子どもが取り組む様子を
物陰から見つつ
乗り越えた、できたって瞬間を一緒に喜ぶ。
そして、頑張った過程を思いっきり言葉にして認める。
きっと、そうすることで
よい流れというか
よいスパイラルが始まるはず。
課題の分離を実践したい人、
ちょびっと心に留めておいてみてくださいね!
ではではー!
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元・中学校教諭&今は幼稚園と高校で働き
ときどき子育て中のお母さんに向けに
アドラー心理学をベースにした
個人セッションや講座をやっております。
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