処理屋の発想、マネージメントの発想
こんにちは、イナミネです。
毎日少しづつ、春らしさから初夏へ向かう季節の変化を感じますね。
■■■■
さて、会社に入った頃は、仕事の処理を覚えていきますが、あるレベルにくると、それでは評価されなくなります。
できて当たり前だからです。
■■■■
よくある中堅社員の愚痴にこういうのがあります。
「どうしたいか言ってくれ」
「指示されればやるから」
こういう愚痴が許されるのはある時期までです。
これは処理屋の発想です。
■■■■
決まったことをこなせる人はいくらでもいます。
外部に委託したっていい。
代わりはいくらでもいる、ということは価値はないということです。
■■■■
最近の電化製品は、どれも同じようなものになり、違いがわからなくなりました。
それは、売れる仕様や機能さえ、決まってしまえば誰でもそれなりに作れるからです。
ここで価値を生むのは、「売れる仕様」を決めることです。
■■■■
仕事も同じです。「どうしたらよい成果を生むか」「どんな内容ならば期待に沿えるか」は、誰も解を知りません。
解を見つける、そのための思考をする、そのための研究をする、試案をだし、実行する。
それが評価されることです。
成果を出すのが、マネージメントならば、やることの内容を決めるのもマネージメントです。
「言われたとおりにやる」処理屋さんとは段階が異なっているのです。
<関連記事>
・商品に違いはない、人にも違いはない
・考え方が違いを生む。
・人の評価は見た目で決まる、は本当か?
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毎日少しづつ、春らしさから初夏へ向かう季節の変化を感じますね。
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さて、会社に入った頃は、仕事の処理を覚えていきますが、あるレベルにくると、それでは評価されなくなります。
できて当たり前だからです。
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よくある中堅社員の愚痴にこういうのがあります。
「どうしたいか言ってくれ」
「指示されればやるから」
こういう愚痴が許されるのはある時期までです。
これは処理屋の発想です。
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決まったことをこなせる人はいくらでもいます。
外部に委託したっていい。
代わりはいくらでもいる、ということは価値はないということです。
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最近の電化製品は、どれも同じようなものになり、違いがわからなくなりました。
それは、売れる仕様や機能さえ、決まってしまえば誰でもそれなりに作れるからです。
ここで価値を生むのは、「売れる仕様」を決めることです。
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仕事も同じです。「どうしたらよい成果を生むか」「どんな内容ならば期待に沿えるか」は、誰も解を知りません。
解を見つける、そのための思考をする、そのための研究をする、試案をだし、実行する。
それが評価されることです。
成果を出すのが、マネージメントならば、やることの内容を決めるのもマネージメントです。
「言われたとおりにやる」処理屋さんとは段階が異なっているのです。
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・商品に違いはない、人にも違いはない
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・人の評価は見た目で決まる、は本当か?
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非道徳な意見は、どうでしょう
こんにちは、イナミネです。
震災の件では、海外のマスコミではいろいろな報道がされたようですね。
食品のみならず、電子部品まで汚染されている、とか
ガンが多発するとか、
日本に行くと、大変なことになるとか。。。
■■■■
一つ賞賛されていたのは、日本人が暴動や略奪もせず、整然と互いに助け合い、活動していたことでした。
このことは、日本の新聞やテレビでも、海外での評価として歓迎されていました。
でも、私は、この報道について、すこし不安を感じていました。
というのは、元気がない羊の群れのように見えているのではないか、と感じたからです。
■■■■
たとえば、荒廃した国土という意味では同じ境遇の終戦直後は、暴動や略奪もあったはずです。
それだけ血の荒い、元気なエネルギーにあふれた連中がたくさんいたとも思えます。
■■■■
報道や常識的に受け止められていることには、必ず別の見方があります。
例えば、
・戦争はあってはならないことだ
・節約や自粛は今、必要なことだ
・人に嫌われないことが大事だ
などに対して、は常識的に思われています。
しかし、「当然正しいと考えられている」ことを信じていると、新しい発想はできません。
■■■■
・戦争はある。防衛力(=相手を殺傷することができる)を磨け。
・節約や自粛は、経済活動を活性化しない。復興には金がいる。浪費や経済活動こそが必要だ。
・人に嫌われない人物は、無害であり、裏を返せばいなくても困らない人物だ。
そういう発想こそが、差別化につながります。
実際には、こういうことが「現実」です。
■■■■
男女差別はいけない、と言われていますが、男性と女性の顔の怪我による保険金は違います。
年齢差別はいけない、と言われていますが、人員募集には年齢が明記されています。
「戦争反対」と叫んでいる国は、軍事の準備をしていないので、戦争でない交渉の場でも脅されて外交交渉でも負けます。
親切なリーダーはなめられ、極悪で冷酷なリーダーは畏怖されて、人が従うことはよくあることです。
■■■■
マスコミや先生が言っていることを、あえて別に考えて実際に行動してみる。
他と違うからこそ、バッシングされますが、注目もされます。
成果を出す人は、敵も多いことはありがちです。
<関連記事>
・商品に違いはない、人にも違いはない
・考え方が違いを生む。
・人の評価は見た目で決まる、は本当か?
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震災の件では、海外のマスコミではいろいろな報道がされたようですね。
食品のみならず、電子部品まで汚染されている、とか
ガンが多発するとか、
日本に行くと、大変なことになるとか。。。
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一つ賞賛されていたのは、日本人が暴動や略奪もせず、整然と互いに助け合い、活動していたことでした。
このことは、日本の新聞やテレビでも、海外での評価として歓迎されていました。
でも、私は、この報道について、すこし不安を感じていました。
というのは、元気がない羊の群れのように見えているのではないか、と感じたからです。
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たとえば、荒廃した国土という意味では同じ境遇の終戦直後は、暴動や略奪もあったはずです。
それだけ血の荒い、元気なエネルギーにあふれた連中がたくさんいたとも思えます。
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報道や常識的に受け止められていることには、必ず別の見方があります。
例えば、
・戦争はあってはならないことだ
・節約や自粛は今、必要なことだ
・人に嫌われないことが大事だ
などに対して、は常識的に思われています。
しかし、「当然正しいと考えられている」ことを信じていると、新しい発想はできません。
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・戦争はある。防衛力(=相手を殺傷することができる)を磨け。
・節約や自粛は、経済活動を活性化しない。復興には金がいる。浪費や経済活動こそが必要だ。
・人に嫌われない人物は、無害であり、裏を返せばいなくても困らない人物だ。
そういう発想こそが、差別化につながります。
実際には、こういうことが「現実」です。
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男女差別はいけない、と言われていますが、男性と女性の顔の怪我による保険金は違います。
年齢差別はいけない、と言われていますが、人員募集には年齢が明記されています。
「戦争反対」と叫んでいる国は、軍事の準備をしていないので、戦争でない交渉の場でも脅されて外交交渉でも負けます。
親切なリーダーはなめられ、極悪で冷酷なリーダーは畏怖されて、人が従うことはよくあることです。
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マスコミや先生が言っていることを、あえて別に考えて実際に行動してみる。
他と違うからこそ、バッシングされますが、注目もされます。
成果を出す人は、敵も多いことはありがちです。
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最悪の事態が発生しました!
こんにちは、イナミネです。
久しぶりに仕事で外出しました。
新入社員とおぼしき人が、数人で、大きな声で語り合っています。
研修や実習の感想や、学生気分での不平等、話して笑いあっていました。
これもまた、季節の風物詩ですね。
■■■■
さて、震災後の復興もそうですが、福島原発の事故の状況が、すこしづつ、悪く説明されています。
マスコミではこれをいろいろ叩いています。
ひとつ、私が気になるのは、「最悪の事態」があとからあとからでてくる事です。
■■■■
ひとたび報告される、最悪の事態というのは、「最悪」であって、本来はこれ以上悪くなってはいけません。
仕事も同じです。
仕事でトラブルなどが起きたとき、「最悪の事態」を想定します。
すると、逆に「これ以上は悪くならない」という覚悟が決まります。
最悪の事態で、何が起きるかが見えてしまえば、その範囲内で手を打てばよい。
■■■■
例えば、客先から、「納品したばかりの製品が壊れた」という情報が入ります。
その場合、
・壊れたことで、人身の安全という影響はあったのかどうか
・壊れたことで、お客さんの仕事や商売に影響があるのかどうか、あればどの程度か
・壊れた製品は、すぐに交換できるものか、特注品のようにできないのか
・修理や復旧にどの程度の時間や、人員、コストがかかるのか
等、といった情報を集めて確認することで、この場合の「最悪の事態」が見えます。
■■■■
「最悪の事態」は、「損害賠償」なのか、「取引停止」なのか、「現場で謝罪して終わり」なのか。
ずいぶんと幅はあります。
一番深刻なケースは、会社全体への波及、一番軽いのは、担当が決められる範囲。
これらが見えることで、打ち手も決まるし、緊急度も決まります。
初動もゆっくりでいいのか、一分一秒を争うのか。
上司や周囲の動きも変わります。
■■■■
こういうことを適切に、情報収集し、判断し、報告できることが、求められていることです。
「福島原発」はまったく、他人事ではないのですね。
<関連記事>
・厭だけど、、上司に悪いことを報告するには
・周囲の顔色をうかがえ
・人の評価は見た目で決まる、は本当か
・上司に好かれたいですか?
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これもまた、季節の風物詩ですね。
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さて、震災後の復興もそうですが、福島原発の事故の状況が、すこしづつ、悪く説明されています。
マスコミではこれをいろいろ叩いています。
ひとつ、私が気になるのは、「最悪の事態」があとからあとからでてくる事です。
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ひとたび報告される、最悪の事態というのは、「最悪」であって、本来はこれ以上悪くなってはいけません。
仕事も同じです。
仕事でトラブルなどが起きたとき、「最悪の事態」を想定します。
すると、逆に「これ以上は悪くならない」という覚悟が決まります。
最悪の事態で、何が起きるかが見えてしまえば、その範囲内で手を打てばよい。
■■■■
例えば、客先から、「納品したばかりの製品が壊れた」という情報が入ります。
その場合、
・壊れたことで、人身の安全という影響はあったのかどうか
・壊れたことで、お客さんの仕事や商売に影響があるのかどうか、あればどの程度か
・壊れた製品は、すぐに交換できるものか、特注品のようにできないのか
・修理や復旧にどの程度の時間や、人員、コストがかかるのか
等、といった情報を集めて確認することで、この場合の「最悪の事態」が見えます。
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「最悪の事態」は、「損害賠償」なのか、「取引停止」なのか、「現場で謝罪して終わり」なのか。
ずいぶんと幅はあります。
一番深刻なケースは、会社全体への波及、一番軽いのは、担当が決められる範囲。
これらが見えることで、打ち手も決まるし、緊急度も決まります。
初動もゆっくりでいいのか、一分一秒を争うのか。
上司や周囲の動きも変わります。
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こういうことを適切に、情報収集し、判断し、報告できることが、求められていることです。
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