内藤大助が勝ちました!亀田次男を見事打ちのめしました!

初防衛おめでとう!最年長での記録です。ありがとう。


ボクシングはわからないなりに、僕の分析です。

僕は亀田次男も内藤も、試合を見るのは初めてです。従って動きがよかったとかどうとかはわかりません。比較するものがないから。亀田次男のあの構えは、やたらとガードを固めて前に出る戦法でしたが、あれは、たしか漫画「はじめの一歩」で一歩がやってた構えなんでしょうか?ピーカブースタイルとか言ってた気がします。ピーカブースタイルというのは・・・よく知らない(笑)。たぶん、がっちりガードを固めてそうしてひたすら前に出て、しかも前傾姿勢だからボディにも相手のパンチが届かないという、そういう戦法だと思います。が、内藤は構わずにガードの上からぱこぱこ打ってました。あれだと、亀田次男の強打が炸裂するとやばいのかなぁ?なんて心配しながら見てました。

しかし、亀田次男は前のめりで押し気味なのに、「出来もしないKOを狙って?」パンチはろくに出しません。ははぁそうかと思いました。こいつは結局はったりだけです。おそらく、内藤の長いリーチを恐れて自分のガードを開くのが怖いのだなと感じました。恰好だけは押してますが、自分の顔を両手で守るのが精一杯。パンチを出せなきゃどうしようもありませんわな。

一方の王者は、戦前に「勝てるボクシングをします」と言った通り、ポイントをきっちり稼ぐスポーツとしてのボクシングに徹していました。相手のガードの上からでも要所要所にパンチを重ね、フットワークよろしく跳ね回り、ベテランらしい堅実な試合運びでした。

亀田次男は足を使われて王者をつかまえきれず、序盤2ラウンドのポイントを連続して奪われた為か、そのラウンド終了後に王者をからかうパフォーマンス。完全なる負け惜しみ。


どうやら、こりゃKOはきついようだけども試合にはきっちり勝てそうだなと思いました。ただ、5、6ラウンドあたりは少し王者も足を使った影響か、疲れがやや出ていたようです。そうして、その疲れは亀田次男の反則一歩手前のいやらしいクリンチにあるようでした。クリンチというか、前のめりが前のめり過ぎて王者の腰の辺りに顔を沈めてしまい、くちゃくちゃと身体をあずけてスタミナを奪おうという姑息な手段です。

もう、次第次第にむかっ腹が立ってきました。こいつは・・・まともなボクサーじゃない。ボクシングの体裁を借りたけんかですね。こいつがやってるのは。


一番むかついていたのは王者です。とうとう、9ラウンドあたりだったか?王者が反則を犯します。ただ、ポイントという意味ではかなり差がありましたから、勝敗の大勢は決まってはいました。その王者の反則が、今度は亀田次男を切れさす結果を呼びます。もうだんだんと、「狙うはKOただひとつ」で、それも「ボクシングでなくてもとにかくぶちのめす」姿勢に変わっていきました。亀田次男はな、なんと王者を投げたりヘッドロックをかましたりの暴挙に出るわけです。もうこの辺りは試合になりません。

「おいおい、退場させろよ、こいつ」

「あのね?けんかしたかったら歌舞伎町にでも行けよ!」

肩のひとつでも小突けばそれがゴングになって、相手してくれるヤツはいくらでもいるって。


いやぁ。チャンプ内藤はきっちりボクシングをやりきりました。3対0の完勝。誰が見たって内藤の試合でした。それでこそボクサーです。

試合後は、「予想以上にやりづらかった。もっと(パンチが)当たると思ってたけど、思った以上に当たらなかった」みたいな亀田次男を持ち上げるコメント。

そうして、「それでも、(前回対戦してベルトを奪った)ポンサクレックに比べたら全然弱い」とこれは正直でいて、更にギャラリーを沸かせる言葉。

そうして、「亀田に黒星をつける事が出来て、皆さんの期待に応えられたと思います」のスバラシサ。

インタビュアーの質問には笑いました。

たしか今後の防衛について聞かれて、「今はゆっくり休みたい」と言い、「休んだあとどうしますか?」と突っ込まれて思いっきりどもって「そそそそ、それは・・・休んだあと考えます」でした。

たぶん、初防衛戦がこの亀田戦だった事で、相当なプレッシャーがあったんでしょうね?本人もそう言ってましたから。国民の期待に応えるために勝たねばならない。絶対に負けられないという責任感とも戦ったんだと思います。

だから、次の防衛戦のことなんてまるで考えられなかったんでしょう。

そりゃそうです。本当に、多くのファンの期待を一心に背負ってましたからね。


よくやってくれました。おめでとう。そしてお疲れ様でした。


僕はやっぱりお人よしなんでしょうか。ラウンドの途中、ベテラン王者の巧みさの前に、殆んどポイントをリード出来ない亀田次男に対して、「まだまだ修行が足りない。若いよ。君ももっと謙虚になって、も1回鍛え直して出直せばいい」なんて思ってました。試合後、やっぱりこいつはダメだと思い直しましたね。これだけ注目されてる試合で、自分の思うようにならないからって自暴自棄のやけのやんぱちになったってしょうがないでしょうが。スポーツマンの風上にもおけないなと思います。

ああいう行為は「追放モノ」です。もう誰も亀田家の試合は組まないでしょうね。そうそう、TBSも、少なくとも亀田家の試合があったとしても、テレビで流すようなもんではありません。それこそ企業イメージに関わりますから。


で、亀田次男は切腹すると公言してますが、果たして約束は果たされるんでしょうか?

ちなみに、この文章の中で、僕は一度も亀田次男の名前を書きませんでした。「大きい」に「毅然」の「毅」?恥ずかしくて使えませんよ、そんな名前。本人を特定するのが名前ですから、「亀田次男」で充分わかりますから、彼の名前は使いませんでした。

亀田家の今後がどうなるやら知りませんが、これで、もう殆んど注目はされないでしょうね。

実はずいぶん前に、亀田三兄弟をべたぼめした記事 を書いた。それは2005年の11月30日。親子で頑張る彼らの姿はとても一途で、大口を叩くあたりはむしろ可愛げがあるくらいに思って見守る姿勢でいた。

が、そのあまりにも不遜な態度にはいささか辟易しはじめ、次第に、どうやらバッタもんだったかも?などと思い直すようになった。ボクシングの事に疎いから、「対戦相手は弱い相手ばかり」だとか「ステージパフォーマンスだけで、実は世界を狙える素材ではない」とかネットや紙媒体に書かれているのを読むと、「それを丸ごと信用するわけではないものの」、どうにも裏切られた気分や期待した自分がばかだったという落胆を覚えた。もう彼らに関しては半分以上疑ってかかるようになり、特に注目もしなくなっていた。長男の興毅が世界チャンプになった時も、「団体がいくつかある事だし、やっぱり(その強さを)疑うなぁ」という感想を持ったものだ。


そうして、あのランダエタ戦だ。

「あぁやっぱり」と思うほかなく、その後のバッシングは今更書くまでもなく、もう完全に悪役になっちまった。

TBSは目先の事しか見えてない企業だから村上ファンドやライブドアあたりに「くみしやすし」と狙われるわけで、それが尾を引いて今でも楽天との争いを続けている。そのTBSも、さすがに目が覚めてだんだんと差し伸べる手を少しずつ引いていって、ばかみたいに亀田家を礼賛する事はしなくなったようだ。


で、いよいよ亀田の次男が、きょう、日本人選手との試合をやる。僕は長男の試合はテレビでいちおう見たが、次男は一度も見ていない。相変わらず口だけは達者だが、果たしてどんな試合をしてくれるんだろう?

いや、どんな負け方をするのか?かな?

今や日本中がアンチ亀田になっているはずで、いやはや結果が出るのが楽しみではある。亀田家を応援する人はもうそんなにいなさそうだし、王者の内藤も「国民の為に勝つ!」と宣言している。割合とすれば、せいぜい8対・・・いや、よそう。次男が勝つ可能性だってあるし。


内藤が勝てば、亀田ファミリーの値打ちは晴れて自他共に正真正銘完膚なきまでに地に落ちる事になる。それまでの対戦カードが、やはり「勝てる相手としか」やってなかった事の証になりかねない。それでもやるのだから、それなりに勝算を見込んでの挑戦だ。


亀田次男がもし勝てば、さて、どうしたものか?認めざるを得ないんでしょうね?

こりゃみものだな。


スタンスを明らかにする為に言っておく。僕は個人的には「以前(記事を書いたとき)は応援していた」し「見守っていた」が、今はその気が失せた。もともとボクシングがわかるわけもなく、僕には評価する力もない。今は、ただ胸くその悪さだけだ。だから、あの記事も削除してしまいたいし穴があったら入りたいくらいだが、その時の気持ちに偽りはないからそのままにしておく。


とりあえず内藤がんばれ!!

けちょんけちょんに叩きのめしてくれ!!


どういうわけか近頃は3ケタのアクセスが続いており、「んなばかな?なんでじゃ?」と調べてみたらば「焼き場に立つ少年 」に集中している模様。8月のなかばに書いたものなのに、それにしても何で今頃?などといぶかっております今日この頃、みなさんいかがお過ごしですか?


セリーグの日程が終了しました。パリーグのCSシリーズはソフトバンクが意地を見せてタイに持ち込みました。シーズン同様に、打線が機能しないと勝てないソフトバンクです。松中や小久保が不振だった影響大によりシーズンは3位に終わりましたが、第3戦の先発、成瀬を打てなければホークスのシーズンは終わるでしょう。それにしても、レギュラーシーズン終了後のプレーオフ導入以降は栄冠をものに出来ていないソフトバンクです。メジャー球団、レッドソックスの「バンビーノの呪い」じゃないけど、「プレーオフの呪い」とでも言うような、恨み節が出てきそうです。果たして札幌行きの切符を手にするのはどちらでしょうね?巨人ファンとしては、日本シリーズにはソフトバンクが出てきたほうが歩がいいような気もします。あ。セリーグもCSがあるからまだわかりませんが。


ヤクルトの古田がユニホームを脱ぎました。

彼がどれだけ凄い選手だったかは、もう改めていうまでもない事でしょう。「めがねの捕手は大成しない」という批判を人の何倍もの努力で跳ね返し、野村監督のID野球の申し子として球界ナンバーワン捕手に成長し、万年Bクラスだったヤクルトを日本一にまで導いた男。江川が言ってた気がしますが、「打者は投手の球をどう打とうか考えながら打席に入ったものだが、古田はそれを変えた。まず、捕手がどう組み立てて来るのかを予想して、そこにどう対処するかを考えるようになった」

野村監督の教えと、それを実践した古田が結果を出す事によって、野球の見方も大きく変わりました。投手が投げた球には、ストライクにもボールにも何らかの意味が生まれ、見ている方も配球を考えるようになりました。試合の状況や局面、投手と打者の対戦成績によっても攻め方は変わります。投げた!打った!走った!の動的な要素に加え、静かな頭脳戦をも楽しめるようになりました。一流という枠を超えた、球界に大きな影響を及ぼした選手です。


僕は古田に対して感謝しています。

巨人ファンである僕が、敵でしかない古田にお礼を言いたいのは、やはりあの、球団再編の大きなうねりの中で、選手会長として多大な働きをしてくれた事に対してです。

6球団ごとの2リーグで12球団が戦うという枠組みが崩れかけたあの時、「戦う選手会長」として、いちチームの為ではなく、プロ野球界のために大きな働きをしてくれました。古田が涙を見せながらストライキを決断したのは、それは誰よりも野球を愛していたからに他なりません。古田がなぜ涙をあふれさせたのか?それは、一選手という立場と選手会長としての二役でもって、プロ野球機構(NPB)に抗するぎりぎりの戦略に迷っていたから?そのような板ばさみに苦しんだ事もあるでしょう。しかし何よりも彼の胸にあったのは、彼自身の野球に注ぐ愛情と、そういう野球が大好きな子供達に対する申し訳なさだったと思います。ストライキは、自分がかつてキラキラ目を輝かせたプロ野球選手が、憧れの選手たちが、一時的にせよ子供達に対して背を向ける行為に他なりません。12球団を存続させる為には、「今はこの手しかない」と決断しつつも、それでも「やはり子供達にすまない」という、そういう思いがあふれたのだと思います。

彼の決断が功を奏し、NPBは12球団維持のために動き出しました。当時は、あのライブドアなる前代未聞のIT金融団もいましたね?紆余曲折がありながら、楽天イーグルスが誕生し、その楽天も今季は4位に躍進するという、(12球団維持という意味では)極めて順調な状況にあります。

古田がプロ野球界を救ったのです。

彼がもし、「選手会長という立場」よりも「ヤクルトの一支配下選手という立場」を優先させていたら、おそらく12球団の枠組みは崩れていたと思います。彼の子供たちに対する涙が球界を救ったのです。

なんだか、当時をおぼつかない記憶で辿りましたが、古田にはやっぱりありがとうと言いたいのです。


今後の進路はまだまだでしょうが、何をやるにしても、彼なら外れた事はやらないでしょう。野球の発展に資する、彼の言う「恩返し」結構。もうひとつ上の、政治という舞台から力を発揮するという道もあるようです。


巨人とヤクルトが戦っても、「古田のリードにしてやられた!」なんて嘆く事はもうありません。

今後はいつでも応援します。

18年間、お疲れ様!

そしてやっぱりありがとう。何回でもありがとう!



古田

お店の常連さんから「おいくら万円?」(料金おいくら?)と尋ねられ、「はい、8500万円です」と答える。もちろん8500円に万円をおまけでつけて言っている。いつも領収証を持って帰るお客さんだから、こちらでは既に用意している。500円玉ひとつと1000円札を二枚(お釣りとして)準備して、お口直しのガムを領収証と一緒に渡す。すると、「お?領収を先に貰っちゃった。こりゃ儲かったな。んじゃ、ごちそうさん、ははは!」なんてやりとりがよくある。

領収証というのは、お金と引き換えに渡すのが本来で、それはとりもなおさず、領収証が「お金を領収したという証」となる文書だから。当たり前の話。

政治資金に関して、不適切な処理があったとかなかったとかいうことで、辞任したりしなかったりしているけども、ここでコピーを使ってどうのこうのという話をよく聞く。

僕はそこで手を挙げる。

「コピーでいいのか?」

それ以前に「コピーすること自体いけないんじゃないのか?」ということだ。

僕は以前、保険会社の契約社員という立場で、いわゆる代理店研修生だった時がある。そこで使う領収証は会社から支給されるもので、全てにナンバーがふってあった。領収証を書き損じた場合、絶対に訂正がきかない箇所があって、確か金額と日付と宛名だったかな?だいぶ前なんで違ったかもしれないが、金額と日付は間違いなく訂正がきかなかったと思う。書き損じた場合、ボイド処理と言って大きくアルファベットでVOIDと書き、1枚めくって新しく書き直した。書き損じたものは、破って捨てたりなどもってのほかで、原票に綴じたまま、切り離したあとに気づいた際は戻してホチキスなどで留めて、そうして会社に返却する。VOIDというのは「取り消し」とか「無効」という意味がある。領収証のナンバーは保険の申し込み用誌に書く欄があって、つまりはお金(保険料)を頂きましたという証明としてその契約にずっとついてまわるのだ。ことほどさようにお金と領収証は対であり、コピーなんて使えるはずがないというのが僕の経験からも染み付いている。もちろん、保険の業界においてはそうだということかもしれないが、それにしたってコピーがOKであるのなら、例えば金額を書き換えて、宛名を書き換えて、日付をずらして、それをコピーして「これだけ使いました」みたいな事はいくらでも可能なわけで、改ざんしまくりではなかろうか?政治資金規正法を知らないから、それは僕の杞憂なのかもしれない。知れないけどもどうもしっくりこない。


「躍る大捜査線」の映画版だったと思うが、身代金を用意する際に「ナンバーを全部控えろ!」と指示が出て、皆が手分けしてヒーコラやって書いてたら、青島刑事(織田裕二)が「みんなぁ、頭使いなよぉ?コピーしちゃえばいいじゃん?」とのたまった。

なんでそれに気づかなかったんだ?やれやれというわけで、ニコニコしてまとめてガーッとコピーしてたらそれを見た雪乃(水野美紀)がボーゼンとして「みなさん何やってるんですか?・・・お札をコピーしたら確か犯罪ですよ」と呟くのだ。


領収証はコピーしてもどうやら犯罪にはならなさそうだが、それにしたって僕には納得がいかない。「1円領収証」を公開するとかしないとか、まだもめているようだが、何だかとっても怪しいもんだなと思う。領収証は原本そのものを使って計上するのが筋で、それだからこそ認められるんではないだろうか?それ以外の「コピー」だとかましてや「別紙にまとめて転記したもの」を使うだなんて、もうはなはだ怪しいというほかない。


皆さんはどうお考えか?


パリーグは全日程が終了し、順位が確定しました。次はクライマックスシリーズがもう始まり、2位のロッテと3位のソフトバンクが日本シリーズ出場をかけて戦います。短期決戦は勢いをつけた方がそのままいってしまう傾向にあり、どちらに神様が味方するか、僕にはわかりません。


ここでは、球団創設3年目にして4位に食い込んだ楽天を取り上げます。

初年度は田尾監督で最下位。2年目は野村監督が引き継いで、やはり最下位ながらかなり勝ち数を上積みしました。そうして3年目の今季、なんとBクラスの首位という、オリックスと西武を抑える成績を残したわけです。躍進と言っていいと思います。

僕は地上波のテレビしか見られず、楽天の試合はスポーツニュースで要所だけ見るのが関の山。その様子を伝えるのを見ていると、がんばっていても最後には逆転されるとか、塁を賑わしても結局は1点が遠くて完封されたなどが多かった気がします。でも今年は、リードを許していても同点に追いつく粘りがあり、たとえ逆転されても再逆転というケースが結構ありました。チームが一丸となり、また野村監督の教えが浸透した成果だろうと思います。

今季の楽天は、まずは田中将大の活躍が大きい。高卒新人で11勝(7敗)という勝ち星は充分に新人賞を獲れると思います。最後の登板で西武の岸が11勝目(7敗)を挙げはしましたが、岸は大卒の希望枠入団で23歳。未成年で19歳の田中より4つも年上。また、投球回数で比較すると、田中は186回と3分の1で、岸は156回と3分の1と30回(おおむね3試合以上で、実際の試合数は田中の方が4試合多い)多く投げています。ちなみに、勝率は二人共に6割1分1厘。ルーキーとして、チームにより多く貢献したのは、やはり田中です。野村監督はフジの「すぽると」で「7~8勝行けば御の字かなぁと思ってた」と語っていますが、予想以上の活躍だった事は間違いありません。この、田中がきちんとローテを守って試合を作った事は、楽天の戦いにおける大きな柱となりました。


初年度はほとんど寄せ集めのチームで、正直に言って他球団を解雇された選手たちが「仕方なく」プレイしたという向きは否定できない部分ですが、そういう「ヘタクソ」でも「こうやったら勝てるのだ」という試合運び、戦術を野村監督から学んだおかげで、4位という意外な?結果が出ました。僕は、この楽天というチームをやや可愛そうに思っていた向きがあります。ありますが、リーグを盛り上げる為にはやはり必要な球団であり、少しでも早く他チームと同様の力をつけてもらいたいものだと見守っていました。

そうして、他チームを追われた身なれど、まだまだやれるんだと自らを鍛え直して復活したのが主砲の山崎武司。なんと本塁打と打点の2冠王ですから。誰にも文句は言わせない成績です。この、「おっさん山崎」の変身が、やはり楽天を大きく牽引しましたね。果たして来年はどうなのかというのがちょっと心配ですが、少なくとも今季の躍進には間違いなく彼の存在がありました。


今季終了後に、何人かが戦力外通告されています。これも、若返りが進んだ事の表れでしょう。複数球団から追われたベテラン達が、経験から学んだ事を若手に教え、それを実践して結果を出す。それによってレギュラーを奪われ、ユニホームを脱ぐ。皮肉と言えば皮肉ですが、これもまた、楽天というチームが少しずつ強くなっていく為の過程だと考えます。野村監督自体、選手時代の南海、西武を経て、監督としてヤクルト、阪神、という数々のチームを渡り歩き、もう星の数ほどの選手を見て、対戦して、勝ったり負けたりを繰り返した名将。この人の教えは貴重です。それをバイブルにして常に上を目指す選手たちはたぶん、野球が楽しくって仕方がなかった今季ではないかと思います。

「俺たちでも勝てる!」「こうすれば勝てるのだ!」


順序からいけば、来年は少なくとも3位に食い込みます。そうしてクライマックスシリーズでは第2ステージまで進んで欲しいですネェ。おもしろくなるなぁ。

いったいこの連敗は・・・果たしていつ終わるのやらという1年目をちょっと思い出します。しぶとい、強いチームになりましたねぇ。



対戦成績です。

対日ハムは9勝15敗。対ロッテは10勝14敗。対西武は11勝13敗。

対ソフトバンクは14勝10敗。対オリックスは12勝11敗1引き分け。

2球団に勝ち越しました。ソフトバンクから4つの貯金というのが光ります。

負け越しが12勝ち越しが5で、トータル7つの負け越し。


交流戦は対横浜が3勝1敗。対中日が2勝1敗1引き分け。

対ヤクルトと対広島がそれぞれ2勝2敗の五分。

対阪神と対巨人がそれぞれ1勝3敗です。

ここでもセリーグの2球団に勝ち越しました。

勝ち越しが3負け越しが4で、トータル1つの負け越し。

全日程を通じて、負け越しが8つでした。ということは、あと4つ勝っていたら勝率5割です。

スバラシイ戦いぶりだったことが伺えます。クライマックスシリーズにも、或いは届く戦いだったのです。

来年が楽しみですね。

週明けから新ドラマが始まりますが、さて、何を見ましょうか?


連続ドラマは「全部通して見ないと納得行かない」僕としては、どれを見るかが問題です。


まず、間違いなく押さえるのは既に決まっています。

テレビ朝日の「相棒」。こいつが帰ってきます。しばらくやらないからどうしたのかと思ってたら、今回は映画も公開されるようで。なんか、始まりが10月の24日と遅いし、これはあの「デスノート」の手法同様に続きを「映画でやるのではなかろうか?」とみています。


次は、フジテレビの「医龍」。これは前回も押さえていたし、続編をやるというので楽しみにしていたものです。坂口憲二はあのキャラに合ってると思うし、水川あさみも出るし。


このふたつは決まりなんだが、実はあとがまだ決まりません。

日テレの菅野美穂主演の「働きマン」はいちおう候補に挙げてましたが、脇を固めるキャストが弱い。平山あやとか、やたら安っぽい演技を見せられそうだし、もこみちも生理的に好きになれない。菅野美穂だから・・・と思ってたけど、それだけなんですわなぁ。

近頃バラエティに出まくりの志田未来が出ている「ドリームアゲイン」は反町隆史がダメで、よそうと思ってたけど、今ちょっと迷っています。


こないだ、金曜日に何気に見はまってしまったのが(調べてみてわかった)「トリハダ2」でした。今回のは「ネック」というお話。佐津川愛美という子がよかった。けど、連続ドラマなんかどうかがよくわからない。連続でなく、1話ごとの完結らしいが、毎週やるのかどうかがわからない。サイトを見ても(新ドラマとしては)載ってない。


試しにNHKの「ジャッジ」を見たけど、なかなかよかった。西島秀俊が主演。これは来週以降も見ることに決めました。


早い話が、まだ何を見るのかがはっきり決まらないのだなぁ。

高校生ドラフトが終わりました。

巨人が欲しかった仙台育英の佐藤由規はヤクルトが引きました。5球団の競合。捕手として、育てる楽しみがあったでしょうけど、古田は残念ですね。中田翔は関西の球団が欲しがり、でも持っていったのは北海道の日ハム。僕の個人的な予想としては、「阪神でも中日でもなくオリックスが」というものでしたが、更に意外な結果になりました。こればっかりはくじ引きなんで仕方がない。佐藤由規は、僕が勝手に「ヨッシー」と名付けております。これは最近お友達になった「キヨちゃん 」とも意見が一致(リンクのコメント欄参照)しております。ヤクルトのエースと言われるようになるのは果たして何年後でしょうねぇ。増渕も初勝利を挙げて、メジャーの経験もある石井一久や高津もいます。2年前?の新人王の「打たれ強い石川」もいます。楽天・田中の例もあるし、ルーキーイヤーに5勝くらいはして欲しいところです。球速ばかりが騒がれますが、コントロールと緩急がないとプロではやっていけませんから、大事に育成してもらいたいところです。ゆめゆめ、あの伊藤智仁や川崎憲二郎みたいにはならないことを。両親をはじめとした、これまで支えてくれた方々への感謝の涙が印象的でした。野球はひとりでは出来ないスポーツ。投手がいくら点を防いでも、味方が得点しないと勝てません。チームメートとの信頼関係は、彼ならうまく作れるでしょう。現代っ子ながら、親御さんの教育がよかったんだと思います。


この時期は新人選手が注目される陰で、入れ替わりに引退するベテランが涙します。

通算100勝と100セーブを達成している広島の佐々岡投手。タフでした。

レッドソックスの松坂に、教育係として多大な影響を与えたという西武の石井貴投手。マウンドでの仁王立ちは、現在巨人のセットアッパーである豊田にも受け継がれているのだと思います。新球団の楽天で若い選手を引っ張ったであろう関川や河本あたりも引退です。ヤクルトでは西武の主砲だった鈴木健もグランドを去ります。

南海に入って球団がダイエーに変わり、阪神、近鉄を経て楽天に辿り着いた吉田豊彦もユニホームを脱ぎます。通算20年のプロ生活はまさに激動の時代を生きた感じです。

日ハム・田中幸雄も引退ですね。2000本を達成して、1000打点も達成して、たぶん心残りなくバットを置けるでしょう。


戦力外を通告された選手たちは果たして?

新山千春の旦那、黒田はどうするんでしょうね?西武で一軍半で、巨人でも一軍半。戦力外になってから再び西武に拾われましたが、やはり一軍半・・・いや二軍で終わったのかな?また、ロッテのジョニー黒木もダメだそうです。本人はまだやりたいようですが、肩が・・・いかんせん戻らなかったと。


入団が決まると、仲間達に胴上げされる姿がよくニュースで流れますが、確かにおめでたいけど、まだまだきついのはこれから。ちゃんと戦力になって初めて一人前です。お金をもらうという事はそういうことです。切磋琢磨して自分をもっともっと高めていく責任があります。ファンの期待を裏切らない活躍が出来てこそプロです。それが、もう役に立たない状況に陥ったらば引退かもしくは球団の方から戦力外を通告されます。誰もが辿る道ですが、やはり20年以上または20年近くもの間、プロとして生活できた人というのは何にせよ幸せだったと言えるでしょうね。

引退を決めた人たち、これまでありがとう、そしてお疲れ様ですね。

まだ年齢的には早いながら戦力外とされた人たちは、つらいでしょうけど、やはりお疲れ様ですね。


現場を去るうちの何人かはコーチになる人もいるようです。

今度は、自らが積み重ねたキャリアを後進に引き継ぎ、育成する仕事が待っています。ファンに夢を与えることは、まだまだ可能です。次は縁の下の力持ちで頑張って欲しいですね。




遅ればせながら、巨人の優勝おめでとう!

先の中日戦で勝ち越してからは、もうほとんど九分九厘決まってたんでじわりと喜びかみしめていましたが。あれからの、巨人の試合がない日の中日戦とか、もう経過をネットで見る見る。今は携帯からネットにつないだら試合の経過は「点差程度」ですが確認できます。優勝が決まった日はやはり地上波ではやってなくて、携帯握り締めていました。9回裏、1点ビハインドのまま試合がなかなか終わりません。まぁ負けるかもなと思って、それでも最終の横浜戦があるし、もしそれで負けても中日が残り試合を全勝なんてまずないと考え、「2位が負けて他力で優勝決定」ってのも巨人らしくていいなんて思ってました。が、母のお友達に巨人ファン(当然おばさんです)がいて、電話かけてきてわざわざ教えてくれました。(笑)


清水がいい働きしましたねぇ。まさにいぶし銀ってやつ。今シーズンは出遅れたまま、ちっとも活躍出来ませんでしたが、この最終盤での、試合を決める、ぐいっと勝ちをたぐり寄せる彼の働きはひときわ輝いていましたね。もちろん全員が気持ちをひとつにして、最後まであきらめない姿勢がペナントを勝ち取った結果になったと思います。しびれるゲームで内海が被弾したあと、3回をビシッと抑えた木佐貫を褒めます。絶対に落とせないあの中日戦で、気迫を全面に押し出して勝利を呼んだ野間口も、この試合で1イニングを締めて勝ち星が転がり込みました。一時はどうなるかと思われたスンヨプも自信を取り戻し、劣勢で重かったムードを同点ツーランで救いました。

あの日の9回裏はほとんど高校野球ですよ。「まだ終わってない!」ってみんな胸の内で叫んでた。1塁への矢野のヘッドスライディングで内野安打。そして清水もヘッドスライディングであの内野安打。あれで同点になり、そうしてビクトリーな「ヤクルト選手会長宮本」の悪送球!!


優勝が決まるというのにテレビでやらないっつって日本テレビに抗議が殺到したらしいですが、もういいじゃぁないですか。それは仕方ないよ。あれで、予定を切り替えて放送して、その日に決まらなかったら翌日はまた放送せざるを得なくなり、それによって各方面が迷惑するんですから。いまや、巨人の優勝がなんだ?って思ってる人もたくさんいるんだし、他のチームならたいがいの試合はテレビ中継しないんだし。ファンにとって巨人の試合は特別でも、その他大勢の方にとっては決して特別というわけではないのです。サッカーファンや、格闘技ファンや、歌番組のファンや、みんないろいろなものがそれぞれに特別。僕は巨人の戦いを特別視してますが、そうは思わない人たちを不快にさせてまで便宜を図って欲しいとは、無理してまでしてくれとは言いません。

巨人が願いをかなえてくれた。それでいいのです。

うれしい。うれしい。もう、ちょーうれしい。


さて、クライマックスシリーズがまだあります。

試合勘がやや鈍っている心配がありますが、これもきっちり突破して欲しいですね。

少し前(10連勝にて驚異の追い上げを見せ、リーグをとっても盛り上げてくれたあたり)なら阪神とはやりたくない感じがありましたが、今なら中日よりは阪神の方を歓迎しますね。今季の対戦成績は歩が悪いけど、もう阪神にあの時の勢いはないから。ただ、今岡が復帰して「当たりまくってる」のが気味悪い。いや、それでも、JFKはシーズン終盤に来て相当に疲れてます。ホールドしまくってる久保田にしろ、こないだ打ち込まれたウイリアムスしろ、藤川ももう気持ちだけで投げてる状態です。必勝パターンはいいけど、酷使しすぎだと思う。

クライマックスシリーズ第2ステージは阪神希望。


気持ちの持ち方だけど・・・。

巨人の優勝は5年ぶりだそうですが、優勝を逃したのは2003年~2006年の4シーズンです。4季です。なのに5年ぶりと言われるのはなんかしっくり来ないなぁ、なんて。

1年前に会った友人に今年の同じ時期にまた会うと、「やぁ1年ぶりだなぁ!」と言うわけです。でも、見方を変えれば毎年会ってるわけです。それが日本語ですわね。


ひさしぶりです。

あぁ、5年ぶりの覇権奪回は幻かとなかばあきらめかけてました。しかし、やってくれました。テレビをつけた時点で4対0。はぁ~?勝たねばとガチガチになって、早々に4点も献上したのはいったい誰だ?と見たらばヒサノリでした。しかもエラーが絡んでたようで。中日の投手は朝倉です。こいつのイイ時は手がつけられません。果たして勝ち越せるのか?今日は勝てるのか?ではなく、まず勝ち越さなければなりません。朝倉から4点を奪うというのは至難の業ではないかと、しかも、リードを広げられる心配の方が先に立ちますから、こりゃぁもうテレビに釘付けでした。

解説を務めます、江川と掛布のコンビが絶妙です。打者心理と投手心理をとてもわかりやすく教えてくれました。江川は次第に「投手は怖いから逃げたいんですよね」で押し通してましたが。心中察します。掛布にしてはよそのチームですから「お手並み拝見」みたいにして、半分はファンみたいにとても楽しんでいたようです。

今日は中日の主砲・ウッズの方がやや大きいのを狙いすぎというか、結果を欲しがっていたきらいがありましたね。結果は4タコでした。ふう。

今日の試合はまさにチームの気持ちが滲み出ていましたね。ヒサノリをリリーフした野間口。本当によかった。いや、4回を投げましたが、最初の2イニングなんか手探り状態で、かなり悪かったんではと感じました。スライダーが抜けて、まっすぐしか使えないって風でしたから。それを、気持ちでどうにかごまかし・・・いや立て直した結果ですね。思うようにいかないボールを、闘魂注入で踏み留めた恰好です。まっすぐがどうにか使えるという事で、それを柱に組み立てて、「交わしてくる」とおおむね見ていた中日打線を、ヒットは打たれながらも粘り強く抑え込んだ魂の投球でした。


そうして、やはりあのスンヨプの同点ホームランは素晴らしかった。数試合前までくるくる三振していたのが、横浜戦の三戦目に三浦から逆転3点タイムリーを放ったのがやはり大きかったと思います。それまでずっと不振をかこって、原監督も打順降格を何度も考えては打ち消していたはずです。そうして、同点になった次のイニングで、ウッズまで含めた三者を凡退にとった事で流れは来ましたね。もちろん、その前のイニングの、中日のノーアウト1、3塁を0で切り抜けたのがもちろん何よりです。あの場面はシーズン序盤なら追加点を与えていたですよ、きっと。あぁ、それで、同点になった時点で流れは巨人だと僕は思っていましたが、心配性の江川はそれでも「まだひとやまある」とか「まだまだわかりません」とか、もちろん、OBとして気を揉むのは当然でしょうけど。


で、出ましたよ。本日ノッテイル脇谷君が。今シーズンの第1号!しかもプロ入り2本目の(2ラン)勝ち越し弾が出ちゃうんだから。いやぁ、今シーズンの巨人は無駄にホームランをかっ飛ばしてますが、この試合ほどホームランのありがたかった日はない。スンヨプ、脇谷、そしてダメ押しのヨシノブの一発!長島さんが元気な頃、ずらりと4番経験者を並べた打線がありました。確かに全球団を見渡しても、あの年ほどホームランをばかばか打ったシーズンはなかった気がします。そしてそれでも優勝を逃しました。原監督が就任してから、「スピード&チャージ」かな?一発に頼らない戦い方を目指してきたはずですが、今季は無駄にホームランが出よります。あの、甲子園での阪神戦(9月7日)で、スンヨプが3本、ヨシノブが2本、二岡とホリンズにもホームランが飛び出し、それでも桧山のソロ1本のみの阪神に8対9で負けましたから。あの3連戦で3タテを喰らって、あれからおかしくなりましたから。しかも、次の17日からのカードでも1勝2敗でした。

あぁ、もう風前の灯火だなぁと、優勝の二文字がか、かすむぅ~と半分涙目でしたよ。

僕は、あれからスンヨプが調子を崩したのではないか、と考えてますが、彼も自分を取り戻したようなんで、もうなしにしましょう。


さぁ、泣いても笑っても巨人の試合は残り2試合。中日はあと7試合。

巨人が最終2試合に連勝すれば、81勝62敗1分けで勝率は5割6分6厘。

中日は最終7試合で全勝または6勝1分けでなければ勝率で上回れません。当然、巨人がひとつ負ければ中日もひとつ負けられる事になるでしょう。

スポーツうるぐすで江川が言ってましたが、この3連戦に勝ち越したほうが優勝だと。まぁ数字の上では誰が見てもそう言えるでしょう。野球は本当に、最後のゲームセットまでわかりませんからねぇ。


阪神が10連勝?した時は本当に「かっさらわれる!?」と怯えたもんですが、時既に遅しだったようですね。がんがん連勝すると、たいがいそのあとにゆり戻しというか、反動が来ます。連勝した分だけ連敗が待っています。従って、巨人がいい時にずっとカードの勝ち越しを続けてましたが、連勝するならカードの勝ち越しを『連勝』するのがいい。そうやって、今季はずっと首位をほぼ守って来たんですから、予定通りに優勝を決めてもらいたいところです。


そうそう、阪神にはちびっと負け越しましたが、これで中日との対戦は12勝12敗の五分になりました。負け越しは阪神だけで、中日には五分。あとはおおむね勝ち越しました。


この試合は、まさに優勝を決めると言っても言い過ぎでない、天下分け目の戦いでした。勝ってくれてありがとう。何年か前の、同率最終決戦におけるシーズン最終試合(その相手ももち、中日)に負けるとも劣らない、ばくばくの戦いでした。しびれた。

脇谷くん、たぶん給料あがると思う。強烈なアピールだし、印象が絶大!



脇谷だ


脇役返上の脇谷!プロ入り2本目!ここで出るとはっ!!


野間口いい

いよっ!孝行息子!救援粘投!

※写真はいずれも読売のオフィシャルサイトから拝借しました。

またまたまた、10月からタバコが値上がりする。

僕の銘柄は現在290円で、これが300円になる。金額的な負担をさほど感じなかった220円の時代に比べると、二箱で600円というのは決して小さくない。

いつも感じるのは、「身体によくないばかりか周囲にも迷惑だからやめるにこした事はない。金銭的な負担もばかにならないよ?」と言いつつ、「値上げを機にやめたら?」と説教垂れつつ、値上げ幅が数十円というのははなはだ微妙な態度を強いられる。

どうして1000円にしないのかなぁ。

もちろん、「意思が弱いから」と指摘されたらそこまでだ。

はいはい、その通りです。えぇえぇ私が悪ぅござんした。

が、「やめる気がないわけではない(できればやめたい)」のに「やめなくてもよい状況」が作られていると、流されるのが人間というもの。数十円の値上げならばどうにか対処が出来てしまい、それは時間と共に慣れても来る。慣れてしまうと、もうそれは既成事実として定着してしまうのだ。困ったもんだ。


タバコには「百害あって一利なし」というけれども、思索に耽るときや、ストレスを抱えている時の1本は実に格別で、生活の中で助けられている面は少なくない。僕は酒を一切飲まない事もあり、気分を落ち着けたり気持ちの平安を欲しい時にはやはり手が伸びる。無論、ノンスモーカーがいつもいらいらしているわけではなかろう。何らかのストレス解消法があるんだと思う。もしピタッとやめたなら、どうやって気持ちのバランスを保ったらいいのかまだ検討がつかない。


僕は1日に25本前後を煙にするが、それが半分以下の10本で数日を過ごした事がある。すると、悲しいかなうまくないのだな、これが。間隔が空くと、本当にタバコというのはうまくない。つまりは中毒状態でこそうまいと感じるわけだ。

その時は、この調子なら「やめようと思えばやめられるんだな」と納得してしまった。それで、「減らすのや~めた」と言ってまたもとの通りにすい始めた。間隔が空いて、おいしくなかったあの味を味わいたくなければもう吸わなきゃいいんだが、むしろ、間隔を空けずにちゃんと続けて吸っておいしかった感覚を取り戻したいなどと考えるんだから、中毒状態から抜け出せていないんだろうと思う。


一気に1000円にしてくれたら、それはもうアブナイクスリと同じだとみなして、経済的に手が届かない高嶺の花だと捉え、やめる力にはなるだろうに。


「意思が弱いから」


えぇえぇそうです。僕は弱い人間です。

だから、もうやめるなんて言いません。