『娼年』 | やりすぎ限界映画入門

やりすぎ限界映画入門

ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『娼年』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2017年/日本映画/119分
監督:三浦大輔
出演:松坂桃李/真飛聖/冨手麻妙/猪塚健太/桜井ユキ/小柳友/馬渕英里何/荻野友里/佐々木心音/大谷麻衣/階戸瑠李/遠藤祐美/鈴木葵椎/松本万弥/牧純矢/西岡徳馬/江波杏子

2018年 第34回 やりすぎ限界映画祭
2018年 ベスト10 第1位:『娼年』
やりすぎ限界パルムドール/やりすぎ限界女優賞/やりすぎ限界男優賞/やりすぎ限界監督賞/やりすぎ限界脚本賞:『娼年』


[ネタバレ注意!]※見終わった人が読んで下さい。



やりすぎ限界男優賞:松坂桃李


やりすぎ限界女優賞:桜井ユキ


やりすぎ限界女優賞:大谷麻衣


やりすぎ限界女優賞:馬渕英里何


やりすぎ限界女優賞:冨手麻妙


やりすぎ限界女優賞:階戸瑠李


やりすぎ限界女優賞:真飛聖


[「男の生理用品」「ピンク映画」「AV」]




■「今すぐ飲むなら進也くん
  ゆっくり味わうなら領くんかな」


「女の全裸が見たい」「女とセックスしたい」という、「男の性欲」を満たすために「ピンク映画」は生まれたんじゃないかと思う。「女の性欲」じゃなく「男の性欲」に「限定」される理由は、「ピンク映画」や「AV」を習慣的に見てる女性になんか今まで一度も会ったことないから。




「女性の生理」の「苦しさ」「辛さ」の話は、子供の頃から何となく聞いてきたので「想像」はできる。だが「今」「現代」「情報化社会」、ある時から僕は男にも「苦しさ」「辛さ」の「生理」があると考えるようになった。




「女の全裸が見たい」「女とセックスしたい」という「男の性欲」こそ、僕は今「男の生理」だと思ってる。「毎日」次から次へ「精子」が製造され「出さないで我慢してると勝手に溢れ出てきてしまう」。それどころか出さないで我慢し続けると「冷静な思考と判断ができなくなる」。




■「まず
  女性のことをつまらないなんて
  思うの やめなさい
  人間は探してるものしか
  見つけない
  あなたがつまらないと
  見下してるものは
  もっと素晴らしいものよ
  この世界で生きてる限り
  女性からもセックスからも
  逃げ切ることはできない」


だが「個人差」はある。実際「坊主」や「ジェダイ」のように「出さないで我慢し続けることができる男」もいる。だが僕のように「人一倍強い性欲」を持ち生まれてしまった「惨め」「哀れ」な「かわいそうな男」は、「性犯罪」を起こす可能性が「かなり」高い。なので僕は「性犯罪」を「絶対起こさない」よう、「禁欲」「理性」のバランスを「精神力」で維持しながら、生涯「男の性欲」「男の生理」に苦しみ続けて生きねばならない。




なので「人一倍強い性欲」を持つ「かわいそうな男」が「性犯罪」を「絶対起こさない」ためには、気軽に「自分で精子を出す」ための「ピンク映画」や「AV」が「絶対必要」となる。「真実」は「ピンク映画」や「AV」が、「かわいそうな男」の「性犯罪」から「女性」「社会」を守ってる。男の「性犯罪」を「激減」させ、「女性」「社会」を守ってる「ピンク映画」や「AV」が、今は「男の生理用品」にまで思えるようになった。

[「劇映画」「ピンク映画」]




男の僕が女性に、「毎日」「習慣的」に「AV」見てること堂々と話すの「恥ずかしい」理由は、僕が「どれだけ」「女とセックスしたい」か、女性に面と向かって堂々と話すのと「同じ意味」を持つから。「セックスしたい」こと「剥き出し」の男が女性に「最低」と「軽蔑」されることで、「女の性欲」が「男の性欲」と「全く違う」、「出さないで我慢してると勝手に溢れ出てきてしまう」「冷静な思考と判断ができなくなる」「じゃない」こと思い知らされ「反省」「懺悔」「償い」に追い込まれる。




「自分で精子を出す」「男の生理用品」でしかないから「内容なんか二の次」。これが「ピンク映画」や「AV」が女性からバカにされる理由だと考える。だが「今」「現代」「情報化社会」、「ピンク映画」への「意識」「価値観」「倫理観」の「変革」を、恐るべき「やりすぎ限界映画」『娼年』に見た。

[「女性向けピンク映画」]




■「領くんて すごい遊んでるのね
  ダメ 領くん そんなとこ
  領くんのにも挨拶したいな」


僕は少ししか「ピンク映画」見てないけど、「その道の人」に薦められた『天使のはらわた 赤い教室』を見て「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」で「大きい方垂れ流し」。『天使のはらわた 赤い教室』が「劇映画」と見分けがつかない、恐るべき極限のくそリアリズム「恋愛映画」だったから。きっと『天使のはらわた 赤い教室』のような、「劇映画」と見分けがつかない「ピンク映画」は他にもあるだろう。その視点で『愛の渦』を見て、逆に「劇映画」か「ピンク映画」か見分けがつかなくなった。まさに『娼年』もこの視点で、僕には「ピンク映画」にしか見えなくなった。時代の変化に合わせ「芸術表現」を追究する「ピンク映画」も生まれてきた。




『娼年』が「ピンク映画」への「意識」「価値観」「倫理観」、「誰も見たことがない」「新しいもの」な「変革」である理由は、「女性向けピンク映画」だから。






「人間は頭が良くなり過ぎた」。「今」「現代」「情報化社会」、嘘じゃない真実の「男女平等」、「男尊女卑」が「完全消滅」したなら、「女の性欲」を満たす「女性向けピンク映画」が生まれて「当然」「当り前」。これから先の時代、『女神の見えざる手』の「マデリン・エリザベス・スローン」のような女性は「倍倍増」となるに違いない。






男なので「勝手な想像」しかできないが、僕が恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” の「極限の美」「全裸」を見たいように、「超カッコいい」「ジャニーズ系超イケメン」「モデル系超イケメン」の「松坂桃李の全裸が見たい」「松坂桃李とセックスしたい」と思う女性は「星の数」ほどいるに違いない。『娼年』は「女の性欲」を満たすために生まれた。






「さらに」「女の性欲」を満たす「だけ」じゃない。『娼年』は「芸術表現」の「劇映画」として、「買春」が「善行」か「悪行」かの「信念」「価値観」「倫理観」を問う。

[「決められた回数」の「セックスシーン」]




一般的な「ピンク映画」は決められた尺の中に「決められた回数」の「セックスシーン」を入れて構成する。逆に「決められた回数」の「セックスシーン」がなければ「ピンク映画」と認識されないかもしれない。






だから「ピンク映画」で「決められた回数」の「セックスシーン」を入れながら “本気” で「芸術表現」を追究する「話」「脚本」を生み出すのは、もはや「神業」。“本気” で「芸術表現」を追究したくても「決められた回数」の「セックスシーン」を入れねばならないため、女性を「共感」させられない「猥褻な映像」にしか成りかねない可能性が「かなり」高い。女性に「最低」と「軽蔑」されてきた理由の「核心」かもしれない。




僕が「三浦大輔監督」の「怖さ」にビビッて震え上がり「泣きながら」、「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」+「敬意」「賞賛」「崇拝」で大きい方を漏らしたあげく「出るもの全部出て何も出るものがなくなった」まで追い込まれた理由は、「決められた回数」を「超える」「セックスシーン」を入れながら『娼年』を、恐るべき極限のくそリアリズムで、女性を「共感」させる「劇映画」にしたから。

[「買春」が「善行」か「悪行」か]




■「自分の身体を
  おばさんたちに売ってるんでしょ
  それって売春でしょ?
  領くん 汚いよ!」


御堂静香(真飛聖)にスカウトされて「クラブパッション」の「娼夫」となる森中領(松坂桃李)。最初は「女なんて つまんないよ」と、「女性」「セックス」を見下してたが、多くの女性達の「孤独」「苦悩」を救ううち「信念」「価値観」「倫理観」に変化が起きる。だが「娼夫」の仕事が大学の同級生恵(桜井ユキ)にバレ、「買春」が「汚い」と罵倒される。




「真実」か「嘘」か? 「人類最初の商売は女の売春」と「噂」されるくらい「人間の歴史」で、日本にも「吉原」があるほど「買春」は大昔から存在した。「違法」でも「買春」が消えることは永遠にないまで「普遍性」がある。




「この世の全てのこと」に「良い部分」「悪い部分」がある。「娼夫」領のような男に、「孤独」「苦悩」を「癒された」「救われた」女性達が実在するのは「現実」「真実」。「自殺」するの止めた女性だっているかもしれない。

だが静香のように「エイズウイルス」に感染する可能性があるのも「現実」「真実」。「どんなに注意しても セックスで感染する可能性は ゼロじゃない」。「買春」が「善行」か「悪行」かの「判断」は見る者に委ねられる。




「セックスシーン」を「AV」と「同格」級「これでもか」の「極限領域」まで見せたから、見る者によって「汚い」と映る恐るべき極限のくそリアリズムが表現できた。「買春」が「善行」か「悪行」かの「信念」「価値観」「倫理観」を問うには、「しょぼい」「誤魔化し」な「セックスシーン」じゃ「絶対恐るべき極限のくそリアリズムは生まれない」。「良い部分」「悪い部分」の「真実」を「全部見せる」「必要」があった。




■「この前 言ってたでしょ
  人には自慢できない仕事でも
  やりがいがあるし
  感動することもあるんだって
  だから それを
  私の身体で証明して
  でも領くんって
  すごい高いんだね
  1回分で1か月分のバイト代
  全部 飛んじゃうんだから」


「女性向けピンク映画」で魅せた、「AV男優」級「同格」の「捨て身」「松坂桃李圧倒的悩殺限界全裸」恐るべき「極限の美」に「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」+「敬意」「賞賛」「崇拝」で大きい方を漏らしたあげく「出るもの全部出て何も出るものがなくなった」。

また「捨て身」「圧倒的悩殺限界全裸」「極限の美」を魅せた恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 達「全員」「大きい方垂れ流し」だが「特に」、「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「桜井ユキ」、「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” は「大谷麻衣」、「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「馬渕英里何」、「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「冨手麻妙」、「極限の美」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「階戸瑠李」に、「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」+「敬意」「賞賛」「崇拝」で大きい方を漏らしたあげく「出るもの全部出て何も出るものがなくなった」。




画像 2022年 2月