目標を達成できない最大の理由
ご存知でしょうか?
目標が失敗しやすい理由の最大の原因は、「目標を忘れること」です。
会社で目標管理表みたいなものをつくっていませんか?
年度の初めや半ばで作るアレです。
会社の中長期目標や年度目標から掘り下げて、各部門ごとの個別目標設定、さらには部門のメンバー個人目標へと展開していく。。。
なんて格好はいいですが、あまりうまくいっていないのも事実のようです。
目標の設定の仕方がいまいちだったり、部下に説明がうまくできな上司がいたり、目標の評価もかなり上司によってばらつく など、いろいろ理由はあるようです。
日々の個人の目標達成や進捗状況をきちんと把握しているか、はたいてい各人任せです。
多くの人は日々の仕事に流されて、最後のレビューを行う時にに体裁をつけるだけ、という場合も多いようです。
それでも、適当に評価されて、給料がもらえるのが「会社員」としてのあいまいさです。
しかし会社の目標管理は、あいまいでも、自分の本音の目標は忘れてはいけません
仕事人としてのキャリアは、長期戦です。
20代で会社や仕事の基礎を覚える。
30代で大きな仕事を成し遂げる。
40代で部下育成を含めた組織への寄与を行う。
というのが大枠の考えですが、多少のずれはあります。
その中で目標を忘れずに日々仕事をしていくことが 必要ですね。
一番の対策は目標を書いて、目前のパソコンや机に張ることです。
「目標を忘れないことが、目標を達成することへの近道」
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文章力が、キャリアの分かれ道
イナミネです。
文章力を問われる時代になりました。
コミュニケーションが口頭だけでなく、文章を介して行われる比率がぐっと、増えてきたからです。
このブログも典型ですね。
ブログで、文章を書いて、人に影響を与える。アフィリエイトで商売を作る。
情報商材というのも、結果として文章力のある人が書いたものが残っているようです。
情報商材のような、形の無いものは文章で、読み手に印象付けて、購入ボタンを押させることになります。
まさに文章力。
ここでいっている文章力は、テニオハや、学校で教えてくれる作文能力とはまた違うものです。
関心を引き、理解させ、納得させる。
もっと身近な例で言うと、メールですね。
メールで報告、メールで状況をやりとり、メールで商談。
文章力によっては、上司に認められ、客に喜ばれ、同僚の信頼を得られます。
逆に、上司に怒られ、客の不満をあおり、同僚が離れていきます。
メールで単なる事務連絡を超えた、文章力の必要性を感じてください。
ここで、本をご紹介。
学術論文から、社内報まで、多様な応用が利く、読まれる文章の書き方がうまくまとまっています。
- 「超」文章法 (中公新書)/野口 悠紀雄
- ¥819
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高速に仕事を進める人がやっていること
こんばんは。イナミネです。
仕事の遅い人の特徴のひとつは、先を読まないということがあります。
ある作業をこなす。
そして立ち止まる。
たとえば、営業に行けといわれて、客先を訪問します。
訪問先で言われた「○○に関心があるんだけど」といわれます。
ここで、それに反応するかどうかの判断もあるのですが、まずはひとつのチャンスと考えます。
この状況でやるべきことは、先の筋書きを考えることです。
○○の情報を提供することで、客への次の訪問タイミングを得る。
次の訪問時には○○に関連した自社商品の提案をする。
そのときの説明パターンは、○○に関心のある人が喜びそうな提案とする。
といった感じです。
トラブルに合ったときもそうです。
客に納品したものが故障した。
まずは、先方へ行って状況を確認する。即座の応急処置を行う。
そのとき、客先を慮った会話をするよう心がける。
平行して上司への報告、対策プランを提案する。
といった内容ですね。
シナリオはパターン化され安いものです。
従来のシナリオではうまくいかないこともある。
それならば、その経験を生かしてシナリオのパターンを増やす。
場数ももちろんあります。
でも、シナリオをいくつ、どのくらいのスピードで作れるか、行動に移せるか。
それは意識すれば高められるスキルです。
仕事は先を読んで、対処を講じていくシナリオ力の勝負でもあります。