皆様御無沙汰しております。
アトリエスタッフ加藤です。
暑さが日毎に増して参りましたがいかがお過ごしでしょうか。
本年もこどもデザイン室は夏アトリエを開講させて頂く運びとなりましたので、ご案内をさせて頂きます。
アトリエ会員様ではない方にも広くアトリエの活動を体験して頂く為、期間限定のイベントです。
今しかつくることの出来ない、今だからこそ表現できる世界がお子様たちには存在します。
お子様のかけがえのない「成長の奇跡」をお子様本人と、御家族様と喜び合えるような活動に出来たらと思います。
下記の日程にて開催致しますのでご希望の方は、下記のアドレスにて、ご連絡頂き、ご参加頂けたら幸いです。
対象 親子、幼児、小学生
料金 4000円(税込み、材料費含む)
活動講師 荒木、加藤
上小田井アトリエ(一コマ定員6名)
午前の部
10時半から11時半 親子、造形と色遊び
午後の部
14時から15時半 幼児、造形
16時半から18時 小学生、造形
8月6日(木)
午前の部
10時半から12時 幼児、混色
午後の部
14時から15時半 幼児、混色
16時半から18時 小学生、絵画
一宮アトリエ(一コマ定員4名)
8月5日(水)
午前の部
10時半から11時半 親子、造形と色遊び
午後の部
14時から15時半 幼児、混色
16時半から18時 小学生、造形
⚪︎活動の詳しい内容は当日まで秘密にしております。
⚪︎制作した作品は当日お持ち帰り頂けます。
⚪︎幼児、小学生クラスは保護者の方のご入室、ご見学をご遠慮いただいております。
⚪︎活動中の撮影はご遠慮頂きますようお願い致します。
連絡先
mobile/09091904102
mail/ara-ara?@c.vodafone.ne.jp
もしくは
募集期間6月13日から7月10日まで
(先着順にて定員になり次第締め切りとさせて頂き、キャンセル待ちとさせて頂きます。)
ご連絡を頂き、確定しましたらお支払いや持ち物等のご案内を差し上げます。
こどもデザイン室アトリエスタッフ加藤です。
今年度も春を過ぎ間も無く梅雨の時期を迎えようとしています。
そんな中、森とひとのともいきプロジェクト2015、第一回目、山菜採り、田植えを開催しました。

お昼は山菜採りした野草を天ぷらに(画像はフランス菊です)

田植えもしました!去年は一列しか出来なかった田植えですが…


現地の方の助けもあり、皆で植えきりました!
詳しく内容は下記ページへ。
参加して下さったお母様方の声も載せさせて頂いております。是非ご覧くださいm(_ _)m
アトリエ活動のブログを書く事に2年ぐらい前から徐々にフェードアウトしつつ、、書かない理由は分かっているのですが。。中々。。
でも最近書きたい事が出てきたので書こうと思います!
一宮アトリエに通うけんさん!
お家で要らなくなった段ボール箱で何やら制作^^
ももちゃんも凄いアーティストに^^ 楽しそうーー!
流石お父さん!カッコいい―!
完成!お母様が言うには塗った後にその後さらに改良されたのがこれみたいです!
外から見渡した世界が立体物に移しこまれているのが面白いですね!それぞれの面にそれぞれの方向性と世界観。
何より家族皆が同じ方向を向いている感じに共感しました。
素敵な名前で心温まります!
入口マークは表札だそうです^^
素敵な作品有難うございます!
荒木
三月末に行いました展覧会も無事に終了し、デザイン室は2015年度がスタートしています。
春は人に出入りがありバタバタとしながらも今年は不思議と六月ぐらいで少し落ち着いてきた感じとなりそうです。ただ六月頭には夏アトリエの告知、下旬には夏の諸々のイベント告知などで忙しい限りです。
展覧会の画像を少しアップします。
前半は天気に恵まれましたが日曜日午後から崩れてしまった今回の展覧会
何故かこどもの作品は蔑にされがちなのでデザイン室は本質を崩さず展示計画しています。
真ん中はこどもだけが入る事の出来るスペースを設けました!
一歳親子クラスのことこちゃん。いつも素敵な活動を見せてくれてありがとう!
展覧会の様子を会員様のお父様が書いてくれています。
良かったらご覧下さい^^
日曜日のマルシェはあいにくの天気の中脚を運んで下さって感謝感謝でした。
たいへい君の川の家、朝の制作風景。
小学生のこたろう君が制作した機械部品の家は、何でも願いが叶う神社。
神社である事を知った幼児のひろ君は御賽銭をお母さんにおねだり、家族皆でお祈りを!
素晴らしい感覚のお子さんに脱帽。
そんな素晴らしい感覚を持ったひろ君も家庭の事情で残念ながら五月で退会。
お母様とひろ君からの素敵なメッセージ。
もう涙が出そうな自分を必死に堪え、(基本涙もろいので。)さよならは言わずのいつもの「またねー!」で締めくくりました。
さよならは終わりの感じがあり、いつも「またね」といいます。
アトリエで通われたお子さんとは家族の様なものだと思っているので、ずっと繋がっていたいと願う気持ちからこの様な声がけです。
子育てお忙しい中で、人として大切なものとは何かを教えて頂き本当に有り難うございました。
荒木
御無沙汰しています。
日々の仕事に追われてここまで来た感じの2014年度です。
さてデザイン室の年度の締めは展覧会になります!
「2015 こどもデザイン室展」を昨年同様に清須市はるひ美術館にて開催します。
今年は縁がありまして「つながるマルシェみどりとてしごと」様と共催させて頂きます。
他にも内容盛りだくさんにて開催いたしますので皆様御期待して下さい。
※各イベントごとに開催日時が異なりますのでお気を付け下さい
はじめに
私たちは科学の発展により電気製品、車、携帯電話と、あらゆる便利を手にしてきました。知りたい事が有れば小さな画面の中で見つけられる時代であり、今や無くてはならない存在です。しかしそれに伴って何かを失いはじめている事も確かです。
例えば味噌。造るには一年以上の歳月を必要とします。季節ごとに寝かせる期間、味噌を返す期間があり正に手間ひまをかけて熟成させます。
目に見えない力「時」という力を借りてひとつの「食」を生み出す力を遠い昔から私たちは知っています。素材が少しずつ変化し、待つ楽しみを持ちながら、時をかけて口に運ぶ瞬間には食へのありがたみをより深く感じていたでしょう。
子育てをする上でも「待つ」ことはかかせません。こどもは大人から見たら無駄な事ばかりで、大人の感覚では、急き立てたくなることを多々経験した方もあるでしょう。
しかし、自分で出来た。発見した。その時のお子さんの表情は目が輝き、全身を使って喜びます。自身がひとつひとつ身につけたことは、本当の「生きる力」へと繋がります。
どれだけ効率の良い物が世の中に出て来ても、命を持つ子どもは昔から変わらずゆっくりと、毎日の生活の中で成長していきます。
子どもの力を信じて、手出しをせずに見守りながら待つことでその子の世界は広がります。
本企画は、忙しい現代社会の中でも「時」をかけて制作した人・もの・コトを体で感じる事の出来る企画となっております。美術館にてこども達の真っ直ぐな気持ちに触れ、公園にて気の通った食やモノや人と出会い、五条川の桜を見ながら過ごす一日は、その人それぞれの心の何処かに何かを残す、素敵な「時」を与えて下さる事でしょう。
遊びと創造の場 こどもデザイン室 代表 荒木まさかず
●2015 こどもデザイン室展
3/25 [wed] - 3/29 [sun] 10:00~19:00(最終日は17:00まで)
会場 1F 展示室 2 2F オープン展示スペース
●こどもアートカーニバル 2015 - 体験型アート装置 -
3/28[sta] - 3/29[sun] 12:00~17:00
会場 2F オープン展示スペース (入場の際には本フライヤーが必要となります)
今回の展覧会では、2014年4月~2015年3月までの間に制作された1歳~14歳の子ども達による絵画、版画、レリーフ、オブジェ等の作品と夏に行われたキャンプの映像、幼児による一日アトリエ「海賊船2014」の活動作品「森とひとのともいきプロジェクト」映像、それに土曜日、日曜日に2Fにて開催される高学年クラスによる「こどもアートカーニバル 2015」を含め約120点を展示します。大人や先生など教える側が、子ども達に出来るだけ干渉せず、子どもたちが生き生きと自由に創造的に制作した作品です。
同じものが一つとしてない、答えが多様に満ちた創造的な世界を一人でも多くの方々が本展に足をお運び頂き、その成果をご高覧頂ければ幸甚に存じます。
遊びと創造の場 こどもデザイン室 代表 荒木まさかず
●第6回つながるマルシェみどりとてしごと
3/29[sun] 10:00~14:00
会場 はるひ夢の森公園 小雨天決行
「つながるマルシェみどりと手しごと」は「ていねいなくらし」をしたい人たちの心が温かくなるイベントをめざししています。6度目となる今回は、はるひ夢の森公園にて同日、はるひ美術館にて開催される「2015こどもデザイン室展」とご一緒させていただきます。
どうぞ、大切な方と足をお運びください。
出店飲食物は全て動植物食材(肉、魚、卵、乳)・白砂糖は使用していません。
フライヤ―記載順にて出展様のご案内になります
1. ちいさな鳥
岐阜市のアトリエです。
コトバと色と紙と。水彩ポストカード作りコーナーもあります。やさしい着心地の、手づくり子供服も。
2. Loiseau Bleu(ロワゾーブリュ)
できる限りオーガニックな素材を選び、食べた方が笑顔になるようなお菓子と、優しい手ざわりの羊毛フェルト作品。
3. teon
手の温もりや手から生まれるモノたち。手にしたとき、身につけた時、ほんのちょっと気分があがるものを作りたいと思っています。
4. KATERA
身近にある植物や鉱物等と共にカラダや環境に配慮した暮らしを。チンキ剤・蜜蝋クリームや練香水、ブローチなどをお持ちします。
5. chunchunya
シアワセと美味しい笑顔を詰め込んだマクロビ的米粉スイーツ。日々を大切に暮らせる優しさを添えて、お届けします。
6. なごみの花アトリエ
ナチュラル素材のフラワーリース、花雑貨。お部屋に飾った小さな自然、そしてそこから広がる世界を感じていただけたら嬉しいです。
http://nagominoki2.blog136.fc2.com/
7. 萬望工房(まんぼうこうぼう)
四季折々の和菓子を、もっと気軽に楽しんでいただけるよう、店舗を持たずに出展販売している手作り和菓子工房です。
http://blog.goo.ne.jp/manbow-k0-b0
8. かご屋 moily
カンボジアのアンコールワット近くの村。カンボジアの特別な素材を使い、職人たちと共に品質の高いかご作りをしています。
9. Atelier Sacco
古いモノと天然石、そしてk14gfから肌に優しい、赤ちゃんとママに使いやすいアクセサリーを目指して制作しています。
10. karen
花、実、多肉植物等自然素材でリース・アレンジ、ミツロウキャンドルを製作。季節を感じられる作品作りを心掛けています。
11. 農夫が焼く天然酵母の石窯パンÇavasiba
一宮市で農家をしながら国産小麦を使い、練り込む素材はオーガニックの物や自家製自然農野菜など、安心安全なパンを作っています。
12. raffinato noce
ステンシルワークショップでオリジナルのバッグ、Tシャツを作ろう!紙と糸だけで作られたゆらゆら揺れる切り紙モビールも。
http://ameblo.jp/raffinato-noce/
13. ちいさなにがおえやさん
大切なご家族や、大好きなあのひとへの贈り物に。お客さまの心に少しでも寄り添えますよう心を込めてお描きいたします。
14. j♡pink
引きそろえた糸を使いシュシュやアクセサリーを作っています。糸はラッピングにも使えますよ。
15. rashinban
雑貨とも相性抜群で色々なアレンジが楽しめるのが多肉植物の魅力。たまの水やりだけですのでものぐさな方でも育てやすいですよ。
16. 花遊び*千花楽
かわいい木の実やドライ・ブリザードフラワーをあしらった心温まるリース・フラワー雑貨です。あなたのお気に入りをみつけてくださいね。
17. kireiro
「暮らしが楽しく、ちょっぴりしあわせになる」布雑貨。
18. couleur douce(クルールドゥース)
ぷっくりした色とりどりの多肉植物を、ジャンクにアレンジしたリメイク缶に寄せ植えしています。
19. iwashikujira
絵をかいています。お部屋にちょこっと飾っていただけるような、小さな原画やオブジェ。家族やこどもの似顔絵もあります。
20. koto koton* (コト・コトン)
ナチュラルテイストのちょっとかわいいアクセサリィをお届けします。
大人から小さなお子さまのふだん使いに…。
http://ameblo.jp/ciel-bleu-2012/
21. 自然と暮らしの家
僕たちは自然栽培で作物を育てながら、僕たち自然栽培農家がお勧めする、身体と心が美味しいと感じる商品をお届けします。
https://www.facebook.com/pages/
22. cosy
香りを愉しむだけでなく、自然療法としてのアロマテラピーを大切な家族との暮らしに。
手作り石鹸 ルームコロン
rigolo cafe
マルシェ主催。あなたの周りにも私の周りにも見知らぬ誰かの周りにも、小さな一滴から幸せが拡がっていきますように。
ingreen
マルシェ主催。庭つくり人。手配り通信「わがやを天国に」を毎月発行。毎日の小さな楽しみの重なりが幸せを作ると信じています。
マルシェの最新情報・出店者詳細などは
ingreen松田さんのブログにても発信しています
●会場中心にてInformationRoomが設置されています
InformationRoom
川合 泰平
各企画のご紹介に加え、Re±design projectの商品をご用意しております。Re±design projectとは、不要となったものの記憶の素材を使用して新しく生まれ変わらせ、古き良き時代の思い出と現代のひとを繋ぐプロジェクトです。
「川の家」提供:きそがわ日和
きそがわ日和は、美濃加茂市の美しい自然の風景や静かな古い町並みを楽しみながら、点在するアート、建築、工芸、音楽、食文化を巡り、ゆっくりと時間を過ごしてもらうアートプロジェクトです。
タイヘイ工房
http://taihei-kawai.jimdo.com/
きそがわ日和
http://www.kisogawa-biyori.com/top.html
協力・共催 つながるマルシェ タイヘイ工房 design office SWITCH
後援 名古屋芸術大学
主宰・お問い合わせ先 遊びと創造の場 こどもデザイン室
旧年は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
久しぶりのブログとなりました。。申し訳ございません。
何分今年度は非常に大変で苦しんでるのが現状です。
3月の展覧会迄はぶっちぎって走り抜ける感じです。走りぬけられるか不安でも走らねば^^!
来年度はもう一人スタッフを入れないと苦しいかな~っていう感じです。
とにかく今年度は今年度で頑張ってやり切ります!
スッタフの加藤さんには本当本当にいつも大変な仕事を頑張ってくれて、、感謝感謝です。ありがとう!
今年度から始めたともいきプロジェクトも無事にラスト雪遊びを残すだけとなりました!楽しい、実りある企画となりブログで紹介出来ず申し訳ない限りです。。3月の展覧会では皆様に分かる形でお見せ出来ると思いますのでしばしお待ちください。
又今回の展覧会は、「つながるマルシェみどりと手しごと」さんと共催企画となりました素敵な方々が近くに見え、会員様のご紹介から出会う事が出来ました。どうぞこちらも楽しみにして下さい。
ご案内は2月中頃となります。是非皆様3月の展覧会には脚を運んで下さい。
「つながるマルシェみどりと手しごと」
代表のrigolo cafe めぐさん
ingreen 松田りささん
夏アトリエ開催のお知らせ
暑さが日ごとに増してまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年も8月に「こどもデザイン室の夏アトリエ」を開催致します。
この御案内は、アトリエ会員様ではない方にも広くアトリエの活動を体験して頂く為期間限定で行うイベントとなります。
いましかつくれない、いまだからこそ表現できる世界がこども達にはあります。今年はどんな絵画が、オブジェが生まれるでしょうか。
お子さまの制作したかけがえのない「成長の奇跡」をどうぞご覧ください。
下記の日程にて開催いたしますので、ご希望の方は下記のアドレスにて、是非ご参加頂き、ご連絡下さい。
皆様のお越しを心よりお待ちしています。
●「 2014 こどもデザイン室の夏アトリエ 」
対象 親子、幼児、小学生(会員様以外でもどなた様でも参加出来ます)
料金 各4000円(税込)(材料費含む)
活動講師 荒木・加藤
活動内容は当時まで秘密ですその日に制作して持って帰る事が出来ます。
活動内容の参考例はブログをご覧下さい。
上小田井アトリエ(定員6名)
8月2日(土)
午前 10時30分~12時 親子・造形
午後 14時~15時30分 幼児・造形
午後 16時30分~18時 小学生・造形
22日(金)
午前 10時30分~12時 幼児・色面混色
午後 14時~15時30分 幼児・造形
午後 16時30分~18時 小学生・絵画
一宮アトリエ(定員4名)
8月9日(土)
午前 10時30分~12時 幼児・造形
午後 14時~15時30分 小学生・造形
午後 16時30分~18時 小学生・絵画
20日(水)
午前 10時30分~12時 幼児・色面混色
21日(木)
午前 10時30分~12時 幼児・色面混色
・幼児・小学生クラスは保護者の方のご入室、ご見学をご遠慮いただいております。
・活動中の写真撮影はご遠慮いただいております。
連絡先 mobile/09091904102 mail/ara-ara?@c.vodafone.ne.jp
荒木
募集期間 6月22日(日)~ 7月20日(日)(先着順にて定員になり次第締め切りとさせて頂き、キャンセル待ちとなります)
募集期間中にメールか電話にて御希望クラス、日時をお知らせ下さい
(御連絡を頂き、確定しましたら支払いや持ち物等の御案内を差し上げます)
森とひとのともいきプロジェクト第一回5月18日 田植えを無事迎えました。
当日は天気も晴れて、絶好の田植え日和でした。
午前中には山菜採りをし、私の母につくってもらった西尾さんのお米のおにぎりを食べ、お昼からは田んぼの中でこどもたちはそれぞれの時間を遊びました。
私はアスファルトの上で多くを生活するこどもたちに、土の踏み具合を少しでも多く感じて欲しいと思っています。
山菜取りに入った山の中の土と田んぼの中の土はまた異なります。
田んぼの中に入る時はこどもたちはとまどいつつも笑みをこぼし、声を上げながら入っていきました。
土の上を踏むことはあっても土の中に埋まってどろが吸い付いていくという感覚は、滅多に味わえることではありません。
生き物取りに没頭する子、泥を掛け合う子、それぞれです。
後には田植えもしました。手で植えるときも泥が吸い付いてくるような感触は今でも記憶に残っています。
自分が植えたものがまさか実をつけて食べられるというのは子どもたちのこころに残るような気がします。
その経過を見ていけるというのが、ともいきプロジェクトの醍醐味です。
[ いきものがつくる食べ物 ]
前回下見に行った際、西尾さんから良いお話を聞きました。
「生き物無しではおいしいものはつくることが出来ない」私は幼い頃、母に「畑にいるミミズは良い土にしてくれて、おいしい野菜にしてくれるの」と教わりました。
「虫が食べている葉っぱの野菜は必ずおいしいよ。生き物が教えてくれる」とも言われたことがあります。
土に根を生やし、いつしか実をつけ私たちの口に入る食材のおいしい元は土にあり、その土を良くしてくれるのは生き物であるということ。
現在私たちが食しているスーパーに並ぶ食材のほとんどが農薬を使われた生き物のいない世界でつくられたものたちです。
それら全てを今から変えようとすることはとても難しいことですが、生き物と私たち人間は食でつながる存在であることを知ることだけでもとても大きなことだと思います。
生き物を持ち帰ることで、びっくりされた会員様も見えたかと思います。
こちらも勉強不足でご迷惑をおかけしました。
名古屋というひとに沿った環境は生き物にとって酷なものなのだと会員様のお話を聞いて実感しています。
ただ会員様の中にはおたまじゃくしをかえるにまで成長させた方がいらっしゃって、そのお子さんは「それぞれかえるの色が違ってた」と話してくれ、変化を感じていたようです。
共に同じ時間を過ごしたからこそ分かることですね。
またある方は死んでしまったおたまじゃくしを家の裏にこどもと埋めてあげたそうです。
田んぼに帰してあげたというお話も聞きました。
命を大切に。捨てるのではなく還してあげる。というお母さんの優しいこころを多く感じ、その姿をこどもが見ていると思うとじんと心に響くものがありました。
これからは持ち帰る方法も考慮しつつ、生き物の良さを伝えてあげたらなと思います。ご協力頂ければ幸いです。
アトリエスタッフ 加藤千恵