出産~陣痛室~ | 何となく、そんな日々。

出産~陣痛室~

私は痛いのが嫌いです。

好きな人なんていないか。

Σ(゚∀゚;) あ、いるんだっけ。


まぁとにかく痛いの、私は勘弁なのです。


お産については痛みより漠然とした恐怖の方が強くて、

あまり深く考えていませんでした。

恐怖や不安というのは知識不足が招いたりする部分もあるので、

ネットで体験記を読みまくったりしました。

お産そのものより陣痛の方が辛かった・・・というお話を目にする事が多かったので、

出産の方が痛くないのかなーと 大きな読み違い(--; をしてしまった・・・・・・・・・・・・・・・・・・。



予定日に日付が変わって30分後、私は深夜の産科病棟にいました。

内診。子宮口4センチ。陣痛間隔は5分前後。

そのまま入院となりました。

陣痛室に移動して、お腹に胎児の心拍と陣痛間隔を測る機械をつけ、1h程観察。

痛みが数値化される事に感動。

この時点で逃げ出したい位、痛かったですw

便秘が解消していなかったので、頑張って何度もトイレを往復。

今考えてみると、いきんじゃってましたね^^;

(浣腸とかナシな方針の病院だったもので・・・)

岩のような●が直腸に溜まっているのは、別の痛みがあってよろしくなかったと思います。

いきみ逃しに肛門を押す・・・というポピュラーな技があるのですが、

押されると陣痛とは別種の激痛が走るので、

助産師さんが変わるたびに「お尻押さないで~~いたい~~」と痔主のような絶叫を・・・。


いきみ逃しというか、痛みをうまく逃せなくて、

立っていても座っていても横になっていても四つんばいでも、とにかく痛い。

ピーク時はずっと立っていました。

痛みが遠のく瞬間、立ったままうとうとし、呼吸するのをわすれ息苦しくなって目覚める・・・の繰り返し。

夜が明ける頃やっといきみ逃しを体得して、ベッドに横になれるようになりました。

波がきたら下半身に力を入れず、ベッドのふちを破壊する勢いでしがみつく。

『このまま気絶して、気付いたら生まれてた・・・なんてないかなぁ』と朦朧とした頭で考えていました。


もうだめー!という痛みの度にナースコール。

助産師さんが半分宥める材料に内診。

今子宮口何センチよ、ちゃんとお産にむかってすすんでるよ、と励ましてくれるのですが、

こんなに痛いのにまだマックスじゃないの!?と半泣きな私。

子宮口が8~9センチ開いた所で、やっと分娩室に移動となりました。


分娩=陣痛より痛くない・・・という勘違いを引きずっていた私は、

あああと少しで開放される(TT)とほっとしたものです。


因みに陣痛の痛み、

始めは生理痛のきついやつ(寝込んで動けない級)、

進むと肉を裂かれるような感じに変わっていきました。




元々予定していた入院日だったので夫は仕事を休む事ができ、

私が痛みと戦っている間ずっと側にいて腰をさすってくれていました。

病院にいるのだから一人でも産める・・・と高を括っていましたが、

夫が側にいてくれなかったらどんなに不安だったか想像もつきません。