野良猫タヌちゃん 2. | ブログ.

ブログ.

事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.












そして

2022年10月頃

保護するかなどは

今は考えていないし

先のことはまだわからないが













この子たちが

ずっとここに来るなら











この家でわたしが

ずっと暮らすのは

もちろんだが













もし

引っ越したとしても












この子たちも

わたしたちも

幸せで自然で

宇宙と調和した流れで











最期まで

この子たちと生きたい

という思いが湧いてきた



















それは

自分でも

びっくりする思いだったが

泣くほど嬉しく











その後も

マイペースに来るクロちゃんと

毎日2、3回は来るタヌちゃんは 笑










やはり

二人で来たり

二人で帰って行ったり

夫婦漫才のような
やりとりもありながら  笑









さらに

家族、仲間という感覚が

深くなっていった



















そして

2022年12月の

冬至の夜












クロちゃんの

大きな鳴き声が聞こえたので

慌てて外に行くと












クロちゃんはおらず

タヌちゃんがいて

「クロちゃんは通りがかっただけかな?」

と思い










今日はもう

2回のご飯とおやつも食べたので

お腹いっぱいのはずだけど

少しだけご飯をあげたら

食べなかった












そして

タヌちゃんが

何か白い物を転がしているので

よく見たら

死んだネズミさんで











この寒い夜に

わたしが出てくるとも

限らないのに










「わたしにネズミさんを

見せに来たんだ…」

思ったら

もう、涙が止まらなくなった














そしてわたしは

一瞬一瞬

この子たちと会えるのは

最後かもしれないと

覚悟しながら会っているが

さらにこの日からそれが強くなり















そして

2023年1月には

また












「あ、クロちゃんだ!」

と思う大きな鳴き声に

外に出ると

またタヌちゃんだけだった

ということがあった












そしてまた

死んだネズミさんを

持ってきていて

ふと












「あ、タヌちゃんは

普段小さな声でしか鳴かないけど


ネズミさんを見せに来るときだけ

大きな声でわたしを呼ぶんだ…」

とわかり













もう、この

タヌちゃんの

純粋すきる行動にも

この気づきにも

また涙が溢れ


















今、先のことは

一切わからないが











人生も

この子たちとの時間も

後悔のないよう

一瞬一瞬を

大切に生きている












































野良猫タヌちゃん 1.


野良猫タヌちゃん 3.









野良猫クロちゃんとタヌちゃん 1.



野良猫クロちゃんとタヌちゃん 2.