「クラッシャー上司」という言葉をご存じでしょうか？
・気分の浮き沈みが激しく
・暴言を吐いたり
・横柄な態度を取ったり
・時には徹底的に無視したり
といった攻撃や言動で、部下を次々と潰し、自分だけが出世する上司のことです
クラッシャー上司はハラスメント上司と意味合いが異なり、
組織の中では優秀で評価されているという点が異なります。
そのため、企業によってはクラッシャー上司は必要な人材であると判断され、
黙認されることがあります
そこで今回は黙認してはならない
クラッシャー上司の６つの特徴を紹介したいと思います。
（少し長くなりますが、お付き合いいただけると嬉しいです）
①成績は優秀
【クラッシャー上司本人】
・成績が優秀で実績がある！
・部下の頑張りで得た成果も、全て自分のおかげだと考える。
・自分は仕事ができるという自負があり、
自分の仕事のやり方や価値観に強い自信を持っている。
【部下が感じること】
・指導方法に納得できなくても、従うしかありません。
・その結果、精神的に追い込まれ、休職や退職を考える。
②自信があり自分が正しいと思っている
【クラッシャー上司本人】
・社内で高く評価されていることが強い自信である。
・自分の考えに固執し、自分の考えが正しく、そうではない考え方が
間違っているという考え、部下にも同じやり方や価値観をおしつける。
・部下に裁量権を委ね、成長を見守ることができず、仕事を任せた後も口を挟む。
【部下が感じること】
・上司のやり方に合わないと叱責するため、部下は強いストレスを受ける。
④常に自分が基準
【クラッシャー上司本人】
・部下の能力や得意・不得意なども考慮せずに、
仕事量や質など自分と同じレベルの基準を部下にも求める。
・同じ仕事量や質をクリアできない部下に対し、
「この程度のことができないのか」などと厳しい口調で叱責する。
【部下が感じること】
・上司の基準に達していない部下は、
能力以上の仕事や働きぶりを求められるため、精神的に追い込まれる。
⑤思いやりに欠け自己中心的
【クラッシャー上司本人】
・部下や同僚を配慮する気持ちが少なく、褒めることが苦手。
部下の努力によって成果につながった場合でも、
「よく頑張ってくれたね」「君のおかげだよ」と労う言葉を部下にかけられない。
・褒められることで部下が喜ぶという気持ちが想像できない。
・部下のパフォーマンスを上げるために、何をすればよいか把握できない。
・上司の評価基準はすべて自分になるため、
部下の能力に応じて評価するなどの客観的な評価が苦手です。
【部下が感じること】
・努力しても適正な評価を得られない部下は、
思いやりに欠け自己中心的な上司の下では成長できないと感じ、追い込まれる。
⑥部下を執拗に叱責する
【クラッシャー上司本人】
・その時の気分で部下への態度を変える。 例えば、イライラしているときは、些細なミスでも部下を執拗に叱責する。・部下を精神的に追いやってしまっても、部下のメンタルの弱さを指摘する。
【部下が感じること】
・何しても怒られるなら、怒られてから仕事をしても同じだと思うようになる。
・怒られること恐怖となり、不眠・食欲不振・動悸などの症状がでるようになる。
いかがでしたでしょうか？
あなたの周りにクラッシャー上司はいませんか？
「仕事ができるから」「結果を残しているから」という理由で
クラッシャー上司を放置すると、職場だけでなく会社全体に支障をきたしてきます。
【問題になること】
・職場の雰囲気や悪くなる
・メンタル不調者が次々と出る状況
・離職者が増え、人材が安定しない
・社員のモチベーションが下がり、成長にもつながらない
・黙認することで、会社に対する社員の信頼が下がる
・生産性へ影響する
など企業全体の影響がでてくるため、
管理職の役割を果たさないクラッシャー上司を放置しないことが重要です
もし会社内で放置されている場合は、
管理職であるあなたが
人事部、役員、産業医などに相談を持ち掛け解決していきましょう
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