PARADISE / LIONEL RICHIE
1996年にリリースされた4枚目のアルバム "LOUDER THAN WORDS" に
収録された 深い夜景が見えてくる "PARADISE" です。
このアルバムは THE COMMODORES 時代から LIONEL RICHIE とタッグを
組んできた大物プロデューサーの JAMES ANTHONY CARMICHAEL を中心に
新たに起用した最強プロデューサーチーム JIMMY JAM & TERRY LEWIS
そして DAVID FOSTER が "CLIMBING" でプロデュースに参加しています。
このアルバムは何んと言っても、前作の "DANCING ON THE CEILING" から
10年もの時間が経ってからリリースされ THE COMMODORES 時代からの
古巣レーベル MOTOWN を離れて MERCURY に移籍した第一弾のアルバムに
なりました。
当時は世界中が待望していたと思いますが、僕も当時待ちに待っていました。
LIONEL RICHIE らしい素晴らしい大人のアルバムだと思います。
■DON'T WANNA LOSE YOU ★
■ORDINARY GIRL ★
■STILL IN LOVE ★
■CLIMBING
このアルバムからは、4枚のシングルがリリースされましたが、コマーシャル
的に、強いシングルがなかったために、全米28位 に終わってしいました。
R&Bチャートでも15位と LIONEL RICHIE にしては、10年のブランクが
響いたのかな。
ただ3曲★が ADULT CONTEMPORARY チャートのベスト10に入るヒットに
なりました。
ちなみに "ORDINARY GIRL" は BABYFACE と共作です。
多くの一流ミュージシャンたちが参加したこのアルバムは GOLD DISK を獲得
したので、何とか健在ぶりが証明できたのかな。
僕はこの "PARADISE" をずっと聴き続けています。
シングルカットもされていないので ADULT CONTEMPORARY チャートにも
入っていませんが、深い大人の領域にある LIONEL RICHIE の傑作の1曲です。
このアルバムがジュークボックスに入っていたら、必ずこの "PARADISE" を
かけていました。
LIONEL RICHIE のことを少し書いています。お時間あれば見てみてください。
■CINDERELLA / LIONEL RICHIE の真骨頂
■MISSING YOU / DIANA ROSS の美しいバラッド
MY DREAM IS STILL ALIVE
ROUGH BOY