日記「今日見た映画 2017」65『ハクソー・リッジ』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

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■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『ハクソー・リッジ』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2016年/オーストラリア=アメリカ映画/139分
監督:メル・ギブソン
出演:アンドリュー・ガーフィールド/サム・ワーシントン/ルーク・ブレイシー/テリーサ・パーマー/ヒューゴ・ウィーヴィング/レイチェル・グリフィス/ヴィンス・ヴォーン/ナサニエル・ブゾリック/ルーク・ペグラー/ニコ・コルテス/ゴラン・D・クルート/リチャード・ロクスバーグ/リチャード・パイロス/ライアン・コア/ロバート・モーガン/マイロ・ギブソン

■2017年 劇場公開作品 65本目

「メル・ギブソン監督」の映画を見たのは、『パッション』以来だった。『顔のない天使』は「鶏」だった当時、『マッドマックス』や『リーサル・ウェポン』シリーズで尊敬する「大スター」だと認めながらも、「やはり」「できれば男は見たくなかった」心の弱さに負けて「逃げた」。だが『ブレイブハート』に「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」。大きい方を漏らして「100回」は見たかもしれない。「メル・ギブソン監督」の「怖さ」を思い知らされるしかなかった。

次の『パッション』は「数回」見た。「キリスト教」を知らないながらも「怖さ」で大きい方を漏らした。だが「ここまで」が僕の「限界」だったのかもしれない。『アポカリプト』を見る「精神力」「心の強さ」が、当時の「鶏」にはまだなかった。「ポスター」や「チラシ」を見て、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” が「一人も見つけられない」状態で、「挑戦」できる「心の強さ」はとうとう生まれなかった。

「超話題作」『ハクソー・リッジ』を見たら「メル・ギブソン監督」でまずおっしっこ漏らした。調べたら『アポカリプト』以来の監督作品だった。『ブレイブハート』『パッション』の監督が「復帰」し、「超話題作」になったことを思うと「油断できない」と警戒した。

「戦争映画」は大体「男」しか出ない。いつもなのだが、僕にとって「戦争映画」への挑戦は「かなり」「勇気」「精神力」が必要。今回の「決断」は「メル・ギブソン監督」だったこと、そして舞台が「沖縄」だったことで「決断」した。

まず「衝撃」殆ど「実話」で大きい方を漏らすまで追い込まれた。「アンドリュー・ガーフィールド」を見て、こんな人が本当にいた「真実」「現実」を思い知り、「かなり」「泣かし」に追い込まれた。『沈黙 -サイレンス-』と「2連続」だった「ショック」も加わり、「信じられなかった」が、エンドクレジットで「本人」を見てさらに大きい方を漏らした。『ブレイブハート』の監督は「やはり」「油断できない」監督だった。

人間ここまで「正しいこと」、「信念」「価値観」「倫理観」を貫いて生きることなど殆どできない。ここまで「正しいこと」を貫くには想像を絶するまでの「勇気」「精神力」がなければ貫けない。「絶対真似できない」と思った。絶対「誰にでもできることではない」ことのレベルが「半端」じゃなかった。“本物” の「英雄」が何かを大きい方を漏らして「泣きながら」思い知らされるしかなかった。

だが「アンドリュー・ガーフィールド」にはかなり泣かされたが、「敵」が「日本人」だったことに「複雑」な心境だった。見てて痛感するが、「アメリカ人」も「日本人」も「人殺し」を楽しんでできる人間など殆ど誰もいないことが「一目瞭然」。「反戦映画」で、これだけ「戦争」が「バカバカしい」ことだと「一目瞭然」な記録が残ってる状態でまだ「軍隊」を作ろうとしたり、「戦争」する気のある人間が僕には信じられない。また「絶対」「戦争反対」と「さらに」思った。

あまりに凄すぎて「絶対真似できない」と思いながらも、考えさせられることは「かなり」多かった。あと「テリーサ・パーマー」が恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” で、恐るべき「極限の美」に「時間が止まった」。




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画像 2020年 5月