HOLD ON / SANTANA
僕が初めて SANTANA のシングルレコードを買ったのが、この "HOLD ON" でした。
当時はレコードを買うのか、ラジオからカセットに録音するのか、そんな選択しか
なかった時代ですが、それまでのサンタナは親父のレコードを散々聴いていたので
やっと "HOLD ON" を自分で買ったときのことを思い出します
1982年にリリースされた 13枚目のアルバム "SHANGO" からのリードシングル
このPVをVHSに撮って、何度も観ていましたが、今観てもいいなって思います。
カルロス・サンタナはもちろんだけど、出てる人たちの表情が皆いいなって思います。
あの頃必死で、ラジオを聴いて、ベストヒットUSAをビデオに毎回撮って、洋楽に
洋画アメリカを感じられる写真集に雑誌を集めていたな~
俺は絶対にアメリカに行くんだって思っていました(笑)
あの頃の自分と話をしてみたいな。
いろいろ山のように面白いアメリカの話をしてあげれるし、その話をキラキラした
心で必死で聞く自分が目に浮かびます(笑)
今想うと、よく本当に行ったし、あれだけの時間をアメリカで暮らせたなと思うと
奇跡を感じます(笑)
■HOLD ON
■NOWHERE TO RUN
■WHAT DOES IT TAKE (TO WIN YOUR LOVE)
■NIGHT HUNTING TIME
この "SHANGO" からは、4枚のシングルがリリースされ、全米22位のヒット
SANTANA には、歴代のバンドメンバーやボーカリストがいますが、僕の時代の
ボーカリスト ALEX LEGETWOOD が、いいなって思います。
あの頃は、歌詞の意味も深く考えたこともなかったな・・・
多少英語が分かる今、大人になってみて聴こえてる英語の歌詞は、また違うな。
僕は、とにかく "HOLD ON" という英語が好きです。
この響きも使われる意味も
いろいろな
"HOLD ON" がありますが僕自身、よく "HOLD ON" を使うし、使ってきました。
長く生きていると、その生きた分の人生があります。
まだ続きが、僕の人生に残されているのなら、また奇跡があるのかも知れない。
僕はいつもそう想って
生きてきたのかなって思います。
ALEX LIGERWOOD 時代のサンタナのアイコンとして、歴史に残った "HOLD ON" は
全米15位のヒットになりました
ADULT CONTEMPORARY チャートでも、34位のヒットになったことは、大人に
なった今の自分が聴くと、あの頃に聴いていた "HOLD ON" とは全く違うので、納得
できるなって思います。
"HOLD ON" の作曲者カナダの IAN THOMAS のことは全く知らなかったんですが
どうも、IAN THOMAS 本人が1981年にレコーディングし、地元カナダではヒット
させたみたいですね。
その1年後に SANTANA がカバーして、世界中でヒットしたんですね。
てっきり SANTANA のオリジナルなんだと、ずっと思っていました。
■HOLD ON / THE IAN THOMAS BAND / オリジナル
この "HOLD ON" が世界中でヒットし SANTANA のアイコンの1曲にもなったことで
IAN THOMAS にすれば信じられないようなことが、人生に起こったんだと思います。
どういう経緯で、サンタナがカバーすることになったのかは分かりませんが、間違い
ないことは、ITAN THOMAS にとって夢のような出来事だったはずです。
MY DREAM IS STILL ALIVE
ROUGH BOY