2023/02/28(〝子育てをする〟世界から、〝子どもと共に生きる〟世界へ) | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.























わたしは

ずっと専業主婦だったことや

性格、環境、時代、運命などもあり














自分のやりたいことに集中したら

一切周りが見えなくなる

というところや












子どもをニュートラル

眺めているところもあったが















子育て

母親という役割を

物凄く楽しんだが

背負いすぎているところもあった




























そして

第三子の息子

2歳で障害を負い











さらには

導かれるように

世界一の脳障害のリハビリ

過酷すぎる環境の中

始めたとき














家族だけで

リハビリをするのが

無理だと判断したわたしが

何十人ものボランティアさんに

お手伝いをお願いしたことや










傷ついた息子だけでなく

研究所が〝親こそ最良の医師〟だと呼ぶ

親としての自信が一切無くなった

わたしたち両親や

共に生きる戦友の娘たちの












存在も能力も常に尊重してくれる

その研究所との時間は

地上天国












それは

「ああ、一人で頑張らなくていいんだ…」

と思った瞬間だった





























そしてそれを3年続け

そこに限界を感じ始めたとき

ふと













「子どもを幸せにするのも

子どもと共に幸せに生きるのも


わたしが子どもたちに

何をしてあげるかも大切だが


わたしが幸せかどうか…

わたしがどう在るか…

わたしがリラックスしているかどうか…

が大切なのではないか…」

と思い











わたしは

重い重い扉を突き抜け

自分を

無限に幸せにする、愛することを

改めて始めた




























そして

リハビリを終えて

息子は幼稚園に通い始め











それに付き添い

園庭で息子を

静かに見ていたとき










何もできず

お世話になるばかりだと

思っていた息子が












ただ

息子の、その存在だけで

人を癒し

皆と共に生きる世界を

目の当たりにしたとき

涙が溢れ





































それはその後も

こういうことが起こるたびに














「ああ、もう、

一人で頑張らなくてもいいんだ…」

と、わたしの肩の力は抜けていった






































そして

リハビリが終わってから

今度は










「この子には何か

世界に通用するような

無限の才能がある気がする…」











まるで

宇宙の中で

コンタクトレンズを探すかのように

その、気が狂いそうな時間を

過ごしてきた結果











息子は

特別支援学校高等部一年生の

息子が16歳になる直前に

息子の爆発的な絵の才能が現れ













わたしはそのときも

「ああ、出会った…

もう、一人で頑張らなくてもいい…」

と思った































そしてそれは

一時期息子が通っていた

コンビニとの時間や















息子が一時期

よく行っていた

ラーメン屋さんとの時間や














息子と二人で依頼を受けた

ゲストティーチャーの時間も

そうで














わたしはその度に

「ああ、もう、一人で頑張らなくていいんだ…」

と泣き、リラックスしていき







 






そして

息子の言動も、もはや

大人とか、健常という

類いのものではない












完全に目覚めた人間としての

それになっていき













わたしの中で

〝子育て〟という言葉が

消えていった



















迷子猫?の新入り新ちゃんは、あの日から、顔を合わせるのはたまにだけど、毎日ご飯は食べに来ていて、今日は初めて触ることができて目がハート飛び出すハートキューン、性格も愛嬌があって、とっても可愛い子で目がハート飛び出すハートキューン


野良猫クロちゃんに追いかけられたり、タヌちゃんに威嚇されたりしているが 笑、それも少しずつ減ってきて、皆が少しずつこの環境に慣れてきて、鳴き声が、家猫シオンと似ていて、とっても可愛くて目がハート飛び出すハートキューン


ぬいぐるみ感、モフモフの犬感が、もう、とっても可愛い目がハート飛び出すハートキューン















そして
わたしは元夫












7年前に離婚を告げ
4年前に離婚し
その後は
同居しながら暮らしていたが












その頃から
元夫が息子の全てを担い始め
1年8ヶ月前に

元夫は息子を連れて出て行った













新ちゃん、元家猫だからか、このまま、家に入りそうだった 笑泣き笑い飛び出すハートキューン














そして元夫は一年くらい前に
「凜(息子)の絵のことは全く考えておらず
これからは凜と二人で生きていく」
と言い










わたしに
息子を会わせるつもりも
無いようだった










でも、わたしは
元夫と考え方は違うが
息子を育ててくれていることに感謝をし
そんな全てを肯定しながら











さあ、これから
わたしの人生はどうなっていくのか…
と楽しみでしかないのだが













わたしは
少し前から
息子の絵も、わたしも
世界一というエネルギーに
どっぷり浸かりながら












元夫とは対照的に
「ああ、息子を世界に放したな…」
さらに子育てから解放されている


















そして

その息子がいない間

いないからこそ

二人の娘

たっぷりの時間を過ごせ












今、彼女たちも

自由に自分の世界を広げ

羽ばたき始めていて











「ああ、三人の子どもたちに

何も言う必要が無くなった…」

と思い















「ああ、わたしは

〝子育てをする〟という世界から


〝子どもと共に生きる〟という世界へ

完全にシフトしたな…」

と思い











これが

子育ての原点で、ゴールで









手放したからこそ

ここからがどの子とも

真の始まりだと

思っている