■『007 ダイ・アナザー・デイ』
やりすぎ限界映画：☆☆☆☆★★★［95］
2002年／イギリス＝アメリカ映画／133分
監督：リー・タマホリ
出演：ピアース・ブロスナン／ロザムンド・パイク／ハリー・ベリー／マドンナ
［ネタバレ注意！］※見終わった人が読んで下さい。
■第2稿 2016年 4月4日 版
■『007 ダイ・アナザー・デイ』［前編］のつづき
■「やりすぎたCG」③：「F1レーサーを超えるドライビング・テクニック」
「絶対助からない」。アイスランドの氷を隕石が落ちるほどの光線で破壊するイカルス。宇宙から攻撃を受けるボンドが氷上ヨットを改造した乗り物で逃げる。もう人間の「反射神経」で逃げ切れる光線じゃない。だが「F1レーサーを超えるドライビング・テクニック」でボンドは逃げ切った。
■「やりすぎたCG」④：「オリンピックアスリートを超える身体能力」
逃げ切ったボンドがアイスランドの氷壁にぶら下がる。「絶対助からない」。イカルスの光線が迫る時、ボンドはパラシュートと氷上ヨットのボディーを組み合わせサーフィンで脱出。断崖で崩れ落ちる氷壁。もの凄い高さから波に乗るボンド。「こんなこと人間にできるんですか！」「ボンドは本当に波に乗ったんだ！ おまえ今見たろ！」
■「やりすぎたCG」⑤：「ジャガー XKR」
秘密兵器搭載の車はアストンマーチンだけではなかった。シリーズ初「敵」の秘密兵器搭載車が登場。もはや映ってるものは「全部本物」。
■理解できない怪しさ「光るお面」「鎧」
「光るお面」はもう何か理解できない。また「鎧」のデザインがとても怪しい。鎧とイカルスを「組み合わせる」発想も限界。「絶対ありえない」。
■「やりすぎたCG」⑥：「燃える38度線」
とうとう「地球が全滅する映像」の登場だ。イカルスが38度線を焼き尽くす。どこから見ても「全部本物」。この日イカルスによって38度線はこの世から消滅した。
■ロザムンド・パイク「限界悩殺ブラック・ブラ」
■ロザムンド・パイク「限界悩殺ブラック・ブラ」
『007 私を愛したスパイ』のバーバラ・バック「クロス・ブラ」へのオマージュか！ 「バカ過ぎる！」 なぜこの「バカ衣装」を着なければならなかったのか理由が全くわからない！ ロザムンド・パイク「限界悩殺ブラック・ブラ」に魂が震えた。これが『007』「伝統のバカ映画」だ！
■「やりすぎたCG」⑦：「飛行機爆発」
この爆発は「全部本物」。もはや「この世で作れない映像はない」。「伝統のバカ映画」よ永遠なれ！
［ロザムンド・パイク＝ザ・ボンバー・ダイナマイト］
『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』のソフィー・マルソーに続く凄まじき4人目のビッチ。ロザムンド・パイク「限界悩殺ブラック・ブラ」が “ボンド・ガール” の歴史に一石を投じた。「心の弱い部分を攻撃」されるのはもはや「一瞬」。凄まじき4人目のビッチに跪いた。「眩暈」がした。悪役なんかぶっ飛ばせ！ “ボンド・ガール” 史上で “ボンド・ガール” の「存在証明」まで昇華したロザムンド・パイク「限界悩殺ブラック・ブラ」に震撼せよ！
［ハリー・ベリー＝ザ・ボンバー・ダイナマイト］
モデル級「ダイナマイト・ベスト・プロポーション」＆「限界美女」のハリー・ベリー。“ボンド・ガール” 史上で完全上位に君臨する。“ダイナマイト・ボンバー・ギャル” ハリー・ベリーも映ってるだけでやりすぎ限界女優賞だ。
■『007 ドクター・ノオ』
■『007 ロシアより愛をこめて』
■『007 ゴールドフィンガー』
■『007 サンダーボール作戦』
■『007は二度死ぬ』
■『女王陛下の007』
■『007 ダイヤモンドは永遠に』
■『007 死ぬのは奴らだ』
■『007 黄金銃を持つ男』
■『007 私を愛したスパイ』
■『007 ムーンレイカー』［前］［後］
■『007 ユア・アイズ・オンリー』
■『007 オクトパシー』
■『007 美しき獲物たち』
■『007 リビング・デイライツ』［前］［後］
■『007 消されたライセンス』［前］［後］
■『007 ゴールデンアイ』
■『007 トゥモロー・ネバー・ダイ』
■『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』
■『007 ダイ・アナザー・デイ』［前］［後］
■『007 カジノ・ロワイヤル』［前］［後］
■『007 慰めの報酬』［前］［後］
■『007 スカイフォール』［前］［後］
■『007 スペクター』
■『007』始末記①「シリーズ誕生50周年記念」序文
■『007』始末記②「作品」ベスト10
■『007』始末記③「ジェームズ・ボンド」ベスト6
■『007』始末記④「ボンド・ガール」ベスト10［前編］
■『007』始末記⑤「ボンド・ガール」ベスト10［後編］
画像 2016年 4月