デキル人の企画とは
こんにちは、イナミネです。
仕事で、何か企画を考えるように言われるとき、どうしていますか?
企画にもいろいろあります。
業務の効率化、営業の提案、広告の提案、仕事のシステム化。。。
でもご存知のように、本当はあらゆるものが企画ですよね。
家族旅行も、貯蓄も、買い物だって、実は企画です。
それほど、企画は本当は身近なものです。
では、企画は何からはじめますか?
ひとまず、いろんな調べモノから始めますか? 人に聞きに行きますか? 考え込みますか?
私がおすすめする、企画の最初のステップは
「目標を確認する」
ことです。
勿体つけて、何だ!と思うかもしれません。
しかし、本当の目標を確認しないと、相手を満足させる企画はできません。
「売り上げを上げるため」とか「仕事の効率化」ではまだ不十分。
「売り上げを上げるため」ならば、いくらまで?何を使って?何を売る?
いつまでに?という細かい条件も把握する必要があります。
より具体的な目標を設定するということです。
さらに、相手の感情や期待していることも勘案したほうがいいですね。
たとえば、
上司からの指示であれば、その上の上司に対してほめられたい?
または上司が、失敗続きで逆転したい?
はたまた、スピード重視ででっち上げでいいから、速さを訴えたい?
目標を深く考えることが良い企画のキモですね。
キャリアアップも、資格に走ることがポイントではなく、
周囲のニーズや要望にいかに応えるかか
が重要なのです。
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毎秒毎秒、インプットする
こんにちは、イナミネです。
毎日忙しくしていますか?
本を読む時間もない、人と合う時間もない。 アイディアを練る時間もない。
インプットする暇なんか無い!
そんな日々になっていますか?
でも、実際には人は、日々いろんな情報にさらされ、また、逆には生み出しています。
入ってくる情報としては、
・ちらりと目に入った電車の中吊り広告、
・耳にした噂話
・家族がつけっぱなしにしているテレビ番組の話題。
・ネットのバナー広告、などなど。
一方で、生み出す情報は、
・内外の情報を組み合わせて、思いついたアイディア
・ぼんやりしていて、頭に浮かんだ気付き、想像
などなど。
ものの本によると、人の頭の中には、一日の間に何十万の想い、 感情、思考が生まれては消えているそう。
世にあふれている情報は、検索すれば、見つかるかもしれませんが、自分の頭にひらめいた、アイディアや気付きは自分にしか価値はありません。
この小さなトピックを失うのはモッタイナイですね。
そんな小さなトピックを、毎日のネタを記録するのは、ずばり、メモ帳をいつも持ち歩くことです。
メモ帳の体裁は問いません。
重厚な皮のシステム手帳でもいいし、○○の成功手帳でもいいし、はたまたボイスレコーダでもいいです。
人によっては、運転中もメモができるように、膝にメモをくくりつけているという人もいます。
私は、いつも持ち歩いて失くしやすいので、捨てても惜しくない、A4の紙を4つに切ったものをクリップで束ねています。
なにか思いついた、面白かった、気になった、感情が揺れたことをどんどん書き込む。
これのいいところは、終わったネタは、ぽいぽい捨てられること。
面白いメモは、そのままノートに貼り付けて保存してもいい。
無くなったときの、補充もその辺の裏紙です。
惜しいことはなにもないです。
惜しいのは、自分の頭に、一瞬だけうかんだアイディアを見逃すこと。、
ぜひやってみてください。
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お客さんの気持ちがわかる実験
こんにちはイナミネです。
機能や値段で差別化ができなくなってしまった、今の商売は心理戦です。
お客さんの感情をつかんで、それを満たすことでモノを売る。
小売業はその典型です。
入口に野菜売り場があるのも、左回りに設計されているのも、レジの横に電池やアメが置かれているのも、お客の心理戦に沿った策です。
経済心理学なんていう研究もあり、心理戦はさらに激化しています。
- 経済は感情で動く―― はじめての行動経済学/マッテオ モッテルリーニ
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本もいいですが、お客さんの気持ちを体感する方法があります。
それは単純に自分の気持ちを観察すること。
大きく、感情が揺れるときは特に良い機会。
お店で花を買おうとしたときに、目に入ったPOPにぎょっとしたとき。
最後にこれを買おうと思ったときに、一番気にしていたこと、見栄?他人へ話したい気持ち?
そういう事が他の人の心の中でも起こっています。
相手の心理に敏感になることは、対人関係構築にもいいですね。