ここしばらくバラエティ番組の隆盛が続いています。もうかなり食傷気味で、「まぁとにかくうるさくてかなわん」と感じなくはないですが、その核となっているお笑いタレントのパワーには頭が下がる思いです。とにかく元気ですね。どいつもこいつも。それだけ視聴率を稼いでいるからこそ露出が増えるという事なんでしょうけど、もともとは彼らが「笑わかすことに対して」切磋琢磨して試行錯誤した結果でしょう。


中でも、今年7回目を迎えるM-1グランプリの果たした役割は大きいと思います。最初は1000万円もの賞金が本当に出るのかどうなのか、最後には何らかのオチをつけて、最後の難関みたいなゲームをやらせて失敗して『賞金没収!!』だったりして、と思ってましたが、1000万円は本当でした。マジでした。

それからお笑いを志す若い人たちが大幅に増えた事はごく自然な事でしょう。そこで優勝したら紛れもないゲンナマが手に入り、その勲章はのちの仕事に大きく影響します。歌手なら紅白出場であり、野球選手なら個人タイトルにあたるものでしょうね。


今度の日曜に第何回めかのそれは行なわれますが、僕は個人的に「笑い飯」を応援しています。彼らが出てきた時の衝撃はかなりのインパクトがありました。彼らはボケとツッコミという元来のスタイルを突き抜けています。冒頭にボケとツッコミの王道から入り、その役がふと入れ替わり、そのうちどちらがボケでどちらがツッコミなのかわからなくなり、テンポとテンションが上がるに従って双方がボケまくりツッコミまくるという怒涛の展開。まさにヒートアップ漫才と名付けたい目の離せないネタを展開します。

なんだか、最初から決まってるんじゃないの?とこちらが突っ込みたくなるような惜しい結果で彼らは何度も優勝を逃してきました。まぁ今年のネタはいまいちだったという時も確かにありましたがね。出場以前にどれだけ人気が沸騰していようとも、例えばファンクラブ会員が1000万人いたとしても、その時に見せたネタで審査されるというシビアなものですから致し方ない面もあるんでしょうが、彼らにはM-1の勲章を勝ち取って欲しい。それに相応しいコンビですよ。


笑い飯以外の出場者は、ポイズンガールズバンド、ザブングル、千鳥、トータルテンボス、ハリセンボン、キングコング、ダイアンですね。これに敗者復活での勝ち上がりが加わりますが、顔ぶれを普通に見て笑い飯に対抗しそうなのはいません。・・・と僕は思います。過去にはチュートリアルとかブラックマヨネーズのような、それまで一部でしか知られていない隠れた素材がかっさらっていった歴史があり、そう考えるとダイアンというのは馴染みがないですね。果たしてどうでしょう?ハリセンボンとかキングコングあたりは、既に充分に稼いでいる人たちで、それが制限時間内の一発勝負のネタでどれだけ笑いを取れるものやら僕は疑問です。


まぁ何しろ楽しみですが、その時のネタ自体がおもしろければ、笑い飯以外が優勝してもそれは仕方がない。日曜日が待ち遠しいです。

佐世保の事件にはさすがに驚きましたね。

最初は臨時ニュースですぐそばの事件現場に驚き、「乱射」の二文字におののきました。ルネサンスには僕も前に会員として加入していました。だいぶ前だし、そこに居合わせるという可能性はありませんが、それでも中の施設は知っているし、また仕事で営業に出向いた事もあるというとにかくよく知っている場所。なんであんな場所で「銃の乱射事件」が・・・。車で20分程度走ったら着くところだから、続報の「犯人は逃走中」のテロップに飛び上がりましたわね。「逃がすなよ、おいっ!!」

何やら、大柄の男で外人だとかいう情報が流れていたし、そうなると逃げた果てにどこに現れるか全く想像がつきません。情報は少なく、逃げたのが車でなのか走って逃げたのかも当初はわかりませんでした。

まさか・・・いやいや。

それでも行動範囲としては充分にやって来れる範囲ですから、まさか・・・いやでも万が一・・・などと多少はおろおろしましたね。ただ、『犯人は止めようとする人を「どけ」とばかりに押しのけてプールに進んで』という目撃者の情報に触れて、かなりほっとしました。それは乱射には違いありませんが、何らかの目的があって、意思のもとにプールに向かったという事が知れるわけです。それでかなり落ち着きました。この事は、「クスリでおかしくなっていてめちゃくちゃやっている」を排除し、「一人残らず皆殺し」とハリウッド映画みたいに打ちまくるというのを排除します。つまり明確な殺意をもって「誰かを」殺しに来たわけです。その際に、巻き添えを食う人がいたってやむを得ないという形での乱射でした。

翌日になって、自殺した事がわかって胸をなで下ろしましたが、それにしてもひどい事件でした。


続報によってだんだん明らかになって来ましたが、どうやら生きる力を無くしてしまって自らを破滅させようと目論んだようですね。だけど、何故他人を巻き添えにしてなのか?自殺がいいわけはないけど、少なくとも他人を道連れにするなどもってのほかです。やりきれませんよね。


この事件を大きな契機にして、むろん以前から指摘されていたようですが、銃規制に関して見直しがなされるようです。現在の法からすれば、馬込容疑者から銃を取り上げる事は出来なかったようです。従って警察を責めたってそれは殆んどどうにもならない。かけがえのない命を奪われた遺族の気持ちを考えたら、「それくらい言わせて欲しい」とは思いますが。

許可ではなく、免許制にしたらどうかと個人的には思います。まっとうに使用している人たちにはとばっちりになりますが、やはり厳しくすべきでしょう。更新期間も3年から2年に短縮して、審査そのものももっと厳格にするしかないでしょう。実際は、どんなに厳しくしたって悪用するヤカラは現れるわけで、こんな悲劇が二度と起きないようにとはいいながら、「起きにくくする効果」でしかないでしょうけども。


今回の事で、いわゆる「ワーキングプア」の状態にある人たちがあとに続く事を僕は恐れます。それは、自らを死に追いやるのと他人を巻き込むのと両方です。馬込容疑者は5年ほどの間、定職につかずふらふらしていたようです。親に甘えて300万の新車を乗り回し、一丁30万円前後もする銃を確か3丁持っていたようですね。ふざけんなですよ。

「それに比べて、俺なんか毎日やっと生きてるよ」というフリーターの人が存在するはずで、嫌気がさすことがないか心配ですね。生きてたら、きっとまだまだ楽しい事があります。投げたらいけません。本当にそういう人がいて、もしこれを読んでたらむかつくでしょうか?いや、僕だって投げたくなる事たくさんあるんで、それでも生きていきますので。


えっと、随分長いこと休んでましたが。

とにかくここんとこ色々ありましてね。

また、ぼちぼち書こうと思います。

なんか、日本シリーズは中日が優勝したそうな。

テレビではやってなかったみたいだし、まぁ別にもともとどっちが勝とうが知ったこっちゃないけどね。


なになに?それで?

ふ~ん、山井が8回まで一人のランナーも許さないパーフェクトピッチングだって?それで、ダルビッシュから奪った虎の子の1点を守る為に、9回は守護神の岩瀬にスイッチしてこれまた3人で片付けてパーフェクトリレー?

いいんじゃぁないですか?いかにも中日の野球で。

まぁ中日のおもしろみのない野球は今に始まったことじゃないし、一生懸命に応援しているであろうファンの気持ちなんてどうでもいいんでしょう。自分たちが勝って、勝者になってまた来年の給料が上がればそれで。

この試合を見ていた人が果たしてどれくらいいたか知らないけども、日本シリーズで完全試合を見られるなんて、「こ、これは・・・『一生のうちにあるかないか』の物凄い事では?」と期待した人は何人かいたと思う。けれど、そういう人たちの気持ちは全くの完全無視でもって岩瀬にスイッチした。素晴らしきかな中日野球。

細かい事は知らないが、山井の交代は予定通りで、山井投手本人も依存はなかったらしい。そりゃぁ確かに、8回まで投げて、9回は岩瀬で締める事が予定通りだったかもしれない。たとえそうであってもだ。これほどまでに完璧な、スバラシイ前人未到に限りなく近い快挙を目前にして、山井の気持ちは果たしてどうだったのか?9回も投げさせてもらいたい気持ちが露ほどもなかったと言ってその言葉を誰が信用するだろうか?1万人に聞いたら1万2000人が「んなわけねぇじゃん?」って答えるはず。


こんな試合をやるから野球人気は下降していくのさ。少年たちはどんな気持ちで見たか?これほど素晴らしい成績を残して、快挙を達成するところまで来ているのに監督の胸ひとつで降ろされるなんて。夢なんてみるなという事だ。とにかく勝てばいい。チームが勝つことが全て。

「フォア・ザ・チーム」とよく言うけども、それは個人の暴走を戒めての事だと僕は理解している。個人の力に偏ると、「おまえがあそこでエラーしなかったら勝てた」とか「オレのピッチングのおかげで勝った」とか、「4番が打てないから勝てない」とか、ついつい犯人探しをしてしまうからだ。誰しも好不調の波はあるもので、従ってチームが一丸となって個の力に頼らずみんなの力を結集して臨もうという姿勢だ。オレがオレがと力まずに、役割を果たす事に集中しようという事だ。それは、近代野球が次第次第にスポーツ工学に基づいて心身に負担を強いないよう、選手の「過度な頑張り」をさせないやり方とも通じる。しかし今回の場合は特に無理な事はなかったはずだし、たとえ記録にびびって逆転負けをくらったとしても、それを責める論調なんて一切生まれなかったに違いない。何せ日本シリーズの完全試合だ。そんなチャンスないって。ホントにあり得ないことやろうとしてたんだって。


中日ファンはそれで嬉しいの?人の好き嫌いだから別にいいけど、僕なら愛想つかすね。そんなチーム。だっていったいどこに感情移入出来る?「フォア・ザ・チーム」の源は一人一人の力であって、彼ら一人一人が頑張った結果、集団の力が作られるのだ。その個人の力や頑張りを、結果を生むための部品としてしか見ないなんて、それは個人の感情はいらないし、プロとしての力を発揮する事だけしか求めないという事で、言うなればマシンになれという指令だ。そうして、応援するファンの気持ちは全くないがしろにされているわけだ。無観客試合でいいよ。


ひとつ付け加えるが、数日前に僕は「プレーオフ制度に物申す! 」という文章を書いた。シリーズの成績が生涯成績に加えられるならば、山井の交代は或いはなかったんではないかなと僕は想像する。


日本ハムのヒルマン監督はきっと心の中で何度も何度も「シンジラレナーイ!」って叫んだはず。ニホンノヤキュウスバラッシイケドシンジラレナーイネ。


夢がないってのはとっても悲しい事だよ。

ようやっと始まりました。テレビ朝日の「相棒」。今回はシーズン6?かな?

5だろうが6だろうがそんな事は構いません。

「相棒」がやってくれてたらそれでいい。


まぁオープニングから乗りがやや軽い。こいつら映画化決定でうかれていると僕は見ました。今回のスタートスペシャルですが、ゲストにはあんまりお金かけてませんね。映画の方に予算取られたかもしれない。裁判員の一人の田中美奈子、拳銃ちょろまかしてその挙句にかつて教育係でお世話になった先輩を殺害した刑事、無理な取調べで自白を強要して冤罪作りに邁進した刑事、の3人です。たぶんギャラは高くない。裁判員制度の裁判官、石橋凌は今後もちょろちょろ登場するだろうと見ます。今回限りのゲストとは少し意味合いが違うだろうと思います。


まぁ裁判員制度を扱った話でしたが、それにしてもややこしい、コ・ム・ズ・カ・シ・イお話でしたネェ。ただ見ている方は何となくわかります。いや匂います。

「あぁこいつが怪しいな」とか「あぁこいつは明らかに犯人ではないな」とか「こいつはきっと何かやらかす」とか見ています。

まず、拳銃の押収実績がいつもいいと褒められてた刑事ですが、「その褒めは何だ?」と思ってました。まずもってそれは怪しかった。それから、名のある俳優ではなかったものの、「やってねぇよ」と主張する最初の警官殺しの容疑者の叫びは見ているほうにきっちり伝わりました。「うん、君はやってないんだね?」と。だいたいにおいて真犯人(または本質は)は「オレ(アタシ)がやった!」と声高に進んで主張するか、やってないという主張は単にやってないとは言わず、「ふん、ばかばかしい」と相手にしないとか「ふふん」などとせせら笑うとか、何らかのサインを発します。そういうフリで、見ている方はわかるもんです。その後、右京がどうやって真実にたどり着くのかの過程を楽しむわけです。


今回のスタートスペシャルがどんな趣向かなと楽しみにしていましたが、派手な爆発はなく、子供の人質はなく、大金は動かず、飛び道具は最初の「バンッ!」だけで終わり、人々のパニックもありませんでした。その代わり、メディア各局が取り上げている裁判員制度でした。選ばれる可能性のある私たちにとっては、本当に人ごとでない自分ごとであります。とっても深く考えさせられるお話でした。人物の発言や表情、その一挙手一頭足に注目し、ポイントはなんだろうと唸らされる展開でとても大人なストーリー。「相棒」ファンが一定数に達しているという作り手側の自信の現われでもあるでしょう。

結果的に、全ての疑問にたいして右京はきちんと答えを出してくれましたね。池に落ちて亡くなった裁判員のおじさん、執拗に死刑を迫った田中美奈子、そして石橋凌が一筋縄ではいかない人物であることもわかりました。冤罪で起訴されかけた容疑者も救われました。よかった。


次回から特命係にもう一人加わるみたいな予告でしたが、たぶんその時だけの事だろうと思います。事件が解決したら、またどっかに行っちゃうよ、きっと。


あぁそうそう、今回の話の教訓というか、書きたかったのは何だったか?

いや、近頃は食の問題だとかおかしな宗教だとか、ニュースのネタには事欠かないわけですが、みんなが右京みたいな考え方をしてたらもっと問題は少なくなるだろうななどと考えたのです。

「事の本質」というものを、もっと考えたほうがいい。物事には筋道があるはずで、そこから外れたものには何かあるのでは?とまずは疑問を投げかけてみる。世の中の現象をそのまま手放しで受け入れるのでなく、ひとまず預かってみるとか、目の前に置いてひと呼吸するとか、これのおおもとは「はて?何かな?」と考えてみる。全てを疑えと言ってるのでなく、疑う必要は必ずしもないけど「試しに別の角度から見る」とか「自分ならどうする?」と我と我が身に置き換えてみる。

そうすると、例えば「円天」にお金を預ける人も減っただろうし、教祖様に寄付する事もなかっただろう。食べ物に関しては、それがそういう味だとされていたら、比べるものがない時は「受け入れる」しかないかもしれないね。だからこそ、由々しきことでその罪も重いと思う。自分の持つ、或いは感じる感覚というものを大切にして、その分だけ他人が感じる感覚も尊重して、人に迷惑をかけないよう誠実に生きたいものだなと思います。


相棒に関する過去記事

「相棒 4」を見た!


正しい「相棒」の見方

「相棒」~元旦スペシャル

こないだの記事、「モチベーションの違い負け 」で「日本シリーズの成績は年俸査定から言うと別扱い」とし、これに絡んで意見があると書きました。


ちなみにクライマックスシリーズ(CS)はプレーオフ制度の愛称ですから、ここでは面倒なんでプレーオフ制度に統一します。「モチベーション」は無視できない要素で、もともとプレーオフ制度が導入されたのにはこれが大きく絡みます。プレーオフ制度導入前、シーズンの大勢が決まり、マジックが点灯し、優勝チームが胴上げしてしまうとほぼレギュラーシーズンは終了です。タイトル争いの渦中にあるとか、来季へのアピールをしたい若手の選手にとっては大事な時期でもありますが、少なくともファンの熱気は冷めています。つまり優勝チームが決すると、大部分の選手と大部分のファンが持つ「モチベーション」が著しく低下するのです。当たり前の話です。すると観客動員に苦しみ、また「消化試合」をやむなくこなす選手の緩慢プレーが出たりします。これは、プロとしては恥ずかしいことです。しかし、気持ちが乗らないのは致し方ない面もあります。これまでは、そういうプロとして恥ずかしい事のないようちゃんとやれという事で、評論家が意見したり監督やコーチが怒ったりしていました。ただシーズンによっては、特定のチームの独走を許したがためにおそろしく早い時期に「そのようなだれた状況」が生まれるケースもありました。それを少しでも改善して、シーズン終盤にもう一度盛り上げようというのがプレーオフ制度です。


ただ、この制度で何度も涙を飲んだのが皆さんご承知のソフトバンク。シーズンを1位で通過していながらそれは優勝ではなく、プレーオフを勝ち抜かなきゃ優勝でなくなった。毎年検討を重ね、パリーグで好評だったという事でセリーグにもこれが導入されました。しかし、何で1位にアドバンテージの1勝がないのかなと僕は不思議に思ったんですが、強硬に反対したのが巨人だったらしいけども、まぁ済んだ事はしょうがない。

問題点はいくつかあると僕は思います。


優勝が決まったあと、この新たな戦いが始まるまでの期間が長すぎる事。ソフトバンクもこの調整がうまく行かずに敗退しています。今季の巨人もそうです。僕の考えですが、優勝が決まったら日程を組みなおして残り試合をとっとと終わらせるべきです。もちろん、余りにも早く優勝が決定した場合はは難しかろうと考えますが、ある程度の制限を設けた上で切り上げるべきです。例えば、「優勝チームが決定したら残り試合はカットする。しかしながらその行なわない試合は10試合を超えないものとする。」というような規定を設けるのです。タイトル争いの渦中にある選手などは血相変えるかもしれないけども、それもプロなら受け入れるべきではないかと思います。そういう手で、優勝の決まったあとの、プレーオフが始まるまでの無駄な期間を短縮する。これがひとつ。


それと、やはり「モチベーション」です。つまり、日本シリーズの成績が査定では別扱いの部分。これは、現実には臨時ボーナスなどを使っている筈ですが、優勝するとは限らないのだから査定はやはり別にならざるを得ないのかもしれない。で、その代わりに、この成績を生涯成績にカウントするのですよ。これは、当然プレーオフの成績もです。僕は前から気になってました。例えば「投手の肩は消耗品である」という近代野球の考えに基づき、先発・中継ぎ・抑えという分業が確立している事はもう周知のこと。従ってチーム事情やその時々の状況によって投げたくても投げられない、投げさせてもらえないわけです。しかし、プロの一員になったその日から投手ならば大きな将来的な目標として『名球会入りの200勝』を目指している選手は決して珍しくはないでしょう。そうして実際に一軍の試合に出て結果を残したのにも関わらず、生涯成績にカウントされないというのはとってももったいないのじゃないかと思うわけです。実際の話、もう少しで200勝に届くのだからと、リハビリをして「もう通用しないと言われているのにもお構いなく」がんばってる桑田みたいのもいます。野手ならもちろん2000本安打です。年俸には反映されないが、結果を出せば臨時ボーナスが出て、そうしてその成績はきちんと生涯成績にカウントされる。そういう条件なら選手も頑張れる。いかがでしょう?

特に、今年のようにプレーオフ以前にリーグ優勝は動かない状況で、達成感ではっきり言って気が抜けて、試合勘が失われていて、そうして年俸査定に関係ない日本シリーズへの挑戦権を賭けたプレーオフなど(気持ちが乗らず)やりにくくて仕方がないだろうと考えます。


まとめると、優勝決定以降の間延びを防ぐため、(一定の制限を設けた上で)消化試合は行なわない。それによって試合勘の鈍りを抑える。そうして、選手がきちんと報われるようにプレーオフや日本シリーズの成績も生涯成績にカウントする

そうすれば、弱小チームでは自分の成績がきちんと反映されない或いは結果を残せないと自覚して、球団を渡り歩く選手も増えると思います。そんな中でも、もちろん自分を育ててくれた球団を深く愛して「生涯一ユニフォーム」を通す選手もいるでしょう。結果を残してこそプロというスタンスで、自分の能力を発揮できる環境を求めて球団間の競争は激化するはずですが、そういう活性化がまたゲームをおもしろくもするはず。これはつまり、自分を高く評価してくれる場所を求めて渡り歩く外国人選手や、FAで海を渡った日本人メジャーの精神そのものですよ。既に選手のプロ意識は年々高まってるんだから、球団やNPB機構も考え直すべきではと思います。


プレーオフの具体的な中身を言うと、どう考えてもアドバンテージの1勝はリーグ優勝チームに与えられるべきです。そうじゃなきゃ絶対におかしい。それをそうしなかった読売の考えは「おまえはバカか?」と首をひねりますね。それは同時に、従った他球団にも言えます。


あのね、巨人負けましたね。「正直手も足も出ん」ような状態でしたね。

え~、1戦目、先行されて追いつけないまま終わりましたね。

え~、2戦目は一応初回に先制しましたけどもね、わずか1点しか取れずに次の回にすぐ追いつかれましたね。あとは木佐貫が崩れて勝ち越されたらもう、同点までもって行けずに終わりですね。

え~、3戦目ですけどもね、先制の1点は二岡のソロホームラン。それもウッズの3ランで逆転されたらですね、もう追いつけないまま終わりと。まぁこういう結果だったですね。

「そ、それで終わりですか?」

えっ?まぁ終わったもんはもうしょうがないですね。

この日本・・・いやCSですか。CSシリーズ?巨人はまぁほとんど力を出せずに終わったぁゆう感じですね。中日の勝因?そんなもん、巨人がまともに力出してませんのでね、これはもうしょうがないゆう感じですね。巨人と中日はシーズンの対戦成績でも12勝12敗の五分ですから、お互いきっちり戦ったらどっちかの3勝2敗になるのがまぁ当たり前なんですよ。それがそうならないゆう事は、負けた方が力出せなかったゆうことです。


あのね、まぁどこで差が出たかを言うとですね、これはひと言で言うならモチベーションですね。

え~、巨人と中日はシーズン終盤の天王山、9月の24日からの3連戦が最後の山だったわけですわね。この3試合、巨人は木佐貫、内海、ヒサノリでしたけども、初戦を落として2戦目は内海で取った。1勝1敗でこの3戦目、ヒサノリが初回に4点取られましたわね。これをもし落としてたら中日優勝だったわけですよ。それを、粘りに粘って4点差を跳ね返してとうとう逆転勝ちしましたね。ここで巨人はかなりの部分、全力出しとるんですよ。シーズンのほとんど、巨人は首位にいましたからね、それを中日に逆転優勝さらわれたらたまったもんじゃないゆうことでね、ここで頑張らなかったら1年間の苦労が何にもなくなりますしね、何言われるかわからんゆう事でね、それこそ死に物狂いで点取りにいったんですよ。この3連戦を勝ち越したことによってですね、巨人はゴールに半分足入れたみたいなところに辿り付いたわけです。結果、巨人は5年ぶりのリーグ優勝決めました。もう「やり切った」ゆう感じですね。そのあと、優勝決めてから約2週間空きましたしね、普通なら日本シリーズに行くわけですけどね、それがも1回中日とやれ言われてもね、頭でわかってても身体はついて行かんかったゆう事ですね。あのね、「これで負けたらリーグ優勝もなくなるんなら」また違ったでしょうけどね、リーグ優勝はなくなりませんから、それじゃぁ頑張る意味は薄かったゆうことでしょうね。

そこへ行くとですね、中日は物凄く悔しかったわけですよね。「巨人憎し」ゆう感じですね。巨人を必死に追いかけて逆転優勝を目指して、それが叶わなかったですね。実際、9月26日のあの試合を勝ってたら中日が優勝してたと言っても言い過ぎじゃないくらいの試合落としましたからね、絶対やり返してやる思いでやったはずですよ。だから日本シリーズに出たいというよりはこのCSで「巨人に借りを返してやる」気持ちだったですよ。えぇ。

力の入り方が全く違ったと思いますね。


あのね、プロなら日程が空いたとか、試合勘がどうとか言わずにやらんといかんのですけどね、ひとつは『日本シリーズの成績は年俸査定から言うと別扱い』ですからね、ボクはそれに関してちょっとひと言言わしてもらいたい気持ちはありますけどね、まぁ気持ちが乗らんかったんでしょうね。「それじゃすまんだろ」言われるでしょうけどね、この3試合見たら、そう言わざるを得んゆうか、そういう見方が最も当を得てる思いますけどね。


※本日のキャラクターは誰でしょう?フジの三宅アナと話している元広島カープの名捕手、達川光男の乗りでいきました。

上の『日本シリーズの成績は・・・』に絡んで、ちょっとCSに関して物申したい気分です。それは次回に譲りましょう。

巨人負けてんじゃネェよ。木佐貫ぃ!!なんだよ、ありゃ?

びびってんじゃねぇぞ、ごらぁ!!

てめえがチキンハートだから投手の川上に三遊間破られたりすんだよ!

わがってんのかうりゃぁ!!なんだごらぁ!!


ヨシノブよぉ?ケガしただとぉ?

休んでんじゃネェよ。女子アナといちゃついてる場合かよ?ぁあん?

てめえが先頭打者ホームラン(初球希望)かっとばさなくてどうする?んぁぁ?


なんか知らんがよ。店そこそこ忙しかったしよ。じっくりは見られなかったんだけどよ。フィルダースチョイスだかセシルフィルダーだか知らんが、がたがたじゃ~ん?


あっさり2連敗してんじゃぁ話しになんねぇって!!

どうすんだよ、ぁあ?

おらおらぁ!!


最後に上原さん(なぜか「さん」づけ)よぉ?

梅干しでも食ったんかい?ぁああ???

抑えに出てきて被弾してる場合かよ?


これで負けたらナベツネ動くかんな。見てろ?絶対あのじじいなんかやらかすかんな。

ぁああ?おれ?・・・まぁ、見守ってっからよ。


本日のキャラクターは「元高校球児」で「ヤンキー上がり」の兄ちゃん(24歳)です。

元高校球児ですが、やってたのは高校1年の夏まで。夏の合宿でセカンドのポジションを奪われてふてくされていたところ、ふらふらしていた友人(入学早々に中退した同級生)に誘われてついてったツーリングで事故に遭いました。左足を骨折して練習を長期離脱。野球からはそれっきり落ちこぼれました。

しかし彼は野球とジャイアンツを心の底から愛しています。小学生の時、少年野球教室で現役時代の原辰則選手と会いました。原さんは守備を見て「いいねぇ、君は伸びるよ。ガッツあるよねぇ」と褒めてくれました。それ以来原選手の大ファン。原さんみたいにかっこいい野球選手になりたいと、いっぱい練習をしましたが、サードはもっとうまいヤツに持って行かれました。そうして、どうにか引っ掛かりそうだったセカンドのポジションも奪われ、そしてケガです。そのあと彼が入ったチームは野球ではなく、チーム「かっとび」。白球を追うのでなく、赤いパトランプに追われる身になりました。

彼は思います。あの夏。セカンドのポジションを奪われたあの日あの時。なぜもう一度取り組めなかったのか?奪われたら奪い返す勇気を奮い起こせなかった自分の弱さ。青春の蹉跌。ジャイアンツには彼の夢がいっぱい詰まっています。代わりに夢を実現して欲しい。だから負けるな!!がんばれジャイアンツ!!

中日はにっくき敵ですが、「井端・荒木の二遊間コンビ」を密かにリスペクトしている事は誰にも内緒です。

巨人負けちゃったね。まぁしょうがないね。

まだふたつ負けられるから、明日はきっと勝つよ。

もともとさ、リーグ優勝は巨人なんだから別にいいよ、日本シリーズは。でも勝て。


だいたい、全日程を終了して2週間経ってるでしょ?とってもやりにくいはずだよ。

試合勘が鈍るってよく言うけど、あれはきっと本当だと思う。

球が来る。

バット振るのか見送るのかを、打者は一瞬の間に判断するわけだけど、頭で判断したその時に体がきっちりついて来ないとまともなスイングにはならないよね?

わかりやすい例。

へたくそがバッティングセンターで打席に立つと、身体はボールに反応して振りに行ってるけど、早い話、振ったときには身体を過ぎてるわけ。遅すぎ。もちろん技術的に問題外なわけだけど。

プロだって、もっと細かい微妙なデリケートな部分でそこにずれがあるんだ。だから判断したのと体が反応したのと、やっぱりインパクトにはほんの少しだけど早い遅いってのがあるよ。レギュラーシーズンだって、バットのポイントがちょっとだけずれたり差し込まれたり(この場合、ちょっとだけ遅い)して打ち損じる事ってあるよね?体と頭のバランスが、神経を研ぎ澄ませてても感覚的にどうしても微妙にずれてるから、それをきっちり修正するのには少し時間がかかる。早い話が調整不足なんだけど、味方を相手にした紅白戦と実戦とではどうしたって違うさ。


投手はもっとデリケートなんでしょ?打者がバット使ってなかなかどんぴしゃで打てないのに、投手はあの距離を隔てて思ったところに行かせるってんだから。

「あそこに投げるには・・・こうだ!」と思って投げても、離れたところにコントロールしなきゃだから、モーションから体のばねを最大限に使って、それでもって指先に神経集めて・・・絶妙なとこにはなかなかいかないでしょ。それもやっぱり実戦で養うものだよね?

一試合やったし、きっと明日は結果出してくれるよ。


小笠原の何打席目かの時、さかんにカッシュンカッシュンとファールを打って粘ってた。あれは修正に役立ったはず。かなり。

だから、きっと明日は小笠原が打つよ。

あと、ヨシノブは全打席タコだったから、明日は打つ番だよ。根拠ないけど。


そういえば、パ・リーグはやっぱり日本ハムが決めたみたいだね。そうかそうか、よしよし。おめでとさん。ロッテじゃなくてよかったよ。何でかって?ロッテ嫌い。強いから嫌い。それにあそこは巨人をなめてる。今季の交流戦は2勝2敗のタイだけど、なんかロッテには負けそうだから。そうしてロッテに負けるとモノスゴク悔しいのさ。はなっから鼻で笑われてる気がして。だから、もしロッテが日本シリーズに出てくるようなら中日に譲ってもいいと思ってた。ははは。


日本シリーズの相手は日本ハムさ。巨人とどっちが勝つかな?

その前に中日に勝たなきゃなんないね。1戦目は調整だよ。それくらいハンデをあげたつもりで戦ったらいいんだよ。2戦目が楽しみさ。

あ。2戦目はテレビ(地上波)でやらないみたい。

みれないじゃん。


巨人、頑張ってよ、もう。


そういえば阪神のシーツが辞めるみたい。

「えぇ?ダメなの?もうやれないの?そんななの?」って思った。

あの、体をナナメに倒しながら、倒れながらの流し打ちはすんごくむかついたんだけど。シーツが打点挙げたら阪神は負けないんじゃなかったの?

まぁよそのチームだからいいか。


本日はちょっと違うキャラで書いてみました。

「野球ってホームラン打ったほうが勝つんでしょ?今日打ったの?ゴジラが打った?」みたいな事を平気でのたまう女の子キャラです。巨人の4番はいまだに松井秀喜だと思っています。

「野球ってなんであんなに長いの?9回だけやったらいいじゃんねぇ?」って言います。

もう処分が出たことだしボクシング知識もない事から、この件について書くつもりはなかった。

が、「謝罪会見」とやらを見てしまい、またぞろ煮え切らないものがむくむくと湧き上がって書く事にした。


あれのどこが謝罪なのか?反則行為の実行者は被害者顔してひたすらしょんぼりしたまま口を開く事もなかった。「君が謝罪しに来たのではなかったのか?」

おまけに2分で途中退席。

父のコメントには、そのはしばしに悔しさが滲んでおり、口調には相変わらず関西弁が混じる。「この親にして」だが、言葉の使い方自体がまるでなってない。

「今回はちぃとへた打ったけどもやなぁ、俺らはいずれ復活するんやから、これでけじめつけさせといたれや」ってなもんだ。

会見の中で、父は「とりあえず」を何度となく(少なくとも5回以上)使った。騒ぎを沈静化したいがための「取り成す気持ち」が垣間見える。「とりあえず」という、一時しのぎ、その場しのぎ以外の何物でもないわけだ。単に言葉の使い方を知らないとも考えられるが、そういう時こそ本心が垣間見えるという事だ。

「反則指示」の疑惑について聞かれると、「今はわかりません」などと一転トーンダウンした上で「ただ逃げた」。「今はこういう状態」と次男をかばいまくり、「内藤陣営に対する謝罪が先では?」の問いに「日を改めて」と答える。つまりはショックで憔悴しきっている息子の心配が先に立っている。父として、セコンドトレーナーとして、「まずは私から内藤選手にお詫び申し上げる」という事だって言えたはずで、一刻も早く気持ちの整理をつけて「(そののち)本人がお詫びに伺う」やり方もある。第一、内藤選手に詫びる詫びない以前に「息子が詫びる気持ちがあるかどうかすら」語られなかった。


あれは謝罪なんてものではない。けじめ会見でしかない。それも、沈静化の為の「とりあえず静かにしたれや」会見だ。それもあくまでも「息子のために静かにしたれ」だ。


この会見の前段階で、既に「(息子の)1年間のライセンス停止は重すぎる」と不服を述べている。そうして会見では、処分について聞かれて「仕方がない」と語った。

僕は「なにっ?!」と思った。そして、どこかで聞いたなと思う。

3ヶ月前の、「原爆はしょうがない」と発言して批判を受けて辞任した久間大臣だ。

「仕方がない」「しょうがない」。同じ意味だろう。

「しょうがない」を辞書で引くと「うまい方法がない」と出た。

「仕方がない」は「しょうがない。どうにもならない」と出た。

久間大臣は、原爆に対して強く抗議するという大臣としての職責放棄との批判を受けた。他の選択肢に言及或いは模索する姿勢を見せなかったからだ。

一方、「仕方がない」「どうにもならない」という発言は、JBCの裁定を左右する力が自分達にはない事を自覚してのもの。これは、「もし自分ならそういう処分にはならなかった」という怨みが透けて見える。「厳しすぎる」という悔しさだけだ。

では何故不服なのか?

わかりきっている。以前にも「勝者が強者だ」と発言している父の戦術には「反則すれすれ、或いはたとえ反則でも『レフェリーの目をかいくぐれば』それは立派な戦術」と自覚しているからだ。

それがいわゆるひとつのですねぇ、「亀田スタイル」なんですよ。


今後もスタイルを変えるつもりがない、と言い放った父。これはもの凄い発言なのだ。「反則も戦術のひとつじゃ!」としか考えていないからだ。

この会見をよくよく噛み砕いてみると、「おれらが反省なんかするかボケ!」と今でも考えている事がよ~くわかる。

「勝てばいいんじゃ!何やろうが勝ったらええねん!勝った方が強いんじゃ!」と会見の席でも思ってたに違いない。過去の試合は全てそうやって勝ってきたからだ。


彼らがやってるのはただのけんか。

ボクシングは格闘技系のスポーツだと思うが、亀田家の認識は違う。

彼らの認識は「ボクシングはスポーツみたいなけんか」だ。けんかしてがっぽり金もらえるんじゃからこれほどええもんはないわいとしか思ってない。


次男はまだ若いから、と擁護する意見もあるようだが、もうそれはやめたほうがいいと思う。何度だって裏切られる事は目に見えている。追放を願う。

秋のドラマが始まりましたが、個人的にはそれほど熱くないというか、やや低調です。

というのは、テレビ朝日の「相棒」はまだ始まらず、見ると決めているフジの「SP」もまだ放送開始前。「医龍2」は続編だからほぼどっしり構えて見る事が出来ます。新しく見始めたのはNHKの「ジャッジ」ですが、これは確か7回で終了するらしいし、さしたる驚きもなく楽しんでおります。

で、どんなもんかと思いつつ見てみたら「おぉこれはこれは」と予想外の出来に満足出来たのがフジの月曜9時枠「ガリレオ」でした。


僕はこの手のお話が好きです。

かなり前ですが、山田貴俊氏が書いた漫画作品に「アクシデンツ」というのがありました。この人は「Dr.コトー診療所」でメジャーになりましたが、もっと前からマンガを描いてらっしゃる。「マッシュ」あたりはその業界ではスマッシュヒットなんだろうと思います。僕は少年サンデーを始めとした小学館フリークなんで、ここの作品はおおむね読んでます。「アクシデンツ」では、毎回様々な事故が起きます。火災や交通事故、子供がどこかに落ちるみたいのもあったかしんない。主人公は運輸省(現国土交通省)の事故調査機関みたいの(実在するのかは不明)に所属する技術者で、毎回事故の検証を行なうのが仕事。所見では単なる人為的なミスとしか思えなかったものが、実は機械の不具合や構造上の欠陥によるものだったとか、「思いもかけない事が事故を引き起こしていた」みたいな結末が用意されています。僕は理科系の科学的な知識を持ち合わせてはいませんが、論理的な話は好きなのです。「風が吹けばおけ屋が儲かる」じゃないけど、原因と結果に何の因果関係もないような、およそ結びつきそうにないものがどうやって結びついたのかを探るというプロセスは好きです。そうして合点が行った時のいわゆる「すっきり感」は格別です。

一方で事件を解決していく本格的な推理モノは苦手。なんでかな?自分でもよくわかりませんが、犯罪には人の心がたいがい絡んでいるもので、推理をして行く過程よりは人間心理を辿る方がドラマティックに感じるからかもしれない。だからサスペンス物なら好きなんですよね。犯罪トリックを暴いては行きますが、むしろ人の心の闇が解き明かされていくくだりを楽しめますから。

で、「アクシデンツ」については、「えっ?何で?」というような中途半端な連載期間でこれは終了してしまいました。あまり人気がなかったんでしょう。或いは、毎回のお話を作る為には客観的事実に基づいた取材や資料収集が不可欠であり、「週刊で連載するには納期的に無理があった」というような理由かもしれません。もっと読みたいのにと残念に思った記憶があります。


そういえば、夏のドラマで「怪奇大作戦セカンドファイル」を観ましたが、これはほぼ(構造的には)同様のお話です。これも、もっと観たかったのに終わりました。どうやらBSで放送されたものを地上波に持ってきただけの、全3回で終わりましたが、もともとそれだけしか作られなかったようで。


柴咲コウはまぁ見飽きた感がありますが、芝居なれしているから妙な違和感はありません。いちおう褒めています。研究室で、「女の武器を使え」と入れ知恵されていて、身の上話をでっち上げるくだりがありましたが、その話をはじめる前に、ガリレオ(福山雅治)がこちらを向いてPCに向かっているシーン。その福山の奥に小さく収まっている柴咲が声を出さずに悪態をつくシーンがありました。ああいう細かい芝居は経験を積んだ証かなと感じました。ピントは福山に合ってますから映像上はかなりぼやけてましたが、はっきりその動きがわかりました。密かに、しかし見ている側に伝わるよう仕草を大きくメリハリをつけて表現するその芝居はなかなかでした。


考え過ぎかもしれませんが、ガリレオの役は初回ゲストの唐沢寿明の方が似合ってるように感じました。気難しい科学者に福山では爽やか過ぎる。しかし、月曜の9時枠ですから、柴咲と年齢的につり合う、また、コンビとして見た場合に重くならない相手を考慮して彼にしたのかなと。ま、女性が比較的注目する枠でもあり、視聴率もあるでしょうからね。その辺の、ドラマならではのいやらしさはこの際無視して、ガリレオ君が毎回謎を解き明かして行く過程を楽しみたいと思います。