まさに自業自得の典型例!

認めたくなくて臭い物に蓋をして忘れようとした過去の負の遺産。

キャノンの FD 28mm F2.8 S.C. です。

 

 

今回のシリーズのテーマは『分解&清掃』だったはずなのに『分解&修理&清掃』となってしまいました。

おかげで多大なる作業時間を費やすリベンジマッチになってしまっています。

 

 

前回まででどうにかこうにかようやく前玉&後玉を鏡胴に組付けることができました。

その後デジカメで無限遠のピントの確認&再調整測定をしようと思ったのですが、デジカメのバッテリーの残量がEMPTY(空)になってしまい予備バッテリーと充電器を探したのですが行方不明になっていました。

床が機材で積み上げられて散らかりまくっているこの部屋の現状ではおそらくサルベージは不可能です。

仕方がないので新たに購入することにしたのですが(泣)

入手まで数日以上かかってしまいまうでしょう。

 

 

取り敢えず試しに残り僅かなバッテリーで無限遠のピントの調整を行ってみました・

ヘリコイドリングを回転させ易くする為にフォーカスリングを取付けました。

 

 

無限のピントはご覧のように調整できたのですが…。

 

 

ご覧のように無限遠のピントが合ったヘリコイドリングの位置がダメです。

これではヘリコイドの過回転を防ぐためのロックプレートを取付ける事ができません。

 

 

このようにロックプレートを3本のネジでヘリコイドリングに固定するのですが、そのためには現在位置よりも右に回転させなければなりません。

しかし、無限遠のピントは先の画像の位置で合わせたためにヘリコイドリングを動かす事はできません。

つまり『ヘリコイドの結合の失敗』です⤵⤵⤵

また一からのやり直しです…。

 

 

ヘリコイドの結合のやり直しはまさに地獄でした。。。

何度も何度もヘリコイドリングの位置をそして角度を変えてみては結合を繰り返すことを数時間かけて…。

ようやく良さげな位置を発見しました。

今回は上下に動く後玉とマウント部のベースが『面一』になるように設定できました。

 

 

今まではこの位置に段差が出来ていました。

個人的にはここが面一になるべきではないかと思っていました。

そしてこの状態だとヘリコイドリングを最短距離方向に回転させると途中で絞リングで絞り羽根を制御できなくなってしまいます。つまりマウント部の『爪』と絞り羽根の『爪』の連携が外れてしまうのです。

ですからより一層ここは『面一』になるべきだと思っていたのです。

 

 

今回の設定ではヘリコイドリングを目一杯無限遠方向(左)に回転させるとこの位置で止まりました。

恐らく『正しい無限遠のピントの位置』はここより少し反対方向の右に回転させた位置にあるのではないかと思っています。

そうであれば今回はロックプレートが取り付け可能になるはずです。

 

 

前回の無限遠のピントが合ったこの位置も目一杯に左回転させてから少し右に戻した位置だったと思います。

 

 

こんな風にプレートが付いてくれればよいのですが…。

 

 

ですがまだ問題が残っています。

この状態でヘリコイドリングを今度は近距離の方向に目一杯右回転させるとこのようにロックプレートが当たって止まってくれるのですが…。

ヘリコイドの繰り出し加減とでも表現すればよいのでしょうか? 赤色矢印の幅が分解前の時よりも広くなっているのです。

 

 

このように分解前は赤色矢印の幅が明らかに今回よりも狭いです。

前回の設定の時も個々の幅が広すぎたために無限遠のピントの位置を見出す事はできてもロックプレートを取付ける事はできませんでした…。

この幅(ヘリコイドリングの繰り出し加減)を画像と同じように調整する事は可能です。

しかしそのように調整すると、今度はヘリコイドリングが目一杯左に回転させて止まる位置が今回よりさらに奥(左回転させた位置)に移動してしまうため

 

 

前回と同じような結果になってしまうのではないかと思っています。

その辺の部分を無限遠のピントを探しながら最適の位置を追い込む(探す)必要があります。

おそらく今回の設定は間違っていて失敗するでしょう。

ですがデジカメのバッテリー充電器が届くまでこれ以上何もできません。

今はただ充電器の到着を待つしかありません...。

 

 

バッテリー充電器が届きました!

というか本当は三日前にとどいていたんですよ。

ですが、『充電器が届くまでやる事ないから中継ぎでキャノンのNEW FD 50mm F1.4をでもやって時間稼ぎするか』と軽い感じというか半分バカにしたような感じで分解&清掃をはじめたのですが…。これが迷宮という名の究極の『沼』でした。。。。

作業を進めれば進めるほどに次々と発覚するトラブル&不具合&欠品の数々⤵⤵⤵

そのリカバー&手仕舞いに+3日も掛かってしまいました…。

その記事はこちらになります。

 

CANON NEW FD レンズのマウントを移植 50mm F1.4 & F1.8 (その1) | recognizerのブログ

 

結局記事が その3 まで続いてしまいました事から苦戦の模様が想像できるかと思います。

いや~本当に辛かったです。

 

 

さて、いよいよ本題の無限遠のピントの調整編です。

 

 

さて今までの改装を兼ねての現状なんですが、

前回ヘリコイドを組み立てた時の位置よりは大分良くなったのですが、

未だに分解&組立後の銀色のヘリコイドリングの位置が分解前の位置と違ってしまっているんです。

画像左が分解後のヘリコイドの位置で

画像右が分解前のヘリコイドの位置です。

ここまで違っていると、百歩譲ってピントが合うように調整できてもそれが正しいのかどうか『???』と疑問符を取り除くことはできません。

ただ、過回転防止を兼ねているロックプレートが3本のネジ止められているのに対して5本ものネジ穴があるというちょっと変わった仕様になっています。

これは無限遠のピントの調整代の幅がかなり大きく取られているという事だと思います。

ですのでこのままの状態で作業を進めて行きます。

ピントが合わなければまた分解して一から組立ててみます。

 

 

いつものようにデジカメとフィルムカメラをセットしました。

ただし、今回はいくつかの確認したい事柄があるので何回も予備のピント調整を行います。

デジカメに写っている画像を見ると無限遠のピントはイイ線来てますね。

 

 

紆余曲折しながら画像のを映した位置で無限のピントを設定しました。

 

 

さて、無限のピントの位置が決まったらその位置が動いてズレてしまわないように注意しながら丁寧にレンズをカメラボディに取り付けままに90度倒します。

するとロックプレートが見えてきます。

現在の状態だとヘリコイドリングの無限遠のピントの位置だけが決まっているのですがロックプレートの位置が決まっていないので赤矢印の分の隙間があります。

このままの状態だと無限遠のピントがあっさりズレてしまうためロックプレートを移動します。

 

 

画像のようにロックプレートと鏡胴の外周部を接触させて隙間をゼロにした状態でロックプレートを3本のネジで固定します。

赤矢印の位置は分解前の無限遠のピントの位置です。

 

 

上の画像の拡大です。

分解前の無限遠のピントの位置と丁度ネジ穴一つ分ズレました。

さて…。

今までならこれで無限遠のピントの再調整完了!

となるのですが、今回は銀色のヘリコイドリングが左右だけでなく上下にもズレているので

これが正解だとかくてする事が私にはできません。

これはテスト撮影してみるしかないですね。

 

 

フォーカスリングの文字が少し黄ばんでいるので中性洗剤でお湯洗いします。

 

 

画像では判りにくいかもしれませんがかなり綺麗になりました。

 

 

フォーカスリングを取付けてみたら マークと基準線が合いませんでした。

 

 

フォーカスリングの穴を少し加工して が合うようにしました。

 

 

こんな感じです。

hんの僅かだったので殆ど判りません。

 

 

フィルターリングを取付けたらなんとフォーカスリングが まで回転できなくなってしまいました。

やれやれまたかい...。

 

 

フィルターリングが沈み込み過ぎてフォーカスリングに当たってしまいフォーカスリングが まで回転できなくなったようです。

 

 

ほんらいならフィルターリングの沈み込みはこんなもんです。

 

 

原因はおそらく一番内側の黒いヘリコイドリングが沈み込み過ぎなんだと思います。

恐らくヘリコイドリング同士のかみ合わせを位置を60度ほど黒い方のヘリコイドリングを左方向にずらすべきでしょう。

 

ということでもう一度ヘリコイドを分解して組み直すことになってしまいました⤵⤵⤵

それはアディッショナルタイムということで次回にさせてください。

もう疲れた。

 

まさに自業自得の典型例!

認めたくなくて臭い物に蓋を(野晒しに)して忘れようとした過の負の遺産。

これぞマッチポンプのデスマーチ⤵⤵⤵

 

 

今回のシリーズのテーマは『分解&清掃』だったはずなのに『分解&修理&清掃』となってしまいました。

おかげで多大なる作業時間を費やすリベンジマッチになってしまったキャノンの FD 28mm F2.8 S.C. です。

 

 

紛失してしまったクリックボールとテンションスプリングは以前登場してもらった FD 135mm F2.5 S.C. から再び移植させていただきます。

 

 

絞りリングの脱落防止となるプレートを外して絞り羽根を取り外すと…

 

 

クリックボールとが出てきました。

合い難くも丁寧にいただきます。

そしてこの時に FD 13mm F2.5 S.C. をじっくり眺めてみたのですが…。

ひょっとするとこのレンズも復活させることが出来るかもしれません。

まぁ、それはまた別の機会に作業してみるかもしれません。

 

 

FD シリーズは何故かクリックボールを二個使用しています。

これで紛失した部品の調達&準備ができました。

 

 

よくオリンパスの ペン シリーズのレンズ清掃とかのの際に注意する事柄として無限遠の位置をマークしてからレンズを外すようにとネット内の記事では書かれています。

確かにその通りなんですが…。

私は『ヘリコイドリング同士が外れた・分離した位置もなるべく正確にマークしておく』べきだと思います。

これ、かなり重要だと思います! でもこの点を指摘されている方はほぼ皆無ではないでしょうか。

私は今回(というか前回)からこれを行ってから分解したら今までは最悪の場合組立に3時間以上かかったのが今回は画像のように数分で仮組が出来るようになってしまいました。

更に詳しく説明すると今回のレンズの場合なんですが、一番下のヘリコイドリングのオレンジ色の線を基点して中間と一番上のヘリコイドリングにそれぞれ赤矢印の合いマークヘリコイドリング同士が外れた・分離した位置をケガいておきます。

そして一番下のヘリコイドリングと中間のヘリコイドリングを一番下のヘリコイドリングのオレンジ色の線と合いマークを合わせて結合させたら中間のヘリコイドを二回転回させて送り込んでから一番上のヘリコイドリングを再び一番下のヘリコイドリングのオレンジ色の線と一番上のヘリコイドリングの合いマークを合わせて結合させたら完成となります。

中間のヘリコイドリングを何回転送り込んでからイバン上のヘリコイドを結合させるかというのが重要になるかと思います。

(と,ここまでかなり偉そうに理屈をこねていますが結局この後グリス塗布後に実際に組付けてみたらヤッパリ位置が分からなくなって訳が判らなくなってしまいました⤵⤵⤵)

 

 

ヘリコイドの溝にモリブデングリスを塗布して

 

 

一番下のヘリコイドと結合させてから何回か回転させて上下させて

 

 

合わせマークをオレンジの線に合わせて (この時はまだ合わせマークを信じている)

 

 

一番上のヘリコイドも同じように結語させて組み上がりました。

ただ…。分解前は水色矢印の部分の幅がもう少し狭かったような気がするのですが…。

(合わせマークを無視して微調整を行った、挑戦したけれども)もうこれ以上の微調整は出来ないと判断したのでコレで完成とします。

最終的には無限遠のピントの再調整の時にもう一度確認&微調整を行います。

その時に修正または微調整が出来ればよいのですが…。

 

 

さて、この辺からレンズも関わってきます。

まず後玉のレンズからクリーニングをして行きます。

後玉の表面のレンズに薄クモリがあったのでレンズを外して両面をクリーニング&マイクロファイバークロスでの拭き上げをしました。

それ以外のレンズ達は非常に綺麗だったので手を付けずそのまま放置しました。

 

 

その後レンズを組み戻して青色LEDの透過をしてみると画像の様な感じで薄クモリを除去する事はできませんでした。

蛍光灯の灯の透過ではとても綺麗なんですけどねぇ。

 

 

次に絞りリングを装着するためにクリックボールのテンションスプリングをセットするために二カ所の穴にモリブデングリスを塗布してからスプリングを穴に挿入します。

次にそのスプリングの上にクリックボールを置きます。

クリックボールを落下させない意味を含めてスプリングの上にモリブデングリスを塗布してクリックボールを仮止めします。(その画像の撮影を忘れてしまいました)

 

 

その後にクリックボールが所定の位置から脱落しないように気をつけながら絞りリングをゆっくりと上から嵌め込むのですが…。

何回も何回もどんなに頑張ってもクリックボールが脱落してしまい上手く嵌めることが出来ません。

絞りリングと鏡胴の隙間がかなり狭いために絞りリングがクリックボールを穴に押し込むことが出来ずに弾き出してしまうようです。

一時間以上頑張って繰り返してみたのですがどうにもなりませんでした。

こういう時は手を止めて一旦冷静になって無手勝流にて過去の自動車やバイクを修理していた頃のテクニックを応用しする事にします。

薄い紙をクリックボールと絞りリングの間に差し込んでおいてから絞りリングを鏡胴に落とし込んでいきます。

薄い紙にクリックボールが絞りリングに弾き出されないように『フォロワー』として働いてもらって絞りリングを挿入します。

画像は『フォロワー』として見事に自身の仕事を完遂した薄い紙です。

 

 

絞りリングの挿入に見事に成功した後に薄い紙を引き抜こうとしたのですが、神の厚みで隙間が少なくなり過ぎてしまい神の一部が破れて残ってしまいました。

その後残った紙はピンセットで除去しました。

 

 

次に例の赤矢印のプレートを取付けてせっかく挿入した絞りリングが脱落してしまわないようにロックします。

絞りリングの挿入が完了しました。

絞りリングの動作は非常にスムースで素敵なクリック感を醸し出しています。

 

 

後玉ユニットを取り付けたらマウント部を取付けます。

これは後玉のレンズを傷付けないための保護の意味合いもあります。

今後 FD シリーズの作業の時は後玉取付 ⇒ マウント部取付の流れが定番となりそうです。

このマウント部には黄色矢印のようなレバーが付いています。

 

 

このレバーは上の動画のように幅の広い爪の方をロックする機構の様です。

このレバーがからボディ等とどのように動作が連携するのか現在の私にはわかりませんが、まぁこんな感じで動作します。

 

 

今回のこのデスマーチシリーズでたくさんの FD シリーズレンズを清掃してきて気付いたのですが、

マウント部を鏡胴に取付ける際は幅の広い方の爪を赤&黄色矢印のように跳ね上げてロックした状態にしてから取り付けた方が作業が簡単なような気がします。

 

 

普通の FD シリーズのマウント部はこの様な形状をしています。

通常の状態では幅の広い方の爪はこの位置にあります。

 

 

この爪を上の方に跳ね上げると『カチッ』とロックが掛かります。

この状態で鏡胴に組付けた方がマウント部の双方の爪と鏡胴側の爪の連携の噛み合わせが上手くいくような感じがします。

以上は個人的な感想であり正しいかどうかは判りません。

ではマウント部を鏡胴部に取付けます。

 

 

おっとっと…!

因縁のピンの取付を忘れてしまう所でした。

 

 

マウント部の組上げが完了しました。

が、

眼を皿のようにしてよ~く、よ~く、本当によ~く見てみると…。

 

 

な、なんとぉ!!! 絞りダイアルの数字とレンズの基準となるオレンジ色の線が一致していません!

なにコレ???

つまりクリックボールによるクリック感によって止まる位置が合っていない、正しい位置で止まっていないという事です。

これはかなりの謎です。

こんなトラブル・不具合は初めての経験です!

一体どうやってこのズレを修整・調整すれば良いのでしょうか…。

 

 

答えは実に簡単でした。

ヒントはクリックボールが二個ある事の意味でした。(その理由は後記します)

絞りリングが止まる位置がズレている事を認識したのであれだけ苦労して挿入した絞りリングを再び外してみると…。

なんとクリックボールが一個しか穴に正しく挿入されていませんでした!

そこで再び苦労して今度こそ二個のクリックボールを正しく穴に挿入できて絞りリングを組上げた結果…。

 

 

見事に絞りリングの数字とオレンジの線が一致しました!

その後確認の為にと絞りリングを何回も回転させてカチカチやっていたらあある事に気付いたんです。

オレンジ色の線と絞りリングの数字とオレンジの基準線が一致する場所以外にもクリック感があって止まる場所が有る事に気付いたんです。

それが下の画像です。

 

 

なんと F5.6 と F8.0 の間や F8.0 と F11.0 の間にもクリック感があって絞りリングが止まるんです!

つまり『半絞り単位で絞りを制御できる』仕様になっているんですぅ!

実に驚くべきははキャノンのこだわりです!

そしてこの半絞りの制御を可能にするためにクリックボールが二個必要だったんです。

二個のクリックボールが止まるための位置を決定する溝が実は『それぞれ半絞り分の角度で位相させているんです』

おそらく一個のクリックボールで半絞り分の位相を制御しようとするとあまりにも位相角度が小さくなてしまい(機械的に)クリックボール一個では制御できなかったのでしょう。

そのためクリックボールを二個使用してそれぞれ半絞り分の角度だけ位相させて制御したんだと思います。(現代なら電子制御で簡単なのでしょうか?)

それで今回の私のトラブルの原因は『一個のクリックボールしか正しく挿入されていなかったためにガタが発生してしまい正しい位置で絞り羽根は止まることが出来なかった』ということでした。

結局このトラブルの原因を解明して対策を施すために数時間も費やしてしまい、やはり私は FD シリーズのマウント部の組み立ては未だに『三流のヘタクソ』という事でした⤵⤵⤵

 

 

とにかく何はともあれ今度こそマウント部を正しく組上げる事に成功したようです。

 

 

これでようやく次の前玉の組付けに進めます。

前側はまたっく問題はないのですが、鏡胴内に入るこちら後側のレンズに薄クモリがありました。

 

 

青色LEDで透過してみるとこのように薄クモリが視認できます。

 

 

クリーニング&マイクロファイバークロスで拭き上げをしてみましたが薄クモリは完全に除去はできませんでしたが多少は良くなったと思います。

 

 

前玉が鏡胴部に装着出来ました⤴⤴⤴

ようやくここまで到達できました!

この状態でカメラ本体に装着していよいよ一部の問題を保留にしていた無限遠のピントの確認&再調整ができます。

 

 

早速デジカメで測定をしようと思ったらデジカメのバッテリーの残量がEMPTY(空)になっていましたぁ⤵⤵⤵

しかもなぜか予備バッテリーと充電器が行方不明になっています。

床が機材で積み上げられて散らかりまくっているこの部屋の現状ではおそらくサルベージは不可能です。

新たに購入するしかありません(泣)

 

という事で本日はここまでとさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

前回に続きこれからキャノンの広角レンズがしばらく続きます。

 

 

広角レンズしかもキャノンの広角レンズであればそれなりに人気があるはずだと思うのですが

何故にぞんざいな扱いを受け我が家で野晒し状態になってたのでしょうか?(この中の二本はレアなため大切に保管されていましたが)

 

 

などという前振りを敢えて書いておきながら今回はキャノンの FD 28mm F2.8 S.C. です。

シリアルナンバーは 38312 です。

レンズは素の状態で前玉はとても綺麗でして、後玉は毎度の薄クモリがありましてちょっと、ねぇ。。。

という感じでした。

 

 

青色LEDの透過では残念ながら画像には写りませんでしたが、明らかに後玉の表面に薄クモリがあります。

ひょっとすると前回のようにクリーニング&マイクロファイバークロスで拭き上げで除去できるかもしれない感じのレべるです。

 

 

外観は…。

ご覧のようにとても綺麗とは言い難いです。

相当汚れてやさぐれていてボロイ感じが出てしまっています⤵⤵⤵

と…!

ここで気付いたのですが、絞りリングが全く動きません!

右にも左にも全く動かずうんともすんとも反応してくれません⤵⤵⤵

これはヤバい感じですね。

絞りリングが半ば固着している原因の究明と対策を施さなければなりません。

なんだか…。再び泥沼にドップリと嵌り込む可能性がありそうな嫌な予感がビンビンと伝わってきます。

 

 

そんなこんなで背筋に悪寒を感じながらマウント部に目を遣ると違和感を感じる部分がありました。

黄色矢印のネジがちょっと変です。

 

 

ネジが完全に締まっていません。

このネジはマウントに干渉しないように陥没していなければなりません。

という事は…。。。

過去に一度分解されているという事ですね。

でもこんな中途半端な状態になっているのは何かがおかしい。。。

そうです、これは私が5年くらい前に一度分解しているのです。思い出しましたよ。

そしてやはり組上げることが出来ずにバンザイしてしまってブン投げて野晒しにしていた訳ですねぇ⤵⤵⤵

これ、私の黒歴史の再来です⤵⤵⤵ トホホ。。。

わたしはキャノンのFDシリーズレンズのマウント部の組上げ、組み直しが大の苦手というか… できれば手を付けたくありません。

このトラウマとも云えるFDレンズへの超苦手感はこの頃の約5年前に植え付けられたのでしょうねぇ。

こりゃあ、今回はかなり手こずる事が確定したようなもんです⤵⤵⤵

 

 

という事であればこのマウント部から分解してクリアしていくしかありませんね。

破損・欠損・欠品等が無ければよいのですが。。。

今回は分解&清掃というよりも分解&修理の色合いの方が遥かに濃くなるでしょう。

 

 

まずは以前 FD 55mm F1.2 レンズを分解&組立した時に紛失してしまい唇を嚙み締めなが悔し泣いて自分自身を責め立てた例のピンとスプリングを取り外してピルケースの中に保護します。

 

 

ここまで分解してみた結果では破損・欠損・欠品及び止めの組付け間違いはありませんでした。

となると… 絞りリングの組付けあたりに動かない原因が何かあるのでしょうか…。

という事で絞りリングを外してみる事にしたのです...

が…。

 

 

その前に減容の絞リングの鏡胴への組付け状態を精査して良く見てみると、

な、なんと絞りリングが鏡胴に対して水平に嵌っていません⁉

水色矢印の幅が手前の方が奥の方より広くなっています(画像の遠近感は無視してください)

この辺に原因が潜んでいそうです。

何はともあれ絞りリングを破損しないように安全に取り外す必要があります。

 

 

絞りリングはこの赤矢印のプレートがロック機構の役目をしていて絞りリングが簡単に脱落しない(取り外せない)構造になっています。

ですからこのプレートを取り外します。

 

 

そして問題無く絞りリングを安全に取り外してみると…。

クリックボールが二つ共にありませんでした⤵⤵⤵

クリックボールどころか黄色矢印の方はテンション用のスプリングすらありません!!!

このためにすき間が過大になってしまい絞りリングが鏡胴に対して斜めに嵌ってしまって動かなくなってしまっていたのでしょう。

当時(約5年前)の私はこれらの部品を紛失したことに大いに失望しながら自責の念に駆られて不貞腐れながら匙を投げるかの如くこのレンズを仮組上げして放棄してしまったのでしょう。

当時はクリックボールの紛失による自身のミスで再組み立て不能となるケースが多数発生したのをトラウマのように記憶しています。

そして完全に思い出しました!

そのクリックボールを紛失する遠因となったのが FD レンズシリーズのマウント部の爪の組み合わせに毎回非常に苦戦してしまい、何度も分解&組立を繰り返しているうちに頭に血が昇ってしまいクリックボールの存在を忘れてしまい、いつの間にかクリックボールを紛失していて組上げ不能にしてしまうという過ちを短期間で何度も繰り返してしまったのです。

そのために以降は FD シリーズのレンズを無意識のうちに遠ざけていたんです。(実はオリンパスの Zuiko レンズもクリックボールの紛失が連発させました)

その失敗を半面容姿として、その対策処置として紛失前に各メーカーが使用しているクリックボールの直径を記録して同じサイズの各種スチールボールを予備で在庫するようにしたんです。

今回はそんな過去の自身の失敗をリカバリーするための作業というか自身の黒歴史リベンジマッチですね。

ただ…、そのためにまたもや当初予定していた以上のとてつもない作業&時間を費やすことがここで決定してしまった訳です⤵⤵⤵

費用対効果という観念は再び楽屋に戻ってもらう事になります⤵⤵⤵

 

 

と、愚痴を言っていてもいても仕方がありません。とにかくようやく修理の方向性が確定した訳ですから粛々と作業を進める事にします。

作業中にレンズにダメージを与えたくないので前玉と後玉の各ユニットを取り外そうとしたのですが、後玉はユニットで外すことは出来ず、各レンズをバラバラに取り外すしかありません。

それはまた違う意味で組立ミスを行う可能性が有るのでやりたくはありません。

 

 

なので画像のように後玉は養生テープでカバーする事にしました。

 

 

次に前玉ユニットを取り外そうと銘板に手をかけたのですが、いつものようにゴムオープナーで銘板を緩める事ができません!

その原因は不明なのですが、どうやら銘板がネジ山を乗り越えて斜めになってしまってネジ山に噛み込んでしまっているようで緩まないようです。

しかし!

ここで最近購入したスマホやノートPCのケースを開く工具のレバーが大活躍してくれました。

このレバー樹脂製のため同じ樹脂製である銘板への攻撃性が低いのでダメージを与えにくいです。

 

 

ゴムオープナーと協調しながらこのように銘板を水平に戻すようにして無事に外すことが出来ました。

無手勝流に自身のアイデアを駆使して他業種の工具をも積極的流用するのもアリだと思います。

常に情報のアンテナは張りつめておくべきですね。

 

 

銘板が外れた次はフィルターリングです。

 

 

そしていよいよ前玉です。

当初黄色矢印の穴にカニ目スパナを掛けて外すのだと思ったのですが、これでは前玉の一番手前のレンズが外れるだけで意味がありませんでした。

正解は赤矢印のネジを緩める事でした。

 

 

フォーカスリングを外す前に今回はペイントマーカーで合いマークを付けておきます。

この作業はあまり意味は無いのですが予備保険というか暫定処理みたいなものですね。

 

 

赤矢印のプレートがフォーカスリング(ヘリコイドリング)の過回転・オーバーラン防止のロック機構と無限遠の位置の固定の役割を担っています。

このプレートを外してヘリコイドリング一式を分解します。

 

 

本当はここまでやりたくなかったんですよぉ⤵⤵⤵

エライ手間と時間と手間が掛かってしまいますから…。

だけどヘリコイドリングの動きが緩かったのでグリスアップするべきだと判断したのでここまでやる事に…。

こんなはずじゃぁなかったんですけどねぇ⤵⤵⤵

全ては過去の自分合悪い。。。⤵⤵⤵

この後この三つのヘリコイドリングと絞りリングと銘板を中性洗剤でガシガシとお湯洗いして文字の黄ばみを多少除去しました。

 

やはり今回はかなりの長丁場になりましたので全編・後編の二部構成とさせていただきます。

正真正銘のデスマーチになってしまいました。

 

 

今日は12月27日金曜日です。

正月の食材の買い出しのため午前中はスーパーマーケット巡りをしたのですが、いやぁ~メッチャ混んでいました。

特にここ三浦半島は道路が三崎で行き止まり(正確にはUターン)の様な形になっているので車の渋滞が発生し易いんです。

 

 

レジ待ちの時間にかなり取られてしまいましたが、地元のとてもローカルなそれでいて駐車場は常に満車状態の野菜直売所で三浦大根を購入してきました。

去年は大和&武蔵の 46サンチ 91式徹甲弾を彷彿させるような80cm以上はあろうかという巨大な大根を購入してしまい食べきるのにエライ苦労したので今年はほぼ半分の大きさの三浦大根をチョイスしました。

それでも白い大根の部分だけで45サンチ以上あります。

これを豚バラ肉と一緒に年末に煮込むつもりです。

あッ、生姜を買うの忘れた!⤵⤵⤵

 

 

さて、

中継ぎなどと揶揄していましたが、どーしてどーして次々とトラブルが発覚していき気が付いたらホボ全バラ状態になってしまいました NEW FD 50mm F1.4 です⤵⤵⤵⤵

待望のバッテリー充電器は既に届いており充電も完了しています。

ですが…。

それどころではありません!

このレンズを完了させて手仕舞いしてからでないと向こうのレンズにもどれません...。

 

 

さて、絞りリングです。

絞り羽根ユニット関連で驚嘆のトラブルの連続でしたが、そもそも今回はこちらの絞りリングのクリック感の復活が本命でした。

それがまさかの絞り羽根ユニットと中玉まで参加してきて三大トラブルの大共演になるとは。。。。。

はぁ...。それはさておき

赤矢印の位置にどうやらクリックボール(クリックニードル)は存在しているようです。

それでいてクリック感が無いという事は…。

 

 

拡大して見るとクリックボール(クリックニードル)は穴の奥底にめり込んでいるようです。

どうやらクリック感を出すためのテンションスプリングの方を紛失しているようです。

 

 

このめり込んだクリックボール(クリックニードル)を取り出すのにはかなり苦労させられましたが、なんとか取り出すことが出来ました。

これボールじゃなくてニードル(コロ)ですね。

スプリングはズームレンズより供給してもらいます。

後で絞りリングを組上げる時に取り出します。

どこで何を間違ってしまったのか、それ以外の部分を順序良く組上げて行かなければならなくなってしまいました。

 

 

もう、ここまで分解してしまったので文字の黄ばみを除去しましょう。

 

 

アルカリ電解水で清掃したらかなりキレイになりました。

 

 

絞りリングも

 

 

中性洗剤でお湯洗いしたら綺麗になりました。

 

 

絞り羽根ユニットの清掃をベンジンと綿棒で仕上げました。

 

 

まず中玉を挿入して

スナップリングを入れます。

これ意外と難しかったです。

 

 

そしてスナップリングを更に押し込んで既定の位置にある溝に嵌め込みます。

これで中玉が固定されました。

 

 

次に絞り羽根ユニットを三本のネジで取り付けます。

 

 

後玉のというか中玉を一度抜いたせいで内部にチリやホコリの様な物が再び混入してしまったようなので、後玉側からも一度清掃をします。

 

 

クリーニング&マイクロファイバークロスで拭き上げをおこなったのですが、

青色LEDで透過してみると後玉の表面のレンズに薄クモリと線傷の様な物がありますねぇ⤵⤵⤵

 

 

前玉側から見ると少しキレイには見えますが変わりはありません。

このレンズはいま一つのクオリティになってしまうなぁ。

 

 

それはさておいて

絞りリングを装着しましょう。

 

 

クリックボール(クリックコ)の下にテンションスプリングを挿入しました。白いのはグリスです。そこにコロとスプリングが入っています。

と、ここで

またもや問題が発覚しました…。⤵⤵⤵

もうイヤだぁ!

 

 

緑色の A の隣にある赤矢印の黒いボタンが欠品していました!

まさかここで気付くとは…。

よくもまぁ次から次へとこんなにトラブルや欠品が出てくるのでしょうか⤵⤵⤵

5年前の私はいったい何をしていたんでしょうか。

ホンに最低です。当時の私。

 

 

ズームレンズの絞りリングより黄色矢印の三点の部品を移植して取り付けます。

この取付作業は結構難しいです。

それと上にあるもう一本の弓矢のようなレバーはもう一本のズームレンズに装着されていたレバーとスプリングです。

同じレンズでも時期によって内部の構成部品は更新を受けているんですねぇ。

どちらが後期型になるのかは判りませんが。

 

 

上記の黒いボタンとレバーの絞りリングへの取付後に絞りリングを鏡胴に嵌め込むのですがかなり難しいです。

コツが要ります。

とにかく絞りリングが装着出来ました。

現状で確認できる限りでは各部の動作は正しく動いているようです。

 

 

絞りリングの上に載るマウントロックボタンのリングを取付ける画像の撮影を忘れてしまいました。

すみません。

マウントロックボタンのリングを取付ける際はリングに付いているレバーというか爪がだらんと下にぶら下がってきますのでそれを上にはね上げてから装着してください。

そして…。

マウント部の取付なんですが二本の爪やその他各部の連携が正しく噛み合っている状態でマウント部を取付ける事が出来ていれば、マウント部の赤印とマウントロックボタンのリングの赤矢印が一直線に並んでこの状態で止まります。

 

 

そして次にバヨネットリングの小さなボッチがマウント部の銀色の小さなボッチと重なるように挿入すればネジ穴の位置がマウントロックボタンリングの取付穴と一致しますので三本のネジで固定します。

 

 

カメラ側のマウントをレンズに取り付けて動作チェックを行ってみました。

全ては問題無く正しく動作しているようです。

どうやら遂に峠を越えられたような感じがしてきました。

 

 

それでは下り坂、 じゃなかった前玉の取付を行います。

 

 

前玉を鏡胴にスポンと落とし込みまして…。

 

 

フィルターリングを三本のネジで締め付けます。

NEW FD シリーズの標準レンズでは前玉とフィルターリング同じネジで共締めしているんですね。

製造時の作業工程が一つ減るのでコストダウンになりますね。

 

 

銘板を『パチン』押し込んで取り付けて完成です。

前玉のコンディションは非常に良くとてもキレイです。

 

 

画像ではとてもキレイに写っていますが

実際には薄クモリや線傷があります。

 

 

青色LEDで透過するとこんな感じになってしまいます。

 

 

外観は黄ばみが取れてかなりキレイになりました。

 

いやぁ~!

とんでもない作業時間が掛かってしまいましたぁ。

『中継ぎ』なんておちょくっていたせいで完全に足元を掬われてしまいました⤵⤵⤵

このレンズは販売するために分解・修理・清掃したのではなく、5年前の稚拙な自分がしでかしてしまったとても愚かな過ちをリカバリーする事で学べるものがあったかどうかを確認する作業のようなものでした。

というかハッキリ言って『5年前の自分との対決』ということですね。

まぁ...。

とんでもない回り道をしてしまいましたが、明日からは本来やるべき作業へ還ります。

 

 

 

 

 

 

 

キヤノン NW FD シリーズレンズのマウント部の移植の続きです。

 

 

エポキシ接着剤も硬化したと思います。

今回はマウントロックボタンの移植です。

 

 

内側にあるこの二本のネジを緩めてロックボタンのカバーを外します。

 

 

ロックカバーには爪がありました。

 

 

爪はこの部分に入ります。

ですが、動きがちょっとおかしいんです。

 

 

そのためこのリングを取り外してひっくり返してみました。

すると中にスプリングが入っていました。

本来であればこのスプリングの張力を利用して前後に動くはずなのですが、画像のように固着してしまい動きません。

 

 

本来であればこの様に動きます。

 

 
正常に動くズームのリングも取り外して並べて比較してみましたが目視では色あいが少し違う以外は全く違いが判りません。
おそらくリング全体がゆがんでいるのではないでしょうか。
 
 
これではロックボタンの交換だけでは不具合を解消できそうにないのでリングをまるごと交換してしまいました。
 
 
マウント部を仮付けして見ましたら爪が正しい位置で止まりましたのでマウントの移植は成功&完了という事になります。
では次にレンズのコンディションチェック&清掃に入ります。
 
 
5年近く放棄されていたわけですから埃だらけなのも仕方ありません。
 
 
前玉の表面に軽くクリーニングしてみたら点状のクモリと線状の染みの様な物が見受けられました。
また内側のレンズにもたくさんのチリやホコリが見受けられます。
流石に匙を投げられたレンズですねぇ。
 
 
一番手前のレンズをクリーニングしたらこうなりました。
 
 
内側レンズのチリやホコリは前玉側からアクセスします。
ここでゲンナリするような問題が発覚!
絞りリングにクリック感が全くありません⤵⤵⤵
クリックボールを紛失していたんですねぇ。⤵⤵⤵
まぁ、一段上のリングが分解されていた事から絞りリングにも手を出していたんじゃないかと予測はしていましたが…。
よくもまぁこのレンズをここまでボロボロにしたもんですワぁ。当時の自分は最低ですね。
あッ、思い出した!
あのテンションスプリングは購入時から錆びてもげていたんだった。
でもそれを更に潰してひん曲げたのは私でしたが。
せっかく組上げたマウント部ですが再びバラします。
そして更に一段奥となる絞りリングまで分解します。
 
 
前玉の方は異常な程キレイです。
あの環境下でよくここまでキレイな状態で持ち堪えていたもんだと。
 
 
ここで今度は『開いた口がふさがらなくなるような』問題が発覚!
絞り羽根が全く動きません!まるで固着しているかのようです。
後玉側から見ても原因が全く解りません⤵⤵⤵
こうなったら絞り羽根ユニットを取り外して確認するしかありません。
しかしィィ…。
私はこの絞り羽根ユニットまでは分解していないんデスヨォ!
それどころか過去に何人も手を触れていないんデスヨォ!
黄色矢印部分の接着剤が剥がされていないのがその証拠です!
であれば何も問題がないはずです。
それがなぜ。。。。。?
 
 
頭で理屈を捏ねて考えていても進展出来ないので指を動かす事にします。
絞り羽根ユニットを取り外す事にします。
ということでネジを緩ませ始めたら突然絞り羽根が動くようになりました!!!
「なんか治った」と思いネジを締め込んだらまた動かなくなりました⤵⤵⤵
仕方がないので今度こそ完全に絞り羽根ユニットをを取り外してみると
ナ、ナント!!!!!
スナップリングがあるじゃぁないデスカァ!!!!!
ナンジャァこりゃぁ?
なんでこんな所にコンな物が落ちてるの?
どうやらコイツの存在が絞り羽根が動かなかった原因のようです。
 
 
確認のために後玉側にひっくり返したり元に戻したりとクルクルやっていたら
今度は前玉側から中玉?のレンズが出目金のように飛び出してきました!
あのスナップリングはこのレンズを固定するための位置決めのリングだったんですね。
でもどうしてそのスナップリングが外れていたのかねぇ?
 
 
という事でフォーカスリングとヘリコイドリング以外は全て分解してしまったようなもんです!
『バッテリ-充電器が届くまでの中継ぎに』なんて言っていたのにトンでもありません!これじゃぁ本格的な大手術ですわ!
まるでレンズが『中継ぎ』扱いされたことに激怒したかのようです。
しかしまぁ、一つのレンズで次から次へとここまでトラブルが量産されているとは…。
 
 
絞り羽根にはグリスが溶けた油が浸潤していたのでベンジンに漬け込んで脱脂しました。
あとで仕上げの拭き上げをします。
 
予想の遥か斜め上をいくトラブルの連続で収集がつかない感じで記事が長くなってしまいました。
そのため今回はここまでにして(その3)に続きます。