MISSING YOU / DIANA ROSS | あの頃のアメリカ

あの頃のアメリカ

テキサス・マンハッタン・ハリウッドと
アメリカ滞在時の90年代を中心に 当時の思い出の曲やジュークボックスでかけた曲
R&Bを中心に、80年代 70年代など懐かしい洋楽をご紹介できればと思います。

 

 

MISSING YOU / DIANA ROSS 

 

 

 

 

1984年にリリースされた15枚目のアルバム "SWEPT AWAY" から4枚目の

シングルになった 美しいバラッドの最高傑作 "MISSING YOU" です。

 

この曲は同年4月に

突然命を奪われてしまった R&B界の重鎮 MARVIN GAYE に捧げられた曲です。

THE SUPREMES 時代から、超黄金期の MOTOWN RECORDS を共に築きあげて

支えてきた MARVIN GAYE の悲報から、わずか5ヶ月あまりでリリースされた

この美しく泣ける "MISSING YOU" は同じく MOTOWN を築き支えてきた天才 

LIONEL RICHIE が書き提供されました。

MARVIN GAYE のために LIONEL RICHIE が書き DIANA ROSS が唄うなんて・・・

信じられないようなR&B界の永遠の名曲になりました。

 

歌詞の中にも MARVIN GAYE の名前が出てきますが、美しいこの歌詞のおかげで

"MISSING YOU" という美しい英語の響きと本当の意味を勉強しました。

 

当時ラジオで MARVIN GAYE の悲報を知りましたが、この "MISSING YOU" が

リリースされた時は、レコードを即探しに行きました。

アメリカに行ってライブを観るんだ とリストアップしていた MARVIN GAYE が

まさか、あんな理由で突然いなくなってしまうなんて、世界中の誰もが想像出来

なかったと思います。

ここでは書かないですが、病んでいるアメリカだから起こったことで、世界中の

ファンが驚き悲しんだことでしょう。

 

 

 

このPVも美しくて大好きでした。

何度観ても美しいこのPVには MARVIN GAYE との回想シーンがたくさん出て

きますが、うまく編集されていて、本当に心に響きます。

この曲を唄えるのは DIANA ROSS 以外地球に存在しません。

 

 

 

 

 

 

 

■ALL OF YOU 

■SWEPT AWAY

■TOUCH BY TOUCH 

■MISSING YOU

■TELEPHONE

 

 

 

 

このアルバムから5枚のシングルがリリースされ、全米26位 アメリカ旗 のヒットになり

R&Bチャートでは7位  DIANA ROSS にとって最後のベスト10アルバムに

なりました。

リードシングルになった "ALL OF YOU" は JULIO IGLESIAS とのデュエット曲で

全米19位のヒットになり DARYL HALL と書いた曲 "SWETP AWAY" もヒットし

見事に GOLD DISK を獲得しました。

 

この "MISSING YOU" は、全米10位のヒットになり DIANA ROSS にとっては

最後のナショナルチャートベスト10ヒットになりました アメリカ旗

R&Bチャートでは1位を記録し、ソロ通算5曲目の1位になった曲になりました。

ADULT CONTEMPORARY チャートでは4位を記録しました。

ちなみに

この曲のプロデューサーは JAMES ANTHONY CARMICHEAL で LIONEL RICHIE 

との黄金チームが制作しました。

R&B界に永遠に残る美しいバラッドです。

 

 

 

 

 

MY DREAM IS STILL ALIVE

ROUGH BOY