私が9年前(2003年)に受講した

ペアレントトレーニングで学んだことを

当時を思い出しながら紹介しています。 

 

 

ペアレントトレーニングとは

ADHDを理解し 子供に対して

どのような対応がより効果的か

を親が学ぶ学習会です。 

 

 

ADHD(注意欠陥多動性障害)について

ペアレントトレーニングについて

初めてお読みになる方は

こちらからどうぞ

 

ADHDを持つ子どもの親グループ学習会

ペアレントトレーニング

 

 

 

今回のテーマ 

 

学校・先生との

コミュニケーションのとり方

学校との連携

 


 

これまでは家庭で出来る 

ADHDの子どもに対する

よりよいコミュニケーションツール

を色々ご紹介しましたが

 

子どもにとっては

”家庭”ともうひとつ 

”学校”という活動の場があり

学校との連携もとても大切です。

 

 


ご家庭では 

学校とどんな風にお子さんについて

コミュニケーションをとっていますか?


「連携をとる」

ということは何をすることでしょう? 

 

 

ペアレントトレーニングでは

親がすることとして

次のように定義されていました。

 

 

 

1)学校での子どもの行動や

  授業への取り組みに関して

    先生とコミュニケーションを増やすこと 


 2)先生と共に

   子どもの目標を明らかにしていくこと 


 3)先生が選んだ目標に到達できるように

   子どもの援助をすること 


 4)宿題を終わらせたり

   順序立てて課題を進める際に

   問題になることは何かを明らかにすること
 

 

 

 

 1)について 私はこの年 

息子(当時小3)のクラスの

PTA学級長を引き受けました。 

 


これはペアレントトレーニングで

勧められたわけではありません。 

 


役員になることで

学校に行く回数が多くなり 

息子の学校での様子が見られること 

 

また 行事打ち合わせなどで

担任の先生と

お話しする機会が増えるだろうと考え

 

「この年に役員をしよう!」

 

と自分で決めたのです。

 

 

 

2)~4)については

息子が3年生になったこの年の春 

クラス替えがあり 

息子が「ADHDではないか」

と気がついてくださった先生は他校に転任され  

担任が女性のベテラン先生に変わりました。

 

 

息子の様子は

1,2年時の担任の先生から

新しい担任の先生に引き継がれ

説明もされていましたが

 

新しい担任の先生は 

息子がADHDボーダーという診断だったことで

 

「ADHDという意識ではなく指導する」

 

というスタンスでした。

 

 

正直 私は

ペアレントトレーニングで習った

様々な良いと思われるツールを 
学校でも取り入れてほしいという希望があったので

最初は先生と

 

(ちょっとかみ合わないかも汗

 

と感じました。 

 

 

 

でも 息子と先生の相性がとてもよかったことと 

先生の大らかさが

ペアレントトレーニングの基本的な考え方である

 

共感する

ほめる

適切な指示を出す

冷静に待つ

 

といったポイントをしっかり抑えておられたので 

結果的に息子は先生の下で

落ち着いて2年間を過ごすことができました。

 

 

 

先生とのコミュニケーションは一概に

 

「こうするのがいい」

 

とは言えないと思います。

 

 

先生のご経験年数や性質によっても 

親がどう対処するのがよいか

は変えていいと思います。 

 

 

 

私が失敗した汗と思ったのは

前述の先生と

「かみ合わないかも…」と思った時のこと。 

 

 

初めての保護者面談の時

先生のお考えをよく聞く前に 

私は最初から

ペアレントトレーニングのことを

一方的に話してしまい

 

「ぜひ そのツールを学校でも取り入れてほしい!」

 

と強くお願いしてしまったのです。

 


でも まずは先生にお任せして 

息子の様子を見て

うまくいかない所は先生と相談しながら

解決策を一緒に見つけていく という

 

少しずつ・歩み寄りの姿勢で臨めばよかった

 

と後から思いました。

 

 

思い入れが強すぎて

突っ走ってしまった

 

という失敗談ですあせる

 

 

 

先生とはその後 

役員の関係もあってお話するうちに

私の思いも理解してくださり

途中から息子のことは安心して

すべて先生のやり方にお任せしました。

 

 

解決策の方法は必ずしも

ペアレントトレーニングのツールに

限定しなくていいんだ

 

と思った出来事でした。

 

 


先生・親・お子さんは 

様々な関係性があると思いますし

 

子どもについて気になることや疑問点 

「こうしてほしい」ということがあれば 

その都度 先生にきちんとお伝えし

話し合った方がよいと思います。

 

 

特に初めての子供の時は

 

「先生に物申すなんてあせる

 

と思ってしまうかもしれませんね。

 

 

はい 私もビビリました~

 

最初は(^o^;) 


 

 

目上の先生に何かを言うだけでも 

とても勇気がいることだと思いますが  


コミュニケーション = 伝えること

 

で これは当然して良いことです。 

 

 

上記失敗の経験からも

 

前のめりにならずに

気持ちにゆとりを持って

 

は意識することをお勧めしますが ^^;

 

 

私も先生とのコミュニケーションを繰り返して

失敗もしながら

伝えることの大切さを学んだ気がします。 


 
親も子どもを通して

育てられますね(^_^) 

 

 

 

次回は
その先生に思いをお伝えする方法  
先生と親との間接的なコミュニケーション方法

についてご紹介します。
 

 

(28)学校とのコミュニケーションツール

「連絡シートの使い方」

 

 

 

【追記】 

 


 

(藍)サイキックタロットカード 青1 

Triumphant Success 輝かしい成功

 

覚悟 意志 貫く 

 

あなたは何かに対して「やるぞ!」という

強い覚悟をお持ちなのでしょう

 

剣から出ている光は

使い方を誤らないようにと言っています

 

カードでは使い手の姿が見えていませんが

どのような想いで剣を使うかが大事ということ

 

剣は武器にもなり得ることを忘れずに

完璧を強く求めるあまり 主張が強過ぎたり

攻撃的にならないように気をつけましょう

 

また 立てた意志がくじけそうな時

言い訳として振りかざさないよう気をつけましょう

 

 

 

 

 

 

 

 

(藍)サイキックタロットカード 青5 

Conflict & Defeat 争いと敗北

 

わがまま   見落とし 焦り

 

何か強く思っている事があり

必死に頑張っていると思います

 

ただ  自分の希望や気持ちばかり優先して

周囲の状況が見えていない可能性もあります

 

もし  うまくいかないことがあるならば

大切なことに気づけなくて起こっているかも

または逆に気づきを促すサインがあるのでは?

 

自分も相手も大切に扱う時  

あなたの心の器が大きく広がることは

間違いないでしょう 

 

 

 

 

 


ADHDハートカルタ  






(て)とてをあわせ しんじあおう それがともだち

 

 

 

 

 

 

直感カードリーディング