Richard Ginori Year’s Plate ④
イタリア好きのアラ還、七美伶奈です。早いもので、既に今年も10月に入り、例年ですと翌年のイヤーズプレートを購入する時期ですが、先月頭に毎年購入している百貨店の担当の方から、メーカーに確認した所、昨年の2024年分でジノリのイヤーズプレートは終了となった旨のご連絡をいただきました。お聞きした時は、驚きとショックで、「何故、急に?」という気持ちと、もう今年から購入できない寂しい気持ちでいっぱいになりました。1995年の結婚以来、毎年楽しみに購入し続けてきたリチャードジノリのイヤーズプレートについては、ずっとご紹介していきたいと思っていましたので残念でなりませんでした。まだまだイヤーズプレートに描いてほしい建造物や風景は沢山あったのに、まさか、こんなに早く終了してしまうなんて…という事で、1995年の前はいつから始まっていたのか調べたところ、1991年からスタートしていた事がわかりましたので、早速1991年〜1994年分を探して購入いたしました。これまでご紹介してきましたRichard Ginori Year’s Plate ①、②、③のコレクションに、この4枚を加えコンプリートすることが出来ました。今回は、仲間入りした4枚をご紹介したいと思います。1991年 MILANO - S. FEDELEミラノのサン・フェデーレ教会です。1991年からスタートしたイタリアの名跡を巡るイヤーズプレートの1回めは、サン・フェデーレ教会でした。ドゥーモがある街の中心部近くにあるこじんまりとした静かな教会でした。ジノリが何故、初回にフィレンツェではなく、ミラノのこの教会を選んだのかちょっと不思議な気がしました。プレートの上部には”Buon Natalie”メリークリスマスと書かれているので、クリスマス近くに発売された事がわかります。また、1991年、1992年の箱は、それ以降のものとは形状も違っていて華やかなものでした。1992年 MILANO S. MARIA DELLE GRAZIEミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラッツィエ教会です。教会の入り口の左側の修道士達の食堂には、レオナルド・ダヴィンチの大作「最後の晩餐」が描かれているルネサンス様式の歴史的建造物です。私がこの教会を訪れたのは1995年で、「最後の晩餐」は修復作業中でしたが、今のような予約システムはなかったので、教会の外からかなり並んだ記憶があります。1993年 FIRENZE-GALLERIA DEGLI UFFIZIフィレンツェにあるウフィツィ美術館です。メディチ家歴代の美術コレクションを収蔵する美術館で、イタリア・ルネサンス絵画の宝庫となっています。展示物は2,500点にのぼり、古代ギリシア、古代ローマ時代の彫刻から、ボッティチェッリ、レオナルド、ミケランジェロ、ラッファエッロらイタリア・ルネサンスの巨匠の絵画を中心に、それ以前のゴシック時代、以後のバロック、ロココなどの絵画が系統的に展示されています。中でも、お気に入りの絵画は、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」で、フィレンツェを訪れた際は何度か足を運びました。1994年 VENEZIA- CANAL GRANDEこの年は、建物ではなく、ベネツィアのカナル・グランデ 大運河の風景をモチーフにしています。中央に見える円屋根の建物は、サンタ マリア デッラ サラーテ教会で、17世紀に建立されたバロック様式の傑作として知られています。1991年〜1993年のプレートには、上部に”Buon Natale”と書かれていましたが、1994年からはなくなり、現在のデザインになったようです。今回で、1991年から始まって、今年2024年で終わってしまったジノリのイヤーズプレートコレクションのご紹介が終了となってしまいますが、お好きなモチーフのプレートはありましたでしょうか?私には、大切な一年一年を想い出深いものとして刻んでくれるアルバムにも似たイヤーズプレートでしたので、たかがお皿と思われ方もいらっしゃると思いますが、どのモチーフにも様々な思い出が詰まった心のモニュメントとなりました。