![やりすぎ限界映画入門](https://stat.ameba.jp/user_images/20120821/11/rocky-balboa-1976/5d/f5/j/o0400033012147062487.jpg?caw=800)
■第3稿 2018年 4月26日 版
[『裏・ぼくの採点表』]
僕は映画評論家の淀川長治先生、双葉十三郎先生、佐藤忠男先生、秋本鉄次先生の4人の影響を受けてる。淀川先生は「映画は愛である」の評論。双葉先生は「☆の採点」の評論。佐藤先生は「社会や歴史の視点」の評論、秋本先生は「アンジェリーナ・ジョリー対ミラ・ジョヴォヴィッチ」の評論だ。人生で勉強をさぼり続けてきた僕は、佐藤先生の「社会や歴史の視点」の評論が一番苦手。今はとても後悔し、日々映画を見て勉強するよう心掛けてるつもり。
僕は「自分がこの映画をどれだけ好きか」だけを書いてる。その映画を「好きな理由」「嫌いな理由」を、とにかく「自分に嘘を吐かない」「正直」「絶対格好つけない」ことを信念に書きたい。「恥ずかしい自分をさらけ出す」ことに “本気” になりたい。僕の「恥」「体験」から「やりすぎ限界映画」の魅力を伝えられればと思う。「その志は永遠なり」であり続けたい。
![やりすぎ限界映画入門](https://stat.ameba.jp/user_images/20120821/14/rocky-balboa-1976/c9/f1/j/o0240030012147297038.jpg?caw=800)
■映画評論家:淀川長治
![やりすぎ限界映画入門](https://stat.ameba.jp/user_images/20120821/14/rocky-balboa-1976/12/c9/j/o0240030012147297039.jpg?caw=800)
■映画評論家:双葉十三郎
![やりすぎ限界映画入門](https://stat.ameba.jp/user_images/20120821/14/rocky-balboa-1976/d1/f0/j/o0240030012147297037.jpg?caw=800)
■映画評論家:佐藤忠男
![やりすぎ限界映画入門](https://stat.ameba.jp/user_images/20120821/14/rocky-balboa-1976/3c/8e/j/o0240030012147297040.jpg?caw=800)
■映画評論家:秋本鉄次
![やりすぎ限界映画入門](https://stat.ameba.jp/user_images/20120821/14/rocky-balboa-1976/7b/8b/j/o0195028012147284414.jpg?caw=800)
![やりすぎ限界映画入門](https://stat.ameba.jp/user_images/20120821/14/rocky-balboa-1976/11/9e/j/o0195028012147285938.jpg?caw=800)
![やりすぎ限界映画入門](https://stat.ameba.jp/user_images/20120821/14/rocky-balboa-1976/4d/f6/j/o0195028012147286343.jpg?caw=800)
![やりすぎ限界映画入門](https://stat.ameba.jp/user_images/20120821/14/rocky-balboa-1976/85/e7/j/o0195028012147286714.jpg?caw=800)
![やりすぎ限界映画入門](https://stat.ameba.jp/user_images/20120821/14/rocky-balboa-1976/28/88/j/o0195028012147287168.jpg?caw=800)
![やりすぎ限界映画入門](https://stat.ameba.jp/user_images/20120821/14/rocky-balboa-1976/5f/74/j/o0195028012147287614.jpg?caw=800)
![やりすぎ限界映画入門](https://stat.ameba.jp/user_images/20120821/14/rocky-balboa-1976/d5/e1/j/o0195028012147287862.jpg?caw=800)
![やりすぎ限界映画入門](https://stat.ameba.jp/user_images/20120821/14/rocky-balboa-1976/10/a5/j/o0195028012147288089.jpg?caw=800)
■『ぼくの採点表』
映画雑誌『スクリーン』に連載されていた故・双葉十三郎先生の『ぼくの採点表』では、☆を20点、★を5点として採点し、
☆☆☆☆以上……ダンゼン優秀
☆☆☆★★★……上出来の部類
☆☆☆★★
☆☆☆★…………見ておいていい作品
☆☆☆……………まァ水準程度
☆☆★★★………水準以下だが多少の興味あり
☆☆★★以下……篤志家だけどうぞ
と定めた。☆☆☆☆☆をつけない理由に、「ぼくは試験の答案などと違い人間の在り方そのものや芸術の世界には完全無欠なんてあり得ないという考え方なので☆5個はつけないことにしている。」と書いてあった。(『ぼくの採点表Ⅰ』より)
■『裏・ぼくの採点表』
僕には双葉先生を真似した採点ができなかった。双葉先生と僕が全く違う人間である自我が目覚めたからだ。この世に同じ思想を持つ人間は絶対存在しない。
自己葛藤の追究から現在の『裏』とも言える「やりすぎ限界思想」に到達した。双葉先生と僕が決定的に違う部分は、「映画の価値を批評した採点」ではなく、「僕がその映画をどれだけ好きかただ数字で表現しただけ」というとても偏見に満ちた☆を表現してることだ。
そのため『裏・ぼくの採点表』では、☆を20点、★を5点として表現し、
☆☆☆☆★★★[95]…………やりすぎ限界映画
・「これが俺だ」という僕が本当に共感する価値観の映画。
・「こんな映画を撮りたかった」と尊敬した映画。
・自分には絶対撮れないと思い知らされた憧れの映画。
・もうこれ以上美しく女優を撮れない限界点に到達してる映画。
・もうこれ以上美しく俳優を撮れない限界点に到達してる映画。
・良くも悪くもその表現が極限に到達している映画。
・僕が “本物” だと実感した映画。
☆☆☆☆★★[90]……………第一級映像芸術
・[95]の完成度だが正直に完全共感できない映画。
・あと少しの共感で[95]になる映画。
・途中まで[95]だったとても残念に思える映画。
・[95]と[85]の中間で[85]より面白い映画。
・技術的な失敗が確認され[95]から1段階落ちた映画。
☆☆☆☆★[85]………………もう充分満点
・素直に正直に見てて普通に面白いと思った映画。
・普通に誰が見ても面白いだろうと思える映画。
・高い完成度だが自分の価値観で殆ど共感できない映画。
・無難に良くできていて “やりすぎ” てない映画。
・様々な諸事情から仕方なく評価せざるおえない映画。
・社会での評価から否定すると人道に反してしまう映画。
☆☆☆☆[80]…………………少し面白かった
・評価は高いが正直に共感できない映画。
・面白くないが女優が超美人で目の保養になる映画。
・発想、アイデアなどに少しインパクトがある映画。
・一瞬だけでも “やりすぎ” が見える映画。
・評価が高過ぎてつまらなくても無視できない映画。
・評価が高くても正直に2回見たくならない映画。
と定めた。☆5個をつけないのは双葉先生の真似だ。また80以下の映画は悪口を書きたくないので語らない。このように僕の印象に残った映画は大体4つに分類される。また4つの分類は全部が当てはまって決まるのではない。上記の項目のどれか一つでも当てはまれば、というアバウトな感覚で[80][85][90][95]を判断してる。
『裏・ぼくの採点表』に書かれた価値観は生きている限り今後も更新され続ける。人間は変化するからだ。いつまでも自己葛藤し続けられる人間でありたいと思う。
■『やりすぎ限界映画』とは?[定義①]
■『やりすぎ限界映画』とは?[定義②]
■『やりすぎ限界映画』とは?[定義③]
■『やりすぎ限界映画』とは?[定義④]
■『やりすぎ限界映画』とは?[定義⑤]
画像 2012年 8月