







2020年度ピティナ・ピアノステップが
行われました。
・田中 カレン/戯れる春の光
・J.ガーランド/イン・ザ・ムード
ピティナピアノステップは
ピアノを学習するみなさんのピアノライフを
生涯にわたって 継続 向上 個性を応援し
5回10回…と継続して挑戦した方は表彰してくださいます!
文部科学省 後援でもあり
学外教育の重要な機会として 学校に報告も推奨されています。
先日のセミナーで
リベラルアーツについてもお話もありました。
リベラルアーツ、日本でちゃんと紹介されたのは、
ハーバード大学は「音楽」で人を育てる──21世紀の教養を創るアメリカのリベラル・アーツ教育
こちらの本でです。
リベラルアーツとは、一般教養といっても全人格的教育っていってよく・・・
ギリシャ・ローマ時代に生まれた理念で
「人が持つ必要がある実践的な知識・学問」
とされており、
音楽の他に、文法・修辞学・論理学・算術・幾何・天文合わせて7科のことを言うんですね。
音楽がバッチリ入っているところがポイント
バランスの取れた人格形成を目指す!
全人格的教育!!
なので、総合大学には音楽学部があるそうです。
日本みたいに、音楽は音大ではなく総合大学にあるんですね。
そこには、先人の努力があったみたいです。
「ハーバード大学は音楽で人を育てる」によると
アメリカにおいて音楽を専門的に学ぶということは、ここ100年来の傾向に過ぎなかったそうで、
今は、多くの教科と並行して音楽が存在する形が主流になっているそうです。
現在ハーバード大学では、学部生6600名の約半数3000人以上が何らかの芸術活動に携わっていて。
中でも音楽活動は活発でキャンパス内では年間約450の学生コンサートが行われている とのこと。
意外でしたね。ハーバード大学って頭のいい人ばかりで、本を読みながら歩いている?
なんてイメージでしたが!
意外とノリノリで音楽しちゃっているのかも?
じゃあ
なぜアメリカには音楽学部は、音楽大学ではなく、総合大学にあるのか?
ハーバード大学の場合
Commitment to liberal arts & sciences is at the core of Harvard College's mission:
before students can help change the world, they need to understand it.
The liberal arts & sciences offer a broad intellectual foundation for the tools to think critically,
reason analytically and write clearly.
リベラル・アーツと科学の教育はハーバード大学にとって最も中心的な教育理念であり目標です。
学生達は世界に貢献できるようになる前に、まずはリベラル・アーツと科学の教育を通して広い知識の基礎を学び、
比較分析力、判断力、表現力を得るのです。
また
ハーバード大学の一般教養科目はカテゴリーに大別されている
美学的・解釈的理解
文化と信念
経験的・数学的思考
論理的思考
生態体系の科学
物理的宇宙の科学
世界の諸社会
世界の中心のアメリカ合衆国
この中の「美学的解釈的理解」カテゴリーの中に芸術関連科目が含まれていて。
このカテゴリーの目的は、文学・絵画・彫刻・建築・音楽・映画・舞踏・宗教・装飾などの文化的表現を、
理論的かつ批判的に解釈し、芸術の世界と知的に関わり合うこと
芸術の世界と知的に関わり合うこと
だからこそ、
Faculty of Arts and Sciences (芸術科学学部)には
7つの学問(文法・修辞学・論理学・算術・幾何・天文・音楽)がすべて入っているそうです。
芸術科学学部の学生達はそれらのクラスをまんべんなく履修。
それだけ音楽の授業の価値を感じているってことなんですね。
日本の総合大学はここまで徹底されてはいないようです。
だからこそ、
スポーツ得意な子も、
お勉強が得意な子も、
女の子も
男の子も
是非是非、音楽、ピアノでバランスの取れた人間形成を!
また
金澤正剛著『中世音楽の精神史』によると
リベラルアーツとは、自由七科とも呼ばれ、
言語に関わる三科目(文法・修辞学・弁証法)と
数学に関わる四科目(算術・幾何・天文・音楽)があり、
音楽は後者に属していており。
音楽は幾何や天文学と同じく数の論理で説明されるもので、古代ギリシャ思想を源流とした、キリスト教的世界の調和を象徴していた・・・・
中世の大学においてはこの自由七科の要素を引き継いだ教養学が教えられており、音楽の授業では専らこの理論書が使われていた・・・
なるほど。
音楽は数学系なんですね
音楽と数学ってほんと近いと思います。
中学以上の生徒に聞いてみたところ・・・
生徒には音楽していると数学得意になるよって言っています
今回お話しくださった
バイオラ大学のピアノ講師でいらっしゃいます河村まなみ先生
バイオラ大学の場合
芸術科目(音楽、美術のいずれか)は全学生必須。
音楽一般教養のクラスがある。(音楽史入門、ピアノ・クラス、など)
経験があれば、専門クラスやレッスンも受けられる。
音楽学部生でなくてもオーディションに通れば、合唱団、オーケストラ、吹奏楽団に参加できる。(奨学金がもらえる場合もある)
音楽学部主催の演奏会も見ることができる。
メジャー(専攻)マイナー(副専攻)という学位を取ることもできる
一般の学生さんもこんなに音楽を学ぶチャンスがある!
それだけに音楽の必要性を感じているんですね。
アメリカので研究続きです。
音楽の授業がある学校は、ない学校より10%近く出席率が良い。
(The National Association for Music Education.
“Music Makes the Grade.” The National Association for Music Education. Accessed February 24, 2015)
これすごくわかります。
だって、音楽がある日は学校に行くのが楽しみでしたもの・・・
音楽好きな子だったら絶対その日はわくわく、ウキウキ
学校に行くのが楽しい日があれば、自然と学校への足が向くのも一理ありますよね
ピアノのレッスンだけは楽しいから休みたくないっていう生徒多いんですよ
逆に音楽嫌いな子、例えば男の子だって、一定層いるはずなんですが、
それでも出席率が上がってます。
本人が気づいていない効果、影響が音楽にはあるんだと思います。
『音楽のそこ知れぬ力』ですね
音楽教育を受けた子供は、どのレベルであれ、全く受けていない子供より
英語、数学の成績が良い。
(Journal for Research in Music Education, June 2007;
Dr. Christopher Johnson, Jenny Memmott)
音楽教育を受けると、ぜった〜〜〜い耳が良くなります。
聴音って音を聞き取るトレーニングもありますが、
小さいうちから音楽をなっている子は自然と耳が良くなっちゃいます。
母国語(英語)、日本で言うと国語ですね。
国語の学習は、読み書きと言われ、読みが必須です。
この読みと耳は密接な関係があります。
国語学習には音読が良いってよく言われますが、
音楽やっている子は、比較的音読嫌がらないのです。
また算数。
音楽って実はとっても算数的なんですよね。
音符の長さなんかはバッチリ数字に置き換えられるし。
音楽やっている子で算数好きな子、結構多いです。
音楽で算数脳鍛えちゃいましょう
ここにはないですが、
音楽教育は間違いなく耳が良くなります。
英語習得にだって絶対良いはず!!
英国数に良いとなれば!!
受験生さん達 ピリピリしている時こそ、音楽、ピアノを続けるのは良いかもです。
先日
アメリカの大学の音楽部講師をされている
河村まなみ先生のセミナーを受講する事ができ
たいへん感動しましたので
ここに書き留めておきたいと思います。
(保護者様、生徒さんあてには 教室ブログの方で
改めてお伝えしたいと思っております。)
河村先生は たいへんな数の論文を 探求
そして翻訳なさって 私達にお教えいただき
お話は 優しい語り口調で
誰よりも日本人らしいお気遣いがあふれる女性だと思いました
アメリカでの研究です。
カレッジ·ボード(大学入学用全国模試を行う機関)の統計を見ると
2015年に全国模試を受けた高校生のうち、
4年間音楽のクラスを取った生徒は
1年半以下しか取らなかった生徒より
平均92点
総合点が高かった。
(National Arts Administration and Policy Publications Database, “Arts Facts: SAT Scores and the Arts” 1999 – 2015)
4年間音楽のクラスを取った生徒は
一年半以下しか取らなかった生徒より
平均で92点も総合点が高かったそうです。
この試験の総合点は2400点だそうです。
日本でも、高校生には是非音楽クラスを選択して欲しいですね。
また、高校の音楽って3年間フルなところって少ないと思うので、学校側もぜひ取り上げて欲しいですね。
そうして欲しい背景には、ピアノは小学生までは習う子が多いですが、どうしても受験、部活などでやめてしまう子が多いんです。
本当は、もっと中学生になっても、高校生になっても習い続けてくれたら!
伸び盛りの時こそ、ピアノを習い続けたら、学業成績にもいい影響が出る可能性があるかも??
お子さんがピアノ・音楽が好きで、それが気分転換になって、さらに成績にも影響があるとなれば、ピアノ もっと続けたらいいですよね
確定申告の時期になりましたね
毎年の事でいくらか慣れてきましたが
一年に一度。。。
やらなきゃ やらなきゃ。。。
と思いつつ
(やりはじめたら 一日で終わります そんなに大きい収支ではないので)
まとめていた記録や領収書やレシート
マイナンバーカードやカードリーダーなどなど準備して
あれ
前のように 分厚~い 封筒でなくても
あのハガキ。。。来てないよな?
え 何かと一緒に 重ね置いてる????
メール来てる??????
って 探してしまった
そして国税庁のHPももちろん
その他 ググってみたら
2年前()に書かれたものが
ありました。
↑
(リンクを貼らせて頂きましたm(*_ _)m)
昨年e−Taxを利用した人には通知のハガキを送付してない
との事のようです。
昨年 申告時に言ってあったでしょうけど・・・ わかってなかったな