野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座 -60ページ目

人の報告の取り扱い方

こんにちは、イナミネです。

仕事を進めていくにあたって、人からの情報を判断しなければならない事があります。

その人からの情報が正しいかどうか?

イコール、その人自身が信用するに足る情報ソースか、ということがあります。

つまり、その人に対して、一定の評価をもっておくことになりますね。

他人を評価するなんて、神様でもあるまいし、とは思います。

でも、現実は互いに評点をつけあっているのが世間であり、自分もそれにさらされているわけです。

そういう客観性をもたないと、一方的に「ボクはかわいそう、あいつはヒドイ」と、被害者になりたがるコドモになってしまいます。

人の判断は難しいですが、一番基本になるのは、

一方聞いて、沙汰するな

だと思います(笑)。

人は相対する人に対して異なる顔を見せます。

ある人が、

Aさんに対しては厳しく

Bさんに対してはフレンドリーに

ということはよくあるでしょう。

相手が上司や部下であったり、長い付き合いの人であったり、いろいろ場面が異なれば態度も異なります。

それぞれ、Aさん、Bさんの印象は異なるものになるはず。

Aさんは、悪い評価をもち、Bさんは、よい評価をもつでしょう。

Aさんの話も聞き、Bさんの話もきき、そして自分も付き合う中でその人についての判断をもっておく。

でも、人は変わりますから、時々評価も更新しておく必要がありますよね。


ちなみに、これ、少し前の大河ドラマ「篤姫」で、主人公の天璋院篤姫が、よく口にしていました(笑)。

余談ながら、天璋院篤姫について、沙汰する十分な知見は私にはありません。

でも、幕末の混乱期に、大奥へ嫁入りするという火中のクリを拾うような人生を全うした人物に、根性がすわっていないはずはないと思うのです。

世のトップに座る人物への圧力は我々凡人には想像を絶するはずです。

人が動かずにいられない理由

こんにちは、イナミネです。

文章でも、スピーチでも、そうですが、メッセージは人に動いてもらうためのものです。

メッセージ力は仕事術の根幹でもあります。

では、どうしたら、人は動くか?

個人的なオーラが出ている人は、ともかく、凡人のわれわれは研究する必要がありますね。

一番の基本はこれです。

人が動く動機は

1)めくるめく快楽を得られる

2)苦痛から逃げる

このいずれか、または両方ですね。

1)は大金がもらえるとき、食べたいものが食べられる、とか、いろいろ考えられます。

2)は会社に行かなくてすむ(笑)、つらい腰痛から逃げられる。などいろいろあります。

上のような例はわかりやすい場合です。

本のタイトルはこんな動機を刺激することに頭を費やしています。

人が集まるブログや記事もそうですね。

ベストセラーになった本、
「年収10倍の勉強法」
「金持ち父さん、貧乏父さん」
「○型自分の説明書」

などもそれぞれ、買ってもらうための動機を匂わせています。

「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」・・・読めば年収10倍の快楽

「金持ち父さん、貧乏父さん」・・・読めば金持ちになる快楽、貧乏になる苦痛から逃げる

「●型自分の説明書」・・・読めば、自分というかけがえのないものをうまく使いこなす快楽

ですね。

この二つの動機、もっと身近な、自分や周囲の人の日々の行動にも強く影響しています。

それはまた次回

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読みたくなる文書を書く、シンプルな原則

こんにちは、イナミネです。

メールやブログ、Webで「文字をよむ」コミュニケーションの多い時代です。

だからこそ、文章力は大切。

ごくごく基本的ですが、重要な文章技術をご紹介します。

1.一文でひとつのことを述べる。できなければ文を分ける。

2.主語と述語は近づける。

3.「~のようだ」「~可能性がある」などあいまいな表現はできるだけさける

4.トピックは整理して、同じようなものはまとめる。


例をひとつだけ。

「特に、重要なことは上司への報告だったが、先月の急激な売り上げの落ち込みで、報告に躊躇して、日々対処におわれていたが、全体的な改善を進言することを決心し、不安顔のメンバーをあつめて、腹案とともに開いた対策会議をもとに行った報告が、後から考えると重要な意味をもった。」

これはひどすぎると思いますが、似たようなケースはありそうですね。

言いたいトピックは

・上司への報告が重要な転機となった

・報告は、腹案をもとにメンバーとの会議をベースに作成した

・売り上げの落ち込みで、対処に追われていた

の3つに集約されそうです。

これを一文づつにし、間をつなげていくことで、改善されるはずです。


仕事で使う文章は、定型的であり、事実がきちんと伝わればいいものです。

心情を述べたり、読者の心を揺さぶる意図がある小説や詩とは違います。

だからもっとカンタンなはず。

天賦の才はいりません。だれでも学んで、練習すればうまくなります。

だからこその仕事術です。


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