紫藤盧の茶席にて
台北で有名な茶藝館「紫藤盧」の茶席に参加しました
。
台湾にての茶席は初めての経験でどのように行われるのかとても楽しみにお邪魔しました
。
「紫藤盧」は日本家屋で通常の席はイスか畳を選ぶことができます
。
今回の茶席は畳の部屋にて執り行われました
。
(↑茶会の案内)
「平淡無限」という名の茶席。
用意されたお茶は①青石湯泉と②千山霊秀の2種類のお茶
。
いずれも台湾茶で、茶席の主人が茶園さんに依頼して大切に造ったお茶のようです
。
早速、茶会の雰囲気といいますと、
以下の写真のようなご様子。なんとも自由な茶会
。
みんな、気楽に愉しんで下さいね!の雰囲気です。主人も「私達の茶会は自由ですから!」
などと話しています
。
主人の茶に対する話から、主人の秘蔵の茶器を紹介したり
。
お客様の中にお店のスタッフも混じってまじまじと聞いていました
。
早速、上の2種類の茶を入れてみます
。
ここでは、日本の茶道のような茶碗に茶葉を入れて湯を入れて飲みましょうといったスタイルです
。
でも、しっかりと茶器を温める、心をこめて茶を入れるといった基本的な精神は忘れていません
。
2つとも、聞いた事の無いお茶ですが、①台湾産の緑茶。②は台湾産の文山包種茶でした。
素敵な雰囲気の中、大切に作られたお茶を頂く幸せを感じた瞬間でした
。
台湾は今日中秋節です
台湾は今日中秋節でした
。
毎年、台湾では中秋節には家族親戚がそろってバーベキューをし、月餅を食べながら満月をみて愉しむそうです
。
が、しかし今年は少し雰囲気が違うようです
。
なんと、台北市では政府からバーベキューの禁止令が出たそう
。
なんでも、環境保護の為とか・・・
。
そんな中、なんと今年の台湾の中秋節は近年に無い大きな台風「辛楽克
」が着てしまいバーベキューどころか、
家に閉じ込められ状態でした・・・
。
この季節には日本のお中元のようにいろいろな所から月餅が届きます
。
台湾の友人からの電話でも、まず「月餅食べた?」です
。
我が家にもこんな月餅セットが届きました
。
日本にいたら食べない月餅。なんでこの地に住むと好きになるんだろうな~![]()
食べるのが楽しみ
。
台湾金萓茶飲み比べ
手元に台湾の金萓茶が5種類ありました。そこで、それぞれの飲み比べをして見ました
。
①日本に帰国した時に購入した阿里山金萓茶(写真左)
②台湾阿里山茶専門店紫金園 金萓茶(冬)(写真中)
③台湾和昌茶荘金萓茶(写真右)
乾燥状態の茶葉はどれも似ていて大きく丸められた茶葉でしたが、
香はかなり異なりました
。
③の茶葉は乳香をとても感じますが、①と②の茶葉は乾燥状態での乳香は感じませんでした
。
早速、入れてみたところ乾燥状態の茶葉と同じように茶水の色の違いはありません
。
飲んでみると・・・。①は後味にほのかな乳香を感じ、②は乳香は感じず花の甘い香、③は間違いなく乳香を感じます
。
同じ金萓茶種であってもこんなに異なる。。
高山茶である阿里山で金萓茶をつくると、金萓茶の特徴としてよく言われる乳香よりも、阿里山茶の特徴のフルーティーな甘い香の金萓茶が造られるんだな~と私なりに考えました
。
なので、産地はわかりませんが③は阿里山産ではい茶園の茶葉であろうと思われます
。
実際の所は未解決なので、今度お茶屋さんに聞いてみよう
。
茶葉はどれも1針2葉から5葉とおおぶりでした
。
面白いな~茶葉の飲み比べ
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フランスラデュレのマカロン
噂には聞いていました
。マカロンで有名なパリのラデュレが銀座三越に入るということは
。
しかも、カフェとの事
。
先日、日本に帰国した際にのぞいてみたかったけど、時間がなくて行く事が出来ませんでした
。
しかし、なんと嬉しいことに帰国の時に食事をした友人がプレゼントしてくれました
。
ラデュレは、日本で店舗を持つのは始めてですが、毎年新宿伊勢丹で1月末に開催する「サロンドショコラ」ではいつもお目見えしています
。
パッケージがかわいくってかわいくって、いつも気になる存在です
。
なんと、小さなショコラが3つ入って確か2000円くらいとかで、手が出ませんでした・・・
。
箱を開けてみると、宝石のようなきれいなマカロン
。
ショコラ、レモン、フランボワーズ、紅茶、ピスタチオ、カフェと・・・・
。たべるのがもったいない
。
聞くところによると、マカロンはフランスからの空輸だそうです
。
本場のマカロンが食べたくなってしまいました
。
台湾にもたくさんフランス菓子のお店がありまして、美味しいマカロンのお店も見つけました
。
今度、記事を書きたいと思います
。
香港にてプーアル茶を勉強する
香港在住の友人丸秘のお茶のお店にてプーアル茶について勉強をさせていただきました
。
事の始まりは、私が、生茶と熟茶の見分け方を知りたいとの要望から
。
友人はしっかりと丸秘のお茶屋さんにて「講義付きプーアル茶飲み比べ」を準備していてくださいました
。
早速。「01年熟茶」と「20年位の生茶」を淹れてくださいました
。
まず、乾燥茶葉を見せていただきましたが、
乾燥状態の茶葉でも熟茶と生茶の違いを見ることはできるとのですが、なかなかすぐにはわかりません・・・
。
そして、早速淹れていただきました
。
これまた、以下を見ていただくとわかるようにはっきりした違いがありません・・・
。
しかし、何煎も入れてくださる内にだんだんと色が変わってきました
。
確か、4煎目くらいから見る見る内に色の変化がはっきりしてきました
。
味はといいますと、熟茶は私の好きなまったりと甘みの感じる味、
生茶は、さっぱり、すっきりな味わい
。
(左熟茶 右生茶)
そして、一番わかりやすいのは、茶がらの色でした
。
(老生茶茶殻)
(熟茶茶殻)
製造方法の違いによってこんなにも異なった味に仕上がるお茶、本当に奥が深い
。
そして、こんな貴重な講義を準備してくださった友人に大感謝です
。
香港のお茶屋さん「茶藝学園」にて
香港在住友人のお勧めのお店「茶藝学園」お店にお邪魔するまでは、
お茶の学校かな?お茶の教室かな??
などと、私なりのいろいろな疑問を持ちながらお店へと連れて行っていただきました
。
もちろん到着した所は、まさにお茶のお店でしたが、
お店の滞在するうちになんだか、学校のような、教室のようなそんな雰囲気に感じました
。
なぜかというと、知らずのうちにたくさんのお茶好きさんが集まってきて
、
お茶を囲んで、お茶の話はもちろん、他の話や、ときには中国語教室になっていたりと・・・
、
気づけばお客様がお茶を入れていたり・・・と
、
そんな所以でこんなお名前なのかな?
早速、ここのお店お勧めの「白牡丹」を入れていただきました
。
友人に聞いたところ、ここの「白牡丹」はとてもお勧めですよとの事と、これまた台湾ではお目にかかれないお茶であるために、友人にお願いしてもらいました
。
産毛のたくさんのきれいな茶葉です
。
丁寧に蓋碗にて入れてくただいました
。
美しい、琥珀色の茶水です
。
5煎位いれてくださいました。どんどん甘くなっていく味に感動と驚きでした
。
友人のお勧め通り、台湾には無いこの「白牡丹」を購入
。
早速、台湾のいつも御世話になっているお茶屋さんにお土産にご購入いたしました
。
香港「楽茶軒」にて
香港の「楽茶軒」「というお茶屋さんは、とても有名のようで、今までに行った事はなかったのですが、雑誌や、話の話題でよく聞いていたお茶屋さんでした
。
今回の「香港お茶ツアー」にこのお店が組み込まれている事に感激
。
「茶具文物館」にてしっかり見学していたら、ぎっちり2時間も見学していたようでびっくり、良い休憩時間です
。
早速お茶のメニューを熟読
。
台湾では、お茶屋さんにいってもほとんどが台湾茶であるため、本当に新鮮
。
もちろん、せっかくなので、台湾では飲むことの出来ないお茶を頼んでみました
。
注文したのは、安徽黄小茶(黄茶)です
。
そして、ここのお茶の入れ方にもびっくり致しました
。
まず、茶葉の入った蓋碗と、水がやってきました
。
湯を入れる前に、まず茶葉を水に浸します。それから熱湯の湯を注ぎます
。
緑茶など、沸騰した湯を入れてはいけないときは、湯冷ましをつかいますが、
黄茶独特の、ちょっとかつおぶしのような風味を久しぶりに感じました
。
お店に入った時は空いていた店内も、お昼時になり、たくさんのお客さんで一杯になっていました
。気づけば私達のテーブルにも知らないお客さんが座っている
。
香港では、合席なんて当然なんだな~と、文化の違いをつくづく感じる瞬間でした
。
香港「茶具文物館」にて
香港旅行の1日は香港在住の友人が「香港お茶ツアー」をアレンジしてくれました
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香港お茶ツツアースケジュール![]()
9:30 ペニンシュラホテルにて待ち合わせ→香港公園内の茶具文物館へ
→茶具文物館隣の「楽茶軒」にてお茶&軽食→太古の「茶藝学園」→友人の大好きな丸秘のお茶屋さんへ
まずは、「茶具文物館」へ向かいます
。
「茶具文物館」では、茶に関する様々な展示がされていました
。
茶の昔の飲み方をこと細かく写真とともに説明がなされています
。
昔々は、茶は今のように茶壷や蓋碗で飲むのではなく、この写真のように煮たり、
茶以外の樹の実や、塩などと一緒に飲んでいたのです
。
私はこの内容は既に日本で学んでいたため、とても良い復習になりました
。
そして、今「茶具文物館」では「茗趣源流」という展示がされています
。
歴代の茶器の窯元の紹介や、茶の製造などなどに関してとっても細かくわかりやすく展示がされています
。
私は今台湾で茶壷の勉強会に出席していた為、その際に聞いた茶壷が実際に展示されていたりして、とても感慨深かったです
。
台湾では、台湾茶に触れる機会はとても多いですが、他の茶に触れることがあまりないのでとても新鮮でした
。
香港在住の友人に感謝感謝です
。



























