クズ人間のドロドロの世界と純愛 | 男性に深く愛されたい女性のためのLOVEセオリー・占い師コウスイのブログ

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男性から深く愛される女性で世の中をいっぱいにします。

鑑定士・幸粋(コウスイ)です。

 

こちらからお借りしました

 

映画『彼女がその名を知らない鳥たち』

 

をAmazonプライムで見ました。

 

※音出ます

映画『彼女がその名を知らない鳥たち』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=3C61v9ag8Lk

 

15歳年上の男・陣治と暮らしながらも、8年前に別れた男・黒崎のことが忘れられずにいる女・十和子。

不潔で下品な陣治に嫌悪感を抱きながらも、彼の少ない稼ぎに頼って働きもせずに怠惰な毎日を過ごしていた。

ある日、十和子が出会ったのは、どこか黒崎の面影がある妻子持ちの男・水島。

彼との情事に溺れる十和子は、刑事から黒崎が行方不明だと告げられる。

どれほど罵倒されても「十和子のためだったら何でもできる」と言い続ける陣治が

執拗に自分を付け回していることを知った彼女は、黒崎の失踪に陣治が関わっていると疑い、

水島にも危険が及ぶのではないかと怯えはじめる――

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なかなか見応えありました。

 

キャッチフレーズにもあるとおり、

 

不快度指数高いです(笑)

 

なので、この映画は、映画をよく見る

 

映画好きな人におススメな作品です。

 

普段から映画をよく見る人は、

 

普通の展開のストーリーに飽きてるので、

 

これくらい意外な展開のが、

 

刺激的で良いって思うものです。

 

でも、この手の映画を、

 

映画初心者(やあまり見慣れない人)にすすめてしまうと、

 

あまり良い反応が返ってこないです(笑)

 

この映画に出てくる人物は、とにかくクズだらけです。

 

(ここから少しネタバレします)

 

主人公の十和子(蒼井優)は、

 

過去に自分をゴミのように扱った男

 

黒崎(竹野内豊)のことが忘れられない。

 

この黒崎がまた、ものすごいクズでして。

 

事業がうまくいかなくなって、お金に困った黒崎は、

 

十和子を有力者に、貢物として一晩送り込みます。

(おそらくその代償でお金をもらっているのだと思う)

 

その後、有力者の姪と結婚するからと言って、

 

十和子に一方的に別れを告げます。

 

「そんなこと聞いてない!」

 

とごねだした十和子を、

 

顔の骨が折れるほどボコボコに殴って、

 

車からひきずり降ろし、足で体中を蹴り倒して、

 

雨の中置き去りにして逃げました。

 

しかも、二人の情事を撮影してる

 

DVDを脅しのネタに使って、

 

この件を口封じをさせるという、用意周到さ。

 

こんな最低な目にあったにも関わらず、

 

黒崎が忘れられない十和子が、

 

とことんクズすぎて・・・・

 

私はこれを見ていて、

 

いろんな人の顔が浮かびましたよ。。。

 

男に騙されてるのをわからず、

 

夢中になって、周囲が止めても、

 

クズ男に尽くすのを辞めなかった友人の顔や、

 

どうしようもないクズ男に、

 

便利に使われてるだけなのに、

 

その男から去ろうとせず、いつまでもそのクズ男から、

 

愛を乞おうとする、お客さんたちの顔とか・・・・

 

浮かんでは消え、浮かんでは消えして、

 

とても心が痛かったです。

 

もう一人、水島(松坂桃李)というクズ男が

 

この映画には出てくるのですが、

 

こっちも負けず劣らずのクズっぷりで。

 

陳腐なウソをついては、十和子をだまし、

 

性 欲のはけ口に利用しているだけなのに、

 

「妻とは別れるから」と、口先だけのウソを言うなど

 

典型的な不倫男がやる手口を、わかりやすく演じてくれてます。

 

そして十和子自身も、

 

同居する男、佐野(阿部サダヲ)のお金で生活し、

 

プラプラしながら、過去の男を忘れられないと言いつつ、

 

不倫男(松坂桃李)と情事を繰り返している。

 

惰性と堕落とドロドロの世界ですが、

 

私にとっては、これらの映画の世界のことは、

 

日常なんですよね(笑)

 

なんでって、お客さんから聞く恋愛相談は、

 

本当に、この世界のようにドロッドロだからです。

 

占い業は、毎日がぬかるみの世界です。

 

私、いつかは泥の中に咲く、蓮の花になれますかね?(笑)

 

まぁ、でもこの映画、最後がちょっと救われるというか、

 

いや、救われはしないのだけど、

 

光が差す瞬間があるっていうか、

 

最後はちょっと展開が意外なので、

 

そこはネタバレしないでおきます。

 

この映画は、映画通の人におすすめなのと、

 

あと、クズ男に騙されてる女性にも見て欲しいです。

 

不倫している女性にも、見てもらいたいですね。

(ただし、見るとえぐるので痛いですけど)

 

見て、ぜひ、えぐられてください。

 

映画だから、自分と重なる部分も、

 

客観視できて良いと思うんですね。

 

離れて見てみたら、「私、何やってんだろ・・・」

 

ってなるかもしれないから。

 

あとね、蒼井優の関西弁が

 

すごく上手で違和感なかったです。

 

それと、たぶん、ロケ地って、六甲じゃないのかな?

 

なんか見たことある景色が映ってたので、

 

たぶん、神戸の山からだと思う。

(最後のシーン)

 

関西の人は、あれ?ここ、見たことある気がする。

 

って思うシーンがちょいちょい出てくるかもしれません。

 

というわけで、ぬかるみの世界でもよければ、見てみてくださいな(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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