日記「今日見た映画 2020」39『国葬』 | やりすぎ限界映画入門

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■『国葬』
☆☆☆☆★★[90]

2019年/オランダ=リトアニア映画/135分
監督:セルゲイ・ロズニツァ
出演:-

■2020年 劇場公開作品 39本目

見た「理由」は、映画雑誌『SCREEN』の『SCREEN映画評論家が選んだ 最も優れた映画 2020』の「31位」だったから。



「予備知識完全皆無」。どこの国の「国葬」かも知らずに見た。



まずチラシに『群衆』と書いてあり、『国葬』のチラシに見えない。見終わって調べたら、「セルゲイ・ロズニツァ監督」の「群衆」を題材にした「ドキュメンタリー映画」「3本」の特集上映企画の名前が『群衆』だった。

なのでよく見ると、「3本」の「ドキュメンタリー映画」の本当のタイトルが、『国葬』『粛清裁判』『アウステルリッツ』と記載されてる。「鶏」はこのうちの「1本」『国葬』を見た。



延々「135分」、「ソビエト」「独裁者スターリン」の「国葬」映像のみ。



本当に「予備知識完全皆無」で見たから、「CG」「創作」か “本物” 「史実」か疑いの目で見たが、どう見ても “本物”。



「1953年3月5日。スターリンの死がソビエト全土に報じられた。モスクワ郊外で発見されたスターリンの国葬を捉えた大量のアーカイヴ・フィルムは、同時代の200名弱のカメラマンが撮影した、幻の未公開映画『偉大なる別れ』のフッテージだった」

「67年の時を経て蘇った人類史上最大級の国葬の記録は、独裁者スターリンが生涯をかけて実現した社会主義国家の真の姿を明らかにする」



「また」「何一つ殆ど砂粒ほども知らなかった」の「反省」「懺悔」「償い」+「ごめんなさい」「本当に申し訳ありませんでした」「心から謝罪致します」以外「選択肢」はもはやないが、調べたら「セルゲイ・ロズニツァ監督」の映画が日本で公開されたのが「初めて」だった。

また「セルゲイ・ロズニツァ監督」はロシアの監督だと「偏見」「先入観」「思い込み」を抱いたが、「ベラルーシで生まれ、ウクライナの首都キエフで育ち、同国で科学者としてAI研究を経た後、ロシア映画大学で映画を学んだという映画作家」だった。



『群衆』を企画し、「セルゲイ・ロズニツァ監督」の映画を日本に配給した「サニーフィルム」「有田浩介」氏のインタビュー通り、「ヒトラーよりも強力な権力を持ったといっていい独裁者であったスターリンの国葬が、どういうものだったのか見てみたいと思った」、という気持ち「そのもの」で、「セルゲイ・ロズニツァ監督」自身も作った「ドキュメンタリー映画」なんじゃないかと、「鶏」には見えた。



「言論も思想も統制された独裁体制の本質が見えてくるようでどこか恐怖を覚える」



「なるほど」。調べなきゃ「何一つ殆ど砂粒ほども解からなかった」『国葬』、「セルゲイ・ロズニツァ監督」の「ドキュメンタリー映画」について、「また」完全 “本物” の「アル中」+「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」+「超てきとう」「超不真面目」「超いい加減」程度でしかない「鶏程度の脳みそ」を、「再起不能」級「これでもか」まで思い知らされ、「反省」「懺悔」「償い」+「ごめんなさい」「本当に申し訳ありませんでした」「心から謝罪致します」で「終わり」。


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画像 2024年 4月