何となく、そんな日々。 -67ページ目
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甘えん坊なのか

ミルクを限界値まで飲んでも、母乳を欲しがって私の胸元をクンクンする娘。

赤ちゃんがおっぱい探して手をコネコネするのは、そういう仕様なのかな。

猫の仔が乳モミモミしている様に似ている。


ベビーベッドで気持ち良さそうにウトウトしているのに、時折グズグズと泣く。

ふと思い出してテレビの砂嵐を聞かせたら、本当に静かになった。偶然かな。また試してみよう。




********

今日の猫。

娘抱っこしながら相手しても、その娘が爆泣きしていても、猫さんは相変わらずマイペース。

私の妊娠中はあれほど甘えん坊で、隙あらば膝の上で丸まってゴロゴロいっていたのに、

今は全く膝に乗らなくなってしまったけれど・・・・。

その一点を除けば、お布団にももぐりこんでくるように戻ったし体調も戻ったし、いい感じかなぁ。

赤ちゃんがきたからといって淋しい思いはさせないよう努めてマス。

膝抱っこさせてくれなくて、私は淋しい思いをしていますが~~~(ヨヨヨ

猫さんの中で「だっこだっこブーム」が去ったのだと思う事にします。

出産~分娩室1~

もうすぐこの痛みから解放される・・・・!という期待に満ち満ちて、分娩室へ移動。

分娩室は三部屋あって、私が移動したときには他の産婦さんはいませんでした。

一応扉があるんだけど開放されていて、パーテーションで目隠ししている状態。

同じブースにある陣痛室にドアはなく、カーテンで仕切られているだけ。

なので陣痛室で唸っている間、分娩室で叫んでいる妊婦さんの声は聞こえるという状態(生まれた赤ちゃんの声も)。


…泣き叫んで無様な姿を晒す訳にはいかないヽ(;´Д`)ノ

と、ある意味まだ余裕のある決意をする私。


分娩台はいざって時まではフラットなベッドの形になっていて、とりあえずそこに横になる。

いきみ逃しに捕まるバーがあるので、

『これを破壊して伝説の産婦になってやる!』

と殺気だちながら押したり引いたり。

全身の力を両腕に込めて、まだ下半身には力を入れず。


いきみを逃すと訪れるわずかな無痛の時間。

この瞬間に寝てしまうのです。ストンと。

痛くない、眠い→激痛で覚醒・・・油断したところに痛みが来る分、余計に痛い。

もういやだ!と何度グチったことでしょう。

献身的な夫に対しても理不尽なイライラが募ります。

私が「ヒー・ヒー」と息を吐いているのに、夫があわせて「フー・フー」と言ってた・・・なんて些細な事なんですが、

何で私にあわせないんだ!!!!!!!!!!!と物凄くカンに障りました(笑)

時々助産師さんがきて(もしくはナースコールで呼び出して^^;)子宮口と陣痛間隔のチェック。

助産師さんの手は魔法の手♪冷たくてしなやかでさすってもらうと痛みが遠のきます。

幼児退行起こして助産師さんに甘えまくりです。


検診時の担当の先生が様子を見に来てくれました。

先生の産科・婦人科の外来枠は週二日半日ずつのみ。

他の日はこうやって病棟の方に詰めていたんですね~~。

お産も先生にやってもらえると知って安堵安堵でした。

大学病院なので研修医の先生もついてきましたが、三月という事もあってか慣れている感じで頼もしく、とても好感の持てる研修医さんです。

医者で背が高くてハンサムで…って、いわゆる三高プラスイケメンですよ。オマケに若いw

そんな男性の前でこれから、心身ともにあられもない格好を晒しまくる訳ですが、

心は女から母にシフトチェンジする過程にありましたので恥ずかしいという感情は全くなく、

『こういう将来有望なお医者さんの卵になら、いくらでも貢献したいものだわ』としか思いませんでした。

あ、担当医は女性なので、助産師さん達と同様に甘えまくりな私・・・・w




ふーふー言っている間に母と弟がきました。

元々予定入院の日だったので、出勤前にちょっと顔を見にきたら分娩室に入っていた・・・と知って、

母と弟呆然。

そうこうしているうちに、5分間隔だった陣痛が遠のいていってしまいました。

本当だったらどんどん陣痛の起こる間隔が早まって、

そこでやっと「ハイいきんで~~!」と出産に至れるのですが・・・・・・・・・。

足スタンプ

昨日母がきたので、手形を取る手伝いをしてもらいました。

取り合えずあったアクリル絵の具で・・・・w

しかし娘、グーです。

結局絵の具がすぐに乾いてしまい、娘ギャン泣きで可哀想だったので諦めました。


んで本日、比較的取りやすそうな足型に挑戦。

洗ったものの使い道もない腹帯をウェスにするのに小さく切ってあったので、

それでポンポンを作ってみました(てるてるぼうずみたいなの)。


いい感じで足型採取完了。







初げぼされた(--;

出産~陣痛室~

私は痛いのが嫌いです。

好きな人なんていないか。

Σ(゚∀゚;) あ、いるんだっけ。


まぁとにかく痛いの、私は勘弁なのです。


お産については痛みより漠然とした恐怖の方が強くて、

あまり深く考えていませんでした。

恐怖や不安というのは知識不足が招いたりする部分もあるので、

ネットで体験記を読みまくったりしました。

お産そのものより陣痛の方が辛かった・・・というお話を目にする事が多かったので、

出産の方が痛くないのかなーと 大きな読み違い(--; をしてしまった・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



予定日に日付が変わって30分後、私は深夜の産科病棟にいました。

内診。子宮口4センチ。陣痛間隔は5分前後。

そのまま入院となりました。

陣痛室に移動して、お腹に胎児の心拍と陣痛間隔を測る機械をつけ、1h程観察。

痛みが数値化される事に感動。

この時点で逃げ出したい位、痛かったですw

便秘が解消していなかったので、頑張って何度もトイレを往復。

今考えてみると、いきんじゃってましたね^^;

(浣腸とかナシな方針の病院だったもので・・・)

岩のような●が直腸に溜まっているのは、別の痛みがあってよろしくなかったと思います。

いきみ逃しに肛門を押す・・・というポピュラーな技があるのですが、

押されると陣痛とは別種の激痛が走るので、

助産師さんが変わるたびに「お尻押さないで~~いたい~~」と痔主のような絶叫を・・・。


いきみ逃しというか、痛みをうまく逃せなくて、

立っていても座っていても横になっていても四つんばいでも、とにかく痛い。

ピーク時はずっと立っていました。

痛みが遠のく瞬間、立ったままうとうとし、呼吸するのをわすれ息苦しくなって目覚める・・・の繰り返し。

夜が明ける頃やっといきみ逃しを体得して、ベッドに横になれるようになりました。

波がきたら下半身に力を入れず、ベッドのふちを破壊する勢いでしがみつく。

『このまま気絶して、気付いたら生まれてた・・・なんてないかなぁ』と朦朧とした頭で考えていました。


もうだめー!という痛みの度にナースコール。

助産師さんが半分宥める材料に内診。

今子宮口何センチよ、ちゃんとお産にむかってすすんでるよ、と励ましてくれるのですが、

こんなに痛いのにまだマックスじゃないの!?と半泣きな私。

子宮口が8~9センチ開いた所で、やっと分娩室に移動となりました。


分娩=陣痛より痛くない・・・という勘違いを引きずっていた私は、

あああと少しで開放される(TT)とほっとしたものです。


因みに陣痛の痛み、

始めは生理痛のきついやつ(寝込んで動けない級)、

進むと肉を裂かれるような感じに変わっていきました。




元々予定していた入院日だったので夫は仕事を休む事ができ、

私が痛みと戦っている間ずっと側にいて腰をさすってくれていました。

病院にいるのだから一人でも産める・・・と高を括っていましたが、

夫が側にいてくれなかったらどんなに不安だったか想像もつきません。


生後12日目 指しゃぶり

指を自分の口にもっていけるようになりました。

加減は出来ないようで、入れすぎておえっとなっていましたw


今日は片乳を吸っては「むー」の口になって「もういらないサイン」。

1hごとに母乳。ミルクも「むー」です。

それと抱っこ虫。

臍まだとれず。出血あり。

妊娠経過~出産直前~

出ベソがある日、平べったいへそに戻っていました。

更に位置が下にさがって、へそそのものが鏡なしに見れなくなり・・・

赤ちゃんの位置が下がってきた為のようです。


時々、生理痛のような、もうちょっと鋭いような痛みが子宮口あたりに走ることも。

前駆陣痛と呼ばれる陣痛の練習のような定期的な痛みは、実際の予定日の二週間位前にありました。

前駆が来たので「そろそろかも!」と初産ながら早目に出てくることを期待していましたが、

その後はぷっつり音沙汰がなくがっかり。


早い段階から「成長がちょっとだけ早目」とずっと言われていて、

妊娠後期の検診では毎回『うーん、おおきいねぇ・・・・・・・・・・・・・・』と言われ続けた我が子。

超音波の測定で最終的に3700gを叩き出してしまい、

初産で4000台はきついだろうという主治医の判断で、

40週ぴったりの日に誘発分娩で入院措置となってしまいました。

軽く促進剤を入れていき、勢いをつけて陣痛を起こそうと言うもの。

折りしも6000gの赤ちゃんの話題が続いていたので、ちょっとナーバスになっていました。


この頃はいつ生まれてもいいので、とにかく動け動けと言われていました。

マンションの非常階段を下から上まで往復したり(お腹痛くなります)、日に何度も散歩にいったり。




入院の日、夫が仕事を休んで付き添ってくれる事になりました。

前日は早めに入浴・就寝~・・・のつもりが、

何だか痛みの感覚が定期的に訪れているような・・・・・・・・・・・・・・?

しかも前駆で感じた以上の痛みのような・・・・・・・・・・・・・・?

間隔もどんどん狭まってきているような・・・・・・・・・・・・・・?????


取り合えず布団に入ったものの、痛さに眠れず病院に電話。

予定より半日はやい入院となりました。

妊娠経過~後期~

中期の終わりごろからワサワサと生えてきた腹毛に嘆きつつ、

そのお腹そのものも「どこからみても立派な妊婦!」とばかりに大きくなりました。

子宮に持ち上げられるようにして圧迫される為、胃の調子がまたおかしくなります。

妊娠するまで自分の内臓をこんなに意識する機会はありませんでした。

当たり前なんですけど、単体で存在してるんじゃなくて「あの臓器とこの臓器は隣り合っている」っていうのが実感出来たというか・・・。


食事量は減り、普段の半分位でしょうか。

お陰でどどーんと体重が増えずに済みました。

乳首が黒ずんできて「うわぁ」と思いつつ、乳首マッサージを入浴時に行う習慣に。

ただ、今思うとソフト過ぎて全然マッサージになっていなかったかも!

母乳育児に興味のある妊婦さんは、是非是非母親学級等で講習を受けておいた方がいいですよ。


お腹が重く、大きくなると足元が見えなくなり、骨盤も開き気味になるので外股歩きになります。

(後ろ重心で歩く癖がついてしまい、産後の今もつい変な立ち方をしていたりして)

子宮に押されて自分の臍が平らから出ベソに。

臍から下が自分では全く見えません。

妊娠線チェックは夫にしてもらっていましたw


妊娠経過~中期~

妊婦さんが胎動を感じるようになるのは、大体16週以降と言われています。

19週までに感じられない場合は受診するよう指導されるそうです。


私は15週6日に、初めて胎動を感じました。

仕事帰りの疲れ果てた電車の中。

前かがみになるようにして椅子に座りぐったりしていると、

「ボン!ボン!」と太鼓の響くような大きな振動が体内から伝わってきました。

後々感じた胎動に、そんな激しい音や振動はなかったので寝惚けて夢でも見ていたのかもしれませんが・・・(^^;

真偽はともかく、その響きに疲れもふっとんでウキウキしながら自宅まで帰ったのを憶えています。


まだまだお腹は目立たない頃でしたが、ボトムはだんだん苦しくなっていきました。

下着は既にマタニティ用。

節約の為、代用できるものは代用していこう・・・と、あまりマタニティ服は購入していませんでしたが、

出産直前になったら赤ん坊ひとり分お腹がせりだすのは免れないので、

ギリギリになってその一か月の為だけにマタニティを買うくらいだったら

早目に購入して着倒したほうがいいよ~とのネットの意見に納得し、ボトム数本を買いました。

ジャンスカは若い頃に嵌った時期があって捨てられなかったものが活躍。

オークションで数着、マタニティ用のジャンスカを買い足して・・・。

上着は産前のもので最後まで間に合ってしまいました。

産む直前まで、無印で買ったダウンジャケットを愛用。

基本、ニット・カットソー系が多いのが勝因?かもしれません。

ブラウスやシャツ類は伸びないので難しいでしょうね・・・シルエット崩れるし。

妊娠経過~初期~

同棲・結婚から3年程たち、年も年なのでそろそろ・・・?と思い始めた夫婦共に32の春。

避妊の知識はあっても妊娠の為の知識はというと、実は全然ありませんでした。


自分の生理周期を測りなおしたり、排卵日のしくみや基礎体温のおさらい、排卵日の特定の為に検査薬を使ってみたりして。



つわりは食欲減退・嘔吐・頭痛・・・私の場合はこの三つの症状が出ました。

食べられない上に吐くので、胃痛も加わって体重がマイナス4キロ。

この時期は飲める薬が限られているので、頭痛は我慢するのみ。

仕事をしながらだったので、休憩時間はゼリーを食べて後は横になって過ごしました。

食べられるものをとにかく口に入れましょう・・・と、栄養やカロリーは二の次でしたね・・・。


そうそう、ホルモンバランスの崩れで、 鬼のような便秘に苦しんだのもこの頃。

妊娠して便秘になるというと、胎児が大きくなって腸を圧迫するからかな~(それもある)と思っていたので、

この時期に酷い便秘になるとは思いもしませんでした。

妊婦さん御用達の下剤「ラキソベロン」を処方されましたが最初の規定量5滴では全く効かず、

最終的には一回20滴以上を飲むはめに(--;

後に鉄剤が加わり、しばらくラキソが手放せない生活が続きます。

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