モノづくりベンチャー起業家の挑戦 -26ページ目

モノづくりベンチャー起業家の挑戦

製造技術×IT技術×アイデアを柱に新しいモノづくりの楽しみ方に挑戦しています。

すっかり久しぶりの更新になってしまいました。


10月は売り上げに直結するような忙しさではなかったのですが、個人的にはかなり慌ただしい日々だったような印象があります。


そうなるとついついブログの更新がおろそかになってしまい、反省しています。。。


ブログを書くことが直接売り上げに結び付く訳ではないけど、自分自身は日々省みるということ、さらに以前このブログで言及したこと


今よりもほんの少し前にすすむ


大きな目標に向かって成功へのショートカットを探すのではなく、一歩一歩コツコツと歩くこと、その積み重ねが一番大事だと言う自分の信念がありまして、


その象徴的な行為としてブログを更新することは続けていきたいと考えています。。。


それなのに・・・。


まだまだ修業が足りませんな(-_-)


でも前に進むのにずっと一定というのはやはり無理ですし、やると決めて、足が重くなったりサボったり、でもやっぱり反省してまた始めて・・・この繰り返しでいいと思うんです。


ただ次回は同じような状況が来たとしても同じようにブログの更新がとまってしまうことの無い様、進歩はしていきたいものですね。


、という訳で10月はバタバタと主に社内的なことで忙しく過ごしていましたが、その間に我がリアライズ社の人員は一気に3人も増えまして新しい体制で臨んでいきたいと思います。


気付けはもう11月、11月末決算なので法人第二期が今月で終わります。


今期の総括はまた後日にとっておきまして、第三期に向けた基盤づくりをしていきたいと思っています。



社内ではうれしい変化も多々みられ、仕事がますます楽しくなってきている今日この頃。


抱えるものが大きくなった分責任も増しますがそれを幸せなことだと捉え、もっと多くのお客様に喜んでいただけるようがんばります。


改めて、日本一のモノづくりの会社を目指します。


一歩一歩確実に。

最近読んだ堀江貴文さんの文章の中にとても気になることが書かれていたので紹介します。



~ 以下転載文です ~

世間から「ヒルズ族」と呼ばれていたライブドア時代、分刻みのスケジュールで働く僕を見て、こんなことを言ってくる人がいた。
「もう一生かかっても使い切れないくらいのお金を手にしたんだから、リタイアしてのんびり暮らせばいいじゃないですか。それとも、まだお金がほしいんですか?」
 当初は冗談だと受け流していたのだが、どうもそうじゃないらしい。取材記者から合コン相手の女の子まで、かなりの人が同じようなことを言ってくる。リタイアするだって? なぜそんな話をしているのか、僕にはまったく理解できなかった。
 たしかに、年末ジャンボ宝くじの季節になると「宝くじで一等が当たったら、会社を辞めて南の島でのんびり暮らしたい」といった声を耳にする。いまのあなたも、同じような気持ちでいるかもしれない。
 でも、どこかおかしいと思わないだろうか。
 大金を手に入れたら、リタイアして南の島でのんびり遊んで暮らす。
 要するにそれは、「カネさえあれば、仕事なんかいますぐ辞めたい」という話なのだし、裏を返すと「働く理由はカネ」ということなのだろう。……僕の信念とは正反対とも言える考えだ。
 いまも昔も、僕はお金がほしくて働いているわけではない。自分個人の金銭的な欲望を満たすために働いているわけではない。そんな程度のモチベーションだったら、ここまで忙しく働けないだろう。食っていく程度のお金を稼ぐこと、衣食住に困らない程度のお金を稼ぐことは、さほどむずかしいことではないからだ。

~ 転載ここまで ~



すごく納得しました。


多くの人がお金の為に働いている、これは間違いないことだし僕は堀江さんのようにまだまだ達観はできていないです。まあ当然か。。。


報酬アップが仕事をするうえでのモチベーションになっていることは確かだしね。


ただ、起業して5年程度でまだまだ経営者としてはへなちょこの僕でさえ、「お金の為だけ」に働いているという感覚はかなり薄れてきているのを感じています。


会社をつくるのって世の中の大半の人が思っているよりはずっと簡単だけど、経営を続けることは世の中の大半の人が思っているよりもずっとずっと大変なんです。


以前テレビである有名な経営者の方が「会社をつくってから一日たりとも楽しいと感じたことがない。苦しい日々の連続だった」と言っているのを見たことがあります。


去年僕もストレスからか、円形脱毛症になったりしました。


ただ単にお金の為だけだったらこんな大変な思いをしてまで経営を続けていこうとは思えない。


精神の細い僕みたいな人間にとってはなおさらです。


じゃあ何のために働くのか、僕の中にある答えはとてもシンプルなものです。



仕事を通じて自分自身を成長させる為



カッコ付け過ぎですか?
じゃあこう言ったらどうでしょう。



男をあげる為、男を磨く為



まともに定職につかずバンドに明け暮れた僕の20代。この頃はバンドで成功することが人生の全てでした。


その頃確かにバンドでの成功を夢見ていたけど、それは「大金を掴む為」ではありませんでした。
バンドでお金を稼ぐことだけを目的にしていたらガチャガチャとうるさい音楽はやらずにミュージックステーションに出れそうな音楽をやっていたはずだし。


今考えてみるとまさしく「男を上げる為」にバンドでの成功を夢見ていたことに他なりません。


いろいろあってバンドをやめてしまった時に変な罪悪感のようなものをずっと引きずってしまっていたのですが、そんなこと考える必要はなかったんです。


やってることは変わったけど本質的に目指すところは変わってなかったんですよね。


おそらく10代の頃からずっと。


このことに気付けたことは僕にとってはとても大きなことでした。


もちろん今経営している会社がなくなる・・・・と考えることは恐ろしいことですが、この短い会社経営の中で気付けた働く事の本質というものが揺るがない限りきっと僕は、仮に誰かに雇われる立場になったとしてもその時の立場で「男を磨く為」に仕事ができるような気がします。


好むと好まざるとに関わらず、大半の人が一日の中の多くの時間を仕事というものに縛られて生きています。


この縛りを「お金の為」と捉えてそこで止まってしまうのか、プラスアルファの目的を見出せるか。


ここの違いだけできっと人生は大きく変わってくるのではないでしょうか。

朝一のブログは久しぶりのような気がします。


普段はだいたい5時頃に起きるのですが、この時期の朝は暗いし、けっこう寒い。。。


最近急激に寒くなりましたよね。


風邪をひかないように気をつけなくては・・・。



さてさて、株式会社リアライズでは、1週間ほど前から着手していた事務所内のレイアウト変更が大方終わりまして、これまでよりも随分とちゃんとしたオフィスっぽい装いになっています。


これでお客様をいつお迎えしても良いと言える状態になりました。


製作作業も運営業務も効率よくこなせるようになること間違いなし!


新しい人員を迎え入れる準備もバッチリです。



そうなると別ビルに居を構える缶バッジ部署の方のレイアウトも考えたいと思っています。


缶バッジ部署の方は結構殺伐とした雰囲気がずっとぬぐえずにいるので、さらにそこでその部署が一番の利益を稼ぎ出しているということを考えるとなんだかこちらの事務所のレイアウトを変えたことが申し訳なくも感じてしまいます。


いつも本当にがんばってくれている缶バッジ運営舞台の働きに報いる為に、とりあえずは良い環境で仕事ができるようにしなくてはいけないないと思っています。


昔は仕事をする環境、ここで言う環境というのは身の回りの環境っていう意味なんですが、そういうのは全然気にしてませんでした。


というかそういうことが仕事に影響を与えるなんて思ってなかったし、今でもあまり僕個人としてはそう感じていない部分もあったりします。


でも世の中の大半はそうじゃないらしいのです。


今頃になってようやく気付いた?って感じなんですけどね(^_^;)


10人を超える規模になった今ではそういうことを全体として大事にしなくてはいけいないということを感じています。


どのようなレイアウトなのか、どんなモノに囲まれて仕事ができているか、ということがお客様はもちろんですが、従業員の雰囲気を作り出すうえでものすごく重要なんだと感じています。


なので最大効率で仕事ができるようにこれからはそういうことを大事にしていきます!


缶バッジ製作部署の環境整備、美化を図っていきます。


良い雰囲気のチーム内で生み出されるものはこれまで以上に良い商品となるでしょう★


そういう訳でオリジナル缶バッジ製作REALIZE NET の今後に、乞うご期待!!




アンパンマンの作者であるやなせたかしさんがお亡くなりになりました。


既に多くの方が言及しているかとは思いますが、僕は「アンパンマン」や「手のひらを太陽に」の中にある人生哲学がとても好きでした。


今年富士登山をした際にこのブログでも少し書いたのですが、幸福を実感する為に必要な困難があるということをやなせたかしさんに教えていただきました。


富士山登頂


国も環境もすべて超越した唯一不変の「正義」というものがなんなのかということも教えていただきました。


僕は実際の交友関係の中に、人生や仕事におけるメンターと言えるような師匠がいませんので、主に本や作品の中にそういう存在を求めている部分があります。


そういう意味では間違いなく僕のメンターの一人であったやなせたかしさん。


94歳ということで大往生と言えるのだと思いますが、やはり少なからずショックも受けましたね。


ただただ、いろいろと教えてもらえたことに感謝しています。


もしこのブログを読んでくださっている方で、すこしでもやなせたかしさんの哲学の世界に興味をもたれた方がいるのであれば・・・


明日をひらく言葉


↑の本をオススメします。


アフィリエイトコードなんか貼ってないですよ。


純粋に、僕を指導してくれた教えのひとつとして紹介します。



やなせ先生、どうもありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします。



今日はこれから打ち合わせ。今日も残り少しですが自分と自分の周りにいる人達の幸せの為にがんばります!

株式会社リアライズの佐藤です。


当ブログを読んでくださってありがとうございます。


9月、10月とめまぐるしい日々を過ごしてしまっていてひさしぶりの更新ですがブログを更新していない時でも50人~100人くらいの方が毎日このブログに訪れてくれていてとてもうれしく感じています。


商売の宣伝なのか心模様を綴ったものなのかどっちつかずのこのブログですがあまり気にせずに多くの方に見ていただけるようこれからも努力していきます。


少し昔の話をします。


今からおよそ10年程前に実家の静岡に帰省した際のことです。


当時はお金もなかったので帰省はもっぱら鈍行列車もしくは高速バスでした。


静岡行きの高速バスは高速をおりてJR静岡駅までいくものと静岡IC前までしかいかないバスがあり、普段は静岡駅まで行くバスに乗り、そこから実家のある藤枝駅まで電車で行くという形で帰省していたのですが、その時は乗るバスを間違えて静岡ICまでしかいかないバスに乗ってしまっていました。


静岡ICで降りて、そこから静岡駅までは歩くとかなりの距離があるのでお金がなかった僕達夫婦(まだ結婚前でしたが)は、どうやって静岡駅までいこうかと悩んでいました。


すると、同じく静岡ICでバスを降りたのであろう一人の青年が、



すみません。もしかして静岡駅に行こうとしていますか?僕も乗るバスを間違えてしまって静岡駅にいきたいのでタクシー相乗りしませんか?



と声をかけてきてくれました。


若干汚めの恰好をした(^_^;)見るからに旅人風のその青年の申し出に対して、人見知りでもあった当時の僕は若干抵抗もなかった訳でもないのですが、ものすごく物腰の柔らかい印象であったのとお金の無いその時の状況を考えればありがたい申し出だったので、



そうですね。ぜひ!



と静岡駅までタクシーを相乗りをさせていただくことにしました。


車だとそこまで長い時間ではない静岡駅までの道程の中でその青年は自分が全国を旅しながらたくさんの人に詩を書いているんだと話してくれました。


その当時は僕もバンドで全国をまわっていた頃だったので(笑)対抗してという訳ではないのですが、自分もバンドをしていて・・・・・。


なんて話をしながら、静岡駅までの短い時間の中にしては割と会話も盛り上がったのを覚えています。



静岡駅に着きタクシーを降りる際にその青年が



今日こうして出会えたことに感謝して、詩のプレゼントをさせください。



と一枚のポストカードをくれました。


麻色のポストカードには、



顔晴ろう  詩人せい



と書いてありました。そして、



ありがとうございます。お互いにがんばりましょうね



とお互いの今後の人生の検討を祈りつつその青年とお別れました。



その後彼のことを思い出すことはほとんどなかったのですが、「詩人 せい」という名前だけはなんとなく記憶に残っていました。


それから何年も経ち、旅行で和歌山県南紀白浜のお土産物屋さんに立ち寄った際にそこで「詩人せい」と書かれたグッズコーナーを見つけました。



おお!あの時の青年!!


とかなり感動したのを覚えています。



そして先日、近所のコンビニでJリーガーの中澤選手の本を立ち読みしていた際にせいさんの詩が紹介されているのをみました。


日本に1億2000人の人がいて、毎日10人ずつ出会ったとしても1年で3560人、33707年をかけると1億2000万人と出会える計算になります。

人と人が出会えたのは3万年分の1の奇跡なんです。


言葉尻はあいまいですがおよそこのような言葉が紹介されていました。


少し考えさせられるような言葉でしたね。今あなたと私が出会えていることはそれだけの奇跡の産物なんど考えたら、今自分の周りにいる人達に感謝して日々を過ごしたいという気持ちが強くなりました。


そして、このように偶然の出会いや再会(?)を何度か体験した詩人のせいさんとはまたきっとどこかで会えるような気が・・・、勝手にしています(笑)


http://ameblo.jp/sei365/


その時にご本人に



顔晴っていますよ!



と胸を張っていえるように、今日も日々の出会いに感謝して過ごしていきたいと思います。