次女が2歳のとき
近所に住む
同い年の男の子に
いじめられるようになった
2歳上の
うちの長女と三人で
毎日遊んでおり
息子はまだ生まれておらず男の子は
長女をすごく慕っていて
次女とも仲良しだったのだが
いつしか少しずつ
自分よりからだが小さく
下という感覚のある次女に
意地悪をするようになった
それは
その子のお母さんが
注意をしても
なかなかおさまらずにいて
そして
わたしはある時
それがどうなるか
観ていようと
思った
それは
今思うと
好奇心であり
信頼だったのだと
思う
そしてわたしは
そしてわたしは
いじめられている次女を
ずっと側で観ていた
すると
悲しくなると
彼女は
わたしの側にきた
だから
「遊びたかったら遊んでいいし
遊びたくなかったら
遊ばなくていいよ」
そう言って抱きしめると
怖い間は
そう言って抱きしめると
怖い間は
わたしにしがみつき
長女と男の子が
遊んでいるのを
じっと見ていたが
遊びたくなると
わたしの側から
離れて行った
そしてそれを
何度も繰り返しているうちに
いじわるが減り
二人の遊びに加わる
時間が増え
そして徐々に
男の子と次女の立場が
対等になり
次女の態度は
ずっと最初から
変わらなかったが
3歳くらいから
3歳くらいから
男の子は次女に
一目を置くようになり
二人は
それから
それぞれ引越しをしたが
同じ小学校
中学校へ通い
共に成長していった