ごきげん職場づくりコンサルタント
二階堂里絵です。
やっかい上司、くせもの部下、
病んでいる人の接し方に悩んでいる管理職のあなたへ
職場の違和感、部下のSOSを見逃さず、
うつうつ部下をイキイキ部下へ変える
産業保健師歴:10年
企業面接対応:2000件以上
管理職としてのコミュニケーション力の高め方や
メンタルヘルス対応を身につけるための方法を
365日発信しています。
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適応障害やうつ病などメンタル不調を抱えてしまった部下に突然「辞めたいです」と言われたことはありませんか?
部下がメンタル不調になってしまう原因は様々だと思います。
たとえば、
・長時間勤務が続いている…
・仕事量や質が多すぎた…
・仕事のミスから、会社に迷惑をかけているという気持が消えない…
・職場の人間関係が上手くいかない…
・私生活での出来事がショックで仕事ができない…
ここで、普段の様子を
よく見ているリーダーの方は
ちょっとした部下の異変に気づきやすいので、早い段階で部下のサポートを行っています。
(※部下の異変について気づくポイントは、LINEのお友達限定プレゼントにしているのでそちらを参照ください♪)
しかし
普段の様子を把握できていないと、
突然、退職についてあなたに打ち明けてくるのです。
そして
リーダーのあなたは驚いて、
どう対応したらよいか分からなくなってしまう…なんてことが起こります。
そこで、今回は突然部下から退職について話された時の対応方法について紹介したいと思います。
大事なことは、ただ一つ!
「すぐに結論をださないこと」です。
「仕事を辞める」という決断は、
その人の人生を左右する出来事になります。
メンタル不調の時は、
思考力や判断力が鈍っている状態。
思考力や判断力が低下しているから、
決断ができず仕事も時間がかかるし、ミスもするのです。
そんな状態で、人生の決断をさせてはいけません!!
じゃあ、どう対応したらいいの?
それは簡単です。
専門家に繋げること!
【パターン1】
勤務時間内に産業医との面接を設定する。
「体調が良くないときに退職を決断するのは心配。体調が良くなるようサポートしたいと思っているけれど、自分は専門家ではないから、まずは産業医と話してみたらどうか?」と伝えてみてください。
ポイントは、本人と産業医の面接だけでなく、上司であるあなたも産業医と面接し最近の状況を伝えることです。
【パターン2】
勤務時間内に専門医を受診させる。
会社に産業医がいなければ、自宅近くの精神科または心療内科を受診させることです。
文言はパターン1と同じように、直ぐに決断するのは心配だから専門家を受診してほしいでOK!
【パターン3】
産業医がおらず、
既に本人が病院を受診している場合、
「体調が良くないときに結論をだすのは心配だから、主治医へ退職についてどう思うか相談してきて欲しい。そして教えて欲しい。」と伝えてみてください。
まとめると
メンタル不調の部下が退職をしたいと切り出して来たら
結論を出さず、産業医や専門医へ繋げること!
これがとっても大事です。
その後は産業医や専門医のアドバイスを聞きながら、対応していけばOKなので、とにかく「繋げる」ことを心がけてください。
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