CINDERELLA / LIONEL RICHIE
2000年にリリースされた 6枚目のアルバム "RENAISSANCE" から
5枚目のシングルになった "CINDERELLA" です。
LIONEL RICHIE は、やっぱり70年代の THE COMMODORES そして
ソロになった80年代が黄金時代だったなって思います。
なぜか
"DANCING ON THE CELLING" から "LOUDER THAN WORDS" まで
10年もの時間が過ぎてしまって、世界中の人たちが待ちに待っていた
"LOUDER THAN WORDS" がリリースされた時は嬉しかったなぁ。
10年の影響が出たのか、次作の "TIME" も素晴らしいアルバムだった
けれど、アメリカでのプロモーションも弱く、セールスも結果が出ない
ものになって、急速にアメリカでの存在感が薄れました。
そして2000年にリリースされた この "RENAISSANCE" は、完全に
ヨーロッパを意識したアルバムに激変したと思います。
ISLAND に移籍したことの影響だと思いますが、活動拠点もアメリカを
出て、ヨーロッパに移していたのかなって思います。
■ANGEL
■DON'T STOP THE MUSIC
■TENDER HEART
■I FORGOT
■CINDERELLA
5枚のシングルがリリースされましたが、自国のアメリカでは1曲すら
チャートにも入らない事態になり、全米62位 に終わり、アメリカ
での復活とまでいかない結果になりました。
ただヨーロッパでの活動は成功していて、全英では6位のヒットになり
ヨーロッパ各国ではヒットしました。
何んと言っても、この大人なライオネル・リッチーの "CINDERELLA"
はラテンの情熱が伝わるセンスも歌詞もシビれる傑作です。
この曲を共作プロデュースした JOE WOLFE のことは全く知りませんが
彼がこのアルバムでプロデュースした3曲は、全て素晴らしいです。
■MISSING YOU / 亡きマービン・ゲイに捧げた DIANA ROSS の曲
■PARADISE / ライオネル・リッチーの最も艶のある大人の曲です。
MY DREAM IS STILL ALIVE
ROUGH BOY