こんにちは、英語リトミック講師のTomokoです。
リトミックって「全人教育」とも言われていて、音感・リズム感・表現力を鍛えるだけでなく、「人間としての力」を高められる教育法なのですが、近年「非認知能力」という言葉を聞くようになって、まさにリトミックとリンクしてる!って感じています。
AIの力も借りて、リトミックで鍛えられる非認知能力について、まとめてみました。
1. 自己肯定感
音に合わせて身体を動かし、表現が「正解のない学び」であるため、自分の表現が受け入れられる体験が増え、自己肯定感が自然に育ちます。
2. 集中力
音の変化(速い・遅い、強い・弱い)を聴き分けて反応することで、聴覚的集中力や注意力が高まります。
3. 協調性・社会性
グループ活動(手をつなぐ、順番を守る、みんなで動く)を通して、他者との関わり方を体で学びます。
4. 自己表現力
音楽に合わせて自由に動くことで、気持ちを外に出す“表現する力”が高まります。
5. 感情のコントロール
強弱・テンポなど音の雰囲気に合わせて動く経験は、情緒の安定や感情調整能力の向上に役立ちます。
6. 想像力・創造性
“音を聴いてイメージする→動きにする”という流れが、幼児の想像力と創造性を豊かにします。
7. 判断力・反応力
音の変化に瞬時に反応する活動が多く、素早く状況を判断する力が育ちます。
リトミック体験のある方は、「納得!」って思われると思います。
国際バカロレアの教育コンセプトともとても共通していて、子供としてはとにかく楽しく遊んでいる感覚で、人生に必要ないろいろなこと(数値ではかったり、身につけたことがわかりづらいこと)を身につけられて、やっぱりいいなぁって思います。
今、英語リトミック講師養成講座の最中で、先生たち向けにリトミックを教えているのですが、大人同士でリトミックしても楽しいです。
でもそのうまくいかない、をまた楽しめちゃったり。
リトミックの欠点は、ダンスやスポーツなどの習い事と比べるとどうしても地味だし、効果が分かりづらいこと。
小さい子向けの習い事、という印象が強くて、3歳くらいでやめてしまうことが多い(3歳までの教室も多いのですが)のが本当にもったいないと感じていますが、もっとたくさんの子どもたちにリトミックを体験してもらえたらいいな、と思います。









