YZF-R3 バッテリー寿命来た
私のYZF-R3のバッテリーが、今年の夏が終わった頃から弱ってきました。具体的にはセルモーター回転中にメーター液晶が消えてしまうようになり、しかもエンジン掛かった瞬間に4,000rpm近辺までタコがハネ上がる事がたまにあります。これはおそらくセルモーター回転中の電圧が下限を割って起動中のCPUユニットが停止、インジェクターも噴射体制のまま物理的に停止、その直後に電圧が復帰してシステムが再起動をしているのでしょう。たぶん。これは明らかに良くない現象です。昔のパソコンだったらHDDがクラッシュするレベル。この現象は単にバッテリーが規定電圧を維持できなくなったからだと思われます。ちなみに現在YZF-R3に積んでいるバッテリーは2016年11月に納車した時の物がそのまま、すなわち丸9年経過10年目突入かつ15万kmを経過しているワケで。しかも10万km経過時点でステーターコイルが故障した際、通常使用の範囲を超えて放電させた履歴まであります。ただしこの時は補充電のみで復活しました。『YZF-R3 故障す』突然ですが、我が愛車YZF-R3がとうとうロードサービスのお世話になってしまいました。(´・ω・`;) つっても事故ではありません。故障で…ameblo.jpでもステーターコイルとレギュレーターの交換歴があるのにバッテリー交換歴は無い単車って珍しくないデスカ?そりゃバッテリー寿命も来るって。(*´・ω・。) よくここまで耐えた。感動した!※私のYZF-R3はレッドバロンから中古車として購入しています。レッドバロンの納車オプションのひとつに「新品バッテリーへの交換」がありまして、YZF-R3購入時の走行距離は5,000km未満でしたがそれでもこのオプションは付けた記憶があります。レッドバロンで中古車買う人でコレを選ぶ人は多くないかもしれませんが、特価で純正指定バッテリーの新品になるんだからオススメ。うろ覚えだけどGSユアサGTZ8Vで当時8,000円弱だったかと。・・・弱ったバッテリーを延命するにはパルス充電でサルフェーション除去を行うって方法があるらしいのですが、百発百中ではないみたいだし、私の持ってる充電器にその機能は無いし、そもそも一般寿命の数倍は使い倒しているので惜しくはありません。交換します。で、どんなバッテリーを買うか。純正指定であればGSユアサGTZ-8Vです。こいつの値段はAmazonで1万6千円台、2りんかん店頭で実にその倍以上します。なんでそんなに値段の開きがあるのかよくわかりません。でもまあ、私が買うのは社外品の安い互換バッテリーなんですけどね!マジェスティではずっと台湾ユアサを愛用してきましたが、今回のYZF-R3では最安値と言っていいワリに評判が悪くないスーパーナットを試してみませう。SUPER NATTOSTZ-8VAmazonで4,080円。梱包開けて電圧をあたると12.81Vでした。このまま使えるとは思いますが、いちおう補充電しておきます。車体のバッテリーと入れ替えます。シート下に埋まってます。我ながら配線センス無ぇなあ…YZF-R3にはバッテリーを包む純正の薄いスポンジシートがあります。これをめくった裏側が直接リヤフェンダーとなっているため、水抜き穴から泥が逆に侵入しているようです。かなり汚れていましたので軽く掃除しておきます。GSユアサとSUPER NATTOの外形と端子形状はほぼ共通。電解液注入蓋の形状と圧抜孔の位置が違うくらいですかね。板ナットがずり落ちない端子形状は純正GSユアサと同じで良い。特に苦労することなく入替え完了。強いて言えば、追加配線を3本も4本も重ねているとバッテリー端子を締めるボルトが板ナットが落ちている状態で長さが足りなくなるのでネジ山を掛けるために小ワザを使って板ナットを浮かせる必要があった事、くらいかな。いやでもまじで配線なんとかしたい。車載、キーオン、エンジン停止状態で13.09V。私のYZF-R3の電圧計は配線の都合上、電圧降下でバッテリー端子間より約0.5V低く表示されるので読み取り12.6Vで合っています。・・・取り外した10年物のGSユアサは、まだ、いちおう、生きてます。走行後車載一週間放置で12.64V。これでもセルモーターは回せるし、補充電すれば13V以上にはなるのですが、スタミナ無いので引退です。それにしても安価な互換バッテリーはいまやめちゃくちゃ種類ありますね。ユアサを名乗るものだけでも、台湾ユアサ、タイユアサ、ベトナムユアサとかあるよ。またこれらが微妙に価格帯も違うので不必要に迷ってしまいます。だからスーパーナットに目が向いたのもある。正直。2025/11/11 152,035kmで初のバッテリー交換でした。 c(´ω`*) (おわり)