こんにちは。
わたしは年末に、鳥取県の伯耆大山にある、大神山神社(おおがみやま)を参りました。
大山は中国地方随一の霊場であり、弥勒菩薩の浄土(兜率天)の割れた岩の一つでもあるという起源があります。
なお、残りの岩は、吉野と熊野と言われておりますよ。
大山は晴れていたのですが、今回は年越し寒波が襲い、大山は去年よりも雪まみれとなってしまいました。
※林の半分が雪まみれ
ここは大国主さまが降り立ち、国造りはじまりの地としても有名な場所です。
大国主さまがスクナビコナと降り立ったのは、確実に夏だなと、わたしは予感しました😅
そもそも、大神山神社が車で30分も離れて、本社と奥宮に分けられているのは、
雪で祭祀ができなくなるから、なのです😅
※大神山神社の本社
が、辿り着けました‼️
大山はこのひととき、晴れてくれたからです。
まったく空は青くないですが、雪が止んで晴れてくれたのです☀️
※大山の交差点
さて、大山の麓は、山陽地方にいるわたしたちが一度も目にしたことのないくらいの大雪に見舞われました。
しかし、国交省と書かれた超巨大な除雪車が、わたしたちの前に現れます。
一気に県道が開かれました。
すごーーい‼️
この日は全国的に雪予報だったのですが、
なんと鳥取県は大雪のために、信号が停電になったのですって😅
この日はまだコロナ感染者は0人でした。
わたしたちは山陰キャンペーンに乗っかって、なんと宿代も半額で、クーポンまでもらってウハウハでした😅
まだ15日くらい前のことなんですけどね😅💦
とういうことで、無事に大山寺に到着です‼️
こんもりとした雪で、いったい何がなんやら😅💦
手を洗いたいのですが、あそこに向かうと、わたしの可愛い娘が遭難します。
ちなみに旦那と息子は大山寺は避けて、とっとと大神山神社奥宮に向かいました😅💦
さて、大神山神社はもともと大山寺の中にありました。
神仏分離の令により、分かれたのですね。
718年、金連上人によって大山寺は開設されています。
大神山神社の創設は、平安時代に修験道の僧侶が大山の遥拝所として設けたのが前身です。
今は比叡山の末寺として、整えられておりますよ。
よって大山寺は天台宗のお寺なのです。
お稲荷さんがあったので、命懸けで近づきます。
稲荷系の名にかけて、雪には負けません。
それにしても、大山は迫力が違いますね‼️
神の宿る山、厳かな雰囲気に包まれています。
お不動さんのもとへは、近づけませんでした😅
あそこまて向かうと、身体の半分が埋まってしまうのです。
大山寺に到着しました‼️
なんとか、道は開かれていますが、本堂が半分埋まっています。
しかし、ここからが大変でした❗️
なんとお賽銭を投げ入れるのに、雪の壁を滑り落ちるという一苦労があり、てんやわんやです😅
参拝させてくださり、ありがとうございます‼️
大山の吹雪が止んだのが幸いでした。
雪深い山の天気は一瞬で変わるので、タイミングを要するのです。
顔をなでなでしました😅
さて、今から大神山神社奥宮を参ります⛩
距離はそんなに長くはありません。
雪が止んでいる間に登拝です‼️
地蔵信仰が残っているので、
参道もお地蔵さんが並んでおりますよ。
お地蔵さんも雪まみれですね。
鳥居が見えました‼️
「大雪の中、よくぞ参られた❗️」
今年も無事に参拝できて良かったです✨✨
実はこの大神山神社には、折々で家族全員で参拝しているのですが、
娘をお腹の中に授かったとき、それに気が付いたのが、この場所だったのです。
2013年の夏。
お腹の中に赤ちゃんがいるよ、と山の神が教えてくれたのです。
わたしは8年間も不妊に悩んでいたので、奇跡の妊娠でした。
そんな授かりものである娘は屈強な脚力で先に向かってしまっておりませんが😅💦
たくましい体育系女子として育っております💦
おおー、ついに奥宮が見えました。
旦那と子供たちが手を振っております😅←見えん
辿り着きました‼️
空が優しく光っています。
無事に参拝して、おみくじを引いたりしていると…
突然、天候が変わります🥶
ヤバい❗️
吹雪が始まりました。
急いで下山しないと。
こな〜ゆきい❄️
とのんきに歌いながらも、下山をします。
と言うわけで、大寒波が襲った伯耆大山でした‼️
なお、このあとは島根県の美保関にわたり、あられが降る中、神の小径を散策していたのですが、
なぜか誰一人風邪を引く人はいませんでした。
また成長した子供たちを連れて、必ず参ります‼️