日記「今日見た映画 2019」36『新聞記者』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『新聞記者』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2019年/日本映画/113分
監督:藤井道人
出演:シム・ウンギョン/松坂桃李/本田翼/岡山天音/郭智博/長田成哉/宮野陽名/高橋努/西田尚美/高橋和也/北村有起哉/田中哲司/中村公隆/イアン・ムーア/望月衣塑子/前川喜平/マーティン・ファクラー/南彰

■2019年 劇場公開作品 36本目

「また」いきなり「反省」「懺悔」「償い」+「ごめんなさい」「本当に申し訳ありませんでした」「心から謝罪致します」なのは、「超話題作」「超問題作」「日本大騒ぎ」だった『新聞記者』を、劇場公開から「4年」も経って「今頃」見たこと。

どれだけ危険な「批判」を受けるか想像できない状態で「完成」「公開」させた、「藤井道人監督」だけじゃなく、「松坂桃李」「シム・ウンギョン」他「出演俳優」「全員」、参加した「全スタッフ」の、「勇気」「精神力」+「信念」「価値観」「倫理観」に「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」+「敬意」「賞賛」「崇拝」で大きい方を漏らしたあげく「出るもの全部出て何も出るものがなくなった」。



■「被害者の後藤さゆり側が
  不起訴を不服として会見するらしい
  本人が顔出しでだ」
 「ええ…」
 「これを使って
  後藤さゆりの弁護士が
  野党絡みだっていう
  チャート図を作ってくれ」
 「どういうことですか?」
 「辻川はハメられた
  さゆりはハニートラップだ
  それを裏付ける人物相関図と
  指示系統の図を作るんだよ」
 「いや 彼女… え
  この人 完全な民間人ですよね…」
 「野党と繋がってるという
  事実さえ作ればいいんだ」



「実在の人物」か「架空の人物」か? 「モデル」が「存在」するのか? 「田中哲司」が、「松坂桃李」に言う。



■「嘘をでっち上げんですか?」
 「嘘か本当かを決めるのはお前じゃない
  国民だ」


 
「望月衣塑子」著書『新聞記者』を原案に「プロデューサー」「河村光庸」が映画化。

「第二次安倍政権の発足以降、下がり続ける「世界の報道の自由度ランキング」(国境なき記者団)で日本は2016年、2017年には連続67位と、ついにG7各国の中で最下位となったことはすでにご承知かと思います」

「「権力の監視役」たる役目が薄まってきているという驚くべき異常事態が起きているのです」



実際に「鶏」もニュースで見た「限りなく近い事件」が、「どうやって」起きたかを見せる。

「鶏程度の脳みそ」しかない僕が、「政治」をどこまで知ってるかなんて「たかが知れてる」が、たとえ「何一つ殆ど砂粒ほども知らなかった」でも「できること」がある。「まず」「調べる」こと。恐るべき「情報化社会」の現代、『新聞記者』が見せたことが「嘘」か「本当」か? 調べれば「かなり」「知る」ことはできる。「どこまで」「創作」か「実話」かも解かる。

「「権力の監視役」たる役目が薄まってきている」ようにしてしまったのは、「投票」で「決断」した「私達自身」だと思う。調べて「違う」と思ったら「絶対投票しなきゃいい」。

何で「突然」『怪しい彼女』恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「シム・ウンギョン」が出演したのか? 調べて「怖さ」にビビって震え上がり「ショック」「衝撃」で「大きい方垂れ流し」。

「実は、最初は女優の宮崎あおいや満島ひかりにオファーしていたんです。しかし、この映画に出演すると“反政府”のイメージがついてしまうため断られた。大手事務所に所属の女優さんは誰もやりたがらなかったんです。だからしがらみのない韓国人の女優さんに決まったというのです」

「どこまで」「嘘」か「本当」か? 「かなり」「感じた」

「主演」「松坂桃李」「藤井道人監督」他『新聞記者』の「全俳優」「全スタッフ」の、「勇気」「精神力」+「信念」「価値観」「倫理観」に「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」+「敬意」「賞賛」「崇拝」で大きい方を漏らしたあげく「出るもの全部出て何も出るものがなくなった」。




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画像 2023年 6月