高校生ドラフトが終わりました。

巨人が欲しかった仙台育英の佐藤由規はヤクルトが引きました。5球団の競合。捕手として、育てる楽しみがあったでしょうけど、古田は残念ですね。中田翔は関西の球団が欲しがり、でも持っていったのは北海道の日ハム。僕の個人的な予想としては、「阪神でも中日でもなくオリックスが」というものでしたが、更に意外な結果になりました。こればっかりはくじ引きなんで仕方がない。佐藤由規は、僕が勝手に「ヨッシー」と名付けております。これは最近お友達になった「キヨちゃん 」とも意見が一致(リンクのコメント欄参照)しております。ヤクルトのエースと言われるようになるのは果たして何年後でしょうねぇ。増渕も初勝利を挙げて、メジャーの経験もある石井一久や高津もいます。2年前?の新人王の「打たれ強い石川」もいます。楽天・田中の例もあるし、ルーキーイヤーに5勝くらいはして欲しいところです。球速ばかりが騒がれますが、コントロールと緩急がないとプロではやっていけませんから、大事に育成してもらいたいところです。ゆめゆめ、あの伊藤智仁や川崎憲二郎みたいにはならないことを。両親をはじめとした、これまで支えてくれた方々への感謝の涙が印象的でした。野球はひとりでは出来ないスポーツ。投手がいくら点を防いでも、味方が得点しないと勝てません。チームメートとの信頼関係は、彼ならうまく作れるでしょう。現代っ子ながら、親御さんの教育がよかったんだと思います。


この時期は新人選手が注目される陰で、入れ替わりに引退するベテランが涙します。

通算100勝と100セーブを達成している広島の佐々岡投手。タフでした。

レッドソックスの松坂に、教育係として多大な影響を与えたという西武の石井貴投手。マウンドでの仁王立ちは、現在巨人のセットアッパーである豊田にも受け継がれているのだと思います。新球団の楽天で若い選手を引っ張ったであろう関川や河本あたりも引退です。ヤクルトでは西武の主砲だった鈴木健もグランドを去ります。

南海に入って球団がダイエーに変わり、阪神、近鉄を経て楽天に辿り着いた吉田豊彦もユニホームを脱ぎます。通算20年のプロ生活はまさに激動の時代を生きた感じです。

日ハム・田中幸雄も引退ですね。2000本を達成して、1000打点も達成して、たぶん心残りなくバットを置けるでしょう。


戦力外を通告された選手たちは果たして?

新山千春の旦那、黒田はどうするんでしょうね?西武で一軍半で、巨人でも一軍半。戦力外になってから再び西武に拾われましたが、やはり一軍半・・・いや二軍で終わったのかな?また、ロッテのジョニー黒木もダメだそうです。本人はまだやりたいようですが、肩が・・・いかんせん戻らなかったと。


入団が決まると、仲間達に胴上げされる姿がよくニュースで流れますが、確かにおめでたいけど、まだまだきついのはこれから。ちゃんと戦力になって初めて一人前です。お金をもらうという事はそういうことです。切磋琢磨して自分をもっともっと高めていく責任があります。ファンの期待を裏切らない活躍が出来てこそプロです。それが、もう役に立たない状況に陥ったらば引退かもしくは球団の方から戦力外を通告されます。誰もが辿る道ですが、やはり20年以上または20年近くもの間、プロとして生活できた人というのは何にせよ幸せだったと言えるでしょうね。

引退を決めた人たち、これまでありがとう、そしてお疲れ様ですね。

まだ年齢的には早いながら戦力外とされた人たちは、つらいでしょうけど、やはりお疲れ様ですね。


現場を去るうちの何人かはコーチになる人もいるようです。

今度は、自らが積み重ねたキャリアを後進に引き継ぎ、育成する仕事が待っています。ファンに夢を与えることは、まだまだ可能です。次は縁の下の力持ちで頑張って欲しいですね。