TOKU TRICK SCHOOL Vol.3

「WIRED+」でもおなじみのピストライダーTOKUが、ピストトリックを伝授。
全3回に分けてお届けしているうちの最終回「上級編」です。
今回は 1.フロントホイールを持ち上げたまま走る「ウイリー走行」 2.ブレーキングも兼ねた「スキッド」 3.ジャンプをしながら「バースピン」をする「バニーホップ」です。
まずは映像をご覧ください。
※一部音声が聞きづらいところがありますが、ご了承ください。
http://vimeo.com/21691421
1.「ウイリー」走行

ウイリー走行をするには、まずゆっくりと走りながら、フロントアップの要領でフロントを持ち上げます。

そのまま、スピードを上げながらバランスをとって走行します。

スピードがあるウイリーをできるようになったら、今度はゆっくりなウイリー走行に挑戦し、バランス感覚をおぼえます。
2.「スキッド」
ブレーキングを兼ねたトリックです。


まずは街中でもよく使う「中スキッド」。
走りながら両足のペダルが平行になるところで止めることでホイールがロックされ、タイヤと路面の摩擦によってブレーキがかかります。

その際、フレームをヒザで挟み込むように固定します。

次に距離を争う「ロングスキッド」。
右足(利き足)を腰の動きに合わせてヒザを軽く曲げ、固定しながら前かがみになります。


この傾きによって、スキッドの距離に違いが出ます。
3.「バニーホップ」
走りながらフロントアップの要領でフロントを上げ、ジャンプをしながらハンドルを1回転させます。

かなり高度な技なので、これができるようになると全国で行われているトリックコンテストなどでの上位入賞も夢ではないかもしれません!
協力:
W-BASE BICYCLE GARAGE
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前6-23-11 J-SIX BLDG 1F
TEL/FAX:03-5485-3235
ホームページアドレス:http://www.w-base.com/
TOKU TRICK SCHOOL Vol.2

「WIRED+」でもおなじみのピストライダーTOKUが、ピストトリックを伝授。
全3回に分けてお届けしているうちの第2回目「中級編」です。
今回は 1.フロントホイールを持ち上げる「フロントアップ」 2.フロントアップからハンドルを360°回す「バースピン」です。
まずは映像をご覧ください。
※一部音声が聞きづらいところがありますが、ご了承ください。
http://vimeo.com/20599325
1.「フロントアップ」
危険回避のため、ペダルストラップは使わずに、ペダルの上に足を乗せます。

スタンディングの状態から、少し後ろにこぎます。その際、ヒジを曲げて体を前傾させ、ペダルを前にこぐのと同時に、ハンドルを一気に前に押し出します。


この時にヒジを曲げないようにします。
ヒジを曲げるとふらつき、転倒しやすくなります。

さっそく挑戦してみました。
身体の角度を45°ぐらいにすると、ハンドルが持ち上がりやすくなります。

ヒジを曲げて、体を前傾させます。

ペダルを踏み込んだと同時に、バーを前に押し出します。

時計の12時のペダル位置から、腰でサドルをすくう感じで踏み込むとフロントが上がりやすくなります。

2.「バースピン」
フロントホイールが頂点まで上がったところで、ハンドルを回すトリックです。

ハンドルが360°回転して、元の位置に戻るようにするのはなかなか難しいです。

しかし「フロントアップ」ができないとフロントホイールが浮かないので、「バースピン」はできません。まずは「フロントアップ」ができるように、がんばりましょう。



次回は上級編「バニーホップ」などをご紹介します。
協力:
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TOKU TRICK SCHOOL Vol.1

「WIRED+」でもおなじみのピストライダーTOKUが、ピストトリックを伝授。
初級編→中級編→上級編と全3回に分けてお届けします。
今回は1.「トリックフレーム」についての説明 2.その場で止まる「スタンディング」 3.バックに円を描きながら漕ぐ「バックサークル」です。
まずは映像をご覧ください。
※一部音声が聞きづらいところがありますが、ご了承ください。
http://vimeo.com/19913672
1.WIREDピスト号とW-BASEトリックフレーム「DURCUS1 STYLIN'」との違いは?
TOKU:WIREDピスト号もそれなりにトリックはできますが、この「DURCUS1 STYLIN'」はより激しいトリックができます。

TOKU:クリアランスを確保することで、ハンドルを回す(バースピン)がしやすくなっています。

TOKU:トップチューブの太さや角度がスローピングスタイルになっていて、飛んだ時に激しい衝撃に耐えられます。

TOKU:ヘッドセットは最新の技術でもあるインテグラル(ベアリングがむき出しではない)を採用していて、耐久性を問われるBMXに多く使われています。

TOKU:着地時のパンクを防げるように、太いサイズのタイヤを履けるフレームクリアランスも確保しています。

TOKU:BMX系のハブを採用することで耐久性と回転性が高くなります。

TOKU:フロントフォークも長めで、太いタイヤを履いてもクリアランスが保てるモノを採用しました。

2.「スタンディング」
重心はシート(サドル)に保ち、若干バックに漕ぐようにするとその場で立っている(スタンディング)ことができます。

3.「バックサーサークル」
ハンドルを軽く右に切りながら(利き腕が逆の場合は左)円を描くように回ります。



まずは立って、重心を決めることから「スタンディング」をトライしてみよう!


次回は中級編「フロントアップ→ウイリー」などをご紹介します。
協力:
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東京人番外編「BANOT~TOKYO-N.Y.」

WIREDのコンセプトを体現する「WIRED東京人」。今回はその番外編をお届けします。
ジョン・バノット
彼は東京とN.Y.を繋げるストリートブランド「BANOT」のディレクター。
ストリートファッションの中心地「原宿」で、彼を知らない人はいない。

日本人以上に日本を愛している彼は言う「ナニ人でもいいじゃないか」。
「FOR THE STREET, BY THE STREET.」
ストリートに魅せられ、ストリートに根付いた自身のブランド「BANOT 」を立ち上げた。
「BANOT」は自身の名前でもある。

「BANOT」は単なるアパレルブランドではない。
ストリートカルチャーをコンセプトに、ジョンが愛している「東京」と「N.Y.」のみで発信するブランド。
ブランド展開はデザイナーのRITSUが担っていて、さまざまなアイテムのデザインを担当している。
彼もまた、ジョンに共感し参加したメンバーである。

「BANOT」はジョンが過去に経験したことを活かし、本物志向でアイテムを製作している。
特に話題なのが、競輪フレームビルダーとのコラボフレーム。
「STRATOS」×「BANOT」

「BANOT "ONE" FREESTYLE」
トリックをするためのフレームとして製作され、リアクリアランス 50cオーバー(700c)
、MID BB、インテグラルヘッドを採用。

NJSフレームビルダー「STRATOS」の村山氏が、ストリートライダーの意見を取り入れ設計したサイズ。

700c、26inchどちらでもバランスの良いデザインになっている。
"Ride with an attitude"がキーワード。
競輪フレームビルダーが市販フレームを製作したことにも驚くが、さらにBANOTとのコラボは想像を絶した。
「STRATOS」村山氏がジョンに共感した1人だからなせる業。
ピストを製作したのは、ジョンが過去にレーシングドライバーをしていて「早い」「機械」「乗り物」が好きだったことから始まる。
そこに「本物志向」が加わり、競輪フレームビルダーにフレームを発注することとなった。
N.Y.の悪路にも耐えられるメッセンジャーバイク
「BANOT "ONE" URBAN RIDE」


コンパクトで乗りやすく美しいフレームは、N.Y.を知らないと湧かない発想。
"Carve the city"がキーワード。
他にも完全オーダーメイドのピストバイク
「E Four BY Nine」

今後もストリートアイテムとしてのアパレルラインやスケートボード、ランプなど本物志向のモノや場所とコラボしていく。目が離せないブランドである。

ちなみにジョンが着ているTシャツは、東京やN.Y.で活躍しているクリエイターのみに配っている非売品とのこと。

「BANOT」のオフィスにはジョンに共感した様々なクリエイターが出入りしている。

Thanks John.
「STRATOS」×「BANOT」に関するお問い合わせ;
GEEK GARAGE TOKYO
住所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-25-8 B1
電話番号:03-3486-7118(平日12:00-21:00 土日祝11:00-20:00)
BLOG:http://blog.deptstaff.main.jp/
ホームページアドレス:http://www.dept.jp
Twitter ID:GEEK_GARAGE
ピスト・ライド ニュースvol.11

ピスト及び自転車愛好家のための最新情報をお届けします。
2010年最後のニュースは12月11日(土)に行われた、
W-BASE6周年アニバーサリーパーティーの模様を中心にお伝えいたします。

パーティーは代官山の "AFRICA"で開催され、W-BASEのスタッフであるピストライダーのTOKU氏も受付を担当していました。

入口ではBROOKLYN MACHINE WORKSとW-BASEのコラボレーションを記念したステッカーを限定配布。
かなりのレアアイテムです。

オープンから3周年を迎えたAUTHENのオーナー押山氏も、お祝いに駆けつけていました。

会場内は歴代のBROOKLYN MACHINE WORKSのマシーンが勢揃い。




BROOKLYN MACHINE WORKSで初めて製作されたBMXも飾ってありました。

こちらはBROOKLYN MACHINE WORKSオリジナルのフレーム整形台。個人的にすごく欲しかったです。

業界のリーディングショップのパーティーだけあって、顔ぶれも多彩でした。
こちらはN.Y.在住でBROOKLYN MACHINE WORKSとも親交の深いフォトグラファーSAKAMOTO氏。

メッセンジャーのSINO氏。

フリーペーパーでおなじみのピストライダー84氏の姿も。

BROOKLYN MACHINE WORKSのオーナーJOE氏から、歴代マシンの製作にまつわる逸話の披露もありました。

W-BASEショップマネージャーのMOTO氏とのツーショット!

W-BASE3兄弟(ライダー)勢ぞろい!

開催者も参加者も、全員が楽しんで盛り上がったパーティーでした。
そんな6周年を迎えたW-BASEが、2号店となるW-BASE2を12月23日(祝)にOPEN。
場所はW-BASEの上の階です。

店内には完成車をメインに展示しています。
HOW I ROLL THE ROOTS

DURCUS ONE 24" H-street

2011 DURCUS1 MASTER TRACK BIKE

スタッフのKIYO氏がお出迎えしてくれます。

W-BASE2のオープンを記念して、2011年1月10日(祝)までオープニングセール開催中。
この機会にW-BASE、W-BASE2の両店をのぞいてみてはいかがでしょうか。

お問い合わせ:
W-BASE BICYCLE GARAGE
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前6-23-11 J-SIX BLDG 1F -2F
TEL/FAX:03-5485-3235
ホームページアドレス:http://www.w-base.com/
※年内は12/28まで、年始は1/2から。
ピスト・ライド ニュースvol.10

ピスト及び自転車愛好家のための最新情報をお届けします。
今回は最新のバイクアイテムのご紹介です。
モトクロス・クラブチーム「世田谷レーシング」のアパレルラインから。

「世田谷レーシング」とは 、モトクロスの楽しみ方を広め、モトクロス業界の活性化を目指すことを理念とし、プロライダーからデザイナー、ミュージシャンなど様々な業界で活躍していてライダーでもある人達で構成されたクラブチームです。

そのアパレルラインは「モトクロスを楽しむライフスタイル」をコンセプトとしたグラフィックをメインとしたブランドとしてスタートしました。
しかし最近、企業やアーティストとのコラボレーションが増えるにつれ、本来のブランド感が薄れつつありました。
そこで一度、原点回帰をしたいと思い、オリジナルアイテムのリリースを再スタートすることにしたそうです。

各アイテムに入っている「magoo」のロゴは、「世田谷レーシング」のアパレルラインの以前のブランド名。
80年代以降のUSモトクロス・カルチャーやアウトドアライフをインスピレーションの源として、「モトクロスを楽しむライフスタイル」をデザイン&クリエイトしています。
2011年春夏より展開されるアイテムを一部ご紹介します。

RIDE BAGとのコラボバッグパック。
ヘルメットがカンタンに出し入れ出来るように開閉口が大きめです。
価格未定

ビビットカラーなTシャツたち。
価格5,040~6,090円(税込)

80年代に多く使われたナイロン生地のホットパンツ。カリフォルニアテイストなカラーで海でも使えます。
価格11,550円(税込)
ブランドディレクターの大山氏は、15歳から全日本モトクロス選手権に参戦していて、「Kawasaki TEAM GREEN」に所属時には、国際A級レースの優勝経験もある正真正銘のライダーです。
ちなみに「世田谷レーシング」には、WIRED 東京人にも登場したマリアッチ(RIDE BAG)も所属しています。

今後「世田谷レーシング」では、モトクロス初心者はもちろん、街乗りライダーや未経験者向けのスクールやプロライダーのデモ走行を通して、安全に楽しくモトクロスに触れられる環境を提供し、ライフスタイルとしてのモトクロスの提案を積極的に行っていきたいそうです。
お問い合わせ;
ROUND inc.(世田谷レーシングアパレル)
住所:〒153-0061 東京都目黒区中目黒1-4-5
セタレBLOG:http://www.setagayaracing.com/
ホームページアドレス:http://www.t-round.com
ピスト・ライド ニュースvol.9

ピスト及び自転車愛好家のための最新情報をお届けします。
今回は2つのアニバーサリーパーティーのご紹介です。
1つ目は12月11日(土)に開催される「W-BASE 6周年パーティー」。
このパーティーでは自転車に関するイベントを毎年企画していて、今回はニューヨークのストリートカルチャーをリードするBROOKLYN MACHINE WORKS を「HISTORY OF BROOKLYN MACHINE WORKS」と題して紹介する企画を用意。
1996年の創業から現在までの歴史やプロダクトの展示に加え、今後の新製品の展示も行うので、BROOKLYN MACHINE WORKSを以前から知っていた人も、これを期に知る人も、全ての人が楽しめます。
当日は工房で実際に使用しているジグ (フレームを製作するテーブル)の展示や、BROOKLYN MACHINE WORKSとも親交の深いメッセンジャー兼フォトグラファー"href="http://newyorkbikedreams.blog41.fc2.com/">TAKUYA SAKAMOTO"氏(ニューヨーク在住)が撮影したブルックリンの写真展示もあります。
さらにBROOKLYN MACHINE WORKS創業者のJOEも来場するそうなので、直接いろいろな話をしてみてはいかがでしょうか。こんな機会はニ度とありません!
タイトル:W-BASE BICYCLE GARAGE 6YEARS ANNIVERSARY PARTY
日程:12.11(sat)
場所@DAIKANYAMA "AFRICA" OPEN 21:30
FREE ENTRANCE
<イベント概要>
"THE HISTORY OF BROOKLYN MACHINE WORKS"
:SUPECIAL GUEST JOE from BROOKLYN MACHINE WORKS
:SPECIAL DJ ALEXANDER LEE CHANG : DOGGY SACK
:PHOTO by TAKUYA SAKAMOTO
:PRESENTED by BROOKLYN MACHINE WORKS & W-BASE
※当日は混雑が予想されますので近隣の駐輪場または駐車場をご利用下さい。
お問い合わせ:
W-BASE BICYCLE GARAGE
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前6-23-11 J-SIX BLDG 1F
TEL/FAX:03-5485-3235
ホームページアドレス:http://www.w-base.com/
2つ目は、以前このピスト・ライドニュースでも紹介した「AUTHEN」の
3周年パーティー。こちらは12月4日(土)に開催ですので、お見逃しなく。

タイトル:AUTHEN 3rd Anniversary Party「AUTHEN NIGHT」
日程:12.4(sat)
場所:SKIN PRAY
千葉県成田市上町508-2F
TEL:0476-22-6913
OPEN:20:00
ENTRANCE:当日1700円(2ドリンク)/ 前売り1500円(2ドリンク)
<イベント概要>
AUTHEN FASHION SHOW
430 FLATLAND BMX SHOW
PISTA,BMX EXHIBITION
WE THE PEOPLE "ANYTIME NOW"
UNITED"THIS IS UNITED"
DJ: MIYU (FTC)/SKYHOOK (BACK DROP)/OSHOW (SKIN PRAY)
お問い合わせ:
AUTHEN(オーセン)
〒286-0025 千葉県成田市東町159-3
TEL:0476-36-7969(OPEN 12:00~20:00/水曜定休)
BLOG:http://authen.exblog.jp/
ホームページアドレス:http://www.authen.jp/
東京人番外編「MJS~カービー~84(ハチヨン)」

WIREDコンセプトでもある「東京人」の番外編をお届けします。
前回紹介した「"生涯○○"フリーペーパー~84(ハチヨン)~JAN」の続編として84とフリーペーパーの関係をさらにご紹介します。
最近、シアトルに行った84。
とあるピストライダーに会いに行った。
彼にとってそのピストライダーは「神」である。
そんな84がピストに目覚めたのは、彼のトリックを見たからである。

84は現在26歳。
10代後半のころ、ストリートカルチャーに興味があり「リラックス」誌のような本を作りたいと漠然ではあったが夢見ていた。
その時点でフリーペーパーの原点があったのかもしれない。
実際は海外でバックパッカーになったり、一時的にデザイン会社に勤めたり、職を点々としながも本格的にピストに出会ったのは、数ヶ月間やったメッセンジャーの仕事がきっかけだった。

84の活動拠点は今も昔も武蔵野(=吉祥寺近辺)。
2007年には、すでに仲間内で活動していたMJS(※)に所属していたBMXライダーの"マッサン"と出会い、MJSに参加する。
※MJSとはNJS(日本自転車振興会=現在JKA)にもじって拠点の地でもある「武蔵野自転車振興会」の略。

面白い事に、マッサンとピストライダーNO.1トリッカー「TEPPEI」とは同郷ではあったが、知人レベルであった。
しかし、偶然の趣味の共通項で再会し、今でも自転車を通じて友人であり続けている。


フリーペーパーの原点はBMXライダーマッサンともう一人の立役者との出会いがきっかけだった。
その名は"jinken"

彼はメッセンジャーでもあり、MTBチーム「TUBAGURA」のライダーでもある。
また別の顔として、以前から親しくしているビルダー岡安製作所の協力もあり、
「JBP/鉄ONE」ブランドとしてシングルスピードフレームメーカーの代表も務めている。

84はjinkenと直接出会った訳ではない。
当時吉祥寺でも珍しい24インチMTBを乗りまわしていたjinkenと同じサイズに乗っていたマッサンが気になり声をかけたことで2人は出会った。

つまり、マッサンを通じてMJSを知り、jinkenと出会う。
実はココから84の構想でもあったフリーペーパーの話をし、賛同したのがこの2人。

フリーペーパーはMJS名義で始まり、現在は「カービー」という集団名(名義)になった。
しかし、集団名とは別に「カービー」という、あらたなメディアも誕生した。

84いわく、「カービー」はフリーペーパーとは違う独自メディアを目指す。

これによりMJSの主要メンバーでもあった3人はフリーペーパーのため、いや独自メディア「カービー」のために集団を設立することになった。
まずは、WEBメディアを主体とした動きで始まったカービーに新たなメンバーが加わった。
WEBデザイナーでもあり、BMXライダーの「mrt」。
彼は他の3人と違い、もの静かでありバラバラな3人を取りまとめている感がある。

この4人で今年(2010年)カービーは始動し、新たなメディアの拡張を試みている。
84のシアトル遠征はその一環だったのか。
ちなみにフリーペーパーは今後も不定期に発行されるとのこと。
これは84が書きたい、知りたい人を中心に取材するらしい。
2回に渡り「84」を紹介してきたが、まだ彼の考えていることが聞き出せていないことが心残りでもある。
今後も84や「カービー」の動きに注目だ。

Thanks 84.
ピスト・ライド ニュースvol.8

ピスト及び自転車愛好家のための最新情報をお届けします。
今回は東京を離れここ千葉・成田山新勝寺に来ました。
もちろん、参拝に来た訳ではなくこの近くに裏原宿にも存在しないくらいの凄いセレクトショップがあると聞き訪れました。
ショップ名は「AUTHEN」(オーセン)

覗いてみるとセレクショップの域をこえ、ピストのフレームや部品、BMXや子供用自転車まで所狭しとアパレルに混じって置いてあります。


オーナーの押山さんはアメカジ系アンテナショップの元店員。


独立後初めて開業したのがこのお店。
オープンは2007年10月、この手のお店としては意外と古い。
洋服はアメリカ系ストリートブランドを多数アイテムを揃えています。

Q:なぜ、成田にお店をオープンしたのでしょうか?
A:「自分自身が千葉県出身でもあり、グローバル的に"成田"という地名は有名だからかな。」
少し分かりにくい回答でしたが、
「ローカルを大事にし、アメリカのストリートのように成田にファッションストリートを創りたいのです。」という意気込みになんとなく分かりました。
確かに入口の雰囲気はL.A.にあるセレクトショップを思わせる感じでした。

Q:ピストを始め多くの自転車を扱われていますが、アパレルと自転車を扱われているのはこのお店だけでは?
A:「東京にいたころからW-BASEでピストを乗り回していたので、必然とこのようなお店になったんです。」
「そもそも自転車とストリートとアメカジに興味が有り、それを実現したのがここAUTHENなんです。」
ちなみにお店の名前の由来は「authentic」の略で、物があふれる、今の世の中で本物をセレクトするショップと言う意味をこめているとのことです。

まさにお店で扱われているアイテムもそのような感じになっています。
オススメアイテムはSFのスケートボーダー「キース・ハフナゲル」のブランド「HUF」

ピストライダーで世界的に有名なウォンカが履いている「alife」

もちろん、自転車はW-BASEなどのアイテムも多数扱っています。

とにかく東京では見た事のないセレクトショップ。
自転車とファッション、今では互いになくてはならない関係でもあります。

Q:お店のお客さんはどんな方が多いのですか?
A:「主に都内へ買いに行ける方が多いです。多分、東京だと複数のお店に行かないと買えないアイテムを
AUTHENでは、まとめて買えるからでしょう。」
意外な回答でした。
もうじき3周年イベントが行われます。
まだAUTHENに行ったことのない方はこのイベントに参加するついでに行ってみては。
日時:2010年12月4日(土)
内容:ピスト、BMXの展示やBMXフラットランドショーなど
場所、時間などの詳細は近日中にWIRED+で告知いたします。
AUTHENではお店に行けない方でも購入出来るようにWEBサイトで通販も行っております。
ご利用ください。
お問い合わせ;AUTHEN(オーセン)
〒286-0025 千葉県成田市東町159-3
電話番号:0476-36-7969(OPEN 12:00~20:00/水曜定休)
BLOG:http://authen.exblog.jp/
ホームページアドレス:http://www.authen.jp/
ピスト・ライド ニュースvol.7

ピスト及び自転車愛好家のための最新情報をお届けします。
10/2@横浜で行われた自転車界の黒船イベント「濱バイク2010」のイベントリポートから。

今回で二回目のこのイベント、横浜という土地がら、さまざまなカテゴリの自転車愛好家たちが参加されていました。

室内イベントの第一部と横浜港からクルージングをしながら船上の第二部構成に分かれているのは、まさに横浜ならではでした。
会場を入る手前のところで行われていた
「グループスタンプラリー」


自転車を乗っていない方、持っていない方にも自転車を乗る楽しみを味わっていただけるよう各自転車メーカーさんの協力により、貸出自転車でも参加できるスタンプラリーです。
入口にはインパクトのある展示物が。
TWINY作

MOMOIRO号

会場内では3人のアーティストがLIVEで描く
「ライブペイント」
参加アーティストの作品は写真右よりhatake (quilo)、松本奈央子、holly a.k.a. Hayato Hori

自転車に乗って、岩場などの障害物を越える競技
「BIKE TRIAL」
もちろん、司会進行はストリートMTBチームTUBAGRA ライダーでもあるjinken (a.k.a. ダニエル)。

ピストのトリックでも目にした事がある「ポゴ」とは真逆のスタイル「ジャックナイフ」が印象的でした。

自転車というカテゴリーで様々なイベントが同時開催されていました。
おなじみの「BIKE POLO」

これもPOLOでしょうか。

会場周りはとにかく自転車だらけでした。


BMXで様々なトリックを決め、そのワザの完成度、難易度、オリジナリティを競いあう
「BMX FLATLAND EXHIBITION BATTLE」


オリジナルライディング中島和麻

今回優勝した地元横浜の双子の兄、吉田NAO
会場内には数店物販も行われており、その中でも気になったアイテムをご紹介します。

CCP ライクラサコッシュ
伸縮自在のライクラ素材を使用されており、ポケットやカバンなどに忍ばせておくと便利です。
ちょっとした自転車での移動に、工具やスペアチューブを入れたり用途は自転車に限らず様々です。
ecoバックとしても使えそうです。
価格:1,900円
カラー:
KAHKI×WHITE,BLACK,GREEN,YELLOW,RED
SKYBLUE×WHITE,BLACK,GREEN,YELLOW,RED
ORANGE×WHITE,BLACK,GREEN,YELLOW,RED
サイズ:L

CCP Neo Casque System
ウェットスーツ等に使用される素材を使用したカスクです。 安全性を考え、通勤・通学には必要なアイテム。自転車用ヘルメットは使わない時、場所をとるので、
コンパクトにたためるこのカスクはこれまたカバンなどに忍ばせ可能で便利です。
対衝撃性と耐水性に優れています。
価格:9,975円
カラー:BLACK/BLUE/YELLOW/KAHKI/SILVER
サイズ:FREE

*CCPブランドとは
自転車での街乗りや、アウトドアなど様々なシーンにおいて、機能的且つファッション性に優れたアイテムを提案しています。
この濱バイクのメインイベントでは今年で10周年を迎え、世界中で開催されているフィルムイベント「BFF(バイシクル・フィルム・フェスティバル)」で出展された作品を上映いたしました。

尚、このフィルムイベントは東京でも開催されます。
「BFF 2010」

10/29・30・31の3日間、中目黒キンケロ・シアターでの上映会や31日は神宮外苑で行われる東京デザイナーズウィークの会場では野外イベント(BLOCK PARTY)も併催されます。
開催概要

タイトル :バイシクル フィルム フェスティバル 2010
公式サイト :http://www.bicyclefilmfestival.com
開催時期 :2010 年10 月29 日~31 日 (金・土・日)
会 場 :キンケロシアター(中目黒)ほか
イベント構成 :フィルム上映、アートショー、パーティ、屋外イベント、自転車関連グッズの展示・販売等
上映作品数 :約30 本のショートフィルム(それぞれ2-3 分~70 分)全6 プログラム
チケット販売 :1 プログラム1000 円(当日1100 円)、パスポート2500 円)
実行主体 :BFF 東京事務局
お問い合せ : toiawase@bicyclefilmfestival.com