最悪の事態が発生しました! | 野心家サラリーマンの昇給・昇進スキルアップ講座

最悪の事態が発生しました!

こんにちは、イナミネです。

久しぶりに仕事で外出しました。

新入社員とおぼしき人が、数人で、大きな声で語り合っています。

研修や実習の感想や、学生気分での不平等、話して笑いあっていました。

これもまた、季節の風物詩ですね。

■■■■

さて、震災後の復興もそうですが、福島原発の事故の状況が、すこしづつ、悪く説明されています。

マスコミではこれをいろいろ叩いています。

ひとつ、私が気になるのは、「最悪の事態」があとからあとからでてくる事です

■■■■

ひとたび報告される、最悪の事態というのは、「最悪」であって、本来はこれ以上悪くなってはいけません。

仕事も同じです。

仕事でトラブルなどが起きたとき、「最悪の事態」を想定します。

すると、逆に「これ以上は悪くならない」という覚悟が決まります。

最悪の事態で、何が起きるかが見えてしまえば、その範囲内で手を打てばよい。

■■■■

例えば、客先から、「納品したばかりの製品が壊れた」という情報が入ります。

その場合、

・壊れたことで、人身の安全という影響はあったのかどうか

・壊れたことで、お客さんの仕事や商売に影響があるのかどうか、あればどの程度か

・壊れた製品は、すぐに交換できるものか、特注品のようにできないのか

・修理や復旧にどの程度の時間や、人員、コストがかかるのか

等、といった情報を集めて確認することで、この場合の「最悪の事態」が見えます。

■■■■

「最悪の事態」は、「損害賠償」なのか、「取引停止」なのか、「現場で謝罪して終わり」なのか。

ずいぶんと幅はあります。

一番深刻なケースは、会社全体への波及、一番軽いのは、担当が決められる範囲。

これらが見えることで、打ち手も決まるし、緊急度も決まります。

初動もゆっくりでいいのか、一分一秒を争うのか。

上司や周囲の動きも変わります。

■■■■

こういうことを適切に、情報収集し、判断し、報告できることが、求められていることです。

「福島原発」はまったく、他人事ではないのですね。


<関連記事>
厭だけど、、上司に悪いことを報告するには
周囲の顔色をうかがえ
人の評価は見た目で決まる、は本当か
上司に好かれたいですか?


--------------------------------------------
読者登録歓迎しております。
いただければこちらからも登録します。お気軽にどうぞ。

◆コメント歓迎です

読者になる
--------------------------------------------